スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

CROSS-69 登場! 過去の世界チャンプ!

遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX DVDシリーズ DUEL BOX 9遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX DVDシリーズ DUEL BOX 9
(2007/06/20)
Windows

商品詳細を見る

 クロウVSイェーガーの感想。カードバトルは駆引きが面白いぜ。

 死者が迫ってくる光景に、嫌なものを思いだす。ジョゼフ・カーウィンは死者蘇生を行なっていた。命尽きたモノを現世に呼戻すのだ。幼かったボクは、生命への冒涜行為を手伝っていた。呻きまわるゾンビは、存在するだけで辛そうだった。目前にいるデュエリストも、怨念をたきつける亡者。真黒に塗りつぶされた両目で、じっとボクを睨みつけてくる。

「魔法カード《闇オークション》を発動。獲物カウンターが乗っている《ハネアルパカ:攻撃力1000》を手札に戻し、その攻撃力分だけダメージを与える。モンスターが手札に戻ったことにより、カウンター罠《ハンティング・ネット》を発動。《ハネアルパカ》は手札へと戻らずに、俺の魔法ゾーンに置かれる。そして、獲物カウンターを加えるのだ」

 捕らえられていた《ハネアルパカ》が解放されるも、すぐに網に絡めとられた。悲鳴を上げながら、手足をばたつかせながら、ギースのフィールドへと引寄せられていく。アゴヒゲをなでまわし、死人が哂った。1000ポイントものダメージが稲妻となって襲いかかってくる。ぐぁっ!

「《ヘル・ガンドッグ:攻撃力1000・Lv5》でダイレクト・アタック! これで終わりだ!」

「これ以上のダメージは受けないよ。手札の《クリボー》を捨て、バトルダメージを0にする」

 クリリー! 巨大化した《クリボー》が、猟犬を弾きかえしてくれた。ありがとう。カード1枚をセットしながら、悔しそうにエンド宣言をしていく。クリクリー! カプセルに閉じこめられたハネクリボーが応援してくれる。精霊を奪ってくるなんて、卑怯なデュエリストだ。容赦なく倒させてもらうからね。苦しそうなギースを解放するためにも。

「俺のターン、ドロー。手札の《クリボガール》を公開して、速攻魔法《ホワイト・ウィンド》を発動。セットカードを破壊して、自分ライフを800ポイント回復させる」

 優しい微風が、夜街に吹きこんでいく。罠カード《生け捕りの罠》が舞いあげられた。攻撃モンスターを魔法ゾーンに捕らえてしまうトラップか。危ないところだった。

「魔法カード《アルパカ・クエイク》を発動。墓地から《デブアルパカ:攻撃力2400・Lv5》を特殊召喚! 《ヘル・ガンドッグ》に攻撃するよ!」

 アスファルトを割って、《デブアルパカ》が跳躍した。着地を兼ねた攻撃。《ヘル・ガンドッグ》をぺちゃんこに圧しつぶした。戦闘破壊されると同名モンスターを呼びだすモンスターだけど、相手ライフが無くなれば怖くない。ギースは冥府へと消えていき、ハネクリボーを監禁していたカプセルも弾けた。クリクリー! 飛んできたハネクリボーを抱きしめた。



 蜘蛛が逃げていく。拳大程の大きさで、たくさんの触手を波打たせていた。もうもうと霧が湧いていて、視界が利きにくい。はぐれてしまわないように、手を握りあった。

「ギースの言っていた大神官デ・ザードって、何者だろうね?」

「ファラオの使徒じゃないかな? 死者を蘇らせては、駒として操っていくんだ。かなり危険な相手だと思う。ボクから離れないでね、アウス」

 ディナーからの帰り。突如としてギースからの襲撃を受けた。どういう仕掛けか分からないけど、ハネクリボーをカプセルに閉じこめてきた。助けだせたものの、新たなる刺客が挑んでくるであろう。アウスは強くなったけど、闇のデュエルをさせたくない。ボクが戦っていこう。

「異常な霧が立ちこめているね。気分は悪くない?」

「平気だよ。でも、嫌な気配がする。あっちこっちから観察されている感じがするの」

 D・ナポレオンが頭上を旋回しながら、見張ってくれている。ボクたちの足音が響いていく。人通りがないとはいえ、あまりにも静かすぎる。ゴーストタウンに迷いこんだ気分になってしまう。アウスに攻撃がいかないように神経を張りつめた。路上駐車されているワゴンカーには、誰も乗っていない。自動販売機の陰には、誰も隠れていないようだ。息が荒くなってきた。

「静かそうだけど、いろいろなモノが周囲にいるみたいだね。何かが近づいてきているの」

 タブレットPCを操作しながら、アウスが周囲確認をしている。空間歪を探知していく装置だ。態勢を整えるために手を離した。デュエル・ディスクをかまえる。マリクとの決闘で痛んだけど、アウスがメンテナンスをしてくれた。丈夫な素材に変えてある。おまけに軽くて、デュエル心地もいい。

「ダルクくん、気をつけて。かなり近くまで、危険なのが来ている」

「ダークネスが視線を向けているあたりだね。大丈夫だよ。次も勝つから」

 噴水のように闇が吹きあがった。人型が浮かびあがる。眼鏡をかけたスマートな男性だろうか。真黒に染まった両目で睨みつけてきた。昏く笑っている。

「私は英雄になりたかった。だから、栄光と名誉を得られるプロデュエリストを目指した。エド・フェニックスの父親を殺して英雄となった。選ばれた人間となったのだ! ダルク・ウェイトリィだな? 世界大会の優勝者であると聞いている。貴様を倒して、チャンピオンに返咲くのだ!」

 言葉を叩きつけるたびに、瘴気が吐きだされていく。自分に言聞かせるように語っている。アウスには興味がないようで、ほっと胸を撫でおろせた。凄まじい怨念を感じるけど、負けるわけにはいかない。デュエル態勢で向かいあう。そんな緊張を裂くように、ハーモニカの音色が流れてきた。どこかで聞いたことあるような。ざくっざくと、黒衣装の兄さんが歩いてくる。



「英雄になりたいだと? それじゃあ、満足できないぜ」

 鬼柳さんだ。どうして、こんなところに来ちゃったのだろう?

「満足できないだと? 俺を否定するのか!? いいだろう。まずは貴様から倒してやる。俺はDD! プロリーグで連戦連勝を続けて、10年の玉座を守りぬいたチャンピオンだ。英雄に戻るための生贄にしてやる。血のカードに魂を取りこんでやる!」

 DDの視線が、ボクから鬼柳へと移動した。怒りに咆哮している。

「鬼柳さん。相手は亡霊デュエリストなんだ。闇のデュエルをするんだよ!」

「冥府から蘇った決闘者か。かつては俺も死神だった。対戦相手を奪うようで悪いが、興味深いデュエリストだ。ここは俺がやらせてもらうぜ。満足させてもらおうじゃねぇか!」

 鬼柳がデッキをセットした。ちらりと《インフェルニティ・チェーン》が見えた。ボクの知らないカードだ。コウモリが街路樹に止まって、じっと観察をしている。



『デュエル!』



【1ターン目:鬼柳】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻、ドロー。魔法カード《バレット&カードリッジ》を発動。デッキトップからカード4枚を墓地に送り、1枚ドローする。そして、このカードをデッキトップに置く」

「永続魔法《インフェルニティガン》を発動。手札の《インフェルニティ・リベンジャー》を墓地に送る」

「モンスター1体を裏側守備表示でセットする。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:DD】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
鬼柳:モンスター1体が裏側守備表示。永続魔法《インフェルニティガン》を発動中。魔法&罠カードゾーンにカードを2枚セットしている。


「俺のターン、ドロー」

「罠カード《インフェルニティ・インフェルノ》を発動。手札1枚を捨て、デッキから《インフェルニティ・デス・ガンマン》を墓地に送る」

「墓地を肥やしているようだが、無駄なことだ。自分フィールドに《トーチトークン:攻撃力0・Lv1》2体を攻撃表示で特殊召喚することにより、手札から《トーチゴーレム:攻撃力3000・Lv8》を相手フィールドに特殊召喚する」

「俺のフィールドにだと?」

 鬼柳を背にして、巨大ゴーレムが立ちあがった。回転ノコギリの刃が、卵形態の胴から露出している。黒灰色で夜闇に溶けていきそうだ。トークン2体を特殊召喚することが目的なのだろう。送りつけた《トーチゴーレム》も、利用してくるはずだ。

「魔法カード《デビルズ・サンクチュアリ》を発動。《メタルデビル・トークン:攻撃力0・Lv1》を攻撃表示で特殊召喚する。これで、3体のモンスターがそろったぞ」

「トークン3体をリリース。本物のデビルを魅せてやるよ。公式デュエルで使用しなかったモンスターであるが、裏世界のデュエルでは何人もの決闘者を喰らっている。出でよ、究極のD! 《D-HERO Bloo-D:攻撃力1900・Lv8》!」

 竜頭が持ちあがったかと思えば、それは兜であった。右腕はドラゴンヘッドとなっており、背からは3本の曲爪が牙むいている。尾が伸びあがり、血色の翼が広がった。とてつもないダークオーラを放っている戦士だ。エースの召喚成功に、DDが自信をみなぎらせている。

「このカードの前では、何もかもが無力であることを教えてやる。《D-HERO Bloo-D》の力。それは相手モンスターを吸収して、その攻撃力の半分を得る。吸収するのは《トーチゴーレム》だ」


『クラプティー・ブラッド!』


 《D-HERO Bloo-D》のウィングへと、《トーチゴーレム》が飲みこまれた。泥沼のごとく、巨羽の表面が揺らいでいる。《トーチゴーレム》が溺れている。《D-HERO Bloo-D》の攻撃力は3400ポイントにまで上昇していく。《トーチゴーレム》を上手く活用したプレイングだ。

「これが全てを創りなおす力。全てを飲みこみ、凝縮し、悪に変える力! 魔法カード《アルティメットD-フォース》を発動する。自分デッキトップに、このカードを表側表示で置く。《D-HERO Bloo-D》でセットモンスターを攻撃する!」


『ブラッディ・フィアーズ!』


  《アルティメットD-フォース》のエネルギーが荒狂い、闇霧が渦巻きだした。《D-HERO Bloo-D》の両羽から、血塊がスコールのごとく撃ちだされていく。

「手札が0枚のとき、《インフェルニティ・ガーディアン》は戦闘破壊されない」

「甘いぞ! 《D-HERO Bloo-D》がフィールドに存在するかぎり、相手フィールドに表側表示で存在するモンスター効果は無効となる」

 散弾を浴びせられた《インフェルニティ・ガーディアン》は、跡形もなく砕けちった。守備表示なのでバトルダメージを受けないのが、まだ幸いなところだ。

「手札が0枚で、自分モンスターが戦闘破壊されたことにより、墓地から《インフェルニティ・リベンジャー:守備力0・Lv1・チューナー》を特殊召喚する」

「カードを2枚をセットして、ターンエンド」

「予想以上に手強い相手だ。満足するのに、少しばかり骨が折れそうだぜ」

 鬼柳の額から、一筋の汗が流れおちた。





【エピソード5-D・セブンスターズ・その3】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

クロウVSイェーガーの駆け引きはデュエルの醍醐味をよく分かっていたね。5Dsはデュエルにメタと対処の応酬があって見応えあった。ゼアルってそれが最初のアストラルの指示聞いていたときくらいしかないから困る。次の82話の107が雑破業担当シリアス回だがそれでまともなデュエルせずに萌え押ししたら本当にオワコンになりそう。
そういえばインフェルニティって効果無効はガチでキツイよね。あれ、修正前とちょっと展開が違う?
悲報、ついにカードの品質が米製造になるらしい。どうしよう、これって相当に売り上げ低迷している証拠だよね。
DTCが売れないのも痛いけど、アニメゼアルはネット層に媚びばっか売って視聴者にカードさせたいと思わせるデュエルの駆け引きによる面白味がないから促販効果は0に近いよね。これは本当にどうにかしないと遊戯王が衰退し続ける一方。米製でも品質が変わらなければいいが各サイト見る限り無理そう。それよりもゼアルを根本的にどうにかしたほうがいい。本当に遊戯王の将来に関わるレベルになってきた。

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。修正前のデュエルについて、構成ミスを見つけました。《インフェルニティ・リベンジャー》はスキドレ状態だとレベル変更しないようで。ちょっとだけ、デュエル展開を変えます。デュエル以外は大分変えてあります。ギースはウィンと戦わなくて幸運状態かな。

 ああいう駆引きがあると、観ていて楽しいです。ゼアルⅡにもなると、エクシーズ並べてバーンか効果無効とパターンが少ないです。82話でデュエルなおざりでしたら、もう壊滅的ですね。

 米製造の噂が、まとめサイトなどでも取りあげられていました。入ったばかりの情報ですので、見守っていきたいと思います。経費削減とか聞きますけど、コレクタータイプの方々が辛そうですね。アニメもデュエルに力を入れてほしいです。世界観から、GXあたりを参考にして。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。