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TF-33 ウィンのリベンジ! ドラグニティVS甲虫装機

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 こちらのハートランドは正々堂々と戦います。《甲虫装機》ですが。

 ルアくんがキグナスさんを倒した。アンティルールにより勝利したので、奪われた《パワー・ツール・ドラゴン》も取り返せた。ルカちゃんと手を叩きあっている。さっきまでは、勇敢な決闘者の顔をしていた。激闘が終われば、子供らしい素直な笑顔が花咲いている。一度は敗北させられるも、諦めずにリベンジを果たせた。そんなルアくんに尊敬を感じます。

 キグナスさんといえば、不機嫌そうに床へ座りこんでいる。カードを弄っているみたい。デッキ調整をしているのだろう。人間姿に戻っているが、警備員さんも近づこうとはしない。青筋を走らせながらも、真剣な眼差しでカードと対峙している。その背後では、ハートランドさんがホールを見渡している。ルアくんのおかげで、決闘魂を焚きつけられた。私だって負けてばかりじゃいられない。

「ハートランドさん。私と勝負をしてください」

「この前の小娘か。私にリベンジをするつもりかね。さっき、敗北したばかりなのに」

 勇気を奮発して挑もうとするも、見下したような視線を投げつけられた。ステッキまで突きつけてくる。たしかに、嶺開花さんに勝てなかった。悔しさが心底にわだかまっている。

「敗れはしましたけど、さっきのデュエルで学びました。少しは成長していますから……」

 派手な衣装で、奇抜な眼鏡をかけている。そんなオジサンが相手でも、威圧感が染みこんでくる。

「おィ。相手をしてやれよ。そいつは真剣に挑ンでいる。てめェも決闘者なら受けろや」

 キグナスさんが視線を刺しこむと、ハートランドさんが渋々と頷いた。力関係が分かりやすい。キグナスさんに礼を述べるも、無視を決められた。実技の授業中なんだけど、それどころじゃなくなっている。キグナスさんのインパクトは小さくないようだ。ざわつきが激しい。担当教師も唖然としたままで、ハートランドさんとの決闘もOKとなった。



「たしかに、《甲虫装機》は強力なカードだね。きちんと対策を施せば、それほど恐れるシリーズじゃないと思う。今のウィンなら、ハートランドよりも十分に強いよ。自信を持って、リベンジをぶつけよう。ボクも近くで応援しているから」

 ツァン・ディレさんが観客席から降りてきて、励ましてくれる。《風のバリア-エアーフォース》もデッキに投入したんだ。もう、《甲虫装機》だって怖くない。

「ありがとう。ツァンが押してくれるから、私は戦えます。ハートランドさんを倒しますから!」

 ツァン・ディレさんの右手を両手で包みこむと、沸騰するように紅潮しだした。両目が点になっている。嶺開花さんがニヤリと笑んでいる。

「み、みんなが見ているんだよ。そういうことをしないのっ!」

 彼女の鼓動が、両手から伝わってくる。温かさが不安を払ってくれる。慌てふためくも、ツァン・ディレさんが次第に落ち着いていく。湯気を噴きながらも、表情に優しさが広がっている。ツァン・ディレさんが左手を重ねてきた。ドキドキが高鳴ってきます。

「敗北したばかりでも、こんなに強い目をしている。ウィンは何度でも負けて、何度でも立ちあがる。本当に凄いデュエリストだよ。ボクだって、ウィンと出会えたから頑張れたんだ」

 親友から勇気を貰って、デュエル・フィールドに立つ。ツァン・ディレさんにアドバイスされながら、構築してきたデッキなんだ。目蓋を閉じると、精霊さんの声が聞こえてきそうだ。ハートランドさんが余裕綽々と眺めてきた。目的は仕返しだけど、最高のデュエルをしよう。



『デュエル!』



【1ターン目:ウィン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻ですね。ドロー。《輪廻天狗:攻撃力1700・Lv4》を攻撃表示で召喚。カード2枚をセットして、ターンを終了します」

 大風が暴れまわり、日本妖怪の天狗さんが降りてきた。鼻が高い。フィールドから離れただけで、同名モンスターを特殊召喚できる。コンボの可能性も広がりそうだ。準制限だけど。



【2ターン目:ハートランド】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ウィン:《輪廻天狗:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「極東妖怪ですか。ファーンタスティック! 私のターン、ドロー。《甲虫装機ウィーグ:攻撃力1000・Lv4》を召喚。モンスター効果を発動して、手札から《甲虫装機ホッパー》を装備する」

青き昆虫ヒーローが、フィールドに着地した。いかにも特撮番組に登場しそうなデザインだ。バトルスーツをまとっており、口元だけを露出している。《甲虫装機ウィーグ》が鎌を投げだして、両腕を広げだした。天井付近からバッタヒーローが下りてくる。その姿がバトルブーツにメタモルフォーゼされていき、仲間の両脚へと装着される。

「装備カードとなった《甲虫装機ホッパー》を墓地に送る。このターン、《甲虫装機ウィーグ》は直接攻撃が可能となる。手札から《甲虫装機ギガマンティス》を装備することにより、《甲虫装機ウィーグ》は攻撃力2400ポイントになる」

 緑色の全身鎧が装着された。蟷螂の刃を両腕にして、迫力は数段階にアップしている。

「装備魔法《甲虫装機の魔斧 ゼクトホーク》を《甲虫装機ウィーグ》に装備する。攻撃力が1000ポイントアップ。それだけではない。装備モンスターが攻撃宣言をするとき、相手は魔法・罠カードを発動できない。攻撃力3400ポイントで直接攻撃を決めましょう」

「それなら、バトルフェイズまで待ちません。速攻魔法《ダブル・サイクロン》を発動。自分フィールドにセットしたトラップ《サイクロン・ダンス》と、《甲虫装機の魔斧 ゼクトホーク》を破壊します。《サイクロン・ダンス》が破壊されたことにより、デッキから攻撃力1500以下の風属性モンスター《ドラグニティ・ファランクス:攻撃力500》を手札に加えます」

 竜巻が踊りだし、セット状態の《サイクロン・ダンス》を舞いあがらせた。破壊されることで本領発揮をするトラップだ。バトルアックスも吹きとばされる。装備カードとなっている《甲虫装機ギガマンティス》を破壊すれば、《甲虫装機ホッパー》が復活してしまう。パワーダウンの幅は小さくなるけど、こちらを選択した。《甲虫装機ホッパー》を速攻で破壊していれば良かったかな。パワーアップ効果は予想できていたはずだから。

「まぁ、いいでしょう。《甲虫装機ウィーグ》でダイレクト・アタック!」

 ギガマンティス・アーマーを装着した《甲虫装機ウィーグ》が、バッタのようにハイジャンプを決めた。上空からブレード・アームを叩きつけてくる。2400ポイントの戦闘ダメージは小さくない。衝撃に耐えるも、自分ライフは1600ポイントにまで落とされた。

「《サイクロン・ダンス》が発動したターン、私はカードセットができないのか。ターンエンド」



【3ターン目:ウィン】LP1600、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ウィン:《輪廻天狗:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。

ハートランド:《甲虫装機ギガマンティス》を装備した《甲虫装機ウィーグ:攻撃力2400・Lv4》が攻撃表示。


「《サイクロン・ダンス》は間接的な罠封じとなります。このチャンスを逃しません。私のターン、ドロー。フィールド魔法《竜の渓谷》を発動。手札から《ドラグニティ・ファランクス》を捨てることにより、デッキからレベル4以下の《ドラグニティ-ドゥクス》を手札に加えます」

「《ドラグニティ-ドゥクス:攻撃力1500・Lv4》を召喚。この召喚により、墓地からレベル3以下のドラゴン族モンスター《ドラグニティ-ファランクス》を装備します。《ドラグニティ-ファランクス:攻撃力500・Lv2・チューナー》を、モンスターエフェクトにより特殊召喚!」

「レベル4《ドラグニティ-ドゥクス》に、レベル2《ドラグニティ-ファランクス》をチューニング!」

「高貴なる渓谷の飛竜よ。白銀を煌めかせ、大空へと飛翔せよ! シンクロ召喚! 《ドラグニティナイト-ゲイボルグ:攻撃力2000・Lv6》!」

 夕暮れに染められた渓谷地帯。ドラゴンとバードマンが崖下へ飛びおりる。それらは呼応しあって、眩光に包みこまれていく。はるか谷底から、白銀鎧のドラゴンが飛びあがった。その背に乗っているのは、《ドラグニティ-ドゥクス》だ。私が有しているのは、《ドラグニティ-バルーチャー》だけではない。巨竜の咆哮を受けて、ハートランドさんが呻いた。

「《ドラグニティナイト-ゲイボルグ》で《甲虫装機ウィーグ》を攻撃します。ダメージステップ時に、自分墓地から鳥獣族モンスター《ドラグニティ-ドゥクス》を除外。その攻撃力分だけ、エンドフェイズまで《ドラグニティナイト-ゲイボルグ》はパワーアップします」

 《ドラグニティ-ドゥクス》が生命を爆発させて、《ドラグニティナイト-ゲイボルグ》へ伝える。攻撃力3500ポイントにまで急上昇だ。ミサイルのごとき勢いで、飛竜が突き進んでいく。ハイスピードによる衝撃波が、私にも伝わってくる、《甲虫装機ウィーグ》を容赦なく貫いた。1100ポイントの戦闘ダメージが、相手ライフを2900ポイントにまで削る。力を使い果たしてしまい、《ドラグニティ-ドゥクス》が倒れこんだ。主を失っても、ドラゴンは飛行を続ける。

「《輪廻天狗》でダイレクト・アタック!」

 天狗さんが風に乗りこんで、相手陣地まで渡る。錫杖を叩きつけて、ハートランドさんを沈ませた。悲鳴が情けなく響く。相手ライフを1200ポイントにまで追いこんだ。《風のバリア-エアーフォース》を引いたのです。このカードで対策を狙おう。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:ハートランド】LP1200、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ウィン:《ドラグニティナイト-ゲイボルグ:攻撃力2000・Lv6》&《輪廻天狗:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《竜の渓谷》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ハートランド:無し。


「小娘ごときが、よくもやってくれたな。私のターン、ドロー。《甲虫装機ダンセル:攻撃力1000・Lv3》を召喚。モンスター効果により、墓地から《甲虫装機ギガマンティス》を装備する」

 出たっ! 最悪のカトンボさんだ。《甲虫装機ギガマンティス》が谷底から跳びあがってきた。その全身が鎧状に分解されて、《甲虫装機ダンセル》に装着されていく。攻撃力2400ポイントになった。《甲虫装機》は墓地にあっても、手軽に装備カードとされる。

「魔法カード《アーマーブラスト》を発動。装備カード《甲虫装機ギガマンティス》、相手フィールドの表側表示カード《ドラグニティナイト-ゲイボルグ》と《輪廻天狗》を破壊する」

『CAST OFF!』

 そんな男性声が流れてきた。《甲虫装機ダンセル》がベルト・レバーを引いた。緑色のバトルアーマーが吹きとんで、その破片が高威力で爆散していく。このままでは、モンスターが破壊されるだけではなく、モンスター展開を許してしまう。やっぱり、《甲虫装機》は強いです。でも、私は負けませんから!





【TF-その33】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
ウィンのリベンジマッチ来た!!
ハートランドさん、アニメの小悪党な感じと違って正々堂々とやってますね、甲虫装機ですけど(笑)
CAST OFFは仮○ライダーカ○トネタですか?
次回決着ですかね?楽しみにしてます!!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 やっと、キグナス&ハートランド戦でのリベンジを回収できました。《甲虫装機》で《ダンセル》まで使いこなされると苦戦しますね。CASTOFFは意識して、表現しています。昆虫ヒーローで、あのカードイラスト。どうしても、意識してしまいます。
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