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CROSS-86 破滅の光! 教祖ライトニングの猛襲

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コナミ

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 ジェムナイトVSアルカナフォースです。

 ホワイトローブをまとった決闘者が攻撃宣言をした。《光神機-桜火:攻撃力2400》がビーストのように跳躍して、紅炎を吹きつけてきた。《光神機-轟龍:攻撃力2900》が鎌首を持ちあげて、聖光を吐きだす。どちらもハイパワーな天使兵機である。《ジェムナイト・サフィア:守備力2100》が砕かれて、私は貫通ダメージを受けてしまった。

「宝石使いさんも、光神機デッキには敵わないようだな。ターンエンドだ」

 相手フィールドには天使族モンスターが2体のみ。私のフィールドには、何も残されていない。ドローフェイズに引きこんでも、手札は2枚しかない。5人ほど倒したものの、本当に追いつめられたようだ。教祖ライトニングが、舐めまわすように観戦している。

「私のターン、ドロー。《レスキュー・ラビット:攻撃力300・Lv4》を召喚。このカードを除外して、デッキから通常モンスター《ジェムナイト・ルマリン:攻撃力1600・Lv4》2体を特殊召喚する」

「《ジェムナイト・ルマリン》2体で《パーティカル・フュージョン》! 《ジェムナイト・パーズ:攻撃力1800・Lv6》を融合召喚! このカードは連続攻撃が可能で、戦闘破壊したモンスターパワー分のダメージを与えるの。《光神機》にダブル・アタック!」

 墓地から《パーティカル・フュージョン》を除外して、融合素材にした《ジェムナイト・ルマリン》の攻撃力分だけ、《ジェムナイト・パーズ》はパワーアップしている。トパーズの騎士がハイジャンプして、双剣を落雷させた。轟音がホールに乱反射して、鼓膜が激しく振るわされる。《光神機》たちが粒子状に分解されていく。ライフ0となった青年デュエリストが吹きとばされた。



「スピード・カウンターは6つある。《Sp-パワー・バトン》を発動。デッキから《森の聖獣アルパカリブ:攻撃力2700》を墓地に送り、その攻撃力分だけ《アルパカ・ナイト:攻撃力1900》をパワーアップさせるよ。《光源獣 カンデラート:攻撃力2000》にアタック!」

 ソリッド・ヴィジョンのディスプレイがいくつも浮かんでいる。その1つに、疾走決闘中のダルクくんが映されている。ライトニングの手下どもを、疾風のごとく激破していく。斜陽に照らされて、ダルクくんが凛々しく輝いている。希望が近づいていることに、鼓動が高まってきた。

「驚いたぞ、アウス・ピースリー。プロデュエリストまでも倒してしまうとは。あなたの仲間は活躍しているようだが、無駄なことだ。到着するまでに、このライトニングが洗脳を完了するのだからな。信者たちよ。危険だから下がっているがいい。我が本気を出させてもらう!」

 ついに教祖のお出ましだ。信者たちが詠唱しながら避難していく。投げすてれらたマントが、ふわりと石床に落ちた。光輝に包まれた筋肉体が、みるみると膨れあがっていく。その輪郭が、異常な振動を繰りかえしている。人間ではなく、エネルギー集合体のようだ。真赤な双眸が刺しこんでくる。

「あなたは何者なの? どうして、全てを破壊をしようとするの?」

「あなたは我らのパートナーとなる存在だ。教えるのもよかろう。私は【破滅の光】と呼ばれる存在である。斎王 琢磨を操り、世界を光で満たそうとした。それも叶わず、遊城十代により消滅させられた。顔無きスフィンクスにより、私はライトニングとして蘇ったのだ!」

 ナイアーラトテップは何を企んでいるのだろう? ライトニングからスパークが漏れている。凄まじいエネルギーが圧してくる。稲妻により曲壁が崩されていき、夕空が露わとなった。瓦礫が落下音を響かせる。粉塵により、気管が痛くなりそうだ。

「シティ程度なら、このライトニングだけでも崩壊させられる」

 ライトニングが右腕をかかげて、パチンと指を鳴らした。数秒程度であるが、空全体が閃光に染まった。遠くから爆音が押しよせてくる。ディスプレイ全ても真白に塗りつぶされた。呆然とした表情のまま、ダルクくんが遠空を見上げている。遊星やクロウも同様にして。一画面が急速拡大をした。そこに映されているのは、巨大クレーターを開いた荒野地帯だ。

「しかし、それだけでは満足できない。全ての次元、全ての異世界を崩壊させる! それこそが、私の存在意義! そのためには、イースの科学力が必要となる。あなたを得ることにより、真なる破壊衛星ソーラーを完成させる。闇に包まれし宇宙を、光で満たすのだ!」

 ライトニング! 偉大なるライトニング! こんな危険人物を、信者たちは称えているのか。絶対に負けられない。ダルクくんはライディング・デュエルを進めている。甘い雰囲気が剥がれおちて、勇敢な表情が浮きでている。【破滅の光】を倒して、彼と再会しよう。



『デュエル!』



【1ターン目:アウス】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻、ドロー。モンスター1体を裏側守備表示でセット。ターンエンド」



【2ターン目:ライトニング】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アウス:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。


「私のターン、ドロー。フィールド魔法《光の結界》を発動。光輝くサンクチュアリが、我が運命力を高まらせる! 魔法カード《カップ・オブ・エース》を発動。正位置ならば私が、逆位置ならば相手が、デッキからカード2枚をドローする。運命の歯車よ! 回るがいい!」

 シャコン! シャコン! 《カップ・オブ・エース》が90度単位で回転していく。あまりにも眩しすぎて、両目を開けていられない。強烈な白一色が、ホールを隈なく刺しこんでいる。ゆっくりと動きを止めて、カードが正位置へと収まっていく。ライトニングが2枚ドローした。

「《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN:攻撃力1100・Lv4》を召喚。《光の結界》により、正位置か逆位置かは、私自身が決められる。当然、正位置だ!」

「手札の《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS》を墓地に送り、魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動。デッキから《アルカナフォース0-THE FOOL:守備力0・Lv1》を守備表示で特殊召喚する。このカードは逆位置にしておこう」

「装備魔法《リバース・リボーン》を発動。墓地から《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS:攻撃力1300・Lv4》を逆位置として蘇らせる」

「降臨するがいい! 偉大なる光の盟主よ! 3体の《アルカナフォース》を墓地に送り、手札から《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER:攻撃力4000・Lv10》を特殊召喚する。正位置だ! このカードでセットモンスターを浄化する」

 黒尾を引きながら、闇色の機械天使が浮遊しだした。単眼が私を見下ろしている。背中から伸びあがっている双竜が、シャイニング・ブレスを撃ちこんできた。焼けるような痛みが、全身を刺しこんでくる。《ジェムタートル:守備力2000・Lv4》が跡形もなく、飲みこまれていった。

「《ジェムタートル》のリバース効果を発動。デッキから《ジェムナイト・フュージョン》を手札に加える」

「《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》が相手モンスターを戦闘で墓地送りにしたゆえ、正位置でのモンスター効果を発動する。墓地から《カップ・オブ・エース》を回収する。そのまま、発動させてもらうぞ。正位置だ! カード2枚をドローする」

 《光の結界》により運命操作をできるのは、《アルカナフォース》だけのはず。《カップ・オブ・エース》が正位置となるのは当然である。ライトニングの態度が、そう示している。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:アウス】LP4000、ドローフェイズ後の手札7枚

(フィールド)
アウス:無し。

ライトニング:《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER:攻撃力4000・Lv10・正位置》が攻撃表示。フィールド魔法《光の結界》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《ジェムレシス:攻撃力1700・Lv4》を召喚。このカードの召喚により、デッキから《ジェムナイト・ルマリン》を手札に加える」

「手札の《ジェムナイト・クリスタ》と雷族モンスター《ジェムナイト・ルマリン》で《ジェムナイト・フュージョン》! 《ジェムナイト・プリズムオーラ:攻撃力2450・Lv7》を融合召喚! 手札から《ジェムナイト・オブシディア》を墓地に送ることで、モンスター効果を発動するの。表側表示カード《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》を破壊する」

 ソードとシールドが、ふわりと降りてきた。それらを《ジェムナイト・クリスタ》が装着して、《ジェムナイト・プリズムオーラ》へと進化する。攻撃力4000ポイントもあるのなら、カード効果で除去するまでだ。宝石騎士が剣先を相手に突きつけて、稲妻を撃ちだした。

「無駄だぁっ! 敗北へと堕ちていく、あなたの運命は変えられない。罠カード《逆転する運命》を発動。《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》を逆位置に変更する。このモンスターを対象とするカード効果を無効にして、破壊するのだ!」

 《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》が両腕を上げて、トライアングル・バリアを広げた。叩きつけられた稲妻が跳ねかえされて、《ジェムナイト・プリズムオーラ》を焼きつくした。マイナスばかりでない。《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》の逆位置効果にも代償があるようだ。その攻撃力が1000ポイントダウンしている。

「《ジェムナイト・オブシディア》が手札から墓地へ送られたので、通常モンスター《ジェムナイト・ルマリン:攻撃力1600・Lv4》を墓地から特殊召喚する。《ジェムナイト・プリズムオーラ》を墓地から除外して、《ジェムナイト・フュージョン》を墓地から回収するの」

「フィールドの《ジェムナイト・ルマリン》と岩石族モンスター《ジェムレシス》で《ジェムナイト・フュージョン! 《ジェムナイト・ジルコニア:攻撃力2900・Lv8》を融合召喚! 魔法カード《ジェムアタック》を発動し、攻撃力を800ポイントアップさせる」

「自分墓地には地属性モンスターが5体のみ。手札から《地霊神グランソイル:攻撃力2800・Lv8》を特殊召喚! この特殊召喚により、墓地から《ジェムナイト・クリスタ:攻撃力2450・Lv7》を復活させる。《ジェムナイト・ジルコニア》で攻撃!」

 ハイパワーなモンスターが3体そろった。《ジェムナイト・ジルコニア》が勢いよく、ハンマーアームを叩きあわせた。振動波が広がっていき、崩壊途中の白壁がぐらついていく。攻撃力3700ポイントにまで上昇している。《アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER》は攻撃力3000ポイント。敵ではない。《ジェムナイト・ジルコニア》が駆けていき、全力で殴りとばした。ライトニングもライフ3300ポイントにまで潰されていく。

「戦闘破壊したので、《ジェムアタック》の効果発動。デッキから《ジェムナイト・ラズリー》をサーチするの。2体のモンスターでダイレクト・アタック!」

 甲冑をまとった《ジェムナイト・クリスタ》が、ライトニングへとタックル。そのライフを850ポイントにまで縮ませる。相手フィールドにはカードがない。あと一撃だ。《地霊神グランソイル》が堂々と進軍していく。黒き山脈のごとき巨体だ。岩石を持ちあげて、叩きつけようとする。

「残念だったな。あなたの勝利は、運命に約束されていない! 手札から《アルカナフォースⅩⅣ-THE TEMPERANCE》を捨て、戦闘ダメージを0にする」

 ぶよぶよとした《アルカナフォースⅩⅣ-THE TEMPERANCE》の巨体が、剛打撃を受けとめた。《クリボー》のようなモンスター効果だ。ライトニングが得意気に哄笑している。《地霊神グランソイル》の代償を考慮するに、ここで勝負を決められなかったのは痛い。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 視線をディスプレイへと流した。橙色が深くなっていくハイウェイを、ダルクくんが疾走している。光の信者たちと戦いながら。希望を保ちつつ、ライトニングを睨みつけた。





【エピソード5-D・セブンスターズ・その20】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

フィールドの《ジェムナイト・オブシディア》と岩石族モンスター《ジェムレシス》で《ジェムナイト・フュージョン! 《ジェムナイト・ジルコニア:攻撃力2900・Lv8》を融合召喚!のところ、ルマリンの間違いじゃない?
カップオブエースは外すと笑えないがそれでも強欲な壺として使える意義は大きいよね。コイントス系統で練ったデッキだと実際の成功確率や環境での強さはどんなものだろう?
ライトニングはダークネスの対のような存在か。GXで特徴的だったのは光が悪として扱われていたことだよね。浄化って聞こえはいいけど極論そういうことだってあるわけだし。

No title

 majesticさん、感想&ご指摘ありがとうございます。書き間違ったようです。早速、訂正しました。

 《カップ・オブ・エース》は、《セカンド・チャンス》や《便乗》でサポートする方法もありますね。ライトニングは運の良さで押しきっていますけど。《セカンド・チャンス》に頼っても、ついていないときはついていなかったりします。経験ありますので。

 GXでは、光が悪役扱いされて吃驚していました。それまでは、闇側が悪役というイメージがありましたので。浄化というのも、異端は排除という悪イメージもあったり。
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