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TF-43 エヴォルカイザーを討ち取れ! ツァン・ディレの本気

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 《六武衆》VS《エヴォルダー》の続きです。

 3連休に突入するも、アンタレスと名乗る少女に挑まれた。敗北してしまえば、カーリー渚のように闇に染められる。ボクがウィンを襲う。そんな悪夢を想像するだけで、悪寒に支配されそうになる。《エヴォルド》というシリーズが、アンタレスの得物であるようだ。爬虫類から恐竜、エクシーズ召喚をしてドラゴンにまで進化する。強敵だけど、絶対に討たなければいけない。



【4ターン目:ツァン・ディレ】LP3100、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
アンタレス:《XW-ウロボロスピア》を装備した《エヴォルカイザー・ラギア:攻撃力3000・R4・O×2》&《エヴォルダー・テリアス:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ツァン・ディレ:《大将軍 紫炎:攻撃力2500・Lv7》&《真六武衆-キザン:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。


 相手フィールドには攻撃力3000ポイントのモンスターが立ちかまえている。本来の攻撃力は2400ポイントであり、《XW-ウロボロスピア》によりパワーアップしている。オーバーレイ・ユニット1体につき、300ポイントだけ攻撃力が上昇している。つまりは、ORUを消費させればOKだ。デュエル・ディスクでモンスター効果を確認する。《神の宣告》を内蔵しているけど、一気に2つも削れるようだ。相手も承知しているはずだし、簡単には特殊効果で消耗させないだろう。

「ボクのターン、ドロー。《真六武衆-エニシ:攻撃力1700・Lv4》を召喚」

 緑の鎧武者が黄金刀をかまえこむ。《六武の門》でサーチしたモンスターだ。《六武衆》2体を墓地除外すれば、《エヴォルカイザー・ラギア》を手札へ戻せる。エクシーズ・モンスターなので、エクストラ・デッキに戻るだろう。アンタレスも見過ごせないはず。

「オーバーレイ・ユニット2体を取り除いて、《エヴォルカイザー・ラギア》のモンスター効果を発動する。《真六武衆-エニシ》の召喚を無効にして、デストロイヤー!」

 ホワイト・ドラゴンの周囲を公転しているORUが、《真六武衆-エニシ》へ投げつけられる。予想通りの反応をしてくれた。《真六武衆-エニシ》の特殊効果により、《エヴォルカイザー・ラギア》を手札に戻せるから。バウンドは避けられたが、攻撃力2400ポイントにダウンした。

「自分墓地から《六武衆のご隠居》と《六武衆の影武者》を除外して、手札から《紫炎の老中エニシ:攻撃力2200・Lv6》を特殊召喚する。1ターンに1度だけ、このカードは表側表示モンスター1体を破壊できるんだ。《エヴォルカイザー・ラギア》を対象にする」

 《真六武衆-エニシ》が年を重ねて、《紫炎の老中エニシ》となる。気合一閃! 長刀をかまえこんで、《エヴォルカイザー・ラギア》へと斬りかかる。老体とはいえ、技の切れは増している。この効果を使用したターン、このカードは攻撃できない。それでも、《エヴォルダー・テリアス》も除去するためには、彼が必要なんだ。アンタレスの口元から八重歯が覗かれた。

「炎属性モンスター《エヴォルカイザー・ラギア》をリリースして、罠カード《火霊術-「紅」》を発動する。リリース・モンスターの攻撃力分だけ、相手ライフにダメージを与える」

 《エヴォルカイザー・ラギア》が飛びあがって、刀技をかわす。全身に猛炎をまとって、ボクへと突撃をしてきた。ついつい、両手で顔を隠してしまう。あまりの迫力に、悲鳴を零したかもしれない。2400ポイントもの効果ダメージが、自分ライフを700ポイントにまで焼きつくす。

「あははっ! 可愛い声をしているじゃないか」

「うるさいっ! 一気に攻めるからね。《大将軍 紫炎》で《エヴォルダー・テリアス》を攻撃する。《真六武衆-キザン》でダイレクト・アタック!」

 《大将軍 紫炎》が剣を振りおろすと、衝撃波が地走った。肉食恐竜を頭から飲みこんで、肉も骨も粉微塵にしていく。《真六武衆-キザン》が大地を蹴りあげて、アンタレスとの距離を縮める。相手は子供姿をしているが、容赦なく薙ぎ払う。相手ライフを2100ポイントまで削れた。エクシーズ・モンスターを攻略したせいか、希望が垣間見えてきた。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:アンタレス】LP2100、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アンタレス:無し。

ツァン・ディレ:《大将軍 紫炎:攻撃力2500・Lv7》&《真六武衆-キザン:攻撃力1800・Lv4》&《紫炎の老中エニシ:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「けっこう、強いじゃねぇか。私のターン、ドロー。《エヴォルド・カシネリア:攻撃力1600・Lv3》を召喚。魔法カード《捕食進化》を発動。エンドフェイズまで、このモンスターは攻撃力800ポイントアップする。それだけじゃない。相手モンスターを戦闘破壊したとき、手札または墓地から《エヴォルダー》1体を特殊召喚できるんだ。《紫炎の老中エニシ》を喰っちゃいな!」

 黒蜥蜴の肉体が膨れあがる。攻撃力2400とは、上級モンスターにも匹敵する。破壊効果を何度も使用できるからね。《紫炎の老中エニシ》が捕食ターゲットになるのか。老侍が刀を振りまわすも、足元から丸呑みにされた。200ポイントの戦闘ダメージを受けて、自分ライフは500ポイントきり。

「《捕食進化》のエフェクトだ。墓地から《エヴォルダー・ディプロドクス:守備力800・Lv4》を特殊召喚する。この特殊召喚は、《エヴォルド》によるモノとして扱うんだ。《エヴォルダー・ディプロドクス》のモンスター効果により、セットカードを破壊するよ」

 首長恐竜が復活した。巨体を走らせて、《諸刃の活人剣術》を踏み潰していった。総攻撃の切り札だったのに。《エヴォルダー・テリアス》を蘇生して、《真六武衆-キザン》を戦闘破壊するという戦略は取らなかったか。《エヴォルド》で特殊召喚をすると、《エヴォルダー・テリアス》は500ポイントもパワーダウンする。止めを刺せないので、トラップ除去を選択したようだ。

「《エヴォルド・カシネリア》が相手モンスターを戦闘破壊したバトルフェイズ終了時だ。このカードをリリースすることにより、デッキから《エヴォルダー・エリアス:守備力2100・Lv6》2体を効果無効にして特殊召喚する。エンドフェイズに除外されるけど、問題は無いさ」

「2体の《エヴォルダー・エリアス》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《エヴォルカイザー・ソルテ:攻撃力2600・R6・O×2》をエクシーズ召喚!」

 トゲだらけの首長竜2体が、炎渦へと吸いこまれていく。翼竜型のホワイト・ドラゴンが、スマートなボディを着地させる。ここに来て、さらなるエクシーズとは。

「相手がモンスターを特殊召喚したとき、オーレイ・ユニット1体を取り除くことで、そのモンスターを破壊できる。このカードがオーバーレイ・ユニットを有しているかぎり、カード効果では破壊されない。特殊召喚しまくりの《真六武衆》では、驚異的な効果だよね。このまま、あんたを徹底的に追いつめてやるよ。ターンエンドだ」



【6ターン目:ツァン・ディレ】LP500、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アンタレス:《エヴォルカイザー・ソルテ:攻撃力2600・R6・O×2》が攻撃表示。《エヴォルダー・ディプロドクス:守備力800・Lv4》が守備表示。

ツァン・ディレ:《大将軍 紫炎:攻撃力2500・Lv7》&《真六武衆-キザン:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。


 アンタレスは戦略ミスをしたようだ。《紫炎の老中エニシ》を置いても、《エヴォルカイザー・ソルテ》はモンスター効果で破壊されない。《六武衆》を残してくれたから、結束によるチャンスが生まれる。手札にあるのは、《六武衆-イロウ》のみ。このドローに賭けるしかない。

 敗北すれば、闇に堕とされるんだ。デッキに指を置いた瞬間、鼓動が暴れまわる。

「ボクのターン、ドロー。悪いけど、勝つのはボクだね。《六武衆-イロウ:攻撃力1700・Lv4》を召喚。このカードで《エヴォルカイザー・ソルテ》を攻撃する。手札から速攻魔法《月の書》を発動! 攻撃対象モンスターを裏側守備表示にする」

 闇に包みこまれて、《エヴォルカイザー・ソルテ》は裏向きに封じられる。

「他に《六武衆》が存在するので、《六武衆-イロウ》は裏守備表示モンスターをダメージ計算を行わずに破壊できる。攻守も効果も問答無用で斬らせてもらうよ!」

 長髪の侍が、居合の体勢にかまえこむ。ゴーグルで両目を覆っているために、表情が分かりにくい。精神を研ぎ澄ませていることは、姿勢が物語っている。刹那の中で、《六武衆-イロウ》が刀を躍らせた。剣筋も視認できないほどのスピードだ。こうなってしまえば、攻撃対象の攻守も効果も関係なくなる。《エヴォルカイザー・ソルテ》が真っ二つにされた。

「《真六武衆-キザン》で《エヴォルダー・ディプロドクス》を攻撃! 《大将軍 紫炎》でダイレクト・アタック! 優勝! 楽勝! 皆勤賞!」

 黒武者が首長竜を斬る。《大将軍 紫炎》が悠然と行進していき、アンタレスの目前へと迫った。炎刀を振りあげ、手加減をせずに叩きつける。アンタレスは地面に打ち据えられて、茫然としていた。彼女のライフが0ポイントへ急速落下していく。

「やったね……」



「人間ごときに、私が負けるなんて……。ちくしょう!」

 悔しさを満開にさせると、アンタレスは消えていった。空間が赤色に歪んで、そこへと吸いこまれるように。勝利はできたが、また挑んでくるに違いない。バリアンは彼女だけじゃないだろう。ウィンは大丈夫だろうか。宮田さんや恵さんも心配だ。

「もしもし。ツァン、どうしたのですか?」

「ウィンは大丈夫? バリアンとかに襲われていない?」

 親友の安否が気になって、急いで携帯をかけだした。良かった。ウィンは大丈夫みたいだ。マーサハウスには、クロウさんも来るという。それでも、安堵を吐いていられない。危険な状態に陥っているから。そうだ。十六夜アキさんに相談しよう。

 アカデミアへ戻ることにした。





【TF-その43】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
勝っちゃった・・・。
ツァン強い!!

アンタレスの今後が気になりますね・・・。
次回も楽しみにしてます!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 ツァン・ディレは連勝状態であります。アンタレスは負けても立ちあがってくるタイプなので、むしろヤバいかも。
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