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CROSS-114 大空決闘! ダルクVSセフィロン

【遊戯王シングルカード】 《プロモーションカード》 時械神メタイオン ウルトラレア vjmp-jp057【遊戯王シングルカード】 《プロモーションカード》 時械神メタイオン ウルトラレア vjmp-jp057
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コナミ

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 《究極時械神セフィロン》は幾分かアニメ効果が入っています。フィニッシュが変わっているかもしれません。

 シティ上空に浮かびながらデュエルをしている。足元では緑地公園が小さくなっている。地上にいては、デュエルの内容が分からないだろう。《時械神》たちが橙色に照らされて、神々しいまでの壮景を演出している。巨大甲冑に天使が憑依しているモンスターか。攻撃力こそないが、モンスター効果が強力すぎる。大陸雲が薄くなっていき、夕空が覗きだしてきた。



【4ターン目:セフィロン】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ダルク:魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。

セフィロン:《時械神 カミオン:攻撃力0・Lv10》&《時械神 サディオン:攻撃力0・Lv10》&《時械神 ミチオン:攻撃力0・Lv10》&《時械神 ハイロン:攻撃力0・Lv10》&《時械神 ラツィオン:攻撃力0・Lv10》が攻撃表示。永続罠《無限光アイン・ソフ・オウル》が発動中。


「私のターン、ドロー。《豊穣の聖杯》により、さらにカード2枚をドローします」

「手札から《虹クリボー》を捨て、自分ライフを1200ポイント回復するよ。罠カード《クリボー・リカバリー》を発動して、デッキからカード2枚をドロー」

 デッキに戻されたが、《虹クリボー》はドローされて戻ってきている。ボクに懐くように、ぴょぴょんと跳ねている。ライフは2600ポイントにまで戻った。《時械神 ミチオン》によりライフ半減をされても、《時械神 ハイロン》のバーン効果を防げば、ライフ1300ポイントの状態で生残れる。《時械神 ラツィオン》の業火に焼かれてもね。セフィロンが苦笑を漏らしている。

「あなたの思考は、手にとるように分かりますよ。効果ダメージを防げば、何とかなると踏んでいるのでしょう。そうはいきません。あなたに絶望を突きつけてあげましょう。魔法カード《原形と創造の書》を発動。全ての《時械神》をリリースし、その数まで《時械神》をデッキから特殊召喚します」

「合計10体の《時械神》を特殊召喚できました。私自身が降臨する条件は整っています。《無限光アイン・ソフ・オウル》を墓地に送り、デッキから《究極時械神 セフィロン:攻撃力4000・Lv10》を特殊召喚します」

 《時械神》が光輝に包まれて消滅していく。新たなる《時械神》4体が顕現した。それだけでは終らない。《究極時械神 セフィロン》までもが乗りだしてきた。さすがは、神クラスの精霊だと畏怖してしまう。圧倒的なオーラが吹きつけてくる。相手モンスターゾーンは埋まりきった。ハイパワーな《時械神》により、効果ダメージをしのぐだけでは助からない。

「《究極時械神 セフィロン》を選択対象として、魔法カード《セフィロスの玉座》を発動します。選択モンスターは、戦闘およびカード効果によってはフィールドから離れません。このカードが墓地に送られているかぎり、《時械神》全ての攻撃力は4000ポイントになり、デメリット効果も消滅します」

「私の存在により、魔法カード《万物照応の世界》を発動。このデュエルにおいて、私の魔法・罠カードゾーン、フィールド魔法ゾーンはモンスターカード・ゾーンとしても扱うことが可能となります。この意味が分かりますか? あなたは絶望に閉ざされたのですよ」

「《究極時械神 セフィロン》のモンスター効果を発動。墓地より《時械神》を可能なかぎり特殊召喚します。呼びだされたモンスター効果は無効となるはずですが、《セフィロスの玉座》の威光により、モンスター効果は生きたままとなります」

「《究極時械神 セフィロン》の攻撃力は他の《時械神》1体につき4000ポイントアップします。《時械神》を除外することにより、私が戦闘で受けるダメージを0にできます」

 夕空が消えていた。未知色に蠢いている異次元空間が、空全体を占めている。あまりにも巨大すぎる【生命の樹】が立っている。大風が不規則に乱れて、大気全体が泣いているかのようだ。本来ならば魔法カードが置かれる場所に、復活した強敵どもが並びだした。合計11体もの《時械神》とは、荘厳な光景である。《時械神 メタイオン》が物凄い形相で睨みつけてくる。《究極時械神 セフィロン》の攻撃力が44000ポイントにまで急上昇した。

「《時械神 ガブリオン》で攻撃し、相手フィールドのカード全てをデッキに戻します。《時械神 サンダイオン》が攻撃したとき、相手ライフに4000ポイントのダメージを与えます」

 《時械神》2体が踊りかかってきた。青き《時械神 ガブリオン》が、衝撃波動を洪水のごとく流しだした。その胸部分では、男性天使が目鼻だけを覗かせている。巨体を浮かべる《時械神 サンダイオン》。十字鏡面の中では、いかついオジさんが笑みを浮かべている。あふれるばかりの稲妻が放たれ、ボクは大きく吹きとばされた。地上まで墜落するかと感じたが、マットに跳びこんだかのように止まった。轟音シャワーに包囲される。それでも、ボクのライフは0にならない。

「《究極時械神 セフィロン》のエフェクトが発動していた時点で、罠カード《ぷちピケルの魔法陣》を発動して、デッキから《ぷちピケル》を手札に加えていたんだ。ちゃんと聞いてなかったでしょ? このカードが発動されたターン、ボクは直接攻撃によるバトルダメージを受けない。《ぷちピケル》を手札から捨てたから、効果ダメージも0になるよ」

 ホワイトローブの幼女が、ロッドから魔法陣を拡大させている。《時械神》に一斉攻撃されても大丈夫だ。アタックでもエフェクトでも、ボクのライフは減らされないから。しっかりとした眼差しで、応援を送ってくれる。ありがとう。《ぷちピケル》は希望残して消えていった。

「しぶといですね。ターンを終了します。《時械神 カミオン》のモンスター効果により、あなたのライフは半分となります。《ぷちピケル》でもガードできないでしょう」

 自分ライフが1300ポイントにまで減らされる。本当に、ギリギリな戦いだ。



【5ターン目:ダルク】LP1300、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
ダルク:無し。

セフィロン:《究極時械神 セフィロン:攻撃力44000・Lv10》&《時械神:攻撃力4000・Lv10》10体が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー」

「《時械神 ラツィオン》のモンスター効果により、1000ポイントのダメージを与えます。あなたのライフも、風前の灯火といった状態でしょうか」

 《時械神 ラツィオン》の下した煉獄により、ボクは徹底的に焼かれていく。逆転できるカードはドローできなかった。カード効果でも戦闘でも、絶望を打破できそうにない。遊星さんなら、この危機を乗越えられるだろう。これぐらいで諦めたらいけないね。エンド宣言をした。



【6ターン目:セフィロン】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ダルク:無し。

セフィロン:《究極時械神 セフィロン:攻撃力44000・Lv10》&《時械神:攻撃力4000・Lv10》10体が攻撃表示。


「さすがに、手が尽きましたか。私のターン、ドロー。罠カード《女帝の冠》ですか。もはや、このカードを使う必要もなさそうですね。あなたが敗北するという運命は、神である私が決めるのです。《時械神 ラフィオン》でダイレクト・アタック!」

 相手モンスターを手札に戻して、その攻撃力分だけダメージを与えるのか。モンスターをセットしていても、《時械神》からのダメージは逃れられない。穏やかそうな女性が、鏡面で微笑んでいる。それが恐ろしい形相へと歪みだした。緑波動を浴びせてかけてくる。攻撃力4000ポイントを叩きつけられ、ボクのライフは0へと落ちていった。

「《時械神 メタイオン》でダイレクト・アタック! 【ヨグ・ソトースの仔】は滅するべき存在です。その魂は徹底して砕かなければいけません。遠慮はいりません。さぁ、やりなさい!」

 セフィロンが指令を放った。《時械神 メタイオン》が嫌そうな表情をしていたが、決意を固めたようだ。豪撃により全身を舞いあげられる。稲妻に穿たれて、烈風に切刻まれて、業火により焼きつくされる。ライフを失っても、甲冑天使によるリンチは終らない。地上から悲鳴が聞こえてきた。《究極時械神 セフィロン》が、異次元空へと指を突いている。その先からは、黄金輝くエネルギーボールが膨らんでいく。金属腕を振りおろし、叩きつけてきた。

 何もかもが真白になった。

 上下左右すらも分からず浮遊している。痛覚がないとはいえ、魂への衝撃が膨大すぎる。以前なら意識不明となっていただろう。自分自身の精神がタフになったかもしれない。まだまだ戦える。立ちあがれる。アルマにまでダメージは届いていない。セフィロンがびくりと退いた。ハピーハピー! ぷちフェニックスが飛びあがり、ボクに燃えあがるようなエナジーを分けてくれる。ヒヨコっぽい容姿をしていて可愛らしい。

「ずいぶんと殴ってくれたけど、まだ負けたわけじゃないからね。自分フィールドにカードがなく、相手によりライフ0にされたとき、手札の《ハッピー・フェニックス:攻撃力1200・Lv3》を捨てモンスター効果を発動。このデュエルに俺は敗北しない。ただし、次の自分エンドフェイズに強制敗北しちゃうけどね。このターンのエンドフェイズに、自分ライフは4000ポイントにまで回復する!」

「ターンを終えます。寿命を少しばかり延ばしたにすぎません。あなたのフィールドにカードはなく、墓地にも有効なモンスターが存在しません。私以外の《時械神》をリリースすれば、戦闘ダメージも0にできます。そのような状況で、《時械神》をどうにかできると思っているのですか? 《セフィロスの玉座》による効果も忘れていないでしょう?」



【7ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
ダルク:無し。

セフィロン:《究極時械神 セフィロン:攻撃力44000・Lv10》&《時械神:攻撃力4000・Lv10》10体が攻撃表示。


「負けるかどうかは、ドローしてみないと分からないよ! 俺のターン、ドロー。ライフを800ポイント払い、魔法カード《魔の試着部屋》を発動。カード4枚をデッキからめくり、レベル3以下の通常モンスターがあれば特殊召喚する」

 《時械神 ラツィロン》の業火で焼かれたけど、今さら気にならない。このカードにより勝敗が決まるんだ。空色ボブカットのメイド少女《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3・チューナー》が飛びだした。《アルパカマン:攻撃力1600・Lv3》と《アルパカ:攻撃力800・Lv2》、《ベビー・アルパカ:攻撃力400・Lv1》も続いていく。よしっ! 4体も特殊召喚できた!

「魔法カード《アルパカの贈り物》を発動。自分フィールドに表側表示で存在する《アルパカ》の種類だけ、カードをドローできる。4枚ドロー。魔法カード《馬の骨の対価》を発動するよ。《ベビー・アルパカ》をリリースして、2枚ドロー」

「手札は7枚になった。徹底的に叩きふせるからね! 《アルパカ:攻撃力800・Lv2》を召喚。手札から速攻魔法《アルパカを呼ぶ笛》を発動して、デッキから《アルパカ:攻撃力800・Lv2》を特殊召喚するよ。これで、《アルパカ》3体がそろったね」

「魔法カード《アルパカ・ダンス》を発動。相手フィールドに表側表示で存在するモンスター全てをデッキに戻す。戻したモンスターのレベル1つにつき、200ポイントだけ自分ライフを回復する。《時械神》は破壊できなくても、デッキには戻るよね?」

 セフィロンの余裕顔に亀裂が走りだす。異次元色に揺れる大空を、《アルパカ》3匹が駆けぬけていく。巨大な《時械神》を、容赦なく蹴りあげていく。舞いあげられた《時械神》たちは、セフィロンのデッキへと吸いこまれていった。セフィロンだけが、ぽつりんと残される。攻撃力も4000ポイントにまで戻っていった。《アルパカ》がボクを囲んだ。軽やかにステップを刻んで、元気を注いでくれる。20000ポイントもライフ回復だ。

「今さらライフ回復をしても、意味はないでしょう。私が残っているかぎり、あなたの敗北は決定しているのです。《時械神ザフィオン》がフィールドから離れたことにより、手札が5枚になるまでドローします。もっとも、これらのカードを使う機会は訪れないでしょう。何しろ、あなたはエンドフェイズでの敗北が決定しているのですから」

「決めつけるのは早すぎる! 手札から速攻魔法《女装解除》を発動。《アルパカ・ガール》をリリースして、デッキから《アルパカ・ナイト:攻撃力1900・Lv5・チューナー》を特殊召喚。この効果で特殊召喚したから、攻撃力が500ポイントアップする」

「レベル2《アルパカ》とレベル3《アルパカマン》に、レベル5《アルパカ・ナイト》をチューニング!」

「伝説に謳われし、アルパカの先導者よ。聖剣を振りかざし、新たなる希望を切開け! シンクロ召喚! 《剣聖アルパカ・フリード:攻撃力3000・Lv10》!」

 《アルパカ・ガール》が仲間たちのパワーを借りて、《剣聖アルパカ・フリード》にクラスチェンジ! 白銀アーマーが眩い。視線が交差する。君には、いつも助けてもらっているね。

「魔法カード《アルパカ・クエイク》を発動。手札から《デブアルパカ:攻撃力2400・Lv5》を特殊召喚して、相手ライフに500ポイントのダメージを与える。魔法カード《死者蘇生》により、墓地から《アルパカマン:攻撃力1600・Lv3》を復活させるよ」

 《デブアルパカ》が衝撃波を走らせて、相手ライフを3500ポイントにまで削った。

「《剣聖アルパカ・フリード》のモンスター効果を発動! 《アルパカ》たちのパワーを集約させる。君との決着をつけるよ! 《究極時械神 セフィロン》に攻撃! このカードがアタックする場合、相手フィールドのカード効果は無効となる」

「馬鹿なっ! 私が敗れるとは……」

 《アルパカ》2体に、《アルパカマン》と《デブアルパカ》。その信頼が《剣聖アルパカ・フリード》へと送られていき、攻撃力8600ポイントにまで高まらせた。アルパカに乗りながら、煌く聖剣をかかげる。大跳躍を遂げて、相手モンスターを斬りつけた。剣閃が《究極時械神 セフィロン》をまっぷたつにする。無数もの光条があふれだし、視界が真白に爆発した。


 セフィロンはライフ0となった。


 ボク自体を消滅させれば、ナイアーラトテップの野望を阻止できるかもしれない。でも、それは一時的なものだ。新たなる【ヨグ・ソトースの仔】が造りだされ、またどこかで悪巧みが侵攻してくだろう。ボクは彼らと向かいあい、戦っていきたい。アウスが悲しむから消えたくもないけどね。

 空には夜色がにじんできている。どうやら、元に戻ったようだ。クリクリー! ハネクリボーたちに包まれながら、緑地公園へと下ろされていった。アルマが安堵を吐いている。地面に着地すると、遊星さんとクロウが駆けよってくれた。ボコボコにされたけど大丈夫だよ。あれっ? ひらひらとカードが落ちてくる。つまんでみると、《究極時械神 セフィロン》だった。





【エピソード6-古代神官の宴・その14】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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