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CROSS-140 アルマの挑戦!

遊☆戯☆王5D’s DVDシリーズ DUELBOX【3】遊☆戯☆王5D’s DVDシリーズ DUELBOX【3】
(2009/03/18)
宮下雄也、星野貴紀 他

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 アルマとクロウでタッグチームを組みます。

 これでも、対人恐怖症は完治していない。心の奥底では、ドキドキと恐怖感に蝕まれているのだ。ジョゼフ・カーウィンから受けた罵倒と暴力により、トラウマがこびりついている。デュエルで彼を倒しても、それは簡単には剥がれてくれない。慣れている相手なら問題はないけど、初対面の人には警戒をしてしまう。この世界にはデュエルモンスターズがあって助かります。カードゲームを通しながら、決闘仲間が増えていきましたので。堂々と振舞うことで、湧きあがってくる緊張感を吹きとばそう。差しだされた手には、感謝で応えよう。

 お兄ちゃんは決闘に強いだけでなく、イースと渡りあうほどの知能を有している。アウスさんと協力をしながら、モーメントエンジンを進化させた。ボルガー&カンパニーに技術を売りこんで、けっこうな収入を得たそうな。料理が得意であり、牧畜業にも詳しかったりする。遺跡探検をしては論文を書いていたので、考古学も得意であろう。私は何ができるであろうか? ママから受継いだ特殊能力は役立ってくれる。ゾーク騒ぎがトラウマになった子供たちを癒せるのだ。スマイルを返されるたびに、私も朗らかな気分になってくるのです。

 この世界で初めて心開けたのは十六夜アキさんだ。年も近いのに、私よりも大人である。しっかりとしていて、スタイルも抜群なのです。そんな彼女も苦労をしてきたのだ。異能を抱いてしまったがゆえのコンプレックスに悩まされていた。デュエルのたびに誰かを傷つけてしまい、両親とも上手くいかなくなった。そんな苦悩も、遊星さんが解放ってくれたという。アキさんはパパと仲良しであり、眺めているだけで微笑ましくなる。

「君も娘にならないか? アキとは姉妹のようだ」

 議員さんからの勧誘は、ママさんにより止められてしまった。コンプレックスに苦悩させられたのは、私やアキさんだけではない。遊星さんもゼロリバースによる罪悪感があったらしい。誰もが経験するものなんだろう。独りで悲劇ぶっていた自分自身が馬鹿らしくなる。そもそも、身近にいたではないか。アウスさんは人間世界へ漂流してしまい、絶望していた精神生命体だった。彼女から目を逸らしていたせいで、親密になれなかった。自己卑下の激しい私は嫌われていたらしい。これでも努力して、距離は縮まっているのですけどね。

「闇に沈むことで、苦痛から逃れたい。そういった願いが我を増幅させる」

 ダークネスが、そんなことを言っていたような。私も悲惨極まりない人生を送ってきたけど、いかれ魔術師からの虐待経験もあるけど、それを理由にして殻にこもっていては面白くない。いろいろな人間と会話をしては、携帯型PCに文章&画像記録をしていっている。ゼロリバースやディストピアを経験してきたせいか、トラウマを乗越えた人間がたくさんなことか。緊張してしまうけど、たくさんの人間を知りたい。触れあって、支えあっていきたい。

 あぁ……。私の日記では、何が言いたいのか分かりにくい。



「デュエル・アカデミアに体験入学をしたり、マーサハウスで子供たちの面倒を見たりと、アルマは活動的になったわね。目も綺麗に輝いている」

「そうなのですか。よく変わったと言われますけど、自分では実感しにくいものです」

 デュエル広場では、たくさんのデュエリストが楽しくやっている。ビルディングから観戦しているギャラリーもいるようだ。青空満点で空気もさっぱりとしている。近くのレストランでツナパスタを食べてから、お兄ちゃんを待っているのだ。決闘状を叩きつけましたので。

「ダルクとデュエルをするのね?」

「はい。お兄ちゃんと対等になるためにも、真剣勝負で勝利したいのです。それが終れば、アキさんとも戦いたいです。あなたも乗越えたい決闘者ですので」

「いいわ。あなたと戦いたいのは、私も同じだから」

 いい表情で見返してきた。お兄ちゃんといえば、ハラルド一行とランチタイムをとっているはず。対戦場所について話しあっているのだろう。そうこう思案をしていたら、遠くから人影が近づいてきた。あいかわらず、ベタベタとしていやがる。バカップル丸出しだ。なぜか、クロウも一緒に歩いてきている。ポリスの制服姿ですけど、仕事は大丈夫なのですか? チーム・ラグナロクまでいるので、たちまちに視線が集まっていく。にぎやかな場所が、カーニバルへと沸きあがっていく。



「なるほど。アルマはダルクと戦って、十六夜と連戦をするのか。俺もダルクとやりたいし、十六夜とぶつかってみたい。よしっ! いいことを考えたぜ。俺とアルマがタッグチームを組んで、ダルクと十六夜に挑むっていうのはどうだ?」

「それじゃあ、趣旨が変わってしまうのです。でも、楽しそうですねぇ……」

「ナイスアイデア! いいかもしれないよ。このメンバーでチームバトルをしてみたい!」

「アルマがOKだったら問題はないけど。ダルクとのタッグも興味あるわ」

 とんとん拍子に、話が進行していく。お兄ちゃんとアキさんは、握手と挨拶をしあっている。アウスさんは嫉妬したりもしない。お兄ちゃんへの独占欲が強かったものの、精神的な余裕が生まれたようだ。私たちは強いですよ。クロウとのコンビネーションにより、魔術師ジョゼフ・カーウィンを倒しましたので。私には新たなるシンクロモンスターもいるのです。

「クロウ。絶対に勝ちましょう!」

「もちろんだ。あの2人は手強いが、俺たちなら負けねぇよ!」

 ぴょぴょよんと跳ねるD・ナポレオンを撫ぜこんだ。ハラルドたちが観戦を決めこんでいる。お兄ちゃんの決闘情報が漏れていくけど、本人は気にしていないようだ。ギャラリーも増えていき、歓声が木々を微振動させていく。お兄ちゃん&アキさんと向かいあう。



『デュエル!』



【1ターン目:アキ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私から行かせてもらうね。ドロー。《イービル・ソーン:攻撃力100・Lv1》を召喚。このカードをリリースして、相手ライフに300ポイントのダメージを与える。さらに、デッキから《イービル・ソーン:攻撃力100・Lv1》2体を攻撃表示で特殊召喚する」

「同名植物族モンスター2体が存在することにより、魔法カード《クローズド・プランゲート》を発動。次のターン、相手モンスターは攻撃宣言ができない」

 トゲトゲ黒実が弾けて、粒々弾がクロウを穿っていく。ファーストターンから、ライフを3700ポイントにまで減らされた。攻撃まで封じてしまうとは、さすがはアキさんだ。

「永続魔法《超栄養太陽》を発動。レベル2以下である《イービル・ソーン》をリリースして、デッキから《ローンファイア・ブロッサム:守備力1400・Lv3》を特殊召喚。《ローンファイア・ブロッサム》のモンスター効果を発動。植物族モンスター《イービル・ソーン》をリリースして、デッキから《桜姫タレイア:攻撃力2800・Lv8》を特殊召喚! ターンエンド」

 桜花弁が満開して、和風な華女神が立ちあがった。植物族1体につき、100ポイントだけパワーアップする。攻撃力は3000ポイントにまで上昇している。このカードが存在するかぎり、他の植物族モンスターは効果破壊をされないようだ。最初から容赦がありません。



【2ターン目:クロウ】LP3700、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アキ:《桜姫タレイア:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。《ローンファイア・ブロッサム:守備力1400・Lv3》が守備表示。永続魔法《超栄養太陽》が発動中。


「やるじゃねぇじゃ、十六夜! 俺のターン、ドロー。自分フィールドにカードが存在しない。手札から《BF-逆風のガスト:守備力1400・Lv2》を特殊召喚!」

「自分フィールドに《BF》が存在する。《BF-漆黒のエルフェン:攻撃力2200・Lv6》をリリース無しで召喚する。この召喚により、《桜姫タレイア:守備力1200》を守備表示に変更するぜ!」

「手札から《BF-大旆のヴァーユ》を墓地に送り、魔法カード《ブラックフェザー・シュート》を発動! 守備表示の《桜姫タレイア》を墓地に送る。これで終らないぜ! 手札から《D.D.クロウ》を捨て、相手墓地から《桜姫タレイア》を除外する」

 《BF-漆黒のエルフェン》が両翼を煽って、黒風を叩きつける。《桜姫タレイア》が花扇を盾にしながら屈まされていく。《BF-大旆のヴァーユ》が風に乗ってのフライングアタック。《桜姫タレイア》が墓地送りにされる。その魂を《D.D.クロウ》が咥えていった。見事なコンビネーションで大型植物族モンスターを完全除去できました。手札を使いはたすも、後のことを考えてあるプレイングだ。《BF-大旆のヴァーユ》により、墓地シンクロができますからね。

「カード1枚をセットして、ターンエンドだ」



【3ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ダルク:《ローンファイア・ブロッサム:守備力1400・Lv3》が守備表示。永続魔法《超栄養太陽》が発動中。

クロウ:《BF-漆黒のエルフェン:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。《BF-逆風のガスト:守備力1400・Lv2》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。


「俺が植物族モンスターを持っていないと思いこんで、《桜姫タレイア》を狙ったね? 俺のターン、ドロー。植物族モンスター《ローンファイア・ブロッサム》をリリースして、デッキから植物族モンスター《アルパカ・フラワー:守備力2000・Lv4》を特殊召喚するよ」

 お兄ちゃんとアキさんがアイコンタクトを取っている。カードショップでゲットしたモンスターか。

「モンスター効果を発動。《ネクロ・クリボー》を手札から捨て、デッキからレベル3以下の《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3》を特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは、このターン、シンクロ素材にできない」

 頭に花咲かせたアルパカが鳴くと、女装メイドが可愛らしくステップをしだした。ギャラリーは湧いていますけど、分かっているのですか? こいつは男子なのですよ。

「手札から速攻魔法《女装解除》を発動。《アルパカ・ガール》をリリースして、デッキから《アルパカ・ナイト:攻撃力1900・Lv5・チューナー》を特殊召喚する。攻撃力も500ポイントアップ! さらに、《ベビー・アルパカ:攻撃力400・Lv1》を召喚するよ」

 《アルパカ・フラワー》のデメリット効果は解消された。騎士モードとなった元女装メイドは、シンクロ素材とできる。間違いなく、《剣聖アルパカ・フリード》を降臨させるつもりだろう。《BF-逆風のガスト》が強風を煽ってくる。《BF》を攻撃するとき、300ポイントのパワーダウンをさせてくる。《剣聖アルパカ・フリード》は逆風すらも払ってしまう。

「シンクロ召喚はさせないぜ! 鳥獣族モンスター《BF-逆風のガスト》をリリースして、罠カード《ゴッドバードアタック》を発動。《アルパカ・ナイト》と《アルパカ・フラワー》を破壊する」

 《BF-逆風のガスト》が火の鳥のごとく燃えあがり、超高速で突っこんでいく。モンスター2体を一気に破壊した。《ベビー・アルパカ》は生残るものの、吃驚して泣きそうだ。さすがに、お兄ちゃんも唖然としている。《剣聖アルパカ・フリード》を蘇生させないためにも、シンクロ召喚前を狙いましたか。インチキカードがどうの言っていますが、自分だってガチじゃないですか。

「あっちゃー。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:アルマ】LP3700、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ダルク:《ベビー・アルパカ:攻撃力400・Lv1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚がセットされている。

クロウ:《BF-漆黒のエルフェン:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。


「私のターン、ドロー。こちらもチームワークを魅せるのです。魔法カード《ダーク・バースト》を発動。攻撃力1500以下の闇属性モンスター《D.D.クロウ》をクロウさんの墓地から回収します。さっそく手札から捨て、相手墓地の《ネクロ・クリボー》を除外します」

 バスケやサッカーでのパスをイメージしてしまう。《ネクロ・クリボー》により、お兄ちゃんは何度も救われてきたのだ。ほおっておけるわけがない。

「魔法カード《手札抹殺》を発動。互いのプレイヤーは手札全てを捨て、その枚数分だけドローします。お兄ちゃんは《ボム・クリボー》を捨てましたか。《暗黒界の狩人ブラウ》を捨てましたので、デッキからカード1枚をドロー。《暗黒界の武神ゴルド:攻撃力2300・Lv5》と《暗黒界の闘士アイアン・ブルー:攻撃力1300・Lv3・チューナー》は捨てられると特殊召喚されます」

「《暗黒界の狂王ブロン:攻撃力1800・Lv4》を召喚」

 魔神3体が並んだ。ブロンが哂いかけてくる。分かっていますよ。

「レベル4《暗黒界の狂王ブロン》とレベル5《暗黒界の武神ゴルド》に、レベル3《暗黒界の闘士アイアン・ブルー》をチューニング!」

「暗黒界の覇者よ。恐怖と絶望を振りまいて、全てを闇で染めあげよ。恐怖伝説を歌えっ! シンクロ召喚! 《暗黒界の混沌魔王カラレス:攻撃力4000・Lv12》!」

 半透明の巨体が立ちあがる。幾重もの翼を解放して、丸太のごとき六本腕により威嚇をする。ギャラリーが畏怖に飲みこまれたようだ。ハラルドでさえも驚いている。攻撃力だけならば、《オベリスクの巨神兵》にも匹敵する邪神級モンスターなのだ。《三極神》にだって勝てますよ。あれっ? お兄ちゃんが微妙に怒っています。

「アルマ! 『恐怖と絶望を振りまいて』とか言っちゃ駄目だよ。罠カード《シンクロ・イジェクション》を発動。《暗黒界の混沌魔王カラレス》を除外して、アルマは1枚ドローできる」

「ごめんなさーい! 雰囲気を出そうと思いまして。《暗黒界の混沌魔王カラレス》のモンスター効果を発動! 1ターンに1度だけ、魔法か罠カードを無効にします。《シンクロ・イジェクション》を無効にして、手札から《暗黒界の軍神シルバ:攻撃力2300・Lv5》を捨てます。自身のモンスター効果により、捨てられたので特殊召喚されます」

 《BF-漆黒のエルフェン》を含めて、モンスター3体が並びました。《暗黒界の軍神シルバ》が双剣をかまえこむ。セットカードが残っていますけど、引いていられません。

「アルマ。遠慮せずにアタックをかますんだ」

「ハイなのです! クロウさん! お兄ちゃんを倒します。《暗黒界の混沌魔王カラレス》で《ベビー・アルパカ》を攻撃!」

「赤ちゃんを虐めちゃいけないよ。《ベビー・アルパカ》が攻撃対象となったことにより、罠カード《涙パワー》を発動。《ベビー・アルパカ》以外の表側表示カード全てを破壊する。《シンクロ・イジェクション》は囮だよ。闇属性モンスターには全滅してもらう!」

 悪ガキみたいな表情をしていやがる。《ベビー・アルパカ》が泣きわめいて、大音響が広場を揺さぶっていく。何という泣声だと、ブレイブが両耳を押えこんでいる。滂沱の涙を噴きあげながら、《ベビー・アルパカ》は泣きやまない。《暗黒界の軍神シルバ》と《BF-漆黒のエルフェン》が失神しだした。《暗黒界の混沌魔王カラレス》も巨体を崩していき、効果破壊の憂目に遭う。

「ごめんなさい、クロウさん。追いこまれました。カード2枚をセットして、ターンエンド」

「よくあることさ。気にするなって」

 頭に手を置いてくれた。子供たちを包みこむような温かさに、戦意が急速回復していく。三幻神すらも破れなかった強壁なんだ。自慢の兄貴を、これぐらいで破れるわけがない。クロウという強力なパートナーがいてくれる。私たちが勝つんだ!





【エピソード8-エピローグ・その1】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

なんというかカラレスがベビーに消滅させられるのはシュールだね。
ゴットバードでステータスの低いベビーを対象にすることがないことも考えられているのが評価点
相変わらずのメタ活用、互いに画策しあうっていうのは戦略的に見ててやはり面白い。
アルマって腹黒い?

ロボットもののラノベってあまり見かけないんだけど、描写が難しい?
ロボット需要はありそうだけど、アニメには敵わないからやらないっていうのもあるか
そう考えると空中戦なしとはいえ売れたフルメタは希だね。だが個人的にアニメはふもっふのほうが面白かった。
ギャグとロボットの融合が上手くいったラノベ知らない?

No title

最近のモンスターもいる

No title

 majesticさん、感想ありがとうございます。

 赤ちゃんの泣声で滅んでしまうカラレスです。アルマはダルクを知りつくしていますので、けっこうメタったりします。自由奔放で、やりたい放題やっている感じかな。アルマは兄に対して遠慮しなくなっています。

 スパロボなノリなら、アニメやゲームといった映像向きかなと思います。小説は説明や心理描写が有利ですからね。ロボットとギャグは記憶にないです。持っているロボット物は、「デモンベイン」ぐらいかな。

No title

 ポーさん、感想ありがとうございます。

 はい。最近のカードも積極的に使用していきます。5D’Sではエクシーズを使いませんが。
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