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A・ZEXAL-13 脅威のカードプロフェッサー! リッチー・マーゼット

遊・戯・王R 5 (ジャンプコミックス)遊・戯・王R 5 (ジャンプコミックス)
(2008/04/04)
不明

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 あっちともリンクしています。《X-セイバー》は次章で大活躍予定!

 ドロワは出掛けてしまったが、俺はモニターチェックを続けることにした。情報は欲しいからな。エリア・マーシュは街中の監視カメラに、ちょくちょくと映しだされている。俺としてもデュエルを挑みたいが、神出鬼没で煙のごとく消えてしまう。気味の悪いバケモノだ。しかし、エリア対策を早くしておくべきだった。軽く見ていたのが災いしたようだ。

『こちらに来られたのですか?』

 ん? エリアが恭しくしているぞ。路地裏の監視動画を拡大させていく。相手は黒衣をまとった小柄さんだ。全身から黒焔を噴きださせている。それに隠れてしまい、顔を確認できない。エリアが紅潮しながら、黒衣に抱きすがっていた。双瞳が蛸状でなくなっている。

『そちらの計画は進行していますか?』

『ダルク・ウェイトリィは順調に成長している。アウスをさらって正解だったよ。確認をしてきたが、操作可能領域も著しく増えていた。半端だが解析データを分けておく。やはり、この世界がキーとなるようだ。さらなる戦いに突入するだろうから、カードプロフェッサーを準備しておいてくれ。バリアンとの交渉も頼むよ。そろそろ、ゾーク・ネクロファデスを投入するつもりだ』

『面倒くさいですねぇ。【ヨグ・ソトースの仔】を完成させられたのに、精神を成長させないと機能発揮できないなんて。教授がいれば、こんな回りくどいことに苦心しなくて済んだものを。でも、あと少しで脱出できるのですね。こんな箱庭世界に閉じこめられて、生きている実感が湧きませんよ。ナイアーラトテップがプログラムに熟知してくれていたら……』

『文句ばかり言っても仕方がないだろう? アイツだってナビゲーターを造ってくれているんだ。ジョゼフ・カーウィンは微妙だとしても、ナイ神父は役に立っている。彼のおかげで特異点を見つけられたし、ダルクを急成長させられる方法も見つけられたんだ』

『ふぅぬ。ヌメロンフォースですか……』

 何を言っているのか、さっぱりと理解できない。箱庭世界とは、どういうことだ? 立体映像のディスプレイを開いて、何かをしているようだ。そこに向かってポイント拡大してみるも、流れている文字列が意味不明なもの。気のせいなのか、眩暈がしてきた。



 休憩室で寝こんでいたら、緊急連絡が回ってきた。ドロワが意識不明の重態だとっ!? 悪寒は治まらないが、無理をしてでも病院に駆けつけた。

 安らかな寝顔を確認できると、少しばかり安心できる。しばらくすれば目覚めるだろうと、医者は告げてくれた。ドロワが決闘をしていたという目撃情報が飛びこんできた。相手は黒服男らしい。エリアに従っていた2人組にも、そんなヤツがいたような気がする。ドロワについていけばと後悔してしまう。大切な幼馴染が倒されてしまい、冷静さのネジが外れそうになる。



 エリアの子分は、すぐにも見つかった。黒服じゃないが、髪を逆立てたノッポ野郎だ。右手甲に奇妙なもんが描かれている。

「黒服野郎ってのは、デプレちゃんのだろうな? はははっ! 入手したばかりのデッキで、もう勝利できたのか? さすがは、カードプロフェッサーの優等生だよ。エリア・マーシュ? あの邪神とは契約しているだけだ。ペガサス様に再会できるといいな」

「エリアは何を目的として行動していやがる?」

「さぁな。それよりも、俺と対戦してくれないか? おたくはWDCの予選突破者なんだろう? 俺に勝てれば、知っているかぎりを教えてやるからさ。それだけじゃ面白くないな。勝者が敗者のデッキを頂けるというのは、どうだ? スリルはあるが、怖いのなら止めておくよ」

「いいノリをしていやがるな。いいぜ! あんたの挑戦を受けてやる」

「OK! 俺はリッチー・マーゼットだ。よろしくな」



『デュエル!』



【1ターン目:ゴーシュ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻とはノリがいいぜ! ドロー。《H・C ダブル・ランス:攻撃力1700・Lv4》を召喚。この召喚により、手札から《H・C ダブル・ランス:守備力900・Lv4》を特殊召喚する」

「2体のレベル4《H・C ダブル・ランス》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《H-C ガーンデーヴァ:攻撃力2100・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

 弓矢を手にした騎士が駆けてきた。カード1枚をセットして、ターンエンドだ。



【2ターン目:リッチー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ゴーシュ:《H-C ガーンデーヴァ:攻撃力2100・R4・O×2》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。


「この広場はギャラリーも多いようだ。盛りあがるよなっ! 俺のターン、ドロー。《XX-セイバー ボガーナイト:攻撃力1900・Lv4》を召喚。この召喚により、手札からレベル4以下の《X-セイバー エアベルン:攻撃力1600・Lv3・チューナー》を特殊召喚する」

「させるか! オーバーレイ・ユニット1体を取りのぞいて、《H-C ガーンデーヴァ》のモンスター効果を発動。相手フィールドに特殊召喚されたレベル4以下の《X-セイバー エアベルン》を破壊する。チューナーとか意味が分からねぇが、消えてもらう!」

「《H-C ガーンデーヴァ》のモンスター効果を知っていて、あえて特殊召喚したんだぜ。罠にはまったのは、あんたの方だ。ライフを1500ポイント払い、手札から速攻魔法《我が身を盾に》を発動する。モンスター破壊効果を無効にして、《H-C ガーンデーヴァ》を破壊する」

 《H-C ガーンデーヴァ》が矢を放つも、命中しなかった。《我が身を盾に》から発射された輝きに飲みこまれていく。相手ライフは2500ポイントにまで減少した。

「フィールド魔法《セイバー・ヴォールド》を発動。《X-セイバー》はレベル1つにつき、攻撃力が100ポイントアップする。《X-セイバー》2体でダイレクト・アタック! 《X-セイバー エアベルン》が直接攻撃でダメージを与えたとき、相手の手札1枚をランダムに捨てるんだよ!」

「喰らわねぇぜ! 永続罠《リビングデッドの呼び声》を発動。墓地から《H・C ダブル・ランス:攻撃力1700・Lv4》を特殊召喚する。さらに、手札から《H・C ソード・シールド》を墓地に送り、《H・C ダブル・ランス》へのバトルダメージを消去る。戦闘ダメージも受けない!」

 大地に立った聖剣が、《X-セイバー》にパワーを送りこむ。守備力はダウンするようだが、この状況では関係ないだろう。まともに直接攻撃を受ければ、早くも敗北してしまう。もちろん、そうはさせないがな。復活した《H・C ダブル・ランス》を、《H・C ソード・シールド》が庇う。《X-セイバー》の振りおろした剣戟は、シールドにより弾きかえされた。

「ほぅ。シンクロ召喚は止めておこう。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:ゴーシュ】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ゴーシュ:永続罠《リビングデッドの呼び声》で蘇った《H・C ダブル・ランス:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。

リッチー:《XX-セイバー ボガーナイト:攻撃力2300・Lv4》&《X-セイバー エアベルン:攻撃力1900・Lv3・チューナー》が攻撃表示。フィールド魔法《セイバー・ヴォールド》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《増援》を発動。デッキからレベル4以下の戦士族モンスター《H・C ダブル・ランス:攻撃力1700・Lv4》を手札に加える。そのまま召喚! この召喚により、墓地から《H・C ダブル・ランス:守備力900・Lv4》を特殊召喚する」

「3体のレベル4《H・C ダブル・ランス》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《H-C クサナギ:攻撃力2500・R4・O×3》をエクシーズ召喚!」

「魔法カード《ヒロイック・チャンス》を発動。《H-C クサナギ》の攻撃力を倍にする。5000ポイントにまでパワーアップ! 直接攻撃はできなくなるが、問題はねぇ! 《H-C クサナギ》で《X-セイバー エアベルン》を攻撃! オーバーレイ・ユニット1体を取りのぞけば、トラップを無効にできる。勝負はついたようだな!」

「悪いな。伏せたのはトラップじゃなくて、速攻魔法《突進》なんだよ。《X-セイバー エアベルン》の攻撃力を700ポイントアップする」

 《H-C クサナギ》の両目が輝いて、両腕を振りあげた。草薙剣を手にしたままハイジャンプ。古代日本の鎧戦士が、《X-セイバー エアベルン》を一刀両断! 2400ポイントの戦闘ダメージを与え、相手ライフを100ポイントまで追いつめた。ダメージ衝撃に吹きとばされそうになるも、リッチーは踏んばる。《H-C エクスカリバー》があればいいが、遊馬に渡したものだ。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:リッチー】LP100、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ゴーシュ:《H-C クサナギ:攻撃力2500・R4・O×3》が攻撃表示。永続罠《リビングデッドの呼び声》が残っている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

リッチー:《XX-セイバー ボガーナイト:攻撃力2300・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《セイバー・ヴォールド》が発動中。


「俺のターン、ドロー。3体素材でエクシーズ召喚か。凄いけど、フィールドを空けやすくなったようだ。魔法カード《セイバー・スラッシュ》を発動。《X-セイバー》の数だけ、相手フィールドの表側表示カードを破壊する。当然、《H-C クサナギ》を潰させてもらうぜ」

 リッチーが邪悪に笑う。声音にドスが含まれてくる。《XX-セイバー ボガーナイト》が《H-C クサナギ》を斬った。マジックまでは無効にできない。頼りにしていた相棒は消滅させられて、罠カード《ヒロイック・リベンジ・ソード》も活かせそうになくなった。《H-C クサナギ》に装備させて、反射ダメージを狙っていたが。この状況でモンスターを召喚されたら不味い。

「焦っているようだな。《X-セイバー アナペレラ:攻撃力1800・Lv4》を召喚。《セイバー・ヴォールド》により、攻撃力2200ポイントにアップする。激しいデュエルを期待したが、あっけなく終りそうだ。《X-セイバー》2体でダイレクト・アタック!」

 赤き女戦士が迫ってきた。どうやら、敗北してしまうようだ。



「約束どおりだ。デッキは貰っていく。《H-C》だけでなく、《バウンサー》というのもあるのか。ありがたく使わせてもらうぜ」





【A・ZEXAL-13】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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