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CROSS-93 ジャック・アトラス登場! 脅威のアルカナフォース

遊☆戯☆王5D's ヴォーカルベスト遊☆戯☆王5D's ヴォーカルベスト
(2012/09/19)
TVサントラ

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 ジャックのターンです。

 武者修行の旅を続けていた。より強くなるために。馴合いに染まった俺自身を鍛えなおすために。世界には未知なる強豪デュエリストが待ちかまえていた。時には敗北に屈しながらも、彼らを乗越えていった。それは経験となり、俺の血肉となる。多くの出会いにより、世界が広がっていくのを実感できる。そろそろ遊星と戦ってみたい。そう思いはじめた頃合だろうか。

 光の結社。いかにも胡散臭い宗教組織が、シティで暗躍しだした。教祖ライトニングが支配をしているようだ。世界を浄化するだの、意味の分からないことを唱えていた。大蜘蛛が暴れたなど、ネオドミノから入ってくるニュースはふざけたものばかりだ。嫌な予感をシグナーサインが伝えてくる。ホィール・オブ・フォーチュンを駆けて、俺はライトニングに挑みかかる。

 光の結社により、ネオドミノは相当に荒らされている。お布施と称して、信者が家族から財産を持ちだしているという。兵器を製造して、テロを起こそうとしているらしい。けしからぬ。夕闇が濃くなってくる車道を疾走していく。槍のようなデザインのD・ホィールが輝いている。それに乗っているのがライトニングであろうか。小型のD・ホィールを追跡しているようだ。少女がレディを乗せて逃げている。俺はライトニングに体当たりを敢行した。



「何者だ!? 私を邪魔しようとするのは!?」

「貴様がシティを荒らしているライトニングか! いかにも胡散臭そうなデュエリストだ。光の結社か知らないが、このジャック・アトラスが許しておかぬ!」

 なるほど。前方を疾駆しているのは、話題盛りあがっているダルク・ウェイトリィか。映像で見たことがある。乗せているレディを守りながら、ライトニングから逃走しているようだ。いい面構えをしている。彼女は俺を確認して、そのまま走りさった。ライトニングが大仰に叫びだす。

「ジャック・アトラスだとっ! 知っているぞ! アウス・ピースリーの頭脳を得るのは後回しだ。シグナーを洗脳して、教団に引きこもうではないか。光の配下となるのだ!」

「この俺を従わせたいのなら、デュエルをするしかあるまい」

「よかろう。運命は我が手中にある。あなたを真白に染めあげて、光へと招こうぞ!」

 ライトニングが輝きを増した。こいつは人間でない。全身の輪郭が、びりびりと波打っている。まるで、エネルギーを凝縮したかのような存在だ。全てを喰らおうとする邪悪な光。真赤な双眸が睨みつけてくる。ライトニングのD・ホィールが、ありえないスピードで夕暮れを切っていく。ホィール・オブ・フォーチュンですら追いつけない。ファーストコーナーを奪われた。



『デュエル!』



【1ターン目:ライトニング】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻、ドロー。《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS:攻撃力1300・Lv4》を召喚。効果は正位置だ。カード4枚をセットして、ターンエンド」

 天使族と銘打ってはいるが、むしろ宇宙人に近い容貌をしている。カコン、カコンとカードが90度単位に回転していく。正位置か逆位置かをランダムに決め、モンスター効果が適用されるようだ。まさに運試しのエフェクトといえよう。



【2ターン目:ジャック】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ライトニング:《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS:攻撃力1300・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード4枚をセットしている。

スピード・カウンター:ライトニング&ジャック+1


「運頼りなタクティクスでは、ジャック・アトラスを下せない。俺のターン、ドロー」

「我が運命力を侮るなよ。相手スタンバイフェイズに永続罠《死神の巡遊》を発動。むろん、正位置だ。あなたはエンドフェイズまで、召喚を行なえない」

「死神ごときでは、この俺を阻めない。永続罠《死神の巡遊》を墓地に送ることで、手札から《トラップ・イーター:攻撃力1900・Lv4・チューナー》を特殊召喚する。さらに、《ダブル・プロテクター:攻撃力700・Lv4》を攻撃表示で召喚」

 大鎌をかまえた死神が、巨顔悪魔に呑みこまれていく。ライトニングの哄笑が流れてきた。

「やはり、《死神の巡遊》を除去してきたか。死神など囮にすぎない。《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS》の正位置効果を発動。相手モンスターが召喚されたことにより、手札から《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD:攻撃力3100・Lv8》を特殊召喚!」

「永続罠《ラッキー・チャンス!》を発動。《アルカナフォース》のモンスター効果発動時に、正位置か逆位置かを宣言する。当たれば、デッキからカード1枚をドローする。当然、正位置だ!」

 メタリックな上半身が降臨してきた。まるで確定しているかのように、正位置を出してくる。《ラッキー・チャンス!》により、1枚ドローできたようだ。イカサマをしているのだろうか。そういえば、セットカードの1枚が不気味に輝いている。

「レベル4《ダブル・プロテクター》に、レベル4《トラップ・イーター》をチューニング!」

「王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい! シンクロ召喚! 我が魂、《レッド・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》!」

「《レッド・デーモンズ・ドラゴン》で《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS》を攻撃する」

「その攻撃は通用しない。永続罠《光の波動結界》を発動。《アルカナフォース》を対象とした攻撃を無効にする。この効果が発動されたバトルフェイズ終了時に、相手に1枚ドローさせる。我が施しを受けとるがいい! ジャック・アトラス!」

 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の豪腕が、バリアにより阻まれた。まるで、光の洪水だ。コース一帯が昼間のごとく明るくなる。このカードが、ライトニングに強烈なるパワーを与えているのか。デメリットは遠慮なく使わせてもらおう。デッキからカード1枚をドロー。

「カード4枚をセットして、ターンエンドだ」



【3ターン目:ライトニング】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ライトニング:《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD:攻撃力3100・Lv8》&《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS:攻撃力1300・Lv4》が攻撃表示。永続罠《光の波動結界》&永続罠《ラッキー・チャンス!》を発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ジャック:《レッド・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード4枚をセットしている。

スピード・カウンター:ライトニング&ジャック+2


「私のターン、ドロー。《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN:攻撃力1100・Lv4》を召喚。予想通りの正位置だ。《ラッキー・チャンス!》により、カード1枚をドロー」

「スピード・カウンターは2つ以上ある。《Sp-エンジェル・バトン》を発動。デッキからカード2枚をドローして、手札の《ナイト・オブ・ペンタクルス》を墓地に送る。魔法カードが発動されたことにより、《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN》はエンドフェイズまで攻撃力が倍になる」

「《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》で《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を攻撃!」

「《レッド・デーモンズ・ドラゴン》よ! 紅蓮の鎧をまといて、その攻撃を受けとめるがいい! 罠カード《バスター・モード》を発動。《レッド・デーモンズ・ドラゴン》をリリースして、デッキから《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター:攻撃力3500・Lv10》を特殊召喚する」

 《レッド・デーモンズ・ドラゴン》がアーマーを装着して、クリムゾン・オーラを爆発させた。《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》が怯みだす。《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を戦闘破壊して、《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN:攻撃力2200》でダイレクト・アタックを狙ったようだ。その程度の戦術など、この俺には通用しない。

「ターンを終了する。《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN》と《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS》を墓地に送り、《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》の正位置効果を発動。見せてやろう。デュエルを支配する力を! ザ・ワールド!」

 眩すぎる光が、フィールドを覆いつくす。視界を白一色で塗りつぶされた。



【4ターン目:ライトニング】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ライトニング:《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD:攻撃力3100・Lv8》が攻撃表示。永続罠《光の波動結界》&永続罠《ラッキー・チャンス!》を発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ジャック:《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター:攻撃力3500・Lv10》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード3枚をセットしている。

スピード・カウンター:ライトニング&ジャック+2


「これが、《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》の真価だ。相手ターンをスキップする。私のターン、ドロー。罠カード《ワールド・リカバリー》を発動。コストにされた《アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN:攻撃力0・Lv4》と《アルカナフォースⅢ-THE EMPRESS:攻撃力0・Lv4》を復活させる。これらのモンスターは攻守0となり、効果無効となる。シンクロ素材にできず、《アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD》の発動コストにもできない」

 俺のターンが飛ばされただと!? 何ということだ。光に支配されたフィールドであるが、何とか道路輪郭が見える。クラッシュだけは免れそうだ。

「我らの盟主を招こうではないか。3体のモンスターを墓地に送り、手札から《アルカナフォースEX-THE DARK RULER:攻撃力4000・Lv10》を特殊召喚する。効果は正位置だ。《ラッキー・チャンス!》により、デッキからカード1枚をドローする」

「《Sp-オーバー・ブースト》を発動。スピード・カウンターを4つアップさせる。スピード・カウンターは4つを超えた。《Sp-サモン・クローズ》を発動。手札の《アルカナフォースⅦ-THE CHARIOT》を墓地に送り、デッキからカード1枚をドローする」

「《スピード・ワールド2》の効果を発動。スピード・カウンター7つを取りのぞき、デッキからカード1枚をドローする。《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》で《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》を攻撃する。ジ・エンド・オブ・シャドー!」

 光世界に漆黒の天使像が浮かびあがる。背中から生えた双頭竜がダークブレスを吐きだした。とてつもない威力だ。《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》を撃ちぬき、跡形もなく消滅させる。本来ならば、墓地から《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を特殊召喚させられるはず。《Sp-サモン・クローズ》を発動されたターン、俺は特殊召喚を行なえない。500ポイントのバトルダメージを喰らい、ライフは3500ポイントにまで削られた。

「正位置の《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》は2回攻撃ができる。チェックメイトだっ! ダイレクト・アタック!」

 再度、ダークブレスが襲いかかってくる。

「チェックメイトだとっ!? この程度で、この俺を追いつめたと思ったのか! 罠カード《レイ・オブ・ホープ》を発動。1500ポイント以上のダメージを受ける場合、ダメージを半分にする」

 それでも、2000ポイントの戦闘ダメージを受ける。残りライフは1500ポイントにまで穿かれた。激しい衝撃により、ホィール・オブ・フォーチュンがスピンしながら揺らされていく。態勢を立てなおして、コースへと戻る。烈光が治まり、夜空が覗かれてきた。

「生残ったか。バトルフェイズ終了時に、《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》は守備表示となる。次なる自分エンドフェイズまで、このカードは表示形式を変更できない。モンスター1体を裏側守備表示でセットして、ターンエンド」



【5ターン目:ジャック】LP1500、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ライトニング:《アルカナフォースEX-THE DARK RULER:守備力4000・Lv10》が守備表示。モンスター1体が裏側守備表示でセットされている。永続罠《光の波動結界》&永続罠《ラッキー・チャンス!》を発動中。

ジャック:魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。

スピード・カウンター:ライトニング+1 ジャック+4


「俺のターン、ドロー。ライフを800ポイント払い、永続罠《ウィキッド・リボーン》を発動。墓地より《レッド・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》を効果無効にして蘇らせる」

「《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の存在により、手札から《レッド・ノヴァ:攻撃力0・Lv1・チューナー》を特殊召喚する。《フレア・リゾネーター:攻撃力300・Lv3・チューナー》を召喚」

「レベル8《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に、レベル1《レッド・ノヴァ》とレベル3《フレア・リゾネーター》をダブルチューニング!」

「王者と悪魔、今ここに交わる。荒ぶる魂よ、天地創造の叫びをあげよ。シンクロ召喚! 出でよ、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン:攻撃力3500・Lv12》!」

「自分墓地にはチューナー3体がいる。《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》のモンスター効果により、攻撃力は1500ポイントアップする。《フレア・リゾネーター》がシンクロ素材にされたことにより、さらに300ポイントアップ! 《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》に攻撃!」

 俺のバーニングソウルに呼応して、《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》が燃えあがる。攻撃力5300ポイントにまで上昇。圧倒的な灼熱が、邪悪なる光を圧していく。《アルカナフォースEX-THE DARK RULER》を殴りつけるも、輝きのバリアが阻みだす。

「無駄だ! 《光の波動結界》により、その攻撃は無効となる」

「無駄ではない! 罠カード《パワー・プレッシャー》を発動。自分モンスターのアタックが無効にされたとき、相手ライフに1000ポイントのダメージを与える」

 《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》が衝撃波を走らせ、ライトニングにぶつけた。相手ライフが3000ポイントにまで減らされていく。

「《光の波動結界》により、1枚ドローするぞ。カード1枚をセットして、ターンエンド」





【エピソード5-D・セブンスターズ・その27】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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