スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

CROSS-144 ライディング・デュエル! ダルクVSアトラク・ナクア

【 遊戯王】 アトラの蟲惑魔 レア《 ジャッジメント・オブ・ザ・ライト 》 jotl-jp032【 遊戯王】 アトラの蟲惑魔 レア《 ジャッジメント・オブ・ザ・ライト 》 jotl-jp032
()
遊戯王

商品詳細を見る

 新たなる昆虫族モンスターが進撃します。

 千切れ雲が群れている。空気は澄みきっており、道路先まで明確に見通せる。今から始まるライディング・デュエルに胸が弾けそうになってしまう。視線をスライドさせると、蜘蛛怪人が赤いマフラーをなびかせていた。D・ホィールは和製特撮に登場しそうなデザインをしている。初対面時では乱暴者だと思っていたが、今では最高の仲間だ。

「クトゥグアやクトゥルフの居場所を探しているが、上手く見つからない。ミーコのヤツを捕まえれば楽になるが、どこに行ったのやら」

「ナイアーラトテップのミーコさんだね? 大昔に会ったことあるような……」

「通称は【膨れ女】と呼ばれている。顔無きスフィンクスをはじめとして、ナイアーラトテップは開発チームの言いなりだが、ミーコだけは操られていない。俺も冒険時代は世話になった。信用できるヤツだぜ。アイツがいれば、クトゥグァの探知ジャマーも破れそうだ」

「ありがとう、アトラク・ナクア。ヒータを探しだして、言いたいことを投げつけてやりたいよ。ヨグ・ソトースから脱出するという目的があるからって、ヒータは一線を越えてしまったんだ。シティの人たちを殺そうとした。アウスへの謝罪をさせてやりたい!」

「会わせてやるよ。その前に、デュエルといこうぜっ! D・ホィールに乗れるよう免許も取った!」

「牛尾さんを倒したんだね。それじゃあ、始めようか!」

 アトラク・ナクアがワイルド・スパイダー号に乗りこむ。オレもクリボー号にまたがった。アトラク・ナクアもログアウトを望んでいるが、人命を軽んじるような手段を嫌っている。最終決戦ではヒータと対峙するも、業火攻撃により燃やされてしまったらしい。ライフゲージがゼロにまで落ちてしまい、一定時間を行動不能にさせられたという。こうやって元気なようで安心できる。《デーモン・ビーバー》のロボットたちが巡回飛行をしている。この疾走決闘を撮っているのだ。シティでも放映されており、MCさんもテンション高く実況しているだろう。アウスも観戦しているから燃えあがる。



『デュエル!』



【1ターン目:アトラク・ナクア】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

 予想以上に、アトラク・ナクアの運転技術は凄いものがある。D・ホィールの性能も半端ない。牛尾さんも驚いたことであろう。みるみるうちに距離を離されていく。

「どれだけ、冒険を重ねたと思っているんだ? バイクを乗りまわして、銃を撃ちあっていた時代もあるんだぜ! ファーストコーナーは頂きだっ! 俺の先攻、ドロー。《アトラの蟲惑魔:攻撃力1800・Lv4》を召喚。カード3枚をセットして、ターンエンド」

 巨大蜘蛛が走りこんできた。夜色髪に赤眼を散らせた少女が、ちょこんと乗っている。存在するかぎり、手札から《落とし穴》を発動できるようだ。通常罠を無効にさせないエフェクトまであるのか。《クリボー・カウンター》でも対策できないとは困ったね。うかつにモンスターを召喚できなくなる。厄介な昆虫族モンスターだ。それにしても……。

「可愛らしいモンスターだね。妖精さんみたい」

「あんまり容姿に騙されるんじゃねぇぞ。痛い目に遭うからな。俺が言っちゃいけないか」



【2ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アトラク・ナクア:《アトラの蟲惑魔:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード3枚がセットされている。

スピード・カウンター:アトラク・ナクア&ダルク+1


「俺のターン、ドロー。モンスター1体を裏側守備表示でセット。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 こんな状況だ。防御を固めて、様子見といってみよう。まさか、《異次元の落とし穴》まで仕掛けてこないよね? セットしたモンスターを除外されてしまう。《アトラの蟲惑魔》が首を傾いで、ミツアミを垂らしこみながら、こちらを伺ってきた。純粋そうで挑発的な眼差しは、アルマと似ている。



【3ターン目:アトラク・ナクア】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
アトラク・ナクア:《アトラの蟲惑魔:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード3枚がセットされている。

ダルク:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

スピード・カウンター:アトラク・ナクア&ダルク+2


「慎重にプレイしているじゃねぇか。俺のターン、ドロー。《トリオンの蟲惑魔:攻撃力1600・Lv4》を召喚。この召喚により、デッキから《蟲惑の落とし穴》を手札に加える」

 巨大な蟻地獄が疾走してくる。その背中にも、やはり少女が座っているようだ。グレイのショートヘアーからは、虫顎が触覚のように生えている。ちっちゃな両手を胸に置いて、ボクへ笑みを向けてきた。えへっ! そんな誘惑をしたところで、オレは騙されないからね。アウスの可愛さに比べたら、まだまださ。それにしても、《蟲惑の落とし穴》とは困ったものだ。特殊召喚したモンスターは、そのターンに効果発動を封じられたようなもの。

「また、妖精さんだね。アトラク・ナクアって趣味が変わったの?」

「うるせーっ! ジャングルで拾ったんだよ! 《アトラの蟲惑魔》で裏守備モンスターを攻撃!」

 巨大蜘蛛が迫ってきた。複眼で獲物をロックオンしている。《アトラの蟲惑魔》が双眸を赤光らせて、巨大蜘蛛が前脚を振りあげた。巨大ヒヨコが喰われてしまう。

「《ぴよコッコ:守備力200・Lv1》は戦闘破壊されたけど、リバース効果を発動するよ。デッキからレベル5以上のチューナー《アルパカ・ナイト:攻撃力1900・Lv5・チューナー》を特殊召喚!」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
アトラク・ナクア:《アトラの蟲惑魔:攻撃力1800・Lv4》&《トリオンの蟲惑魔:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード4枚がセットされている。

ダルク:《アルパカ・ナイト:攻撃力1900・Lv5・チューナー》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚がセットされている。

スピード・カウンター:アトラク・ナクア&ダルク+3


 《アトラの蟲惑魔》によるものだろうか。モンスターを召喚させるたびに緊張が走る。《奈落の落とし穴》や《粘着落とし穴》が開くかもしれないから。《蟲惑魔》たちが、《アルパカ・ナイト》を挟みこんでのコースランニング。《アトラの蟲惑魔》が投げキッスを飛ばしまくっている。《トリオンの蟲惑魔》が上目遣いを煌かしている。元女装少年に、そんな誘惑は通用しないからね。

「《アルパカマン・ブラウン:攻撃力1900・Lv4》を召喚。アタック!」

「攻撃は通さないぜっ! 罠カード《侵入禁止! No Entry!!》を発動する。フィールドの攻撃表示モンスターは全て守備表示になる」

 昆虫少女たちが、怖がるかのように伏せだした。今にも泣きだしそうだ。勇んでいた《アルパカマン・ブラウン》と《アルパカ・ナイト》が、慌てるように剣やら拳を引っこめてしまう。そして、守備態勢と屈みこむ。その様子を確認して、《アトラの蟲惑魔》がウィンクをしだした。

「小悪魔だ……。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:アトラク・ナクア】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
アトラク・ナクア:《アトラの蟲惑魔:守備力1000・Lv4》&《トリオンの蟲惑魔:守備力1000・Lv4》がシ守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード3枚がセットされている。

ダルク:《アルパカ・ナイト:守備力1500・Lv5・チューナー》&《アルパカマン・ブラウン:守備力1000・Lv4》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚がセットされている。

スピード・カウンター:アトラク・ナクア&ダルク+4


「俺のターン、ドロー。《Sp-エンジェル・バトン》を発動。デッキからカード2枚をドローして、手札から《グランド・スパイダー》を墓地に送る。《蟲惑魔》たちを攻撃表示に変更!」

「表側守備表示の《アルパカ・ナイト》&《アルパカマン・ブラウン》を墓地へ送り、《マザー・スパイダー:攻撃力2300・Lv6》を手札から特殊召喚するぜ!」

「さらに、《スパイダー・スパイダー:攻撃力1500・Lv4》を召喚」

 クロウさんとタッグを組んで、アトラク・ナクアと決闘をしたことがある。その対戦でも特殊召喚してきたんだ。《マザー・スパイダー》が《アルパカ》2体を飲みこんでいる。相手墓地には昆虫族モンスターしかいないので、召喚条件も満たしている。ハイウェイに蜘蛛が大量発生だ。

「罠カード《スケープ・アルパカ》を発動。《アルパカ・トークン:守備力0・Lv2》3体を守備表示で特殊召喚するよ」

「壁モンスターでライフを守ろりたいのだろうが、そうはいかねぇぜ! ダルクは守備モンスターが多いんだよ。罠カード《メテオレイン》を発動。このターン、俺様のモンスターは貫通効果を得る。《マザー・スパイダー》で《アルパカ・トークン》を攻撃!」

「手札から《ボムクリボー》を捨て、モンスター同士の戦闘によるダメージを0にする」

「さらには、800ポイントのダメージを与えるってか? それぐらいの対策ならできているぜ! カウンター罠《透破抜き》を発動。手札発動するモンスター効果を無効にして破壊する。たしか、前にも似たような展開があったよな?」

 火花を咲かせながら《ボムクリボー》が跳躍するも、《マザー・スパイダー》の蜘蛛糸で絡めとられてしまった。当然に戦闘ダメージ2300ポイントを受けてしまう。自分ライフが1700ポイントにまで削られる。クリボー号が揺さぶられて、対戦相手との距離が拡大していく。

「《スパイダー・スパイダー》で《アルパカ・トークン》を貫通攻撃!」

「手札から《フリーズ・クリボー》を捨て、モンスター同士の戦闘によるダメージを0にする。それだけじゃない。《アトラの蟲惑魔》を守備表示にするんだ」

 フリクリー! 氷塊漬けの《クリボー》が、《スパイダー・スパイダー》の噛砕きを受けとめた。吹雪を吐きつけ、《アトラの蟲惑魔》をカチンコチンに凍らせる。ガードできたのはバトルダメージのみ。《アルパカ・トークン》は戦闘破壊されてしまった。

「なるほどな。《ボムクリボー》や《フリーズ・クリボー》を発動させるために、あえて《スケープ・アルパカ》を発動したってわけか。しかし、裏目に出たようだな。《スパイダー・スパイダー》が守備表示モンスターを戦闘破壊したことにより、自分墓地からレベル4以下の昆虫族モンスター《グランド・スパイダー:守備力1500・Lv4》を特殊召喚する」

 さらなる蜘蛛が湧いてきた。1体だけは蟻地獄だけど、大型蜘蛛に囲まれてしまうとは。

「モテモテじゃねぇか。《トリオンの蟲惑魔》で《アルパカ・トークン》を攻撃!」

「《ボムクリボー》を墓地からデッキに戻して、手札から《エンジェリック・クリボー》を捨てることにより、戦闘ダメージを0にする」

 相手モンスターのラストアタックも封じさせてもらうよ。《エンジェリック・クリボー》が微笑みながら聖光を放ちだす。巨大虫がコース逆走で猛進してくるも、ぴたりと動きを止められた。《トリオンの蟲惑魔》が天使クリボーに感銘したのか祈っている。

「このターンで《クリボー》3体を捨てたね。罠カード《クリボー・リカバリー》を発動。デッキからカード4枚をドローするよ。守るだけじゃない。次への希望につなげたんだ」

「その希望に《便乗》させてもらうぜ。ターンエンド。《エンジェリック・クリボー》のモンスター効果で1枚ドローできるんだろう? 永続罠《便乗》により、俺も2枚ドローさせてもらう。ダルクはドローしまくりなプレイヤーだが、遠慮することはない。どんどん、引いてくれや!」





【エピソード8-エピローグ・その5】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。