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TF-27 よかれと思って、デュエル開始! 真月零VSジャン

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コナミ

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 こちらのベクターは紳士だったりします。

 真月零さんの実力はプロクラスかもしれない。挑んで勝てた生徒はいない。原先輩や藤原先輩でさえ、やっとのことでダメージを与えられるぐらいだ。十六夜アキさんとは戦っていないらしいが、彼女でも苦戦は間違いないだろう。食堂の職員をしながら、シンクロ召喚について調べている。訳ありでアカデミアに潜りこんでいそうだ。大人しくしていると、抜けた感じのイケメンさんにしか見えないのに。ジャンさんは見抜いたのだろうか? それとも、予め情報を入手していたのだろうか?

「真月さんか。ボクも完敗続きだったなぁ。彼ならプロ相手に勝てるかもしれない」

「ジャンさんも上位ランカーのデュエリストですからね。どうなるのか分かりません」

「まぁね。デュエルは何が起こるのか見通せない。それゆえに、ワクワクするんだよね」

 ツァン・ディレさんも手に汗を握っているようだ。真月零さんが舞台上へと上り、ジャンさんと握手をした。礼儀正しく、ジャンさんも朗らかになっている。観戦するだけでも、これまで以上に鼓動が駆け足を強めていく。宮田ゆまさんとレイン恵さんも同様みたい。

「真月零って、そんなに強いの? キグナス様よりも?」

「はっきりと言いきれませんけど、トークン戦術も破りそうな気がします」

 ふぅんと、コロンちゃんが頷いた。私の膝に座りながら、じぃっと舞台上を注視している。妹ができたようで、全身が熱くなってきそうです。そんなことを考えている場合じゃない。真月零さんとジャンさんが喋りこんでいる。今にも決闘が始まりそうだ。

「可愛い目をしているな。だが、強力な芯が通っている」

「ギラグみたいなことを言いますね。せっかく、デュエルに誘っていただけたのです。よかれと思って、全力100%で当たりますよ」

「当然だ。限界を越えるつもりで戦うのだ。そうしなければ、全力を出せない」

「分かりました。成長への向上心が無ければ、決闘者は落ちていくだけですからね。それでは、今までの自分を限界突破する勢いで戦いましょう」



『デュエル!』



【1ターン目:真月零】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻ですね。ドロー。フィールド魔法《混沌空間》を発動します」

 異次元を思わせるような揺らめきが、舞台上を覆いつくした。

「デッキからカード3枚を墓地に送って、魔法カード《光の援軍》を発動。デッキからレベル4以下である《ライトロード・ハンター ライコウ:守備力100・Lv2》を手札に加えます」

 大庭ナオミさんとは違い、ライトロード・デッキではないだろう。汎用性の高い《ライトロード・ハンター ライコウ》は多様なデッキで使用される。《ライトロード》はデッキ圧縮と墓地貯蔵を得意とする。デュエル・ディスクで決闘データをチェック。《光の援軍》によりドラゴン3体が落ちたようだ。《ダーク・アームド・ドラゴン》と《ダークブレイズドラゴン》。そして……。

「《エクリプス・ワイバーン:攻撃力1600・Lv4》が墓地に送られたので、デッキからレベル7以上の闇属性・ドラゴン族モンスター《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を除外します。モンスターが除外されたので、《混沌空間》にカオスカウンター1つを置きます」

「モンスター1体を裏側守備表示でセットして、ターンエンド」

 日蝕を背景として、ドラゴンが咆哮して消滅する。《光の援軍》により墓地送りにできたのは幸運だけど、デッキ構築の時点で狙ってもいただろう。光属性モンスターと闇属性モンスターを除外していくカオスデッキ。真月零さんの18番技だ。



【2ターン目:ジャン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
真月零:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。フィールド魔法《混沌空間:カオスカウンター+1》が発動中。


「俺のターン、ドロー。《一角獣ユニコ:攻撃力1200・Lv3》を召喚。この召喚により、デッキからレベル2以下の獣族モンスター《素早いモモンガ:攻撃力1000・Lv2》を特殊召喚する。《ライトロード・ハンター ライコウ》を伏せているのだろうが、リバース効果を発動させない」

「魔法カード《強制転移》を発動。お互いのモンスターのコントロールを入れ替える。《素早いモモンガ》を相手フィールドに送りこみ、セットモンスターを貰う。《一角獣ユニコ》で《素早いモモンガ》を攻撃する。《素早いモモンガ》のモンスター効果を忘れていないだろうな?」

 ジャンさんが挑発するかのように、指先を躍らせる。可愛らしいミニ・ユニコーンが、ちっちゃな白翼を広げて突進していく。《素早いモモンガ》を角先が貫いた。200ポイントの戦闘ダメージが、真月零さんのライフを3800ポイントにまで削る。

「《素早いモモンガ》が戦闘破壊されたから、自分ライフを1000ポイント回復する。さらに、デッキから《素早いモモンガ:守備力100・Lv2》2体を裏側守備表示でセットする。カード2枚をセットして、ターンエンド。さぁ、この壁を突破してみな」

 紬先輩を苦しめた《素早いモモンガ》。《強制転移》と組みあわせるなんて、基本的ですが効果的なタクティクスだ。ジャンさんのフィールドには、モンスター3体が裏側守備表示で伏せられている。1体は《ライトロード・ハンター ライコウ》だろう。こんな戦略を取られたら、十六夜アキさんなら《ブラック・ローズ・ドラゴン》で吹きとばすだろうか。私なら苦戦してしまう。



【3ターン目:真月零】LP3800、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
真月零:フィールド魔法《混沌空間:カオスカウンター+1》が発動中。

ジャン:《一角獣ユニコ:攻撃力1200・Lv3》が攻撃表示。モンスター3体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。手札から《マテリアルドラゴン》を除外して、魔法カード《ダーク・ボルテックス》を発動。相手フィールドのセットモンスター全てを除外します」

 モンスターが除外されたので、《混沌空間》のカオスカウンターが増えた。舞台上を闇渦が昇りだす。このマジックが発動成功すれば、ジャンさんは危機状態に陥ってしまう。

「罠カード《停戦協定》を発動する。裏守備モンスターは表側守備表示となる。これで、《ダーク・ボルテックス》によって除外されない。《ライトロード・ハンター ライコウ》のリバース効果は発動されなくなるがな。さらに、フィールドの効果モンスター1体につき、相手ライフに500ポイントのダメージを与える。4体いるから、2000ポイントのダメージを受けてもらう」

 トラップからビームが4連射されて、真月零さんを貫通していく。彼のライフは1800ポイントにまで焼かれた。ジャンさんは半端ない。《素早いモモンガ》を《停戦協定》のために活かしている。

「さすがはプロデュエリストですね。ここまでやられると、少しばかり驚きましたよ。墓地から光属性モンスター《エクリプス・ワイバーン》と闇属性モンスター《ダーク・アームド・ドラゴン》を除外して、手札から《ライトパルサー・ドラゴン:攻撃力2500・Lv6》を特殊召喚します」

「モンスター2体が除外されましたので、《混沌空間》にカオスカウンター2つを置きます。墓地から《エクリプス・ワイバーン》が除外されたので、除外していた《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を手札に加えます」

「《アレキサンドライド・ドラゴン:攻撃力2000・Lv4》を召喚。このカードを除外することで、手札から《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン:攻撃力2800・Lv10》を特殊召喚します。さらにモンスターが除外されたので、《混沌空間》にカオスカウンターをプラスします」

「《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》のエフェクトにより、墓地からドラゴン族モンスター《ダークブレイズドラゴン:攻撃力1200・Lv7》を攻撃表示で特殊召喚します。墓地からの特殊召喚に成功しましたので、このカードの攻撃力は倍になりますよ」

「《混沌空間》にはカオスカウンター5つが溜まっています。このカードからカオスカウンター4つを取り除いて、除外された《アレキサンドライドドラゴン:攻撃力2000・Lv4》を特殊召喚!」

 次元が渦巻いて、その中から《アレキサンドライドドラゴン》が降りたつ。美しい竜鱗に覆われており、キラキラと輝いている。真月零さんは、ドラゴン族モンスター4体を見事に並べた。その威容さに、アンドレさんも言葉を呑みこんでいる。超上級モンスターを揃える手際も美しい。

「ドラゴン3体で、表側守備モンスターに攻撃します」

 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》と《ライトパルサー・ドラゴン》が同時に飛翔した。舞台が広大でなければ、巨竜たちがフィールドに収まらないだろう。《素早いモモンガ》2体に向けて、エネルギーブレスを吹きつける。この戦闘破壊により、ジャンさんのライフは7000ポイントにまで回復した。《アレキサンドライドドラゴン》が《ライトロード・ハンター ライコウ》を踏みつける。

「他に表側表示モンスターがいれば、《一角獣ユニコ》は攻撃対象にならないのですね。でも、いなくなりました。《ダークブレイズドラゴン》で《一角獣ユニコ》を攻撃! このカードが相手モンスターを戦闘破壊したとき、その攻撃力分だけダメージを与えます」

 赤竜が羽ばたいて、《一角獣ユニコ》を見下ろした。大きく息を吸いこんでから、灼熱火炎を吐きだす。悲しそうな悲鳴を小さくさせながら、《一角獣ユニコ》が黒焦げにされた。合計2400ポイントのダメージが、ジャンさんのライフを4600ポイントにまで減少させる。鉄壁の守備を崩しちゃうなんて。ライフ・アドバンテージは負けているが、真月零さんは勢いで勝っている。

「ふぅー。ターンエンド」

「敵でありながら、思わず見蕩れてしまったぜ。それだけの実力があれば、プロ世界でも生きていけるんじゃないか。不動遊星が相手でも、良い勝負ができそうだ。罠カード《スケープ・アルパカ》を発動。《アルパカ・トークン:守備力0・Lv2》3体を特殊召喚する」

 ダルクさんが多用していたトラップだ。可愛らしいアルパカさんが、ジャンさんの近くに並ぶ。レベルも羊さんより高いから、シンクロ召喚に有利なんだね。《サンダー・ユニコーン》を呼びだすだろうか。真月零さんが押しているように見えるが、ジャンさんの反撃も期待満点。目が離せません。

 ん? コロンちゃんが何かを弄くっている。





【TF-その27】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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