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CROSS-139 新たなる脅威! モンスターエクシーズ降臨!

遊☆戯☆王5D's ヴォーカルベスト遊☆戯☆王5D's ヴォーカルベスト
(2012/09/19)
TVサントラ

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 この章もラストであります。

 このRPGを仕組んだ黒幕は、旧支配者クトゥグァことヒータであった。この世界に幽閉されたので、外世界へ脱出するために動いていたという。黒衣の旧支配者として、ボクたちを騙してきた。ヒータにとって、ボクは道具にすぎなかったのか。瓦礫広場となったシティにて、遊星さんとヒータがデュエルをしている。ヒータは相手墓地を封じながら、デッキを上手く回しこんでいる。遊星さんの勝利を信じながら、勝負の行方を見守っていく。



【4ターン目:ヒータ】LP2500、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
遊星:《ジャンク・バーサーカー:攻撃力2700・Lv7》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ヒータ:《炎王獣ヤクシャ:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。永続罠《火遁封印式》が発動中。


「私のターン、ドロー。《炎王獣バロン》が効果破壊された次のスタンバイフェイズだ。デッキから速攻魔法《炎王炎環》を手札に加える。手札から《焔征竜-ブラスター》と炎属性モンスター《ヘル・スティング》を墓地に送り、セットカード1枚を破壊する」

「《リミッター・ブレイク》が墓地に送られたことにより、デッキから《スピード・ウォリアー:守備力400・Lv2》を特殊召喚する」

 炎弾がセットカードを穿とうとするも、アーマー戦士が細身のボディを舞いあがらせた。モンスターゾーンに着地して守備態勢をとる。

「破壊されると発動されるのか。まぁいい。私の墓地に炎属性モンスター5体が溜まったからね。手札から《炎霊神パイロレクス:攻撃力2800・Lv8》を特殊召喚する。この特殊召喚により、《ジャンク・バーサーカー》を破壊して、その攻撃力の半分だけ互いにダメージを受ける」

 鎧をまとった恐竜炎といった容貌であろうか。瓦礫を巻きあげながら、《ジャンク・バーサーカー》を噛砕いた。猛炎があふれて、互いに1350ポイントのダメージを喰らわせる。遊星さんは2650ポイントにまで、ヒータは1150ポイントにまでライフを燃やされた。

「永続罠《火遁封印式》を発動する。自分墓地から《ヘル・スティング》を、相手墓地から《シールド・ウォリアー》を除外する。これで、モンスターを戦闘破壊から守れなくなったよな?」

「手札から速攻魔法《炎王炎環》を発動するよ。《炎王獣ヤクシャ》を破壊して、墓地から《炎王神獣ガルドニクス:攻撃力2700・Lv8》を特殊召喚する。《炎王獣ヤクシャ》が破壊され墓地に送られたことにより、手札の《火舞太刀》を破壊する。このカードが破壊されたから、表側表示モンスター《スピード・ウォリアー》を破壊して、相手ライフに500ポイントのダメージを与える」

 火炎波に乗りながら、かまいたちが襲いかかってきた。《スピード・ウォリアー》を斬りさいて、スマートボディを路面に打ちすえる。遊星さんへと火の粉が降りかかり、ライフを2150ポイントにまで焦げさせていく。大地を割って、ハデハデしい鳳凰が飛びあがった。ヒータのフィールドに、《炎霊神パイロレクス》と《炎王神獣ガルドニクス》が並びたつ。対して、遊星さんのフィールドは空いたままだ。自分モンスターを焼きながらも、ヒータが追いつめていく。

「《炎王炎環》は攻撃後に使えばよかったか。まぁいいや。《火舞太刀》のモンスター効果を確認できたからな。《炎霊神パイロレクス》でダイレクト・アタック!」

「手札から《速攻のかかし》を捨て、直接攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了する」

 メタリックな案山子を、《炎霊神パイロレクス》が尻尾でなぎはらった。クトゥグァの睨みを受けながらも、遊星さんの目は輝きを失速させない。ヒータは手札を使いつくした。《ヘル・スティング》は除外されることで、次の自分スタンバイフェイズで効果発揮をするモンスターか。ヒータも抜目がない。《焔征竜-ブラスター》は強力なモンスターであるけど、モンスター効果の発動に制限があるようだ。《火遁封印式》と組みあわせてアドバンテージを維持してくるので油断はできない。

「このターンで勝利する気だったけどね。さすがはチャンピオンか。ターンエンド」



【5ターン目:遊星】LP2150、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
遊星:無し。

ヒータ:《炎王神獣ガルドニクス:攻撃力2700・Lv8》&《炎霊神パイロレクス:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。永続罠《火遁封印式》が発動中。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《調律》を発動。デッキから《ブライ・シンクロン》を手札に加えて、デッキトップからカード1枚を墓地に送る」

「永続罠《火遁封印式》を発動。自分墓地から《焔征竜-ブラスター》を、相手墓地から《ジャンク・バーサーカー》を除外する。《焔征竜-ブラスター》が除外されたことにより、デッキから炎属性のドラゴン族モンスター《焔征竜-ブラスター》を手札に加える」

「相手フィールドのみモンスターが存在することにより、手札から《レベル・ウォリアー:攻撃力300・Lv4》をレベル4にして特殊召喚する。《ブライ・シンクロン:攻撃力1500・Lv4・チューナー》を攻撃表示で召喚!」

「レベル4《レベル・ウォリアー》に、レベル4《ブライ・シンクロン》をチューニング!」

「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ! シンクロ召喚! 飛翔せよ、《スターダスト・ドラゴン:攻撃力2500・Lv8》!」

「《ブライ・シンクロン》をシンクロ素材としたモンスターは、エンドフェイズまで、攻撃力が600ポイントアップして効果無効となる。《炎霊神パイロレクス》を攻撃!」

 白銀色に輝くドラゴンが、フライングアタックを敢行する。攻撃力は3100ポイントにまで上昇しているんだ。《炎霊神パイロレクス》が衝撃にぐらついて、炎状の肉体を揺らめかせる。ぐぅらりと倒れこんだ。300ポイントの戦闘ダメージを与えて、ヒータのライフを850ポイントにまで減らせた。《炎霊神パイロレクス》にはデメリットが存在する。フィールドから離れたことで、次なる自分バトルフェイズがスキップされてしまうのだ。遊星さんがエンド宣言をした。



【6ターン目:ヒータ】LP850、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
遊星:《スターダスト・ドラゴン:攻撃力2500・Lv8》が攻撃表示。

ヒータ:《炎王神獣ガルドニクス:攻撃力2700・Lv8》が攻撃表示。永続罠《火遁封印式》が発動中。


「困ったねぇ。戦闘も封じられてしまい、《スターダスト・ドラゴン》のモンスター効果により破壊効果も使えない。私のターン、ドロー。《ヘル・スティング》が除外された次の自分スタンバイフェイズか。デッキから《スティング:攻撃力600・Lv2》を特殊召喚する」

「《ネフティスの導き手:攻撃力600・Lv2》を召喚。このカードと《スティング》をリリースして、デッキから《ネフティスの鳳凰神:攻撃力2400・Lv8》を特殊召喚する」

「クトゥルフにカードを貰っておいて助かったよ。魅せてあげる。この世界に存在しないカードを。レベル8の鳥獣族モンスター2体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《ムーンファイアー・フェニックス:攻撃力3400・R8・O×2》をエクシーズ召喚!」

 エクシーズ召喚!? 何なの、それは? 《ネフティスの鳳凰神》が黄金炎を爆発させたかと思えば、《炎王神獣ガルドニクス》とネットワークを結んでしまい、それまでに見たこともないモンスターが降臨した。巨月を背景として、鳳凰が美しく燃えさかっている。粉雪が煌いているような、神秘的な銀火が揺らめいている。未知なるモンスターに見蕩れてしまう。

「黒いモンスターカードだと。レベルスターの位置が違う。ダークシンクロでもないのか……」

 ざわめきが沸きたつ。遊星さんだけでなく、この場のギャラリーが驚愕している。《ネフティスの鳳凰神》と《炎王神獣ガルドニクス》は墓地に送られたわけではない。《ムーンファイアー・フェニックス》の下に重ねて置かれている。どういうルールで動かしていくんだ?

「同じレベルのモンスターを並べれば、エクシーズ召喚を行なえる。このモンスターはレベルがなく、ランクが存在するのさ。オーバーレイ・ユニット1体を取りのぞいて、《ムーンファイアー・フェニックス》のモンスター効果を発動! 墓地から炎属性モンスター《炎王獣バロン:守備力200・Lv4》を特殊召喚して、その攻撃力の半分だけダメージを与える。この効果を使用したターン、《ムーンファイアー・フェニックス》は攻撃できない。問題ないけどね」

 オーバーレイ・ユニットを墓地に置いて、モンスター効果を発動するようだ。《炎王獣バロン》は攻撃力1800ポイント。唸りをあげながら、二太刀を振りおろす。遊星さんが斬られてしまい、ライフが1250ポイントにまで追いこまれていく。

「《火遁封印式》を発動する。私の墓地から《炎霊神パイロレクス》を除外して、あんたの墓地から《ブライ・シンクロン》を除外しておく。ターンエンド」



【7ターン目:遊星】LP1250、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
遊星:《スターダスト・ドラゴン:攻撃力2500・Lv8》が攻撃表示。

ヒータ:《ムーンファイアー・フェニックス:攻撃力3400・R8・O×1》が攻撃表示。《炎王獣バロン:守備力200・Lv4》が守備表示。永続罠《火遁封印式》が発動中。


「俺のターン、ドロー。《スターダスト・ドラゴン:守備力2000》を守備表示に変更する。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 《スターダスト・ドラゴン》が屈みこんだ。守備を固めたとはいっても、遊星さんのピンチには変わりはない。オーバーレイ・ユニットが惑星のごとく、《ムーンファイアー・フェニックス》の周囲を低速公転している。バーン効果を使われたら敗北してしまう。遊星さんの額から、汗粒が垂れおちていく。ヒータは細部も見逃さないようで、かすかに口元を緩ませている。

 もちろん、《火遁封印式》の使用も忘れない。



【8ターン目:ヒータ】LP850、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
遊星:《スターダスト・ドラゴン:守備力2000・Lv8》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

ヒータ:《ムーンファイアー・フェニックス:攻撃力3400・R8・O×1》が攻撃表示。《炎王獣バロン:守備力200・Lv4》が守備表示。永続罠《火遁封印式》が発動中。


「私のターン、ドロー。《焔征竜-ブラスター》と《火遁封印式》を使えば、《スターダスト・ドラゴン》を除外できる。そうする必要もないねぇ。オーバーレイ・ユニット1体を取りのぞいて、《ムーンファイアー・フェニックス》のモンスター効果を発動。《炎王神獣ガルドニクス:攻撃力2700・Lv8》を墓地から特殊召喚して、相手ライフに1350ポイントのダメージを与える」

 その瞬間、遊星さんが強気の笑みを持ちあげた。ヒータが焦燥を走らせる。

「あんたが《ムーンファイアー・フェニックス》のモンスター効果を使うと信じていた。罠カード《リターン・マーカー》を発動! モンスター効果によるダメージを無効にして、そのモンスターの攻撃力分だけダメージを与える。3400ポイントのダメージを受けてもらう!」

 それまで、ヒータは勝利への絶対的確信を抱いていた。先に攻撃をしていれば、ヒータは勝利できたであろう。遊星さんはトラップを仕掛けている。《聖なるバリアーミラーフォース》などを発動されたら、勝利の機会を先延ばしにされてしまう。《ムーンファイアー・フェニックス》が復活効果を有しているとはいえ。さすがに、エフェクトダメージまで跳ねかえされるという予想もできない。ヒータは反射炎に呑みこまれていった。ライフが0にまで急落していく。



「クトゥグア。負けちゃいましたね」

 どこからか現れたのは、青髪ショートヘアーの少女だ。水兵服を着ており、蛸魔神の飾りを水兵帽子につけている。蛸のような両瞳が特徴的だろうか。

「こっそりと覗いていたのですが、不動遊星は強いですね。天城カイトにも勝てるかもしれません」

 興味津々にボクを眺めこんでくる。彼女も旧支配者であるようで、ディスプレイを開いている。

「ついに完成したのですね。ダウンロードも完了したようですし、行きましょう」

「そうするか、クトゥルフ。ログアウト・コマンドを凍結解除させるにも苦労しそうだけどね。時間もかかるだろう。これからが本番だよ」

 クトゥルフと呼ばれた少女がメニューウィンドウを展開して、何かのボタンを押しこんだ。次元が裂けだして、このまま2人が背中を向ける。ボクたちへの言葉はないのか。

「ヒータ! これだけのことをしておいて、黙って行くつもりなの?」

「ダルク。私のことは忘れるんだ……」

 その言葉を最後にして、ヒータは異世界へと消えていった。





【エピソード7-最終決戦・LAST】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

ここでエクシーズ出すか。
切り出しとしてはいいような悪いような難しいところ
墓地除外って細かく何度も使われると鬱陶しいものがあるね。
炎王は紙質事件さえなければいいテーマとして使われていたんだろうね。あれ、暗黒界レベルに強くね?

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 真ボスイベントにエクシーズを出しましたけど、速すぎたかなとも迷っている状態でした。

 ペラペラ事件は悲惨でしたね。アジアン的な雰囲気が濃厚で、効果も面白い。炎王シリーズは残念でした。

 《火遁封印式》は使いこなされるときつそうで。
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