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CROSS-92 昆虫軍団を打破れ! シューティング・スター・ドラゴン

FREEDOM (TVアニメ「遊戯王5D’s」OPテーマ)FREEDOM (TVアニメ「遊戯王5D’s」OPテーマ)
(2009/09/02)
La-Vie

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 アトラク=ナクアの昆虫コンボは、楽しみながら書いています。

 夜闇が降りてきたハイウェイ。アトラク=ナクアの突撃命令を受けて、《デビルドーザー》が迫ってきた。無数の足音を重ねながら、巨大百足が体当たりをしてくる。2800ポイントのダメージに揺らされて、ライフは900ポイントにまで削られた。

「《デビルドーザー》がバトルダメージを与えたことにより、相手デッキからカード1枚を墓地に送る。特殊召喚しやすい大型モンスターだが、困ったデメリットを背負っていやがるぜ。落としたのは《ハイパー・シンクロン》か。《セイバー・ビートル》でダイレクト・アタック!」

 光輝している虫角が、軌跡を引いていく。大きくなってくる羽音。カブトムシが空中から突撃してくる。このまま、2400ポイントのダメージを受けるわけにはいかない。

「罠カード《ガード・ブロック》を発動。戦闘ダメージを0にして、カード1枚をドローする」

 《セイバー・ビートル》を阻んで、バリアが波打つ。《レベル・スティーラー》が攻撃表示ならば、さらなるダメージに打ちすえられていた。警戒しているのか守備表示のままだ。

「なるほどな。墓地アドバンテージを増やすために、あえて《デビルドーザー》の攻撃を受けたのか。400ポイントも余計にダメージを受けてまで。墓地送りにしたのが《ハイパー・シンクロン》じゃ、見返りも微妙なところだがな。ターンエンド」



【6ターン目:遊星】LP900、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アトラク=ナクア:《デビルドーザー:攻撃力2800・Lv8》&《セイバー・ビートル:攻撃力2400・Lv5》が攻撃表示。《レベル・スティーラー:守備力0・Lv1》が守備表示。

遊星:無し。

スピード・カウンター:アトラク=ナクア&遊星+5


「《デビルドーザー》の直接攻撃を受けたが、大きな衝撃はこなかった。これは、闇のデュエルじゃない。俺のターン、ドロー。モンスター1体を裏側守備表示でセットして、ターンエンド」

 ダメージを受けたことで、減速を強要させられる。はるか前方を巨大蜘蛛が疾走している。



【7ターン目:アトラク=ナクア】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アトラク=ナクア:《デビルドーザー:攻撃力2800・Lv8》&《セイバー・ビートル:攻撃力2400・Lv5》が攻撃表示。《レベル・スティーラー:守備力0・Lv1》が守備表示。

遊星:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。

スピード・カウンター:アトラク=ナクア&遊星+6


「闇のデュエルは、俺好みじゃないんでな。痛みがリアルになっては、相手がデュエルに集中できねぇじゃないか。それじゃあ、盛りあがらないんだよっ! 俺のターン、ドロー。《レベル・スティーラー:攻撃力600》を攻撃表示に変更。何を伏せたのかは知らないが、《セイバー・ビートル》は貫通効果を持っている。このカードでボコってやるぜ!」

 目では追えないスピードで、《セイバー・ビートル》が飛来してきた。受けとめたのは岩石戦士《マッシブ・ウォリアー:守備力1200・Lv2》。抱えこんだ岩盾により、シャイニング・ホーンをがっしりと防ぐ。アトラク=ナクアがモンスターカードを引かずに助かった。

「《マッシブ・ウォリアー》の戦闘で発生するダメージは0になる。それだけではない。1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない」

「このターンで勝負をつけられないか。《デビルドーザー》で《マッシブ・ウォリアー》を粉砕して、《レベル・スティーラー》でダイレクト・アタック!」

 2度目の攻撃には耐えられない。《デビルドーザー》に噛みあげられて、《マッシブ・ウォリアー》が砕かれた。岩片が飛び散るなか、《レベル・スティーラー》が空中タックルを仕掛けてくる。600ポイントのダメージを受けて、残りライフは300ポイントにまで追いつめられた。

「最初から《レベル・スティーラー》を攻撃表示にしていたら、勝っていたんじゃないか? 《聖なるバリア-ミラーフォース》を警戒して慎重になりすぎたか。いやっ、過ぎたことを考えても仕方がない! ガンガンぶっとばすぜ! カード1枚をセットして、ターンエンド」



【8ターン目:遊星】LP300、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アトラク=ナクア:《デビルドーザー:攻撃力2800・Lv8》&《セイバー・ビートル:攻撃力2400・Lv5》&《レベル・スティーラー:攻撃力600・Lv1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

遊星:無し。

スピード・カウンター:アトラク=ナクア&遊星+7


「デュエルを楽しんでいるようだな。だが、足りないものがある。あんたは敗者を蜘蛛糸で巻いて、晒しものにした。対戦相手へのリスペクトがあれば、あんたはもっと強くなれる。俺のターン、ドロー。スピード・カウンターは5つ以上ある。《Sp-シンクロ・リターン》を発動。除外されている《スターダスト・ドラゴン:攻撃力2500・Lv8》を特殊召喚する」

 夜の空間を割って、《スターダスト・ドラゴン》が飛びだした。《Sp-シンクロ・リターン》の効果により、エンドフェイズに除外されてしまう。このドローにかけるしかない。

「スピード・カウンター7つを取りのぞいて、《スピード・ワールド2》の効果を発動。デッキからカード1枚をドローする。《ターボ・シンクロン:攻撃力100・Lv1・チューナー》を召喚。モンスターの召喚により、手札から《ワンショット・ブースター:攻撃力0・Lv1》を特殊召喚する」

「レベル1《ワンショット・ブースター》に、レベル1《ターボ・シンクロン》をチューニング!」

「集いし願いが、新たな速度の地平へ誘う。光さす道となれ! シンクロ召喚! 希望の力、シンクロチューナー、《フォーミュラ・シンクロン:攻撃力200・Lv2》!」

「《フォーミュラ・シンクロン》のシンクロ召喚により、デッキからカード1枚をドローする。アトラク=ナクア! これが、スピードの中で手に入れた決闘魂だ!」


『クリア・マインド!』


「集いし夢の結晶が、新たな進化の扉を開く。光さす道となれ! アクセルシンクロ!! 生来せよ、《シューティング・スター・ドラゴン:攻撃力3300・Lv10》!!」

 明鏡止水の精神で、スピードと一体化していく。加速に加速を重ねて、俺のD・ホィールはアトラク=ナクアを超えた。全身に響いてくる衝撃に倒されないよう、細心の注意を払う。後方で走りつづける巨大蜘蛛が感嘆している。《シューティング・スター・ドラゴン》が天高く飛翔しだした。神々しく輝いて、ナイト・ハイウェイを照らしだす。

「《シューティング・スター・ドラゴン》のモンスター効果を発動。デッキの上からカード5枚をめくり、チューナーの数まで攻撃する。チューナーは4枚。よって、4回攻撃できる」

「不動遊星のエースモンスターかよっ! すげーじゃないか! まともに喰らえば、俺は敗北してしまう。だが、そうはさせないぜ。罠カード《セキュリティーボール》を発動! アタック宣言をした《シューティング・スター・ドラゴン》を守備表示にする」

 《セキュリティーボール》が、けたたましく音響波を撃ちだした。《シューティング・スター・ドラゴン》の生みだした分身が消滅していく。自身も守備態勢へと屈まされた。迎撃準備ができているからこそ、《レベル・スティーラー》を攻撃表示にしたのか。表側守備表示だと《スパイダー》の餌食にされる可能性もある。伏せられるカードはない。

「ターンエンド」



【9ターン目:アトラク=ナクア】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アトラク=ナクア:《デビルドーザー:攻撃力2800・Lv8》&《セイバー・ビートル:攻撃力2400・Lv5》&《レベル・スティーラー:攻撃力600・Lv1》が攻撃表示。

遊星:《シューティング・スター・ドラゴン:守備力2500・Lv10》が守備表示。

スピード・カウンター:アトラク=ナクア+8 遊星+1


「リスペクトかよ? 人間風情が説教してくれるじゃないか。俺のターン、ドロー。スピード・カウンターは4つ以上ある。《Sp-優雅灯》を発動。レベル1の昆虫族モンスター《レベル・スティーラー》を除外して、墓地からレベル1の昆虫族モンスター《ダーク・スパイダー:攻撃力0・Lv1》を特殊召喚する。さらに、デッキからレベル1の昆虫族モンスター《古代種族の幼虫》を手札に加える」

「《スピード・ワールド2》の効果を発動。スピード・カウンター7つを取りのぞいて、デッキからカード1枚をドローする。手札から《古代種族の幼虫》を《シューティング・スター・ドラゴン》に装備。これで、《シューティング・スター・ドラゴン》は昆虫族モンスターとして扱う」

 グロテスクな触手が膨れあがり、《シューティング・スター・ドラゴン》に巻きついていく。強制的に種族変更をさせられる。墓地に《ダメージ・イーター》があるために、《スピード・ワールド2》のバーン効果を使われずにすんだ。

「《古代種族の神官 ゲンゴロー:攻撃力1200・Lv3・チューナー》を召喚。相手フィールドに昆虫族モンスターが存在するから、このカードの召喚時、自分墓地よりレベル4以下の《古代種族の戦闘員:攻撃力800・Lv2》を特殊召喚する」

「《ダーク・スパイダー》のモンスター効果を発動。自身のレベルを2アップさせる」

「レベル2《古代種族の戦闘員》とレベル3《ダーク・スパイダー》に、レベル3《古代種族の神官 ゲンゴロー》をチューニング!」

「隕石に乗りて、古代世界に降りたった侵略者よ。今こそ復活し、同胞たちにパワーを与えよ! シンクロ召喚! 《古代種族の女王 クイーンアント:攻撃力2300・Lv8》!」

 《魔導雑貨商人》により、数多くの昆虫族モンスターが墓地送りにされている。それらを存分に活かして、シンクロ召喚につなげたようだ。透明羽を振動させながら、怪人型の女王蟻が見下ろしてきた。特撮映画に出てきそうなデザインをしている。

「3体もの素材が必要なシンクロモンスターだが、活かしたモンスター効果があるんだぜ。フィールドの昆虫族モンスター1体を選択する。自分フィールドに存在する昆虫族モンスターを、選択したモンスターの元々の攻撃力と同じにする」

「昆虫族モンスター3体が並んだ。全員が《シューティング・スター・ドラゴン》と同じ攻撃力3300ポイントになる。総攻撃だ! まずは《デビルドーザー》でアタック!」

「《シューティング・スター・ドラゴン》のモンスター効果を発動。このカードを除外して、《デビルドーザー》の攻撃を無効にする」

 《古代種族の女王 クイーンアント》がエナジーを放出し、《デビルドーザー》の攻撃力は3300ポイントにまで上昇している。《シューティング・スター・ドラゴン》の生みだしたバリアが、その襲撃をガードする。まともに衝突すれば、相打ちとなっていたところだ。

「これで、相手フィールドはがら空きになった。《セイバー・ビートル》でダイレクト・アタック!」

「その攻撃も無効だ。手札から《速攻のかかし》を捨て、バトルを終了させる」

 メタリックな案山子が、カブトムシの猛撃を弾きかえす。アトラク=ナクアが笑いあげた。

「完全ガードか。絶対に勝てると確信したのにな。やっぱ、チャンピオンはすげぇよ! だが、あんたのスピード・カウンターは少なくなっている。《シューティング・スター・ドラゴン》の攻撃力では、俺様の昆虫軍団を退けられない。不利な状況のままだ! ターンエンドっ!」

 エンドフェイズに入ったので、除外されていた《シューティング・スター・ドラゴン》が帰還した。アトラク=ナクアの言うとおりだ。《古代種族の女王 クイーンアント》を破壊すれば、アップした攻撃力は元通りになる。他の昆虫族モンスターがいるかぎり、《古代種族の女王 クイーンアント》を攻撃対象にできない。次のドローに賭けるしかない。



【10ターン目:遊星】LP300、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アトラク=ナクア:《古代種族の女王 クイーンアント:攻撃力3300・Lv8》&《デビルドーザー:攻撃力3300・Lv8》&《セイバー・ビートル:攻撃力3300・Lv5》が攻撃表示。

遊星:《シューティング・スター・ドラゴン:攻撃力3300・Lv10》が守備表示。

スピード・カウンター:アトラク=ナクア&遊星+2


「俺はデッキを信じている。このターンで、昆虫軍団を打破る。俺のターン、ドロー。《セカンド・ブースター:攻撃力1000・Lv3》を召喚。このカードをリリースして、《シューティング・スター・ドラゴン》のパワーを1500ポイントアップさせる」

「デッキからカード5枚をめくる。チューナーは3枚。攻撃力4800ポイントになった《シューティング・スター・ドラゴン》で全体攻撃をする」


『スターダスト・ミラージュ!』


「なんだとっ!? 全滅じゃねぇか!」

 青い機体が《シューティング・スター・ドラゴン》に装着された。2体の分身を生みだして、昆虫軍団にハイスピードで突撃していく。《デビルドーザー》と《セイバー・ビートル》が撃破され、最後に《古代種族の女王 クイーンアント》が消滅させられた。戦闘ダメージ1500ポイントを3度受けて、アトラク=ナクアのライフが0にまで落ちていく。巨大蜘蛛は爆炎に包みこまれた。



「待てや、コラ」

 爆煙が消えさると、アトラク=ナクアが歩いてきた。姿が変わっている。蜘蛛タイプの怪人であるが、二本腕をした人型を成している。人間らしい指先をかかげると、メニューウィンドウが広がった。奇妙な立体文字が躍っている。集中して見ようとすると、頭痛が湧いてくるものだ。心地よくなる蒸気が吹きこんできた。目覚めたばかりのように、全身が軽くなる。

「あんたのライフポイントを完全回復してやった。勝者への褒美だ。最高だぜ……」

 アトラク=ナクアは道路中央に、大の字になって寝転びだした。満足そうに夜空を見上げている。デュエルを通して、彼も変わっていくのだろうか。右腕のシグナーサインが赤光しだした。ダルクたちは近くにいるようだ。全身がみなぎってくる。礼を言い、D・ホィールを飛ばした。





【エピソード5-D・セブンスターズ・その26】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

最近は指摘するところない。
アトラク=ナクアはいいライバルキャラしてる。向上心のある敵キャラって戦うたびに脅威を感じられるよね。そして昆虫ならなんでも使えるという技量の幅。読んでいて面白い。

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 アトラク=ナクアはこれからも絡んでいきます。容姿は特撮怪人ですが、正々堂々と挑んできます。書いていて楽しいキャラです。いちおう人間態もありますが、まだ先になるかな。お褒めの言葉は励みになります。
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