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CROSS-51 フォア・ザ・ユニコーン

遊戯王5D's SOUND DUEL 03遊戯王5D's SOUND DUEL 03
(2011/02/16)
TVサントラ

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 前回のデュエルを修正しました。

「おーっと! ライフポイントが0となり、敗北したかに思われる鬼柳選手。モンスター効果で敗北とはなっていないようだ。これは、これは意外なる展開だ。しかし、アンドレ選手のリードには変わりない。ここから、どう追いあげていくのか! このライディング・デュエル、目が離せません!」

 MCがスタジアムに解説を響きわたらせた。とてつもない瘴気が背後から迫ってくるようだ。自分の有利さにもかかわらず、喰われそうになるプレッシャーが冷汗をにじませる。

「カード効果でライフポイントを失ったことにより、《インフェルニティ・デストロイヤー》を手札から捨て、手札から《インフェルニティ・ゼロ:守備力0・Lv1》を特殊召喚した。どちらも、《インフェルニティ・ダーク・エンジェル》でサーチしたカードだ。このカードが場にあるかぎり、ライフ0でも敗者にはならない。500ポイントのダメージを受けるごとに、デスカウンター1つを乗せる。3つ溜まったら、このカードは破壊される。《インフェルニティ・ゼロ》は戦闘破壊されない」

 何ということだ。こんな戦略を使ってくるとは。向風が重く叩きつけてくる。加速を続けるも、D・ホィールが速くなったという実感が湧かない。オーバーブースト・システムの代償がきたのだろう。後方から鬼柳が、じりじりと迫ってくる。カーブ地点をテクニカルにきり、逃げきった。

「《ロック・キャット:攻撃力1200・Lv3》を召喚し、墓地から《キーマウス:守備力100・Lv1・チューナー》を守備表示で特殊召喚する。《デストラクション・ジャマー》で墓地に捨てたカードだ」

「レベル3《ロックキャット》とレベル2《アルパカトークン》2体に、レベル1《キーマウス》をチューニング! 頼むぞ、ジャンの相棒!」

「天駆ける雷よ! 漆黒の大気を貫き、その雷撃で大地を燃やせ! シンクロ召喚! 照らせ、《ライトニング・トライコーン:攻撃力2800・Lv8》!」

「《ライトニング・トライコーン》で《インフェルニティ・ビートル》に攻撃する」

 レッドホーンを頭部から生やした黄金馬が、天空から駆けおりてきた。コースを疾走している俺と並んで、ともに走ってくれる。《インフェルニティ・ビートル》へと突進して、両肩から生えたブレードで切裂いた。チームメイトが見守ってくれるようで、プレッシャーが和らぐ。

「カード1枚をセットして、ターンエンドだ」



【6ターン目:鬼柳】LP0、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アンドレ:魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

鬼柳:《インフェルニティ・ゼロ:守備力0・Lv1》&《インフェルニティ・リベンジャー:守備力0・Lv1→10・チューナー》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

スピード・カウンター:アンドレ+1 鬼柳+5


「俺のターン、ドロー。《インフェルニティ・ミラージュ:攻撃力0・Lv1》を召喚してリリース。墓地から《インフェルニティ・ビートル:守備力0・Lv2・チューナー》と《インフェルニティ・デストロイヤー:攻撃力2300・Lv6》を特殊召喚。《インフェルニティ・ビートル》をリリースして、デッキから同名モンスター2体を守備表示で特殊召喚する」

「レベル6《インフェルニティ・デストロイヤー》に、レベル2《インフェルニティ・ビートル》をチューニング!」

「死者と生者、ゼロにて交わりしとき、永劫の檻より魔の竜は放たれる! シンクロ召喚! いでよ、《インフェルニティ・デス・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》!」

「《インフェルニティ・デス・ドラゴン》のモンスター効果を発動。《ライトニング・トライコーン》を破壊して、その攻撃力の半分だけダメージを与える。この効果を使用したターン、《インフェルニティ・デス・ドラゴン》は攻撃できなくなるがな。インフェルニティ・デス・ブレス!」

 漆黒のブレスに飲みこまれて、《ライトニング・トライコーン》は跡形もなく消滅した。俺のライフが2600ポイントにまで燃やされていく。轟くような衝撃により、D・ホィールを不安定に揺らせてしまう。何とかクラッシュしないように押えこんだが、鬼柳の追いあげを許してしまった。

「《ライトニング・トライコーン》が破壊されたことにより、墓地から《サンダー・ユニコーン:攻撃力2200・Lv5》を特殊召喚する。仲間の意思は継がれていく!」

「スピード・カウンター4つ以上あることにより、伏せていた《Sp-シンクロ・パーツ・リターン》を発動。シンクロ素材となった《インフェルニティ・デストロイヤー:攻撃力2300・Lv6》を復活させる。このターンには攻撃できないがな。レベル6《インフェルニティ・リベンジャー》にレベル2《インフェルニティ・ビートル》をチューニング!」

「地獄と天国の狭間。煉獄よりその姿を現せ、《煉獄龍 オーガ・ドラグーン:攻撃力3000・Lv8》! 《サンダー・ユニコーン》に攻撃する。このカードは魔法&罠カードを無効にできる」

 煉獄火炎を噴出させて、コース全体を紅蓮に包みこむ。《サンダー・ユニコーン》は灰燼と化されて、800ポイントの戦闘ダメージを受けてしまった。新たに得た《Sp》をセットしていたのか。このターンは攻撃してこないと油断していたようだ。オーバーブースト・システムによりスピードはダウンしている。ライフが1800ポイントにまで落ちたとき、ついには追いぬかれてしまった。



【7ターン目:アンドレ】LP1800、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
アンドレ:《ライトニング・トライコーン:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

鬼柳:《インフェルニティ・デス・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》&《煉獄龍 オーガ・ドラグーン:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。《インフェルニティ・ゼロ:守備力0・Lv1》&《インフェルニティ・リベンジャー:守備力0・Lv1→10・チューナー》が守備表示。

スピード・カウンター:アンドレ+2 鬼柳+6


「俺のターン、ドロー。モンスター1体を裏守備表示でセット。カード2枚をセットして、ターンエンド」

 起死回生のチャンスを引当てた。しかし、このカードは相手にも可能性を与えてしまうもの。これに賭けるしかない。前方では、鬼柳がぐんぐんと距離を離している。ライフも一気に削られてきた。アドバンテージ保持のためにも、《Sp》2枚は伏せておいた。敗北への崖っぷちが視界を過ぎってしまう。湧きだしてきた弱きは、すぐに吹きとばした。



【8ターン目:鬼柳】LP0、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
アンドレ:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード3枚をセットしている。

鬼柳:《インフェルニティ・デス・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》&《煉獄龍 オーガ・ドラグーン:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。《インフェルニティ・ゼロ:守備力0・Lv1》&《インフェルニティ・リベンジャー:守備力0・Lv1→10・チューナー》が守備表示。

スピード・カウンター:アンドレ+3 鬼柳+7


「俺のターン、ドロー」

「この瞬間、君の手札は0枚でなくなった。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》のモンスター効果を発揮できない。罠カード《和睦の使者》を発動。このターン、いかなる戦闘ダメージも無効となる」

「スピード・カウンター3つを取りのぞいて、《Sp-スピード・ストーム》を発動。相手ライフに1000ポイントのダメージを与える。自分スタンバイフェイズにスピード・カウンター3つを取りのぞけば、このカードを墓地から回収もできる。満足するまで、あと少しだ」

 衝撃烈風が前方から走りぬけ、ライフを800ポイントにまで削っていく。これでも、鬼柳のスピード・カウンターは4つ残っている。このターンを切りぬけて、次なる自分ターンで勝利しなければ。ライフ0ポイントにまで追いつめたのに敗北してしまう。

「戦闘破壊はできないが、《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》で攻撃させてもらう」

 ハンドレス・コンボ封じのモンスターに攻撃してきたのか。業火が激流のごとく襲いかかってくる。戦闘破壊こそはされなくとも、リバースはする。攻撃してくれない方が、ありがたいのだけどね。

「《メタモル・ポット:守備力600・Lv2》のリバース効果を発動。お互いのプレイヤーは手札全てを捨て、デッキからカード5枚をドローする。5枚のカードを受けとりな!」

「ほぅ。ありがたく使わせてもらうぜ。墓地から《インフェルニティ・ビートル》を除外して、手札から《インフェルニティ・デス・ソードダンサー:守備力700・Lv5》を守備表示で特殊召喚する。このカードが存在するかぎり、最も攻撃力の高いモンスター以外は攻撃対象とならない」

 鬼面の剣士が、ロングソードを振りかざした。蒼炎が噴きあがり、《インフェルニティ》を守護するように燃えあがる。《インフェルニティ・ゼロ》への貫通攻撃により、1500ポイント超えの戦闘ダメージを与えられれば勝利できる。そう読んでいたのだが、それも難しくなった。

「《インフェルニティ・デス・ドラゴン》のモンスター効果により、《メタモル・ポット》を破壊する。その攻撃力の半分350ポイントのダメージを受けてもらうぜ!」

 《和睦の使者》では、効果破壊まではガードできない。ダークブレスが《メタモル・ポット》を爆発させて、土屑へと粉砕した。ライフは450ポイントにまで減らされた。D・ホィールが不安定に蛇行し、さらに距離を引伸ばされる。鬼柳への声援が勢いを増しているようだ。もう後がない。

「カード4枚をセットして、ターンエンドだ」



【9ターン目:アンドレ】LP450、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アンドレ:魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。

鬼柳:《インフェルニティ・デス・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》&《煉獄龍 オーガ・ドラグーン:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。《インフェルニティ・ゼロ:守備力0・Lv1》&《インフェルニティ・リベンジャー:守備力0・Lv1→10・チューナー》&《インフェルニティ・デス・ソードダンサー:守備力700・Lv5》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード4枚をセットしている。

スピード・カウンター:アンドレ+4 鬼柳+5


「俺のターン、ドロー」

「スタンバイフェイズより、永続罠《スピード・シャウト》を発動。3ターンの間、お互いのスピード・カウンターはスタンバイフェイズに乗らず、《スピード・ワールド2》の効果も使用できない」

 《スピード・ワールド2》による効果ダメージでは、勝負を決められないようだ。いいだろう。セットカードも含めれば、このターンで8枚のカードを使用できる。満足させてやるよ!

「スピード・カウンターが4つ以上あることにより、伏せていた《Sp-ダッシュ・ビルファー》を発動。表側守備表示の《インフェルニティ・ゼロ》のコントロールを奪う。これが通れば、君の負けだ!」

「通さない。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》のモンスター効果により、無効にする」

「スピード・カウンターが2つ以上ある。《ハイスピード・クラッシュ》を発動。《インフェルニティ・ゼロ》と、自分フィールドのセットカード1枚を破壊する」

「カウンター罠《インフェルニティ・バリア》を発動。無効にして破壊!」

 これで、鬼柳のセットカードは2枚だ。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》により、カード効果を防がれることもない。少しずつだが、突破口が開いていく。コースは1周を果たして、応援してくれているジャン&ブレオが見えた。信頼してくれている眼差しだ。フォア・ザ・ユニコーン。ただ勝利のために、俺は加速する。鬼柳の背中へと、少しずつだが距離を縮めていく。

「スピード・カウンターが4つ以上あることにより、《Sp-アクセル・サイクロン》を発動。相手の魔法・罠カード1枚を破壊する。さらに、《幻角獣ヒュプノコーン:攻撃力1400・Lv4》を召喚。相手フィールドのみにモンスターが存在することにより、セットされた魔法・罠カード1枚を破壊する」

 竜巻が鬼柳のフィールドをえぐりとり、《幻角獣ヒュプノコーン》がセットカードを圧しつぶした。破壊したカードは《インフェルニティ・ブレイク》に《煉獄の落とし穴》か。どちらも厄介なトラップだ。《インフェルニティ・ブレイク》のチェーン発動により、伏せていた《Sp-タイラント・フォース》が破壊された。問題はない。鬼柳のフィールドからセットカードはなくなったのだから。

「獣族モンスターである《幻角獣ヒュプノコーン》を墓地に送り、《ホーン・ケルベロス:攻撃力2900・Lv8》を手札から特殊召喚する。《Sp-オーバー・ブースト》を発動し、スピード・カウンターを4つアップさせる。これで、スピード・カウンターは8つになった。《Sp-ファイナル・アタック》を発動。《ホーン・ケルベロス》のパワーを倍にする。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》に攻撃!」

 3つ首の巨犬がライディング・コースを駆けぬける。丸太のような足を叩きつけるごとに、大地が振動する。咆哮があがった。空気抵抗を受けながらの猛進。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》の吐きだした火炎ブレスを潜りぬけ、額から伸びあがったホーンで貫通させた。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》が戦闘破壊される。2800ポイントもの戦闘ダメージを与え、《インフェルニティ・ゼロ》にデスカウンター3つが乗った。体中に走るひび割れから、いくつもの光条を放つ。この瞬間に、俺は鬼柳を追いぬいた。《インフェルニティ・ゼロ》は自壊し、鬼柳の敗北が決まった。

「アンドレ選手の勝利だぁーっ! 連勝記録をストップされるも、ついにリベンジを果たしたぞ!」

 MCの叫びを受けながら、D・ホィールを減速していった。両選手への歓声が、シャワーとなって注いでくる。ヘルメットを脱ぎながら、鬼柳が声をかけてきた。穏やかな表情が、陽光に輝いている。

「負けてしまったが、満足させてもらったよ」



 控室に戻ると、ジャンとブレオが待っていた。3人で拳を握りあった。準決勝ではダルク・ウェイトリィと戦うことになる。もちろん、勝利するつもりだ。チーム・ユニコーンは、どこまでも駆けあがる。





【エピソード4-WDGP決勝戦編・その9】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

修正前の顔ぶれの展開でデュエルを使いまわすためにはアンドレを勝たせる必要があったわけね。
今回は色々な角度から戦力を考えてあったため好評価。
そういえばインフェルニティの攻略に奇跡の軌跡を遊星が使っていたのを思い出す。あれは上手かったね。
獣族や獣戦士は評価が低いけど次の炎星で獣戦士は救済されるといいね。というか炎星の書籍ゴールドはなんだったのか? 完全にシナジーがない別物の効果じゃないか。
炎属性テーマではなく獣戦士テーマだと分かるとなんだか組みたくなるマイナー心の不思議。

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 はい。つなげるためにも、アンドレ勝利です。彼なら満足さんをも倒せる実力もありますし。《インフェルニティ》は《魔宮の賄賂》などのドローさせるカードが有効ですね。

 《炎星》は古代中華戦士ぽくて気になるモンスターです。永続罠&魔法を多用するようで、SSでは三幻魔を強引にでも合わせて使いたいところです。
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