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TF-25 チーム・ユニコーンが来ました

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コナミ

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 久しぶりに、チーム・ユニコーンです。

 アカデミアの男子生徒について紹介しよう。なぜか美形で占められています。スポーツで鍛えられており、立派な体格をしているのが多いです。特に寮生同士は仲良しさんで、煌くほどに爽やかです。男子寮は入ったことないのですが(禁止されていますので)、撮られた部屋画像を見せてもらったことがあります。チーム・ユニコーンやチーム・ラグナロクのポスターが貼ってありました。

 トレーニング・ルームの前を通りかかると、男子たちがテンション高く喜びをあげていました。聞き耳を立てると、ユニコーンがアカデミアに招かれるそうです。教育のためのイベントでしょうか。男は男に惹かれるといいますけど、彼らの憧れっぷりは凄いものです。私も理解できますよ。十六夜アキさんやツァン・ディレさんに憧れていますから。お互いに頑張りましょう。



「うっほぃーっ! アカデミアって、こんなに生徒がいたんだぁ。すごーい」

 コロンちゃんが感嘆していた。私の肩に乗っかって、キョロキョロと周囲を見渡している。

「小等部や中等部も含めて、全校の生徒が集まっていますからね」

「あのチーム・ユニコーンが来訪するからね。チームエースのアンドレさんは強いよ。公式戦では100連勝を記録しているから。WDGPでは決勝戦まで進出して、鬼柳京介さんを倒している。ダルクさんには敗北したけど、圧倒的な実力者だと言えるね。ボクも尊敬している」

「そういえば、ブレオさんはダルクさんに勝っているのですね。ワンターンキルのデッキ破壊で」

「それが通じたのは最初だけらしいよ。いきなり、デッキ破壊はきついよね。ボクも苦戦しちゃいそう。ユニコーンを支えているジャンさんも凄い。不動遊星さんへの敗北については、賛否両論みたいだけど。彼の気持ちは、ボクも分からないことはないけどね」

「WRGPで、ユニコーンが勝っていたのに。私は勿体ないと思います」

 ツァン・ディレさんも、宮田ゆまさんとの会話が日常的になってきた。素直に嬉しいです。背後を振り返ると、真月零さんが階段席に座っていた。デュエルの実力を見こまれて、実戦授業のサポーターもするようになっている。私の視線を、ツァン・ディレさんが追う。

「真月零さんって何者だろう? やたらと、シンクロを探っているようだけど」

「訊いてみたら、故郷にシンクロ・モンスターは存在しないと言っていましたね」

「好奇心でシンクロについて調べているのかな?」

「私のいた世界にもシンクロはないよ。エクシーズが流行っているの」

 私が疑問を流すと、コロンちゃんが答えてくれた。そうこうしているうちに、ユニコーンが舞台に上がってきた。演劇部やオーケストラ部も使用する場所なので、とても広い。膨大な拍手が豪雨のごとく、ホール全体を叩きだす。プロデュエリストの講演会が始まる。



「今でこそ、俺はユニコーンの一員だが、元々はチンピラ決闘者だった。当時は調子の乗っていたよ。ジャンとアンドレに出会わなければ、チーム戦の楽しさを知らないままだ」

「ジャンに誘われなければ、今の俺は存在しなかった。連戦連勝ができるのも、ジャンとブレオがいるからだ。俺は独りだと弱い。俺にかぎった話じゃないな。勝率を伸ばしているデュエリストには、かけがえのない仲間がいる。君たちも仲間を大切にするんだ」

 アンドレさんの言葉に、視線を親友たちへと巡らせた。ツァン・ディレさんと目が合って、どぎりと心臓が高鳴ってしまう。考えることは一緒なんだね。彼らの視線だけもで伝わってくる。強い絆で結ばれたチームなんだって。それにしても、ジャンさんの指の動きは何だろう。クネクネしています。イスに腰掛けたまま、アンドレさんたちは聴衆を意識しながらトークを進めていく。

「WRGPでも戦ったが、再び俺は不動遊星に挑むことにした。さすがは《シューティング・スター・ドラゴン》だったよ。デッキとタクティクスを改良したが勝てなかった」

「まったく、不動遊星は凄いものよ。モーメント研究で忙しいのに、実力を伸ばしている」

「仲間の助けもあったとはいえ、俺たち相手に全勝するぐらいだからな。だけど、チーム・ユニコーンは負けっぱなしじゃないぜ。不動遊星とダルクに勝つため特訓中だ!」

 その意気込みに、男子陣から歓声が弾けた。ブレオさんが楽しげに笑っている。転げ落ちても、何度でも這いあがっていく。そんな強さが必要なのだろう。私も黒星が多いですので、その姿勢は参考になります。ツァン・ディレさんに負けっぱなしだけど、頑張って追いつこう。



 フリートークをしているようで、決闘者として参考になる部分がたくさん。同じ話を聞いていても、学ぶ姿勢で得られるものが変わってくるのだろう。ユニコーンの熱に煽られて、ホール全体がヒートしている。質問タイムでは男子が飛ばしまくっていた。彼らのプライベートまでも触れていて、興味のある問答が続いた。D・ホィール整備工と出会って、ジャンさんはデュエリストになったのか。

「さぁて。せっかく、デュエル・アカデミアに招かれたんだ。カードで語りあいたい!」

 くいっ。ジャンさんが指先を持ちあげると、生徒全員が燃えあがる。トップクラスのプロデュエリスト相手に戦えるんだ。女子陣営も迫りだしていく。背後へと顔を向ければ、真月零さんが冷静に眺めていた。意味ありげな視線を流しているけど、何だろうね?

 ファンサービスということで、3人ともライダースーツを着こんでいる。舞台が整理されて、そこでの決闘が始まる。コナミ君がアンドレさんに挑むも、7ターンで敗北させられた。宇宙戦闘機デッキも通用しなかったか。先輩たちも、ブレオさんに倒されていった。チームで最大力を発揮すると謳われているが、個々人の実力も桁違いに凄まじすぎる。ツァン・ディレさんが必死な挙手を続けるも、なかなか指名をされない。

「わたくしめが挑戦させていただきます」

 紬紫さんだ。2年生でも、海野先輩に並ぶ実力者である。爆発的に攻撃してくるデッキで、ツァン・ディレさんでも苦戦させられてしまう。ジャンさんは女性を嫌っているようだが、彼女を指名した。紬先輩が舞台へと上り、礼儀正しく挨拶をした。

「強そうな面構えをしているじゃないか。俺の相手をしてもらおう」



『デュエル!』



【1ターン目:ジャン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻、ドロー。手札から《ビッグホーン・マンモス》を墓地へ送り、魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動。デッキからレベル1《森の聖獣ユニフォリア:攻撃力700》を特殊召喚する」

「墓地には獣族モンスターしかいない。《森の聖獣ユニフォリア》をリリースして、墓地から《ビッグホーン・マンモス:攻撃力2000・Lv5》を特殊召喚する。カード2枚をセットして、ターンエンド」

 ユニコーンが歩いてきた。緑に覆われており、神秘的な雰囲気を発している。それが光に包まれて消滅した。代わりに、マンモスが立ちあがる。《森の聖獣ユニフォリア》のエフェクトで特殊召喚されたモンスターは、このターンに攻撃できない。ファーストターンだから関係ないけどね。



【2ターン目:紬紫】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ジャン:《ビッグホーン・マンモス:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「わたくしの番ですね。引きます。《レッド・ガジェット:攻撃力1300・Lv4》を召喚。この召喚により、山札から《イエロー・ガジェット》を手札に加えます」

「手札からレベル8《古代の機械巨竜》を捨てることにより、手札から《マシンナーズ・フォートレス:攻撃力2500・Lv7》を特殊召喚します。《ビッグホーン・マンモス》がいますので、召喚した番には攻撃できないのですね。札2枚を伏せて、わたくしの番を終ります」

 紬先輩が右手を突きつけると、背後から機械戦車が進行してきた。頭部と両腕が生えており、中途半端な人型ロボットにも感じられる。赤い歯車ロボットも並ぶ。除去ガジェを改良したものでしょうか。絶え間ない除去カードに、途切れないモンスター。《ビッグホーン・マンモス》により機械軍団の侵攻は止められているが、ジャンさんも苦戦は免れないだろう。



【3ターン目:ジャン】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ジャン:《ビッグホーン・マンモス:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。

紬紫:《マシンナーズ・フォートレス:攻撃力2500・Lv7》&《レッド・ガジェット:攻撃力1300・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「ガジェ使いとは、手応えのありそうな相手じゃないか。俺のターン、ドロー。《ビーストライカー:攻撃力1850・Lv4》を召喚。手札の《キング・オブ・ビースト》を捨て、モンスター効果を発動する。デッキから《モジャ:攻撃力100・Lv1》を特殊召喚する」

「《モジャ》をリリースして、墓地から《キング・オブ・ビースト:攻撃力2500・Lv7》を特殊召喚する。《ビーストライカー》で《レッド・ガジェット》に攻撃!」

 ゴリラマンが巨大ハンマーを地面に叩きつける。どこからか、《モジャ》を跳びだしてきた。可愛らしいマスコットかと思えば、不気味に急成長をしていく。黒々とした巨体からは、幾本もの骨足が生えている。どことなく、アンデットぽいのですけど。《ビーストライカー》が鉄製ハンマーで、《レッド・ガジェット》を猛速で殴りかかろうとする。

「罠《マジカルシルクハット》を発動します。山札からフィイルド魔法《歯車街》2枚を選択して、《レッド・ガジェット》ともども裏側守備表示にして並べ替えます」

「永続罠《吠え猛る大地》を発動。獣族モンスターは貫通効果を得る」

 大きなシルクハットが、紬先輩のフィールドでシャッフルされた。ジャンさんには通用しないようだ。モンスターが入っていないシルクハットは守備力0である。貫通効果とは相性が最悪だ。《ビーストライカー》が超重量ハンマーでシルクハットを打ち砕いた。《レッド・ガジェット:守備力1500》が潰されて爆炎を噴きあげる。350ポイントもの貫通ダメージが、紬先輩のライフを3650ポイントにまで減らす。大型ビーストの連続攻撃が通れば、ジャンさんの勝利となる。

「《キング・オブ・ビースト》で攻撃する」

「罠《次元幽閉》を発動させて頂きます。攻撃モンスタアは除外されます」

「《キング・オブ・ビースト》は除外されると困る。罠カード《猛突進》を発動。獣族モンスター《キング・オブ・ビースト》を破壊して、《マシンナーズ・フォートレス》をデッキへ戻す」

 ジャンさんが指を躍らせた。次元の狭間が開くも、《キング・オブ・ビースト》は飲みこまれない。《マシンナーズ・フォートレス》にタックルをして、相手デッキへ飛ばす。戦闘破壊されたわけでも、効果モンスターの対象にもなったわけでない。《マシンナーズ・フォートレス》はモンスター効果を発揮しない。《モジャ》がフィールドに出れば、《キング・オブ・ビースト》は何度でも復活する。

「《ビッグホーン・マンモス》で攻撃!」

 パオォーン! 《ビッグホーン・マンモス》が猛進していき、《マジカルシルクハット》を踏み潰した。足音がでかい。紬先輩のライフが1650ポイントにまで砕かれる。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「相手の番の終わりに《マジカルシルクハット》になっていた《歯車街》が破壊されます。戦闘破壊された分も合わせて、山札から《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》2体を特殊召喚します」

 紬先輩の恐ろしさが本領発揮された。《歯車街》を駆使して、《古代の機械巨竜》を呼びだすのだ。ぎりぎりと歯車を鳴らしながら、機械竜2体がジャンさんを見下ろす。ツァン・ディレさんが真剣に観戦している。コロンちゃんが肩を強く掴んでいる。ちょっと痛いです。





【TF-その25】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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