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CROSS-95 覇王軍団の急襲! ブレイブVSカオス・ソーサラー

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コナミ

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 ヘルカイザー相手に、どうやって特殊召喚したのでしょうか?

 ハイウェイから一般車道に入ったところで、ダルクたちは覇王に襲われた。クリボー号は吹きとばされて、路面上を転がっている。ダルクはアウスを庇いながら、覇王を見上げた。全身鎧をまとった仮面のデュエリスト。オーラソードを振りさげて、鞘へと収めていく。 

 夜闇が降りたばかりのシティには、人があふれていた。光の結社が動いたことにより、すでに騒ぎは拡大している。野次馬が遠巻きに眺めているようだ。覇王を中心として、陽炎のごとく精霊が顕現していく。ダルクとアウスを囲むように、そいつらが迫ってきた。自力では立てないほどに、アウスは弱りきっている。眼鏡を拾うだけの気力もない。

「心配しないで。こいつら全員を倒すからね。アウスには触れさせないよ!」

 ダルクが立ちあがり、精霊軍団を睨みすえる。ハネクリボーに癒されながら、アウスがしっかりと頷いた。無数の怪視線が刺さってくるけど、その言葉だけで恐怖は消えていく。とても頼りになる男性だ。この人と一緒にいて、本当によかった。そう彼女は想った。

『この人数相手だと大変です。私が代わるのです。集団相手なら経験済みですよ』

 ボクが倒れそうになったら頼むね。心内から呼びかけてくるアルマに、ダルクが礼を返した。もちろん、自分だけで全滅させる気である。闇のデュエルに遭わすわけにはいかないから。D・ナポレオンが勇ましく跳ねている。ダルクはクリボー号からディスクを外して、かまえこんだ。

「それじゃあ、デュエルを始めようか」

 そのタイミングで、3機のD・ホィールが突っこんできた。チーム・ラグナロクだ。光の使者どもを倒して、駆けつけてくれたようだ。覇王が指差すと、軍団がハラルドたちを包囲しだした。ダルクと覇王が向かいあう。チェーンソーのごとく高速回転して、デュエル・ディスクが覇王に装着された。

「まずは、ダルク・ウェイトリィを喰らおう。三極神に選ばれしデュエリストは、後で頂くとする。我が手下程度に敗北するようでは、糧にする価値もないまでのこと」

 ダークオーラが土石流のように迫ってくる。マリク・イシュタールを倒して、WDGPで優勝を果たした。数々のダーク・セブンスターズを打破ってきた。積みあげられてきた経験は、ダルクに揺るぎない自信を与えている。闇炎が燃えさかる睨みにも屈することなく、猛りあがった。



『デュエル!』



 モーメントエネルギーにより、摩天楼が煌々と輝いている。ポリスが野次馬を避難させている。シティに顕現した魔物どもが、市民らに襲いかかる可能性もあるから。ライトニングに洗脳された職員も少なくないようで、警察機構は少人数で動かなければならない。チーム・ラグナロクがデュエルで闇精霊を留めている。彼らを見守りながら、風間は職務に励んでいく。

「《極星天ヴァルキュリア:攻撃力400・Lv2・チューナー》を召喚。相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにはこのカードしか存在しない。モンスター効果を発動。手札から《極星天ミーミル》と《極星天ヴァナディース》を除外して、《エインヘリアル・トークン:守備力1000・Lv4》2体を守備表示で特殊召喚する」

「レベル4《エインヘリアル・トークン》2体に、レベル2《極星天ヴァルキュリア》をチューニング!」

「北辰の空にありて、全知全能を司る皇よ! 今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!! シンクロ召喚! 天地神明を統べよ、最高神、《極神聖帝オーディン:攻撃力4000・Lv10》!」

 シティ上空に、北欧の最高神が浮かびあがった。その威容に、《熟練の黒魔術師》と《熟練の白魔導師》がたじろいでいく。魔法・罠カードへの耐性までも得られるモンスターだ。セットカードで対抗もできないだろう。ハラルドの攻撃宣言が、街路に響きわたる。



【1ターン目:ブレイブ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「トリックスターとは俺のこと。いくぜっ! 俺のターン、ドロー。《極星霊ドヴェルグ:攻撃力100・Lv1》を攻撃表示で召喚。モンスター効果により、さらなる召喚を行う。このカードをリリースして、《極星霊デックアールヴ:攻撃力1400・Lv5・チューナー》をアドバンス召喚。この召喚により、墓地から《極星霊ドヴェルグ》を手札に加える」

「フィールド魔法《極星の輝き》を発動。カード3枚をセットして、ターンエンド」

 夜空ではオーロラが揺れだし、地上では光星霊が踊りだした。幻想的な光景がつくりだされる。ブレイブは《カオス・ソーサラー》と対峙していた。



【2ターン目:カオス・ソーサラー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ブレイブ:《極星霊デックアールヴ:攻撃力1400・Lv5・チューナー》が攻撃表示。フィールド魔法《極星の輝き》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード3枚をセットしている。


「我がターン、ドロー。《プチモス:攻撃力300・Lv1》を召喚。魔法カード《超進化の繭》を発動。デッキから《進化の繭》、《ラーバモス》、《グレートモス》を墓地に送る。究極進化せよっ! 手札から《究極完全態グレート・モス:攻撃力3500・Lv8》を召還条件無視で特殊召喚!」

 《カオス・ソーサラー》が昆虫族使いだとっ!? その以外さに、ブレイブが不意を打たれた。伝説と謳われている《究極完全態グレート・モス》を、わずか1ターンで呼びだした。羽ばたきにより、大風が巻きおこる。毒鱗粉を吹きつけてきた。

「装備魔法《レーザー砲機甲鎧・改》を《究極完全態グレート・モス》に装着! 装備モンスターの攻守は300ポイントアップする。それだけではない! カード効果で破壊されないのだ!」

 巨大蛾の背中より、キャノンが伸びあがる。攻撃力3800ポイントにまで上昇したが、ブレイブはトラップを仕掛けていた。《極星の輝き》により、《極星霊デックアールヴ》は戦闘破壊されない。罠カード《極星宝ブリージンガ・メン》を発動すれば、《極星霊デックアールヴ》を《究極完全態グレート・モス》なみの攻撃力にまで引きあげられる。相手が攻撃宣言しても生残れる。

「手札から速攻魔法《サイクロン》を発動。《極星の輝き》を破壊すれば、フィールド魔法効果で《極星霊デックアールヴ》も破壊されるのだったな。これで、貴様を守るモンスターは消えうせた。《究極完全態グレート・モス》でダイレクト・アタック!」

 巨大竜巻がオーロラをなぎはらい、《極星霊デックアールヴ》が夜闇に溶けていく。連続する爆音。上空からの砲撃連射が直撃して、ブレイブをぶっとばす。そのライフは200ポイントにまで砕かれた。ダークデュエルでの痛みは小さくない。右手で顔を覆いながら、ブレイブが嘆きだす。

「なんてことだ! こいつは、ちょっとやばいかも……」

「当然だ。私は覇王軍でも最強クラスのデュエリスト。貴様ごときでは勝てぬ」

 得意気になる《カオス・ソーサラー》であるが、違和感に眉をしかめた。ブレイブの口元が笑っていたからだ。手を放して、悪戯小僧めいた表情を晒しだす。

「……なーんてな! 罠カード《フリッグのリンゴ》を発動。自分フィールドにモンスターが存在せず、バトルダメージを受けたときに発動できる。受けたダメージだけ、ライフポイントを回復する。《邪精トークン:攻撃力3800・Lv1》を特殊召喚。トークンの攻守は、回復数値と同じになる」

「くっ。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:ブレイブ】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ブレイブ:《邪精トークン:攻撃力3800・Lv1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。

カオス・ソーサラー:装備魔法《レーザー砲機甲鎧・改》を装備した《究極完全態グレート・モス:攻撃力3800・Lv8》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《フレイアの祝福》を発動。墓地から《極星霊デックアールヴ:攻撃力1400・Lv5・チューナー》を特殊召喚する。《極星霊リョースアールヴ:攻撃力1400・Lv4》を召喚して、モンスター効果を発動。《極星霊デックアールヴ》以下のレベルを持つ《極星霊ドヴェルグ:攻撃力100・Lv1》を手札から特殊召喚!」

「レベル1《極星霊ドヴェルグ》とレベル4《極星霊リョースアールヴ》に、レベル5《極星霊デックアールヴ》をチューニング!」

「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え! シンクロ召喚! 光臨せよ、《極神皇ロキ:攻撃力3300・Lv10》!」

「罠カード《極星宝メギンギョルズ》を発動。エンドフェイズまで、《極神皇ロキ》の攻守を倍にする。《究極完全態グレート・モス》に攻撃! 《邪精トークン》でダイレクト・アタック!」

「罠カード《聖なるバリア-ミラーフォース》を発動。攻撃モンスター全てを破壊する」

「《極神皇ロキ》のモンスター効果を発動! 自分バトルフェイズに発動された相手トラップを無効にして、破壊する。《聖なるバリア-ミラーフォース》は通用しないぜ!」

 切開かれた夜空を押しひろげて、《極神皇ロキ》が跳びだした。アゴヒゲをなでつけ、愉快そうに笑いだす。右手を銃のようにかまえ、指先から闇球体を撃ちはなった。攻撃力6600ポイントの威力を、《究極完全態グレート・モス》に正面からヒットさせて撃墜させた。《邪精トークン》の直接攻撃も決まり、《カオス・ソーサラー》のライフポイントも0にまで落ちていく。

 悲鳴をあげながら、《カオス・ソーサラー》は消滅した。安堵をつけるだけの暇はないようだ。骸骨鎧の怪人が、ブレイブへと向かってくる。大地に足を根づかせたような、堂々とした歩みである。背後からスカーレットオーラを揺らめかせている。

「《カオス・ソーサラー》を倒したか。さすがは、神の使い手ではある。覇王軍最強の戦士である《スカル・ビショップ》が、貴様を倒してくれようぞ!」

 《スカル・ビショップ》がデュエル・ディスクをかまえだした。ブレイブはアウス・ピースリーへと視線を向けた。弱りきっている彼女だけでも助けだしたいが、その隙を伺えそうにない。あの2人は姉妹のような関係だと聞いているが、そうも見えない。ブレイブは、さらなるデュエルを始める。



「我らをリリースして、儀式魔法《エンド・オブ・ザ・ワールド》を発動。これこそが、我らの真なる姿。《終焉の王デミス:攻撃力2400・Lv8》を儀式召喚。ライフを2000ポイント払い、モンスター効果を発動。《終焉の王デミス》以外のカード全てを破壊する。そして、ダイレクト・アタック!」

 《熟練の黒魔術師》と《熟練の白魔導師》が、互いのロッドをクロスさせた。閃光が周囲一面を包みこみ、魔神が立ちあがる。津波のごとき衝撃波を爆散させていく。シティ上空に浮かんでいる《極神聖帝オーディン》が霧散した。爆煙が晴れていき、ハラルドが姿現わす。本来ならば、ライフポイントを失って倒れているはずだが……。ハラルドは静かに立っていた。

「ど、どういうことだ。なぜ、ライフが減っていない!?」

「《終焉の王デミス》の効果発動時に、《和睦の使者》を発動させていた。戦闘ダメージは受けない。エンドフェイズだな? 墓地から《極星天ヴァルキュリア》を除外することで、《極神聖帝オーディン:攻撃力4000・Lv10》を蘇らせる。そして、カード1枚をドロー」

「私のターン、ドロー。《極星將テュール:攻撃力2000・Lv4》を召喚。《極神聖帝オーディン》で《終焉の王デミス》を攻撃。《極星將テュール》でダイレクト・アタック!」

 復活した《極神聖帝オーディン》が、杖から雷撃を撃ちおろす。隻腕の剣士が、《終焉の王デミス》に斬りかかる。一気にライフポイントを失って、《終焉の王デミス》は崩壊していく。

「馬鹿なっ! 覇王軍最強と謳われた、このデミスが敗れるとは……。これが神の力か……」

 《終焉の王デミス》を倒すも、新たなる刺客が立ちはだかった。覇王軍は数多く残っているようだ。《ガーディアン・バオウ》だ。ハラルドは顔向きを変えて、ニヤつく闇精霊とデュエルを始める。





【エピソード5-D・セブンスターズ・その29】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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