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CROSS-24 限界突破! 乗りこえろクリボーの壁!

遊戯王5D's SOUND DUEL 03遊戯王5D's SOUND DUEL 03
(2011/02/16)
TVサントラ

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 修正後のダルクは、けっこう純粋キャラになっとります。

 大人しそうな外見からは、とても想像できないだろう。《クリボー》による絶対防御壁を築きあげ、ドロー加速を繰りかえし、地道にライフポイントを削っていく。強かな戦略を練りあげていく彼女に、残りライフが1700ポイントにまで削られてしまった。ダルク・ウェイトリィへの声援が、歩行者天国いっぱいに広がっていく。ギャラリーは数百にも達しそうな勢いだ。応援に慣れてきたダルクさんは、元気いっぱいに自分ターンを始める。こうして活気ぶりを見るに、少年ぽさが伺える。



【6ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
アキ:《ローズ・バード:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。永続罠《アイヴィ・シャックル》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ダルク:永続罠《クリボックス》が発動中。


「俺のターン、ドロー。手札から速攻魔法《クリボーの宝札》を発動。手札の《だめクリボー》を墓地に送り、デッキからカード2枚をドローする。勝利の方程式はできあがったね。《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3・チューナー》を攻撃表示で召喚」

「手札から速攻魔法《アルパカを呼ぶ笛》を発動。デッキから《アルパカ:攻撃力800・Lv2》を特殊召喚。装備魔法《戦線復活の代償》を発動する。《アルパカ:通常》を墓地に送り、墓地から《森の聖獣 アルパカリブ:攻撃力2700・Lv7》を特殊召喚! 《ローズ・バード》に攻撃するよ!」

 陽光に照らされて、《森の聖獣 アルパカリブ》が神々しく輝いている。顔を見上げようとすると、青空が視界一面に広がる。ゆっくりと近づいてきた聖獣は、《ローズ・バード》を踏みつぶした。ぶわりと、葉羽が散らされていく。自分ライフが800ポイントにまで押されていった。

「攻撃表示の《ローズ・バード》が戦闘破壊されたことにより、モンスター効果を発動。デッキから植物族のチューナー2体。《スポーア:守備力800・Lv1・チューナー》と《グローアップ・バルブ:守備力100・Lv1・チューナー》を守備表示で特殊召喚する」

「壁モンスターを出したようだけど、そうはいかない! 手札から速攻魔法《アルパカの魅惑》を発動だよっ。《アルパカ》が存在するとき、相手守備モンスター全てを攻撃表示にして、そのパワーを1000ポイント下げる。2体とも攻撃力0ポイントになるよね」

 水色ボブカットのメイド少女、《アルパカ・ガール》。ステッキをかかげ、ぐるりと回転を決めた。振りまかれた星々が煌いている。その愛らしさに、観客たちが湧きだした。ウィンクを弾かせて、《スポーア》と《グローアップ・バルブ》を誘惑しようとしている。これは不味い。

「《スポーア》をリリースして、カウンター罠《ポリノシス》を発動。《アルパカの魅惑》の発動を無効にして破壊する。《グローアップ・バルブ》は攻撃表示にならない」

 《スポーア》が花粉を放ちながら消滅。それを吸った《アルパカ・ガール》が、くしゃみを繰りかえしている。色仕掛けどころではなくなった。しかし、攻撃宣言は可能だ。怒った《アルパカ・ガール》が、ステッキを投げつけてきた。《グローアップ・バルブ》に命中して、戦闘破壊。

「攻撃宣言していないのに、勝手に《アルパカ・ガール》が動いちゃった……。ターンエンド」



【7ターン目:アキ】LP800、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アキ:永続罠《アイヴィ・シャックル》が発動中。

ダルク:装備魔法《戦線復活の代償》を装備した《森の聖獣 アルパカリブ:攻撃力2700・Lv7》&《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3・チューナー》が攻撃表示。永続罠《クリボックス》が発動中。


「私のターン、ドロー。墓地から《ローズ・バード:Lv4》を除外して、墓地から《スポーア:攻撃力400・Lv1・チューナー》を特殊召喚。除外した植物族モンスターの分だけ、このカードのレベルがアップする。《アイヴィ・ウォール:攻撃力300・Lv2》を攻撃表示で召喚」

 《スポーア》が《ローズ・バード》を飲みこんで、数倍にまで巨大化する。そのレベルは5になった。

「レベル2《アイヴィ・ウォール》に、レベル5《スポーア》をチューニング!」

「冷たい炎が、世界の全てを包みこむ。漆黒の花よ、開け! シンクロ召喚! 現れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン:攻撃力2400・Lv7》!」

「《ブラック・ローズ・ドラゴン》のシンクロ召喚により、モンスター効果を発動。フィールドのカード全てを破壊する。ブラック・ローズ・ガイル!」

 紅薔薇竜の飛翔に、どよめくギャラリー。薔薇吹雪が荒れぬけて、《森の聖獣 アルパカリブ》と《アルパカ・ガール》を吹きとばした。永続罠《アイヴィ・シャックル》も破壊される。

「ただでは破壊させない。《クリボックス》を墓地に送り、デッキから《ネクロ・クリボー》を墓地に送る」

 グリグリー。ドクロを抱えた《クリボー》が、地面下へと跳びこんでいく。墓地から除外することにより、戦闘ダメージを0にしてしまうモンスター。自分墓地に《クリボー》が2種類以上あれば、さらに1枚ドローされてしまう。ここまで守備を固めているのか。目が合うと、ほんのりと微笑んできた。本当に抜かりのない決闘者だ。未だに相手ライフを削れていないことに、焦りが湧いてくる。

「1度だけ使用可能なモンスター効果。デッキのカード1枚を墓地に送り、墓地から《グローアップ・バルブ:守備力100・Lv1・チューナー》を守備表示で特殊召喚する。ターンエンド」

 墓地に送りこめたのは、植物族モンスター《椿姫ティタニアル》。



【8ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アキ:《グローアップ・バルブ:守備力100・Lv1・チューナー》が守備表示。

ダルク:無し。


「俺のターン、ドロー。装備カード《アルパカ・クエイク》を発動。墓地から特殊召喚できれば、アドバンテージ得なんだけどね。手札から《デブアルパカ:攻撃力2400・Lv5》を特殊召喚し、このカードを装備。そして、相手ライフに500ポイントのダメージを与えるよ」

 力士のようなアルパカが、高層ビルディングに囲まれた宙空から落ちてきた。地面が揺らいで、衝撃が這ってくる。ライフが300ポイントにまで削られてしまった。

「このカードにより特殊召喚された《デブアルパカ》が相手モンスターを戦闘破壊したとき、破壊されたモンスターの攻撃力分だけダメージを与えるんだ。《グローアップ・バルブ》を攻撃!」

 体重から想像もできない、《デブアルパカ》の大跳躍。《グローアップ・バルブ》が圧しつぶされた。残りライフは200ポイント。後一歩で敗北に落ちてしまう数値だ。ぐらりと意識が揺らいだ。背後に崖が迫って、踏外しそうになった。そんな気分にまで追いつめられてしまう。ダルクさんの勝利を手押しするように、声援が高まっていく。もう少しで十六夜アキに勝てるぞと。



【9ターン目:アキ】LP200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アキ:無し。

ダルク:装備カード《アルパカ・クエイク》を装備した《デブアルパカ:攻撃力2400・Lv5》が攻撃表示。


 相手ライフは4000ポイント。ダメージを与えようにも、相手墓地には《ネクロ・クリボー》が控えている。手札にあるカードは《増草剤》のみ。このドローにかけるしかない。遊星の名を呟くと、ダルクさんの視線がじっと刺してきた。優しそうなマリンブルーの瞳は、うっすらと揺らいでいる。

「私のターン、ドロー。魔法カード《貪欲な壷》を発動。墓地のモンスター5体をデッキに戻し、デッキから2枚ドロー。永続魔法《増草剤》を発動し、墓地から《グローアップ・バルブ:守備力100・Lv1・チューナー》を特殊召喚する。墓地から《椿姫ティタニアル》を除外して、装備魔法《薔薇の刻印》を発動。《デブアルパカ》のコントロールを得て、このカードを装備する」

 1枚だけ投入した《貪欲な壷》が、僥倖へと導いてくれた。《デブアルパカ》の頬に、薔薇の刻印が浮かびあがる。ぼぉっとした表情で、私フィールドへと歩いてきた。

「レベル5《デブアルパカ》に、レベル1《グローアップ・バルブ》をチューニング!」

「聖なる森に潜みし、華麗なる棘の狩人よ。戒めの鞭を持ちて、今こそ姿を現せ! シンクロ召喚! 現れろ、《スプレンディッド・ローズ:攻撃力2200・Lv6》!」

 右半身がブラック。左半身がグリーン。奇妙な衣装を着た、金髪ショートヘアーの女性が、スマートに着地した。このモンスターをもってしても、ダルク・ウェイトリィの表情は揺らがない。《ネクロ・クリボー》に守られているという安心感があるからであろう。そうはいかない。

「手札から《供養花:Lv1》を墓地に送り、相手墓地から《ネクロ・クリボー》を除外する。そして、《スプレンディッド・ローズ:植物族》の攻撃力を500ポイントアップさせる」

 花が手向けられ、墓地から《ネクロ・クリボー》が昇天していった。優しい聖光に祝福されながら、安らかなる表情を浮かべている。胸に抱えられたドクロまでもが。

「そんな……。《ネクロ・クリボー》が成仏しちゃうなんて……」

「《スプレンディッド・ローズ》でダイレクト・アタック! 墓地から《グローアップ・バルブ:植物族》を除外することにより、攻撃力を半分にしての追加攻撃ができる」

 サイクロンに包まれた《スプレンディッド・ローズ》が高上昇。その背景には、高層ビルディング。両足をそろえると、足飾りが薔薇が咲いたように見える。ジョーカーのごとき奇妙な動きで、全身を球回転させていく。腕に巻きついた蔦を振りながら、キックを急速下降させていく。攻撃力2700ポイント。追加攻撃で1350ポイントもの戦闘ダメージを与える。決まれば、私の勝ちだ。

 《スプレンディッド・ローズ》の連続蹴りが、胸元にヒットした。小鳥のような悲鳴を零して、ダルクさんが吹きとんでいく。そのライフは0ポイントへと落ちていった。



「はぁーっ。負けちゃった……」

 そう言うと、ダルクさんがスターチップを渡してきた。その手に力はこもっていない。これで、3種類がそろった。WDGP予選の1日目と考えれば、順調すぎるぐらいだ。いまだに、手の震えが止まらない。受けとったスターチップを落としそうになる。負けてもおかしくはないデュエルだった。ダルクさんのデッキの一番上にあるカードを確認すれば、速攻魔法《虹色の糸》。墓地から《ナイトクリボー》を回収して、ダイレクト・アタック能力を使用されれば、私はあっけなく負けていただろう。緊張が足先まで伝わって、わずかながらにも足どりが不安定となってしまう。

「アキさん。ドキドキのデュエルだった。ありがとう。俺のスターチップは2個。まだまだスターチップを稼いで、決勝戦まで進むからね。アキさんにリベンジするよ」

「ダルクさんなら、絶対に進める。何とか辛勝できたけど、あなたの強さが身にしみたわ。私は決勝戦まで行くつもりだから、お互いに頑張ろうね」

「うん! アキさんとデュエルできて、本当によかった。ボクね。決勝戦に向かって頑張るよ! あっ、それから……ボクに対しては呼捨てでいいよ。アルマもね」

 敗北直後は悔涙を浮かべていたが、希望へと駆けあがっていく表情をしている。握手をした。人間とは思えない感触だけど、どうでもいい。寝込んでいるというアルマさんによろしく言って、私たちは別方向へと歩んでいった。豪雨のような拍手が続いている。

 気になることは多いけど、今はWDGP予選に集中しよう。





【エピソード3-WDGP予選編・その8】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

負けて勝っての繰り返しだと予選は割りと続けられるね。予選であまり伸ばすのもアレだが。禁止カードは違和感ないし問題ない。
ダルクの新シンクロはいつ出す予定?

DTC2はDTC1と違ってやる価値あるかな~。絶版になった魔轟神やジュラック、ナチュルや一番人気のある13弾のカードが無駄な再録なしで手に入るのは有難いが、枚数が多いから当てにくいという。1万以上(100回)は回さないと。
8期フォーマットは・・・慣れるしかないか。最近やっと一番大きな文字テキスト以外に慣れたところ。
案外、中間の文字テキストはかっこよさを崩さないで見易いから正解。

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 スターチップ集めは2日で、3日目はバトルロワイヤルの重要部分だけ書く予定です。ゼアルでいえば、ジェットコースター・デュエルに該当。キャラが多めになります。

 ダルクのスターチップ集めデュエルは2回ですので、2回目で出そうと思います。5つのスターチップをレアカード1枚に変えられるルールも使用して。

 まぁ、8期も慣れてきました。大文字は、視力悪い人にとってはありがたい面もあるかな。
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