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TF-26 リーダー・オブ・ユニコーン

遊戯王カード 【 レッド・ガジェット 】 SD18-JP016-N 《ストラクチャーデッキ-マシンナーズ・コマンド》遊戯王カード 【 レッド・ガジェット 】 SD18-JP016-N 《ストラクチャーデッキ-マシンナーズ・コマンド》
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遊戯王 ストラクチャーデッキ-マシンナーズ・コマンド(SD18)

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 前作で使用したオリカも使っていきます。

 紬先輩は呉服問屋の娘さんらしい。常に優雅な言動を魅せている。黒蜜のごとき髪を肩近くまで伸ばしている。大和撫子な美しさというのかな。私は親しくないけど、何度か対戦をしたことがある。《ガジェット》を使いこなして、本当に強い。召喚するだけで、仲間モンスターをサーチしてしまう。モンスターが途切れないだけでなく、除去カードが押しよせてくる。《歯車街》により、《古代の機械巨竜》が何体も呼びだされる。彼女に対して、幾度の敗北を舐めさせられた。

 やっぱり、上位ランカーのプロデュエリストは凄いです。上位成績者を相手にしても、簡単に捌いているんだから。ジャンさんは、チーム・ユニコーンのリーダーである。彼の智謀により、多くの決闘大会で優勝を果たしているという。そんな上級者を相手にしても、紬先輩は落ち着きはらっている。語調の端々からワクワクしているのが伝わってくるが、それを抑えて作戦を進めている。ジャンさんに迫る《古代の機械巨竜》たち。このデュエルがどうなるのか、手に汗を握っちゃいます。



【4ターン目:紬紫】LP1650、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ジャン:《ビッグホーン・マンモス:攻撃力2000・Lv5》&《ビーストライカー:攻撃力1850・Lv4》が攻撃表示。永続罠《吠え猛る大地》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

紬紫:《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》2体が攻撃表示。


「私の番ですね。札を引きます」

「罠カード《威嚇する咆哮》を発動。このターン、相手は攻撃宣言ができない」

 《キング・オブ・ビースト》が吠えあがった。大迫力の響きがフィールド全体を揺さぶる。《古代の機械巨竜》は《ビッグホーン・マンモス》に邪魔されず攻撃可能なのに。バトルフェイズでもないから、《古代の機械巨竜》の魔法・罠封じも効かない。

「《イエロー・ガジェット:攻撃力1200・Lv4》を召喚。この召喚により、山札から《グリーン・ガジェット》を手札に加えます。魔法カード《地砕き》を発動!」

 高天井から巨拳が落ちてきた。守備力の最も高い《ビッグホーン・マンモス》が破壊される。問答無用でモンスター除去ができる《地砕き》は強い。あくまでも1体のみの破壊なので、モンスターを一斉展開されている状況では心許ない部分もあるかな。紬先輩がエンド宣言を終らせた。



【5ターン目:ジャン】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ジャン:《ビーストライカー:攻撃力1850・Lv4》が攻撃表示。永続罠《吠え猛る大地》が発動中。

紬紫:《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》2体&《イエロー・ガジェット:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。


「《古代の機械巨竜》とは困ったものだ。俺のターン、ドロー。《ビーストライカー:守備力400》を守備表示に変更。モンスター1体を裏側守備表示でセットして、ターンエンド」

 ブレオさんが微笑ましく観戦をしている。腕組みをしながらの態度は余裕にあふれすぎです。ここで機械族モンスターについての話題を1つ。機械族使いは、相手のエクストラ・デッキを特に確認してくる。《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》があれば、警戒してモンスターを複数召喚しなくなる。《サイバー・ドラゴン》もレアカードなので、滅多にない決闘展開ですけど。

「《素早いモモンガ》だったら嫌だなぁ。《抹殺の使徒》を引ければ最高だけど」

「除去ガジェですので、《シールド・クラッシュ》も入っていますね。ドローできれば良いのですけど」

 ツァン・ディレさんの呟きに答えた。コロンちゃんが肩から降りてきたので、膝の上に乗せている。可愛らしい人形に見えてもデュエリスト。彼女なりの攻略法を呟いているのが漏れている。



【6ターン目:紬紫】LP1650、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ジャン:《ビーストライカー:守備力400・Lv4》が守備表示。モンスター1体が裏側守備表示でセットされている。永続罠《吠え猛る大地》が発動中。

紬紫:《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》2体&《イエロー・ガジェット:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。


「私の番です。引きますよ。《グリーン・ガジェット:攻撃力1400・Lv4》を召喚。この召喚により、山札から《レッド・ガジェット》を手札に加えます。《イエロー・ガジェット》で《ビーストライカー》に攻撃します!」

 《ビッグホーン・マンモス》が消えているので、召喚したターンにも攻撃可能だ。黄色の歯車ロボットが拳を突きだした。鉄製ハンマーが弾かれて、《ビーストライカー》が舞いあげられての急速落下。元々からして片方の下牙が折れているけど、残っている方も砕かれてしまった。

「《古代の機械巨竜》で伏せモンスタアを攻撃します」

 ぎりぎりと歯車が鳴る。さすがに《グリーン・ガジェット》で仕掛けなかったか。守備力2000の壁モンスターかもしれませんしね。《古代の機械巨竜》が踏み潰したのは、《素早いモモンガ:守備力100・Lv2》だ。ツァン・ディレさんの予感が当たった。

「《素早いモモンガ》が戦闘破壊されたから、自分ライフを1000ポイント回復する。さらに、デッキから《素早いモモンガ:守備力100・Lv2》2体を裏側守備表示で特殊召喚する」

 紬先輩がモンスター2体で攻撃を仕掛ける。相手ライフを回復させても、相手モンスターを全滅させるつもりだ。《古代の機械巨竜》と《グリーン・ガジェット》のコンビネーション・アタックにより、《素早いモモンガ》2体が戦闘破壊された。しかし、ジャンのライフは7000ポイントにまで回復している。これが、《素早いモモンガ》の強さだ。勢いを崩されてしまう。

「札1枚を伏せて、私の番を終ります」



【7ターン目:ジャン】LP7000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ジャン:永続罠《吠え猛る大地》が発動中。

紬紫:《古代の機械巨竜:攻撃力3000・Lv8》2体&《グリーン・ガジェット:攻撃力1400・Lv4》&《イエロー・ガジェット:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《貪欲な壷》を発動。自分墓地からモンスター5体をデッキに戻して、カード2枚ドローする。どうやら、ファイナルターンになりそうだ。《幻角獣ヒュプノコーン:攻撃力1400・Lv4》を召喚。相手フィールドのみにモンスターがいる状態で、召喚に成功した。相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を破壊する」

 コミカルな羊さんが落ちてきた。落下衝撃が波となり、相手フィールドに走っていく。仕掛けられた《奈落の落とし穴》を爆発させた。攻撃力1500以上のモンスターが召喚・特殊召喚されたとき、破壊して除外するトラップ。《幻角獣ヒュプノコーン》は落とせない。

「獣族モンスター《幻角獣ヒュプノコーン》を墓地に送り、手札から《ホーン・ケルベロス:攻撃力2900・Lv8》を特殊召喚する」

 たしか、アンドレさんが鬼柳京介さんをフィニッシュしたモンスターだ。三首の巨獣が喰らうように迫ってくる。額からは角が生えており、畏怖が満開している。紬紫さんが落ち着きを崩しはじめた。《奈落の落とし穴》は埋められている。《イエロー・ガジェット》が攻撃対象となれば、彼女の敗北は決定してしまう。1650ポイントのライフは一撃で失われるから。

「《ホーン・ケルベロス》で《イエロー・ガジェット》を攻撃する!」

 地獄獣が歩行を進めていき、《イエロー・ガジェット》を簡単に踏んだ。金属による破砕音が弾ける。紬先輩が両腕を下ろした。彼女の改良ガジェットでも駄目だったか。ジャンさんが紬先輩を労うと、拍手が沸きだした。紬先輩は負けたけど、その双眸は燃えあがっていた。



 ユニコーンはプロデュエリストの上位ランカーである。アカデミア・トップの十六夜アキさんでも、アンドレさんには勝てなかったらしい。ブレオさんも、ジャンさんも圧倒的に強い。そんな相手に負けても、仕方がないさと諦めている生徒はいない。紬先輩は海野先輩と、何やらを話しあっている。表情からすると前向きなようだ。プロ志望者の熱さに焼かれてしまいそう。ツァン・ディレさんは懸命に挙手をしている。彼らと戦える機会は、そうそうないからね。

「さぁて。デュエル・タイムの予定時間も少なくなってきた。次をラストバトルとしよう」

 ジャンさんが指先をくねらせた。アンドレさんたちは、ここまで1敗もしていない。アカデミアの生徒が実力者揃いなのは、普段から実感させられていることだ。ファンの期待を背負いながら、生活を賭けている。これが、プロデュエリストなのですか。

「アカデミアの制服を着ていないが、興味深いデュエリストがいる」

 ジャンさんが人差指を突きつけた。その先へと視線で追いかけていく。全生徒の視線が、真月零さんへと刺さる。吃驚させられたのか、両目をパチクリとさせている。

「大人しそうにしているが、只者じゃなさそうだ。どうだ? やらないか?」

 ジャンさんが真月零さんに挑戦状を叩きつけた。





【TF-その26】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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