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TF-40 必殺忍法! 最恐忍者あらわる!

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 ツァン・ディレが主役です。

 3連休に突入したが、デュエルの自主訓練は手抜きしない。デュエル・ホールにて、先輩たちに稽古をしてもらっている。ジャッカル岬さんが相手だと、さすがに苦戦を強いられてしまう。鋭い目つきをしており、対面すると怖いものがある。

「俺のターン、ドロー。《変機獣 ガンナードラゴン:攻撃力2800・Lv7》を召喚する。リリース無しで召喚すると攻守は半分になる。だけど、永続罠《スキル・ドレイン》が発動しているよな。デメリット効果も無効になるんだぜ。セットモンスターにヤキを入れてやる」

「自分モンスターが攻撃するから、罠カード《ストライク・ショット》を発動。《変機獣 ガンナードラゴン》は攻撃力が700ポイントアップして、貫通効果も得る」

 機械竜が突進してくる。《真六武衆-カゲキ:守備力2000・Lv3》が踏み潰された。モンスター効果を封じられると、《六武衆》の弱体化は激しいものがある。1500ポイントの貫通ダメージも小さくはない。何となくだけど、背中が寂しい。

「《六武衆》が戦闘破壊されたので、罠カード《紫炎の計略》を発動。手札から《真六武衆-キザン:攻撃力1800・Lv4》と《真六武衆-エニシ:攻撃力1700・Lv4》を特殊召喚する」

「いくら召喚しても、無駄なことだ。ターンエンド」

 ジャッカル岬さんは圧倒的パワーで攻めてくる。その反面、ストレートすぎる戦略だ。

「ボクのターン、ドロー。魔法カード《死者蘇生》を発動して、《真六武衆-シエン:攻撃力2500・Lv5》を復活させる。《六武衆》3体が揃ったね。魔法カード《六武式三段衝》を発動。相手フィールドの表側表示モンスター全てを破壊するよ!」

 戦国武将たちが覇気を爆発させた。息の合った連係攻撃で、《変機獣 ガンナードラゴン》を斬りさいていく。スパークを放ち、機械竜は爆炎を噴きあげた。相手フィールドからモンスターが消える。すかさずに、攻撃宣言を連続させる。《真六武衆-シエン》が袈裟斬りを煌めかせた。レッドキャップが舞いあげられる。強烈なダイレクト・アタックにより、相手ライフが0ポイントへと落ちていった。いつもなら、ウィンの歓声が飛んでくるのだけど……。



「ツァンは強いですね。岬先輩にも勝てるなんて」

「ありがとう」

 宮田さんがタオルを差しだしてくれた。少しだけ汗ばんでいたので助かるよ。彼女も連戦連勝を続けている。ボクも何度か、敗北を舐めさせられたものだ。

「何だか、物足りなさそうですね。ウィンの声援がないから?」

「そ、そんなことないよ! ちょっと離れているだけじゃない!」

「旦那さんが実家に帰っていると、寂しいですね」

「あんた、何を言っているのよ⁉ 旦那とか、訳が分からないよ」

 ウィンは許可も得て、マーサハウスに帰省している。マーサさんに顔見せをするようだ。なぜだか、コロンもついていった。ボクも同伴すれば良かったかな。ウィンとは四六時中、生活を共にしている。女子寮で相部屋をしているから。カルガモの親子みたいだと、クラスメイトが言っていた。数時間ほど一緒にいないだけで寂しいとは、ボクも重症だよ。

「明日の夕方には帰ってくるから、心配はないですよ」

「一日だけだよ。全然、平気なんだから」

「そうですか? ポーカーフェイスは苦手なようですね。寂しそうな表情を隠せていません」

「ううーっ。さっきから、ボクを弄って遊んでいるでしょ? デュエルで仕返しだ!」

「望むところです。ツァンとデュエルがしたいのですから」



 宮田さんと連戦をして、4勝5敗となった。負け越しなんて、悔しいなぁ。《M・HERO ディケイド》に翻弄されてしまった。プロデュエリストを目指しているけど、目標通りの戦績には達しない。大丈夫だろうか? 悔やんでも仕方がない。前進するしかないのだから。

 気分転換に並木道を歩いていく。この辺は人がいないようだ。小腹が空いてきたので、喫茶店にでも寄るとしますか。いつもなら、ウィンと一緒に行っているのにね。どんなケーキを食べても、美味しさは萎みそうだ。宮田さんはバスケ活動をしているし、恵さんは体調不良だという。お見舞いにフルーツを買っていこう。会話こそ少ないも、彼女だって大切な友達だから。

 背後から、足音が小さく響いた。異様な気配が迫ってくる。

 反射的に振り返った。ついさっきまで、誰もいなかったのに。どういうことか、赤髪の少女が立っている。小等部の高学年といったところか。じぃっと、ボクを伺っているみたい。獲物を狙っているような目つきだ。片手に持った林檎を、八重歯で噛み砕いている。

「人間なんて下らない。そう思っていたが、美味いモンを食っているんだな。バリアンワールドには食事という概念がないんだよ。実態化するのも悪くないね」

「今、バリアンって言ったよね? あんた、何者なの?」

「自己紹介をしてやる。私はアンタレス。バリアンきっての天才デュエリストさ。ツァン・ディレといったな? 今から、ドン・サウザンドの闇に感染させてやるよ」

「カーリーさんを操ったのも、あなたの仕業?」

「ぐるぐる眼鏡のことか。そうだけど、文句あんの?」

 芯だけになるまで、林檎を食んでいく。手甲で口元を拭って、アンタレスが笑いだす。肉食獣の睨みが、ボクを貫いた。背骨を寒気が這ってくる。危険信号が発生して、この場から逃げだしたくなる。そんなのは、決闘者としての矜持が許さないよ。身震いを押さえて、ボクは叫ぶ。

「どういう理由か知らないけれど、カーリーさんは苦しんだ。許されないから!」

「私らバリアンは、人間よりも上位の存在だ。あんたらが家畜を喰っているように、私らも人間を利用してもいいんだよ。ドン・サウザンド・シードを埋めこむのに、デュエルで倒す必要があるね。でも、私は雑魚とは戦いたくない。そこでだ。私固有の能力を使わせてもらう」

 アンタレスが鞄から、ブラックボールを取り出した。それを地面へと投げつける。閃光が眩しい。もくもくと黒霧が湧きだして、和服の男性が立ちあがった。どういうこと?

「こいつは、デュエリスト・ボール。決闘者を中に閉じこめて、自由に操れるんだ。雑魚と戦って、ボールに収納するのが面倒だがな。あっちの人間界で、適当に集めておいたよ。闇川だっけ? ツァン・ディレを敗北させて、シードを埋めこむんだ」

 闇川が少女に敬礼してから、ボクへと殺気を向けた。戦うしかないようだ。



『デュエル!』



【1ターン目:闇川】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「引きずりこんであげますぜ。闇の中に。俺のターン、ドロー。《機甲忍者アクア:攻撃力800・Lv4》を召喚。カード2枚を伏せて、ターンを終了する」

 イアーッ! 派手に叫びあげながら、忍者が歩道上に着地した。プレイヤー自身も歌舞伎じみた闇色衣装をまとっている。この闇川という決闘者も、操られているのだろうか? 危ない目つきをしている。それにしても、ドン・サウザンドとは何だろう?



【2ターン目:ツァン・ディレ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
闇川:《機甲忍者アクア:攻撃力800・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「ボクのターン、ドロー。永続魔法《六武衆の結束》を発動。《六武衆》が召喚・特殊召喚されるたびに、このカードに武士道カウンター1つを置く」

「《六武衆-カモン:攻撃力1500・Lv3》を召喚するよ」

「手札から速攻魔法《六武衆の荒行》を発動。《六武衆-カモン》と同じ攻撃力の《真六武衆-シナイ:攻撃力1500・Lv3》を特殊召喚する。《六武衆の結束》に武士道カウンター2つが乗った。このカードを墓地に送り、デッキからカード2枚をドローする」

「《六武衆-カモン》で《機甲忍者アクア》を攻撃する」

「そんな攻撃など通用しない! 永続罠《忍法 超変化の術》を発動。レベル4《六武衆-カモン》とレベル4《機甲忍者アクア》を墓地に送り、デッキからドラゴン族モンスター《白竜の忍者:攻撃力2700・Lv7》を特殊召喚する」

 鎧武者が筒爆弾を投げようとするも、《機甲忍者アクア》が跳びあがり背後を奪った。《六武衆-カモン》の首に両腕を回しこんで、呪文を呟きだす。白煙が噴きだして、白衣装の女性忍者が現れた。ショートヘアーで凛々しい表情をしている。掛声もカッコいいものだ。《忍法 超変化の術》はモンスター除去もできるから、相手に使われると厄介極まりない。《白竜の忍者》が存在するかぎり、魔法・罠カードも破壊できないのか。問題は無いけどね。

「このカードを残しておいて良かったよ。《真六武衆-シナイ》が存在するので、手札から《真六武衆-ミズホ:守備力1000・Lv3》を特殊召喚する。モンスター効果を発動するよ。《真六武衆-シナイ》をリリースして、《白竜の忍者》を破壊する」

 《真六武衆-シナイ》が鉄棍棒を手にして突撃しだす。《白竜の忍者》が白竜を放つ。吐きだされた猛炎を浴びながらも、鎧武者は怯まない。《白竜の忍者》を殴りつけた。しかし、ダメージは小さくないものだ。《真六武衆-シナイ》は力尽きて倒れこむ。

「《真六武衆-シナイ》がリリースされたので、墓地から《六武衆-カモン》を手札に加える」

「《白竜の忍者》を倒したと思ったのか? 甘いぞ、小娘! 《白竜の忍者》をリリースして、永続罠《忍法 分身の術》を発動していたのだ。デッキから《忍者マスターHANZO:守備力1000・Lv4》を裏側守備表示で特殊召喚!」

「呼びだせるのは、《忍者マスターHANZO》だけではない。リリースしたモンスターのレベル以下となるように、《忍者》を特殊召喚できる。さらに、デッキから《赤い忍者:守備力300・Lv1》と《青い忍者:守備力300・Lv1》を裏側守備表示で特殊召喚する」

 鉄棍棒は彼女の体を捕えていなかった。《白竜の忍者》は霞となって消えていく。忍者軍団が木々から地面へと跳びこむ。それらは影となり、主を取り巻いていく。忍者デッキを使いこなしている。ボクも油断をしていると負けてしまいそうだ。アンタレスという生意気バリアンを倒したいが、今は闇川との真剣勝負に打ちこもう。エンド宣言を唱えた。





【TF-その40】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
M・HERO ディケイドの元ネタはあの某ライダーですね?
それとアンタレスの容姿がなぜか某魔法少女まど○マ○カのあの赤髪のキャラを想像してしまいました・・・。
闇川はバリアンに操られているようですが、どんなカードを使うんでしょう?
次回も待ってます!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 2次創作ということもあり、けっこうネタも入れています。シリアス度が下がった分だけ、TF編から増えているかも。

 オリジナル・バリアンは元ネタのキャラが必ずあります。アンタレスは下地のキャラが出すぎたかも。キグナスも元ネタがあったりします。

キグナスにもあるんですか⁉︎
想像がつきません・・・。
なんせネタのレパートリーが多くないもので・・・
ずっと闇太郎さんの完全オリジナルかと思ってました・・・。
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