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CROSS-111 ジェムナイト・マスター降臨

遊戯王5D's SOUND DUEL 02遊戯王5D's SOUND DUEL 02
(2009/12/23)
TVサントラ

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 そろそろ、オリカ倉庫も更新していこうかな。

「面白いことを教えてやるぜ。アウスが使用しているフィールド魔法は特別性能でな。オレイカルコスの欠片が含まれているんだ。このライディング・デュエルでの敗者は、魂を抜かれる。貴様とアウス、どちらかが命を失う。再会したばかりだが、永遠の別れになるわけだ!」

 狂顔を造形しながら、霊体が背後から追ってくる。哄笑をあげるたびに、炎のごとく揺れていく。見守りながら追走しているジャックが、不愉快そうに歯軋りをした。

「君はファラオでしょ? ずいぶんと悪趣味だね。負けなければ生残れるってわけか……」

「そうさ。アウスを助けるためにサレンダー。そんな手段もあるんだぜ」

「降参なんか絶対にするもんか! 誰に勝たなくてはいけないか、はっきりしたね」

 玉座にくつろぎ、ファラオはボクたちの苦しみを愉悦しているのだろう。足を組みながらニタニタしているのを想像できてしまう。絶対に負けられない。アウスが前方を疾走している。曇天全体が押しつぶしてきそうだ。彼女に勝利できても、何の解決にもならない。あのカードに賭けるしかないようだ。この状況を突破するためにも、ボクのターンを始めよう。



【4ターン目:ダルク】LP3600、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アウス:《ジェムナイト・マディラ:攻撃力2200・Lv7》&《ジェムドラゴン:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。《ジェムゴーレム:守備力2000・Lv4》が守備表示。モンスター1体が裏側守備表示でセットされている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

ダルク:魔法&罠カードゾーンにカード3枚がセットされている。

スピード・カウンター:アウス+7 ダルク+3


「俺のターン、ドロー。罠カード《アルパカパン》を発動。墓地から《アルパカマン・ブラウン:攻撃力1900・Lv4》を特殊召喚する。《ジェムドラゴン》に攻撃!」

 《アルパカマン・ブラウン》がコース前方へと突進した。《ジェムドラゴン》に連続殴打を叩きこむ。宝石を散らせながら、《ジェムドラゴン》は路面を転がっていった。300ポイントの戦闘ダメージを与え、相手ライフを3700ポイントにまで減らせた。

「《アルパカマン・ブラウン》が相手モンスターを戦闘破壊したから、デッキから攻撃力1500以下の《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3・チューナー》を特殊召喚する。罠カード《緊急同調》を発動。レベル4《アルパカマン・ブラウン》にレベル3《アルパカ・ガール》をチューニング!」

「常に優雅たるアルパカの明主よ。大地に降臨し、その偉大さを示したまえ! シンクロ召喚! 《キング・アルパカ:攻撃力2500・Lv7》!」

 すかさず、攻撃宣言をかける。アルパカ王が《ジェムナイト・マディラ》へと向かっていく。炎剣で抵抗してくるも、それごと折っての体当たり。連続しての戦闘破壊により、アウスのライフを3400ポイントにまで縮小させた。こんな形でなきゃ、楽しいデュエルなのに。

「《キング・アルパカ》のモンスター効果を発動。墓地から《アルパカマン・ブラウン:守備力1000・Lv4》を守備表示で特殊召喚する。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:アウス】LP3400、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アウス:《ジェムゴーレム:守備力2000・Lv4》が守備表示。モンスター1体が裏側守備表示でセットされている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

ダルク:《キング・アルパカ:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。《アルパカマン・ブラウン:守備力1000・Lv4》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚がセットされている。

スピード・カウンター:アウス+8 ダルク+4


「思いだすね。デュエル・モンスターズじゃないけど、よく2人でカードゲームを楽しんでいた。ダルクくん、負けてばかりいたの。私のターン、ドロー。カード1枚をセットしておくわ。《メタモルポット:攻撃力700・Lv2》を反転召喚。お互いは手札全てを捨て、デッキからカード5枚をドロー」

 《メタモルポット》でアドバンテージを稼ぐために、カード1枚をセットしたようだ。通常魔法の可能性も高いだろう。互いに手札5枚となる。ボクは《エンジェリック・クリボー》を捨てるはめになった。それを確認してか、アウスが安堵をつく。

「スピード・カウンターは4つ以上ある。《Sp-スピード・フュージョン》を発動。手札の《ジェムナイト・ラズリー》と、フィールドの岩石族モンスター《メタモルポット》を融合するよ。《ジェムナイト・ジルコニア:攻撃力2900・Lv8》を融合召喚!」

「《ジェムナイト》の融合召喚に成功したから、墓地から《ジェムドラゴン:攻撃力1600・Lv4》を特殊召喚する。《ジェムナイト・ラズリー》が墓地へ送られたことにより、墓地から通常モンスター《ジェムナイト・ガネット》を手札に戻す」

「《ジェムナイト・ルマリン:攻撃力1600・Lv4》を召喚」

 《ジェムナイト》が融合召喚されるたびに、手札または墓地から《ジェムドラゴン》が呼びだされる。1ターンに1回だけとはいえ、厄介すぎるモンスター効果だよ。宝石モンスター3体が攻撃表示でかまえている。永続罠《アルパカの訴え》を伏せている。《ジェムナイト・ジルコニア》による《キング・アルパカ》への攻撃を無効にすれば大丈夫!

「ダルクくん、表情には気をつけた方がいいよ。スピード・カウンターは2つ以上ある。《Sp-ハイスピード・クラッシュ》を発動。《ジェムゴーレム》と《キング・アルパカ》を破壊するの」

 スピードが衝撃波となり、互いのモンスター1体ずつを破壊する。《キング・アルパカ》が舞いあげられて、そのまま砕かれていく。《アルパカマン・ブラウン》に頼るしかない。

「《ジェムドラゴン》で《アルパカマン・ブラウン》に攻撃」

「永続罠《アルパカの訴え》を発動。そのアタックを無効にするよ!」

 《アルパカマン・ブラウン》が土下座疾走をすると、《ジェムドラゴン》が噛みつきを止まった。大口を開けたままに、アルパカウンター1つを乗せられる。自分メインフェイズにレベル5以上の《アルパカ》を墓地送りにすれば、そのコントロールも奪えるだろう。攻撃を止められたのは《ジェムドラゴン》のみだ。その背後から、《ジェムナイト・ルマリン》が跳びかかってきた。稲妻を放ち、守備表示の《アルパカマン・ブラウン》を焼きつくす。

「《ジェムナイト・ルマリン》をリリースして、罠カード《ジェムエンハンス》を発動。墓地から《ジェムナイト・クリスタ:攻撃力2450・Lv7》を特殊召喚するの。《ジェムナイト・ジルコニア》と《ジェムナイト・クリスタ》でダイレクト・アタック!」

「永続罠《クリボックス》を発動。デッキから《ネクロ・クリボー》を墓地に送り、戦闘ダメージを0にする。墓地から《ネクロ・クリボー》を除外して、戦闘ダメージをガード!」

 《ジェムナイト・ジルコニア》が跳躍して、ハンマーのごとき両腕を振りおろしてきた。《ジェムナイト・クリスタ》がショルダータックルをぶつけてきた。その肩からは、クリスタルが伸びあがっている。グリグリーッ! 巨大ボックスからジャンプした《ネクロ・クリボー》が、ドクロを盾にして双攻撃を防ぐ。《ネクロ・クリボー》が励ますように視線を刺してきた。ありがとう。

「敵に回すと、イラッとくるね。カード1枚をセットして、ターンエンド」

「《ネクロ・クリボー》の効果を発動したとき、墓地に2種類以上の《クリボー》がいた。よって、エンドフェイズにカード1枚をドローするよ」



【6ターン目:ダルク】LP3600、ドローフェイズ後の手札7枚

(フィールド)
アウス:《ジェムナイト・ジルコニア:攻撃力2900・Lv8》&《ジェムナイト・クリスタ:攻撃力2450・Lv7》&《ジェムドラゴン:攻撃力1600・Lv4・アルパカウンター+1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

ダルク:永続罠《アルパカの訴え》と永続罠《クリボックス》が発動中。

スピード・カウンター:アウス+9 ダルク+5


「ん? ちょっと、待って? たくさんカードゲームをしたけど、負けっぱなしじゃなかったよ! ドロー。《Sp-カウントアップ》を発動。手札の《アルパカ・ナイト》を墓地に送り、スピード・カウンターを2つアップさせる。フィールド魔法《スピード・ワールド2》の効果を発動。スピード・カウンター7つを取りのぞいて、デッキからカード1枚をドローするよ」

 くすりと、アウスの背中が揺れた。スピード・カウンターを大量消費して、クリボー号が減速していく。アウスに近づけたけど、距離を離されてしまう。

「モンスター1体を裏側守備表示でセット。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【7ターン目:アウス】LP3400、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
アウス:《ジェムナイト・ジルコニア:攻撃力2900・Lv8》&《ジェムナイト・クリスタ:攻撃力2450・Lv7》&《ジェムドラゴン:攻撃力1600・Lv4・アルパカウンター》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

ダルク:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。永続罠《アルパカの訴え》と永続罠《クリボックス》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

スピード・カウンター:アウス+10 ダルク+1


「私のターン、ドロー。《ジェムドラゴン》をリリースして、《Sp-ハイダッシュ》を発動。スピード・カウンター2つを増やす。デッキからカード5枚をめくり、《Sp》があれば1枚を手札に加える。《Sp-ネクロ・フュージョン》を加え、それ以外はデッキに戻してシャッフル」

「罠カード《輝石融合》を発動。手札の《ジェムナイト・ガネット》と、フィールドの《ジェムナイト・クリスター》を融合して、《ジェムナイト・ルビーズ:攻撃力2500・Lv6》を融合召喚! 《ジェムナイト》の融合召喚により、墓地から《ジェムドラゴン:攻撃力1600・Lv4》を特殊召喚する」

「互いのスピード・カウンターは10以上も離れている。《Sp-ギャップ・ストーム》を発動。フィールドの魔法・罠カード全てを破壊するの!」

「破壊される前に、罠カード《ぷちピケルの魔法陣》を発動するよ。デッキから《ぷちピケル》を手札に加える。このターン、自分はダイレクト・アタックによる戦闘ダメージを受けない」

 このタイミングで《輝石融合》を発動させたのは、《Sp-ギャップ・ストーム》に巻きこませないためか。《アルパカの訴え》と《クリボックス》が、暴風に舞いあげられていく。実体化した竜巻により、D・ホィールが揺さぶられる。アウスが倒れてしまわないか心配だったけど、走行姿勢を保っているようだ。一安心と、胸を撫でおろした。

「《ぷちピケル》は厄介だね。《スピード・ワールド2》のバーン効果も使えない……」

「スピード・カウンターは6以上ある。《Sp-ネクロ・フュージョン》を発動。墓地から《ジェムナイト・クリスタ》、《ジェムナイト・ガネット》、《ジェムナイト・ルマリン》を除外。《ジェムナイトマスター・ダイヤ:攻撃力2900・Lv9》を融合召喚!」

「スピード・カウンター7つを取りのぞいて、《スピード・ワールド2》の効果を発動。デッキからカード1枚をドローする。いいカードが来てくれたの。スピード・カウンターは2つ以上ある。《Sp-ディフェンス・バスター》を発動。セットモンスターを攻撃表示にリバース!」

 《ハネアルパカ:攻撃力1000・Lv4》が起きあがった。アウスが弾む。

「墓地から《ジェムナイト・マディラ》を除外して、その特殊能力をエンドフェイズまで《ジェムナイトマスター・ダイヤ》に与える。《ジェムドラゴン》のモンスター効果を発動。このカードをリリースして、《ジェムナイトマスター・ダイヤ》のパワーを500ポイントアップさせる」

 何度も蘇るだけで厄介なのに、《ジェムドラゴン》はパワーアップもさせられるようだ。このターン限定だけど。《ジェムナイトマスター・ダイヤ》に巻きついて一体化していく。墓地の《ジェム》1体につき、《ジェムナイトマスター・ダイヤ》の攻撃力が100ポイントアップする。3600ポイントまでパワー上昇を果たした。宝石剣をかまえこむ。

「《ジェムナイトマスター・ダイヤ》で《ハネアルパカ》を攻撃! 《ジェムナイト・マディラ》のスキルを得ているから、《クリボー》でガードできないよ」

 膨大な宝石に囲まれて、《ジェムナイトマスター・ダイヤ》が闘気爆発させた。全身を多色に輝かせながら、一際巨体な宝石騎士が走りぬけてくる。手札にある《ボム・クリボー》を使えない。大剣がレインボーな軌跡を描いていく。《ハネアルパカ》が消滅させられた。2600ポイントもの戦闘ダメージを受けて、ボクのライフは1000ポイントにまで吹っとばされる。

「《ハネアルパカ》が戦闘破壊されたとき、デッキからレベル3以下の《アルパカ》を特殊召喚できるけど、《ジェムナイト・マディラ》のスキルで封じられている。うわっ!」

 実体化した衝撃に、クラッシュ寸前まで追いつめられる。ジャックが叫ぶ。体勢を立てなおして、コースへと復帰した。アウスの攻めは凄まじい。時間をかけると、ボクも不利に陥っていきそうだ。なによりも、2人とも救われるカードが手札に舞いこんでいない。

「ダルクくん……。ターンエンド」

 アウスが安堵の表情を流していた。彼女の精神は支配されきっておらず、希望を抱ける。鼓動が高まってくる。視線が交わったとき、アウスの心が這入りこんできた。デザードやユベル戦でも発揮した力だ。彼女の想いが、眼前へと膨らんでくる。





【エピソード6-古代神官の宴・その11】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

メタモルポットのセット情報が抜けてる
今度は互いの手の内を知っているからこその面白味を出してきたか、最近はデュエルに何かしらのこういう趣きを感じさせる仕込みを入れてくるから面白い。
SPを巧みに使ってくるね。ギャップストームはムクロ戦でも思ったが必ずしもSPカウンターが高ければいいなんて概念を覆してくれた。手札を墓地送りしてでもカウンターを加速させているから強力なSPを使うペースが速くていいね。

No title

 majesticさん、感想&ご指摘ありがとうございます。《メタモルポット》のセット情報を入れておきました。

 知っている同士のバトルです。アウスのライフを0にしても【真の勝利】にならないので、ダルクにとって大変です。

 修正後からは《Sp》を活かすようにしています。できるだけたくさんの《Sp》を使っていきます。
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