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CROSS-97 新たなる力発動! クトゥグア・フレア・ナイト

遊戯王シリーズ ヴォーカルベスト2遊戯王シリーズ ヴォーカルベスト2
(2009/12/23)
VA

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 デュエル展開が微妙に変わっています。

 高層ビルの屋上まで、《E-HERO インフェルノ・ウィング》が飛翔しだした。闇空を背景として、高速回転により竜巻を生みだしていく。そのまま、夜気を裂くように急降下してきた。サングラスにより両目は隠れているが、残虐に笑んでいるようだ。

「攻撃対象モンスターは《ネクロ・クリボー:守備力200・Lv1》か。《E-HERO インフェルノ・ウィング》は貫通効果を有する。その雑魚を戦闘破壊すれば、300ポイントの効果ダメージを与えられる。貴様のライフは300ポイントしか残っていない。敗北は決定した」

「勝手に決めないでよ。手札から《虹クリボー》を捨て、自分ライフを1200ポイント回復する。これだけじゃないよ。《フリーズ・クリボー》を捨て、モンスター同士のバトルで発生するダメージを0にする。追加効果で、《E-HERO ワイルド・サイクロン》を守備表示にするよ!」

 《E-HERO インフェルノ・ウィング》が上空から急接近してきた。竜巻が瘴気を乱していく。クリーッ! 氷をまとった《フリーズ・クリボー》が盾となり、大爪を受けとめる。硬音が響く。すかさず、全身から吹雪を放ちだした。《E-HERO ワイルド・サイクロン》が羽を縮めていき、マッチョボディを屈めだす。攻撃時に魔法・罠カードを封じてしまう厄介なモンスターだ。それだけに、このモンスターが守備態勢になってくれたのは嬉しい。

 《ネクロ・クリボー》は戦闘破壊されて、墓地へと送られてしまった。《E-HERO インフェルノ・ウィング》が舌打ちして、自分フィールドへと戻っていく。クリリー! 虹色結界がボクを包みこんで、心地よくしてくれる。効果ダメージは受けたけど、ライフは1200ポイントに落ちついた。そのまま消えずに、アウスの肩へ跳びこんだ。癒しのレインボーを浴びせていく。

「ならば、《E-HERO マリシャス・デビル》と《E-HERO ライトニング・ゴーレム》で直接攻撃をするまでだ。強壮なる下部よ。切裂いて、焼きつくすがいい!」

「罠カード《クリボー・リカバリー》を発動。このターン、《クリボー》2体を捨てている。よって、デッキからカード3枚をドローする。その攻撃も防ぐよ。《クリボー》と《エンジェリック・クリボー》をダメージ計算時に捨て、戦闘ダメージを0にする」

 痩身悪魔がアスファルトを蹴り、鉄爪を振りあげながら突撃してきた。《E-HERO マリシャス・デビル》がボクを狙ってくる。《ライトニング・ゴーレム》が右腕を夜空へと刺しこんだ。その先からは、闇球体が紫電を散らしながら膨張していく。右腕を地面に叩きつけると、それが特急列車のごとき勢いで向かってきた。ハイパワーな連撃だけど関係ない。

 クリクリー! 《クリボー》2体が協力してバリアを広げる。全ての悪意が阻まれていく。覇王の双眸が揺らぎだした。少しばかり、動揺しているようだ。《エンジェリック・クリボー》の効果発動時に、墓地から《フリーズ・クリボー》をデッキに戻した。

「持ちこたえたか。雑魚に守ってもらうにも限界があるだろう。ターンエンド」

「エンドフェイズだね。《エンジェリック・クリボー》のモンスター効果で、デッキからカード1枚をドロー」



【5ターン目:ダルク】LP1200、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ダルク:無し。

覇王:《E-HERO インフェルノ・ウィング:攻撃力2400・Lv6》&《E-HERO ライトニング・ゴーレム:攻撃力2700・Lv6》&《E-HERO マリシャス・デビル:攻撃力3800・Lv8》が攻撃表示。《E-HERO ワイルド・サイクロン:守備力2600・Lv8》&《E-HERO ヘル・スナイパー:守備力2800・Lv6》が守備表示。フィールド魔法《イービル・ゾーン》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカードを1枚セットしている。


「俺のターン、ドロー。《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3・チューナー》を召喚。このカードの存在により、魔法カード《アルパカとわたし》を発動。デッキから《ベビー・アルパカ:攻撃力400・Lv1》と《アルパカマン:攻撃力1600・Lv3》を特殊召喚する」

「一気に手札補充をするよ。魔法カード《アルパカの贈り物》を発動。自分フィールドに存在する《アルパカ》の種類だけ、デッキからカードをドローする。3枚ドロー!」

「《アルパカ》の絆を魅せてあげる! レベル3《アルパカマン》とレベル1《ベビー・アルパカ》に、レベル3《アルパカ・ガール》をチューニング!」

「常に優雅たるアルパカの明主よ。大地に降臨し、その偉大さを示したまえ! シンクロ召喚! 《キング・アルパカ:攻撃力2500・Lv7》!」

「《キング・アルパカ》のモンスター効果を発動。墓地から《アルパカ・ガール:守備力0・Lv3》を守備表示で復活させる。魔法カード《デブアルパカの角笛》を発動。《アルパカ・ガール》をリリースして、デッキから《デブアルパカ:攻撃力2400・Lv5》を特殊召喚する」

「手札から速攻魔法《死角からの一撃》を発動。《デブアルパカ》の攻撃力を、表側守備表示で存在する《ヘル・スナイパー》の守備力分アップさせる」

「魔法カード《アルパカ・アタック》を発動。《E-HERO ヘル・スナイパー》をデッキに戻す」

 超重量級の《デブアルパカ》が、夜空から落下してきた。巨体を路面に沈ませて、ちょっとした地震を押していく。《E-HERO ヘル・スナイパー》は魔法効果により破壊できない。しかし、デッキに戻すのなら問題はない。ノシノシと路上を駆けていき、赤きスナイパーにタックルをぶつけた。《E-HERO ヘル・スナイパー》が相手デッキへと吸いこまれていく。

「《デブアルパカ》で《E-HERO マリシャス・デビル》にアタック!」

 《デブアルパカ》が咆哮した。鼻息を吹きだして、痩身悪魔へと向かっていく。《E-HERO マリシャス・デビル》は攻撃強制をさせる能力を有している。《デブアルパカ》は攻撃力5200ポイントにまで昂ぶっているんだ。遠慮なく踏みつぶす。鉄爪が無残に折られた。1400ポイントの戦闘ダメージを受け、覇王のライフは2600ポイントにまで潰されていく。

「手札から速攻魔法《突撃指令》を発動。通常モンスターである《デブアルパカ》をリリースして、《E-HERO ライトニング・ゴーレム》を破壊する」

 《デブアルパカ》は《E-HERO ライトニング・ゴーレム》を蹴りあげた。巨体が舞いあがり、地面へと叩きつけられる。1ターンに1度だけとはいえ、モンスターを効果破壊できるんだ。置いておくと危険極まりない。まだまだ、《E-HERO》は残っている。

「《キング・アルパカ》で《E-HERO インフェルノ・ウィング》を攻撃!」

 優雅さを保ちながら、《キング・アルパカ》が行進していく。攻撃対象モンスターの目前でストップ。《E-HERO インフェルノ・ウィング》が鋭爪で抵抗しようとするも、《キング・アルパカ》の頭突きがカウンターヒット! 戦闘破壊により、相手ライフは2500ポイントにまで打ちすえられた。

「4体の《E-HERO》を倒したよ! カード1枚をセットして、ターンエンド」



【6ターン目:覇王】LP2500、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ダルク:《キング・アルパカ:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカードを1枚セットしている。

覇王:《E-HERO ワイルド・サイクロン:守備力2600・Lv8》が守備表示。フィールド魔法《イービル・ゾーン》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカードを1枚セットしている。


「貴様が倒したのは雑魚程度にすぎない。俺のターン、ドロー。手札1枚を捨て、永続罠《イービル・パーティー》を発動。墓地より《E-HERO》を可能なかぎり、召喚条件を無視して特殊召喚する。これらのモンスター効果は無効となり、攻撃もできない」

 倒したばかりのモンスターが蘇っていく。《E-HERO マリシャス・エッジ》と《E-HERO ライトニング・ゴーレム》がアスファルトを割って立ちあがる。《E-HERO マリシャス・デビル》と《E-HERO インフェルノ・ウィング》が、続くように飛翔しだした。

「《E-HERO》5体をリリースして、《E-HERO ネオス・ベリアル:攻撃力2500・Lv7》を手札から特殊召喚する。リリースしたモンスターの合計攻撃力分だけ、このモンスターはパワーアップする。フィールド魔法効果も忘れないことだ。イービル・コンタクト!」

 《E-HERO》が漆黒炎と化した。それらを喰いながら、高層ビルに匹敵するほどに魔物が巨大化していく。《E・HERO ネオス》を資料写真で見たことがある。それが暗黒色に染まった容姿をしている。赤模様が全身に混ざっている。裂口からは、禍々しい鮫牙が覗かれる。《E-HERO》を任意数だけリリースして特殊召喚できるようだ。その攻撃力は15300ポイントにまで達している。

「これがカイザーベリアル! 銀河覇王だ! 《E-HERO ヘル・ゲイナー:攻撃力1600・Lv4》を召喚して、自身のモンスター効果により除外する。悪魔族モンスターである《E-HERO ネオス・ベリアル》は、連続攻撃が可能となった」

「《E-HERO ネオス・ベリアル》のモンスター効果を発動。《E-HERO ライトニング・ゴーレム》を墓地から除外して、その能力を吸収する。《キング・アルパカ》を効果破壊する」

 《E-HERO ネオス・ベリアル》がロッドを振りかざした。カヌーで使用するような形状をしている。嵐のごとく稲妻が暴れまわり、《キング・アルパカ》が焼きつくされた。闇瘴気が突風により薄らいで、すぐにも濃度を増していく。一瞬だけだが、驚愕するハラルドたちが見えた。

「《E-HERO ワイルド・サイクロン》と《E-HERO インフェルノ・ウィング》を除外して、その能力を奪いつくす。《E-HERO ネオス・ベリアル》の攻撃時、ダメージステップ終了時まで貴様は魔法・罠カードを発動できない。バトルダメージを与えた場合、そのセットカードを破壊する」

「今すぐに発動するよ。罠カード《アルパカパン》を発動。墓地から《ベビー・アルパカ:守備力300・Lv1》を守備表示で復活させる」

「《E-HERO ネオス・ベリアル》が貫通効果を有しているのを忘れたか。雑魚など強者の生贄にすぎない。覇王は全てを奪いつくす。《E-HERO ネオス・ベリアル》で連続攻撃!」


『ベリアル・ジェノサンダー!』


 《E-HERO ネオス・ベリアル》がロッドを振りおろした。スパークが宙一面に広がる。とてつもない衝撃が大地を揺らす。クリクリー! 《ハネクリボー》と《虹クリボー》が、アウスを守ってくれている。大規模な爆発嵐に、《ベビー・アルパカ》が消滅させられた。

「手札から《ボム・クリボー》を捨て、モンスター同士のバトルで発生するダメージを0にする。さらに、相手ライフに800ポイントのダメージを与えるよ! 墓地から《ネクロ・クリボー》を除外して、2回目の攻撃による戦闘ダメージを0にする」

 《キング・アルパカ》が効果破壊されていなければ、ボクは惨敗していた。《E-HERO インフェルノ・ウィング》から吸収したモンスター効果により、400ポイントのダメージを受ける。戦闘破壊された《ベビー・アルパカ》の攻撃力分だ。ライフは800ポイントにまで落ちていく。

 グリグリー! 《ネクロ・クリボー》がドクロをシールドにして、巨大ロッドを受けとめている。あちらこちらにスパークが伸びていき、周囲のビルディングを穿っていく。住人たちは避難しているだろうか? ボクは《ネクロ・クリボー》を支えた。虹色球体を展開して、電子流がアウスに触れないようにする。《ボム・クリボー》は覇王直前で大爆発。相手ライフを1700ポイントにまで燃やす。

「この攻撃までも防ぎきっただと……。ターンを終了する」

「《ネクロ・クリボー》が発動したエンドフェイズ。墓地に《クリボー》2種類以上が存在していたから、デッキからカード1枚をドローする」

 グリーッ! 《ネクロ・クリボー》が励ますように、肩を叩いて消えていった。ドクロは半壊しているけど、いい表情をしているよ。アウスが無事なようで、安心できる。



【7ターン目:ダルク】LP800、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ダルク:無し。

覇王:《E-HERO ネオス・ベリアル:攻撃力15300・Lv7》が攻撃表示。フィールド魔法《イービル・ゾーン》が発動中。


「自分モンスターまで雑魚扱いするヤツなんかに負けない! 俺のターン、ドロー」

 右腕が温かく響いている。全身が燃えあがるようだ。赤き龍が天空を泳ぎながら見下ろしている。引きはなったカードが、クリムゾン・オーラを揺らしている。ヒータがくれたカードだ!

「デッキが奇跡を導いてくれたようだね。《クトゥグアの精霊:攻撃力1300・Lv3・チューナー》を召喚。この召喚により、墓地から《ボム・クリボー:守備力200・Lv1》を特殊召喚する。魔法カード《思い出のブランコ》を発動して、《アルパカマン:攻撃力1600・Lv3》を復活させるよ!」

「レベル3《アルパカマン》とレベル1《ボム・クリボー》に、レベル3《クトゥグアの精霊》をバーニング・チューニング!」

「強壮なる炎の旧支配者よ! 絆の呼びかけに応え、その使者を大地に降臨させよ! シンクロ召喚! 燃えあがれ、《クトゥグア・フレア・ナイト:攻撃力2700・Lv7》!」

 炎塊状の精霊が膨れあがり、《アルパカマン》と《ボム・クリボー》を飲みこんだ。《クトゥグアの精霊》は召喚時に、レベル1の炎属性モンスターを特殊召喚させる。炎精霊が消滅して、真紅鎧の騎士が歩いてきた。マントも火色に染まっている。仮面奥からは勇敢なる眼差しが刺しこんでくる。《クトゥグア・フレア・ナイト》がフレイムソードを振りあげた。

「相手モンスターの攻撃力が元々の攻撃力を超えていれば、エンドフェイズまで、その数値分だけ《クトゥグア・フレア・ナイト》をパワーアップさせられる。このモンスターが相手モンスターを戦闘破壊をしたとき、破壊したモンスターの攻撃力分だけダメージを与える。ベリアルを倒す! 《クトゥグア・フレア・ナイト》で攻撃!」

 《E-HERO ネオス・ベリアル》がロッドを叩きつけてきた。跳びあがった《クトゥグア・フレア・ナイト》が、反撃を斬りおとす。炎剣が爆発するように伸びあがった。その攻撃力は18000ポイントにまで達している。赤い剣閃が、いくつも巨体に縫いつけられていく。苦悶に踊りながら、《E-HERO ネオス・ベリアル》が爆散した。覇王のライフが0にまで落ちていく。

「この覇王が敗北しただと……。ダルク・ウェイトリィか。貴様の名を覚えておくぞ!」

 仮面が崩れおちた。暗黒が渦巻いているのみで、顔が存在しない。覇王は闇へと消えていく。



「お願いします。アウスを病院まで運ぶのを手伝ってください!」

 覇王が去り、ボクはすぐにもハラルドたちに頼みこんだ。どうやら、彼らは覇王軍を全滅させたようだ。ボクは少しだけ、フラフラしている。闇のデュエルが続いて、魂が消耗しているかもしれない。こんな状態で走らせるには不安が大きすぎる。

「頼まれなくとも、そうするつもりだぜ。この惨状だからな。救急車も呼んである。そちらの方が設備もいい。護衛も兼ねて、つきそってやりなよ。それにしてもだ。よく、あんな化物を倒したな」

 ブレイブが感嘆を吐いた。大震災直後のごとく、周囲一帯は瓦礫広場と化している。ベリアルが暴れたせいだ。市民らは逃げており、死傷者はいないらしい。それだけでも幸いだ。このまま病院まで直行して、アウスを元気回復させよう。ラグナロクに礼を返そうとしたけど……。

 瞳に輝く紋章。彼らの表情が青ざめている。異様な気配が近づいてきた。





【エピソード5-D・セブンスターズ・その31】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

確かに微妙に変わってる。ドローは普通にしたのね。作ってドローは運命論否定なわけだし。
アウスを乗せて急ぎ足だったから息をつく暇もないようにテンポが良くなっていたのは良かった。
ここのところはやっぱダルクが2回目に成長を遂げる部分として印象的。絶対強者の猛攻を貧弱な仲間たちとの結束で凌いでその先の勝利を導き出した。まさに主人公らしい戦い方。

4月のパックがシンクロ大量収録、6月で青眼ストラクは驚いたね。個人的にシンクロ好きだから凄く買いたいと思わされた。しかしアニメのエクシーズ押し宣伝捨ててまで過去作押しするあたりゼアルはもうコナミに見限られているのかね。この流れだと7月は融合か儀式かもしれない? 色んな召喚方法が万遍なく強化されるのは嬉しい。

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 デュエリストはカードをも創造……しちゃいけませんよね。普通にドローさせました。効果使用をされていなかった《E-HERO》も活躍できるように変更もしました。後半からは、ボスキャラのオンパレードで急展開にしました。ダルクは次章で、大きな試練に遭います。

 青眼ストラクはインパクトがありますね。まさか、このタイミングで原点カードを推してくるとは。ストラクだけでなく、融合・儀式もプッシュしてほしいです。儀式も《リチュア》だけでなく多彩になると楽しそうになります。
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