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CROSS-J アルマの夜遊び

遊☆戯☆王5D’s DVDシリーズ DUELBOX【3】遊☆戯☆王5D’s DVDシリーズ DUELBOX【3】
(2009/03/18)
宮下雄也、星野貴紀 他

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 アルマ・ウェイトリィはガチデッキで、ある意味でクロウと似ているかも。

 お兄ちゃんは目標を抱いて、デュエル・モンスターズに取りくんでいる。

 ナイアーラトテップにより、とある異世界へと連れだされた。そこで目にしたものは、地獄のような光景であった。ゾーク・ネクロファデスがニューヨークを破壊つくしていた。あらゆる異世界を回って、惨劇を振りまいている破壊神。攻撃を仕掛けるも、返討ちに遭ってしまう。旧支配者にとっても、ゾークは厄介な存在だという。ナイアーラトテップはファラオにゲームを持ちかけた。ネオ・ドミノを舞台としたRPG。デュエル・モンスターズを戦闘方法として、迫りくるファラオの使徒を倒していくのだ。ラスボスであるファラオを倒せば、ゲームクリアーとなる。

 ファラオは了承した。無類のゲーム好きであるそうだ。

 お兄ちゃんは遊戯王を倒すために、デュエルを頑張っている。膨大な時間を注ぎこんでいる。WDGPに優勝してからというもの、挑戦者が後を絶たない。遊星さんはライディング・デュエルを教えてくれる。D・ボードを走らせている状態だけど。許可が下りれば、D・ホィールにも乗れるであろうか。深夜はネット・デュエルをしている。人間でないゆえに、体力も桁違い。それを活かして、徹底的に努力を積んでいるのだ。

 お兄ちゃんはデュエルを楽しんでいる。使命があるとはいえ、人間との触れあいが好きなようだ。人間から隔離されるという生活を余儀なくされてきた。恐眼のせいで、人々からは化物扱いされてきた。十六夜アキの奇跡により、それは解消された。彼女の抱擁を思いだすだけで、涙が零れてくる。こんな私たちを、人間と認めてくれたのだから。



 アウスさんに包まれて、ベッドは温かい。精神的な疲れを解消するためにも、お兄ちゃんは睡眠中だ。私だけは起きているので、この体を自由自在に動かせる。今夜は羽を伸ばしちゃおう。肉体的には睡眠不要なので大丈夫だろう。アウスさんの寝顔は可愛らしい。だんだんと表情豊かになり、言葉数も増えている。シーツを肩までかぶせて、私は着替えていく。

 D・ナポレオンが、ぴょこぴょこと歩いてきた。ダークネスさんも変わりはてたのです。お兄ちゃんに敗北し、マリク・イシュタールに惨敗した。その結果として、コアだけが残ったようだ。両羽で持ったカードを突きだしてくる。屈みこんで受けとってみた。

「《ダーク・アームド・ドラゴン》だ! 私にくれるのですか?」

 ぺこりと頷いた。かなり強力な闇属性モンスターだ。どこで手に入れたのだろう? 気にせずに貰っておこう。ありがとう、ダークネスさん。

 ダークネスさんこそが、最初の強敵だった。デュエルを初めて2週間。ステファニーさんを守ろうと、実力以上のパワーを発揮したのだろう。それでも、よく勝てたものだと感心してしまう。よくよく思いかえせば、アウスさんはTCGマニアだ。全米大会では好成績を収めてきた。彼女と遊んでいるうちに、ゲームの駆引きを覚えていたのかもしれない。ハネクリボーもデッキ構築で、何かとアドバイスをしていたような気がする。



 ドアを開けて、野外に跳びだした。真暗で誰もいない。昼間と雰囲気が違いすぎる。お化けが現れたら、どうしよう? D・ナポレオンを抱きしめながなら、D・ボードを加速させた。

 夜風が吹きこんでくる。肌寒いけど、狂気山脈よりはマシだろうか。ヒータに連れられて、オールドワンズの遺跡を探検したものだ。お兄ちゃんは熱中する性格で、考古学にのめりこんでいた。ジョゼフに育てられた幼年時代も、魔導書研究にあけくれていた。アウスさんと出会ってからは、時空論に目を輝かせていた。お兄ちゃんは天才というやつで、私は凡庸な存在だ。双子同士なのに、同じ肉体を使っているのに、どうしてアルマは劣っているのだろうか? ジョゼフ・カーウィンから嫌味を浴びせられた。ナイアーラトテップどもに罵倒されたものだ。

『汝、過ぎたる幻影に囚われているのみ』

 どこからか、ささやきが聞こえてきた。D・ナポレオンが静かに咀嚼している。ねぇ、あなたが言ったの? 頬を突いても、視線を向けてくるばかりだ。言葉は返ってこない。そうだね。劣等感を吹っとばすほどに、未来に向かって進まなきゃ。私だってデュエルを頑張っているのだから。

『ダルクちゃん。雰囲気というか、戦略自体が急変したんじゃないの? 《インヴェルズ》を使いだしたし。もしかすると、双子に入替わっていたりするかな?』

 そんな冗談を、昼間にふっかけられた。なかなか鋭いデュエリストだったなぁ。D・ボードを走行させて、ミッドナイト・シティへと躍りでた。デュエル・ディスクも用意した。お兄ちゃんの睡眠中に、ばんばん戦っていこう! うぅっ。人がいっぱいで緊張してきたのです。



 ゲームセンターに入ってしまった。時間も時間なので、がらーんとしている。そこで発見したのは、詰めデュエルができるというゲームマシーン。なかなか興味深いので、挑戦してみることに。ワンコインを投入して、プレイ開始なのです。



『デュエル!』



【Xターン目:アルマ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
エネミー(LP2300):《グリーン・ガジェット:攻撃力1400・Lv4》&《古代の機械兵士:攻撃力1300・Lv4》&永続罠《機動砦 ストロング・ホールド:攻撃力3000・Lv4》が攻撃表示。《レッド・ガジェット:守備力1500・Lv4》&《イエロー・ガジェット:守備力1200・Lv4》が守備表示。永続魔法《暗黒の扉》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

アルマ:《トラゴエディア:攻撃力600×6=3600・Lv10》が攻撃表示。

手札:《神禽王 アレクトール》 《コストダウン》 《死者への手向け》 《流星の弓ーシール》 《罠はずし》 《デーモンの斧》


 トラゴエディアとの決闘を思いだす。アキさんを守るためにも、ダークネスさんのアドバイスを受けながら戦った。お兄ちゃんの陰に隠れてばかり。私は臆病者で、泣いてばかりいた。そんな自分が嫌になり、感情を爆発させてしまった。自分の弱さは消えないだろう。それでもね。向きあって、誰かを守れるぐらいには強くなっていきたい。

 《暗黒の扉》により、攻撃可能なモンスターは1体のみ。セットカードが怪しい。《古代の機械兵士》でアタックすれば、トラップも怖くない。《トラゴエディア》でコントロール奪取を行なえる。そのためには、手札にレベル4モンスターが必要である。ないように見えちゃうけど、《コストダウン》が手札にある。《神禽王 アレクトール》のレベルを下げれば大丈夫かな。攻撃対象は《機動砦 ストロング・ホールド》だ。《ガジェット》がそろってないと、攻撃力0になるのだから。《死者への手向け》で破壊しちゃおう。手札コストは充分に払えるからね。

 ゲームセンターの騒がしさが消えていくほどに、私は熱中していく。

 10問にわたる出題をオールクリアー。早解きを基準としたランキングもあるようだ。【LYNA】というネームがトップに表示されている。こんなタイムを出すとは、凄い人なのです。今度はライディング・ヴァージョンにも挑戦してみよう。次こそはランキングを目指して。

「挑戦者は、てめーかっ! 俺を倒してみやがれ!」

 カップラーメンマンとか出てきたよ。ローブを脱いで、D・ホィールもどきにまたがる。アウスさんの造ったバッグは便利なものだ。中身の時空が歪んでおり、たくさんの荷物を入れられるから。相手フィールドを、《バソキヤン》が疾走している。カップヤキソバみたいなモンスターだ。うかつに破壊すると、自分手札が破壊されてしまうのか。気をつけなければ。

 オールクリアーをすると、カップラーメンマンが土下座をしだした。でも、ランキング・アウト!

 カップラーメンが食べたくなってきた。激辛レッドデーモンズ・ヌードルを買ってきて、ベンチに座りこんだ。ダークネスさんにも分けちゃおう。辛いっていうのも、よく分からないけどね。お兄ちゃんは有名人だ。さっきから注目の的になっているみたいで、鼓動が早まっている。食べおわれば、デュエルを挑んでみよう。レッドスープからヌードルを啜りあげていく。うん、美味しい!

「こらっ! こんな遅くまで、子供がうろついているんじゃない!」

 びくりと震えてしまい、スープをD・ナポレオンにかけてしまった。ごめんなさい! 警官姿のクロウさんが、私を見下ろしていた。



「い、いちおう、私は18歳です。子供じゃないのですよ」

「十六夜が18歳と言っていたな。どっちみち、女の子が夜遊びとは感心しないぜ。治安はよくなってきたけど、犯罪も残っているからな」

「大丈夫ですよ。ダークネスさんが守ってくれますし」

「むしろ、心配なんだが。それはそうと、ダルクの妹だといったな? アルマ・ウェイトリィ?」

「そうですよ。双子の妹なのです」

「たしかに、雰囲気は違うんだけどなぁ。双子といえば、ダルクのそっくりさんが噂になっていたぜ。髪は真白で、修道服を着ていたと聞いている。もしかすると、彼女も姉妹だったりするのか?」

 思いあたる人物がいる。ラヴィニア・ウェイトリィ。私たちのママである。ネオ・ドミノに来ているのだろうか。そういえば、さっきのランキングに掲載されていたネームって……。考えこんでいると、白修道服たちが真横を通りすぎていった。通行人の視線を集めているようだ。

「光の結社か。近頃、増えてきたな。今のところは大人しいが、用心しておかないと」

「世界の破滅を謳いあげて、教祖ライトニングを崇めているらしいですね。ファラオと関係なければいいのですが。警戒しちゃいます」

「そっちはパトロールが見張っているから心配いらないぜ。それよりも、家に帰ってもらう」

「そんなぁ。せっかく、デュエルをしにきたのに。そうだっ! 私とデュエルをしてくれませんか? まだまだ未熟なのですが、私も強くなろうと頑張っています」

「十六夜から聞いたよ。トラゴエディアを倒したんだってな。興味はあるが、仕事中だしなぁ」

「そこを何とか」

「まぁ、ワンバトルだけだぞ」

「あ、ありがとうなのです!」

 こうして、クロウさんとの決闘が始まった。夜空を見上げると、魔法陣みたいのが一瞬だけ浮かんだ。何だろう? 奇妙な影が見えたような気がしたけど。気にせずに続けよう。それにしても、クロウさんって強いなぁ。《ゴッドバードアタック》で《ダーク・アームド・ドラゴン》が倒されちゃいました。それでも、胸が躍ってくる。デュエル・モンスターズは楽しいのです。





【エピソードSP3-新たなる脅威・その2】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

詰めデュエルは懐かしい。こういうのに慣れておくと実際のプレイングでも状況整理が早くなるし、見落としからのプレイングミスも少なくなる。それよりもジャックが2メートル近く飛翔してライディングマシンに乗ったことが印象的だったが。
教祖ライトニング、なんかしっくりくる宗教団体の当主名だね。光の結社は色々とやらかしてくれた。斎王の「当然正位置!」は子安さんの演技も相まってインパクトが凄い。DTC前のDTのスピードデユエルで斎王選択すると往来で腹筋崩壊するから困る。新教祖ライナにもそれくらいのカリスマとシリアスな笑いを期待したいが、修正前を見るライナは力だけの飾りで別の誰か統制をとる組織とかになる?
ゼアルの監督はアンチスレで言われていたけど、過去に担当した作品を自分勝手に改悪して何一つ評価を得ていないね。
「ブラックジャック」を1話だけ代行監督したらしいけど、酷い叩かれようだった。
脚本家や監督は作品の魅力をどう伝えるかを考えるべきなのに、これじゃあ作品を自分の捌け口にしているようなもの。自分の書きたいこと書く作家ですら売るために読者に分かりやすく魅力を伝えることを最優先して工夫しているのに、それが監督の立場ならなおさら私情は無視して売れるように視聴者を裏切らないように作って当然。趣味と仕事をはき違えているとしか思えない。それで叩かれても自分を直さないのだからもう……
個人的にこの監督の素性を知ったときもうゼアルに期待できなくなった。
ほんと、脚本や監督次第で作品はダイヤにも石ころにもなるってことをゼアルで嫌でも分からされたね。

No title

追記、すまん「ブラックジャックのfinal」の11話だった。

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 詰めデュエルを思いかえすと、5D’Sはデュエルにきっちり力を入れていましたね。掲示板でも、真似して問題作成している方々も見られました。《ミラフォ》セットされているのに攻撃を仕掛けたジャックが印象的です。

 勘違いさせるような表現をしてしまいました。ライナは【光の結社】と無関係だったりします。その代わり、ライトニングというオリキャラがきます。ライナはキャラ変わりが激しいです。修正前のキャラが安定していないこともあり、大幅変更していきます。ある程度は、母子で話しあえるようなキャラになるかな。

 手塚先生の名作だけあり、【ブラック・ジャック】はファンが多いですね。そこでミスったらやばい。監督さんのツイーターがやばいことになっていますね。あの発言からしても、同人気分でやっていそうです。
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