スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TF-45 不屈の闘士アリト

【遊戯王カード】 CNo.105 BK 彗星のカエストス ウルトラレア 《ロード・オブ・ザ・タキオンギャラクシー》 ltgy-jp052【遊戯王カード】 CNo.105 BK 彗星のカエストス ウルトラレア 《ロード・オブ・ザ・タキオンギャラクシー》 ltgy-jp052
()
遊戯王

商品詳細を見る

 《BF》と《BK》の激突!

「《No.105 BK 流星のセスタス:攻撃力2500・R4・O×3》をエクシーズ召喚!」

 無限マークを成した金属塊が、光輝く拳闘士へと変形していく。拳を突きだすだけで、大気全体が畏怖を示す。通行人たちが崇めるように見惚れている。開店したばかりという写真館からは、お爺さんと女性店員が飛びだしてきた。驚愕の表情を浮かべている。エクシーズ召喚にも慣れてきたけど、ここまで魂を揺さぶられるなんて……。

「ナンバーズを参考にして、ドルべさんが開発したモンスターだ。バリアン七皇のみが所有を許される、最高クラスのエースさ。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 やっぱり、バリアンだったのですか。《No.105 BK 流星のセスタス》の威光により、全身の身震いが止まらない。まるで、決闘の神が降臨したかのようだ。クロウさんが気合で耐えているのか。《BK スパー》が特殊召喚されたターン、バトルフェイズを行えない。そこにチャンスが生まれる。



【4ターン目:クロウ】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
アリト:《No.105 BK 流星のセスタス:攻撃力2500・R4・O×3》&《BK 拘束蛮兵リードブロー:攻撃力3000・R4・O×1・楔カウンター+1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

クロウ:《BF-アーマード・ウィング:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。永続魔法《黒い旋風》が発動中。


「俺のターン、ドロー。手札から《BF-逆風のガスト》を除外して、魔法カード《黒羽の宝札》を発動。デッキからカード2枚をドローする」

 クロウさんの額から、脂汗が粘り落ちているようだ。反するように、表情に歓喜が含まれている。デッキは応えてくれたであろうか。《黒羽の宝札》の代償として、このターンに特殊召喚ができなくなる。シンクロ召喚を得意とするプレイヤーにとっては、小さくないものだ。

「バトルフェイズに突入しないうちに、教えてやるよ。《BK》が戦闘を行うダメージステップ時に、《No.105 BK 流星のセスタス》からオーバーレイ・ユニット1体を取り除くことで、相手モンスターを効果無効にできる。その《BK》は戦闘破壊されず、発生する戦闘ダメージも反射する。つまりは、楔カウンターを取り除いても無駄ってことだ」

「それぐらいで、俺の相棒たちは怯まないぜ! 《BF-漆黒のエルフェン:攻撃力2200・Lv6》を召喚。自分フィールドに《BF》がいるから、リリース無しで召喚できる。この召喚により、《No.105 BK 流星のセスタス》を表側守備表示に変更する」

「《黒い旋風》の効果も忘れるなよ。《BF-漆黒のエルフェン》より攻撃力の低い《BF-大旆のヴァーユ》を、デッキから手札に加える」

「手札から《BF-大旆のヴァーユ》を墓地に送ることで、魔法カード《ブラックフェザー・シュート》を発動する。守備表示である《No.105 BK 流星のセスタス》を墓地へ送る」

 大柄な鳥戦士が、羽ばたいて大風を吹きつけた。《No.105 BK 流星のセスタス》のブルーボディーが地面へと伏せさせられる。そこに、応援団鳥が突っこんでいく。戦闘破壊への耐性はあっても、カード効果に対しては無防備だ。パンチの連打で抵抗しようとするも、素早い鳥には命中しない。傷だらけとなり、その身を墓地へと沈みこませた。

「《BF-アーマード・ウィング》のモンスター効果を発動。楔カウンターを取り除いて、《BK 拘束蛮兵リードブロー》の攻撃力を0にする。このまま、突っこむぜ!」

「やってくれるじゃんか! 罠カード《エクシーズ・リベンジ・シャッフル》を発動。攻撃対象となった《BK 拘束蛮兵リードブロー》をエクストラデッキへ戻して、墓地から《No.105 BK 流星のセスタス:攻撃力2500・R4・O×1》を復活! このカードをORUにする」

 《BF-アーマード・ウィング》が回転蹴りを披露するも、《BK 拘束蛮兵リードブロー》が光球となって相手デッキへと吸いこまれていく。《No.105 BK 流星のセスタス》が入れ替わるように現れて、撃ちだされた足先を掴む。オーバーレイ・ユニットを持っているために、このカードへの攻撃は意味を成さない。それどころか、効果無効にされて戦闘耐性までも奪われてしまう。攻撃力が同じなので、一方的に戦闘破壊されるだろう。クロウさんはバトルフェイズを終わらせた。

「この攻撃も通じないのか。ターンエンド」



【5ターン目:アリト】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
アリト:《No.105 BK 流星のセスタス:攻撃力2500・R4・O×1》が攻撃表示。

クロウ:《BF-アーマード・ウィング:攻撃力2500・Lv7》&《BF-漆黒のエルフェン:攻撃力2200・Lv6》が攻撃表示。永続魔法《黒い旋風》が発動中。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《RUM-バリアンズ・フォース》を発動! 《No.105 BK 流星のセスタス》の上から重ねて、カオス・ナンバーズを再構築する。闇を飲み込む混沌を! 光を以て貫くがよい! カオスエクシーズ・チェンジ! 現れろ、《CNo.105 BK 彗星のカエストス:攻撃力2800・R5・O×2》!」

 赤いエネルギーがフィールド中を流動している。青き拳闘士が呑みこまれて、混沌を肉体へと吸いこませた。両肩と両脇腹から板状の何かが突きでている。それらがXを成しているように見える。子供たちが怯えながら、私にすがりついてきた。こんなモンスターは初めてだ。

「オーバーレイ・ユニット1体を取り除いて、《CNo.105 BK 彗星のカエストス》のモンスター効果を発動する。《BF-アーマード・ウィング》を破壊して、その攻撃力分のダメージを与える」

 青紫の戦士が、ボクシングの戦闘態勢にかまえる。右拳が赤く輝きだす。初動すらも視認できなかった。マッハを超えるストレート・パンチは、《BF-アーマード・ウィング》の鎧を砕いていた。そのまま、ヴィジョンが粉砕される。2500ポイントの効果ダメージは、クロウさんのライフを1500ポイントにまで激減させる。アリトさんが笑みを吹かしている。

「《CNo.105 BK 彗星のカエストス》で《BF-漆黒のエルフェン》を攻撃する。このカードが相手モンスターを戦闘破壊したとき、そのモンスターの元々の攻撃力の半分だけダメージを与える。墓地から《BK カウンターブロー》を除外して、1000ポイントのパワーアップだ」


『コメット・エクスプロージョン!』


 名前通りに、隕石が落ちてきたようなインパクト。衝撃波だけで街が崩壊しそうだ。《CNo.105 BK 彗星のカエストス》の攻撃力は3800ポイントにまで昂ぶっている。効果ダメージも合わせれば、1700ポイントのダメージが、クロウさんを襲う。渾身の一撃が、《BF-漆黒のエルフェン》の鳥顔を貫いた。苦悶を叫びながら倒れるも、クロウさんを黒鳥が支えていた。

「馬鹿なっ! ライフが0になっていないだと!」

「《BF-漆黒のエルフェン》が戦闘を行うダメージステップ時に、手札から《BF-月影のカルート》を墓地に送っていた。《BF-漆黒のエルフェン》の攻撃力は1400ポイントアップして、3600ポイントに高まっていたんだよ。戦闘ダメージは200ポイントだ」

 それでも、クロウさんのライフは200ポイントしか残されていない。皮一枚だ。

「このターンで決着の予定だったけどな。燃えてくるぜっ! カード1枚をセットして、ターンエンド」



【6ターン目:クロウ】LP200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アリト:《CNo.105 BK 彗星のカエストス:攻撃力2800・R5・O×1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

クロウ:永続魔法《黒い旋風》が発動中。


「俺のターン、ドロー。《BF-暁のシロッコ:攻撃力2000・Lv5》を召喚。相手フィールドのみにモンスターが存在するから、このカードはリリース無しで召喚できる。《黒い旋風》の効果で、デッキから《BF-黒槍のブラスト:守備力:800・Lv4》を手札に加える。《BF》が存在するんで、このカードを手札から守備表示で特殊召喚するぜ!」

 黒羽が持ちあがる。鳥戦士2体が揃った。《BF-黒槍のブラスト》は貫通効果を有しているけど、ライフポイントを考えるに守備体勢にするしかないだろう。黒槍を立てながら、しゃがみこんでいる。

「墓地のレベル7《BF-アーマード・ウィング》に、レベル1《BF-大旆のヴァーユ》をチューニング!」

「吹き荒べ嵐よ! 鋼鉄の意志と光の速さを得て、その姿を昇華せよ! シンクロ召喚! 《BF-孤高のシルバー・ウィンド:攻撃力2800・Lv8》!」

 アスファルトを砕きあげて、白銀の鳥戦士が跳躍した。モンスター効果は無効になるけど、容易に展開できるのが強みだ。《BF-暁のシロッコ》に《BF-黒槍のブラスト》、そして《BF-孤高のシルバー・ウィンド》が並んだ。アニーちゃんが希望を膨らませた瞳を、憧れの男性へと向けている。チーム5D’Sのクロウ・ボーガン! どんな闇をも跳ね返します。
 
「《BF》3体が揃った。手札から罠カード《デルタ・クロウ-アンチ・リバース》を発動! そのセットカードを破壊する」

「《BF-暁のシロッコ》のモンスター効果を発動! 《BF》全てのパワーを、《BF-孤高のシルバー・ウィンド》に集約させる。《CNo.105 BK 彗星のカエストス》に攻撃!」

 《BF》が一斉に飛びあがった。正三角形の頂点に位置するように、アリトさんを囲みだす。暴走嵐が舞いあげたのは、カウンター罠《攻撃の無力化》だ。安心してアタックができる。《BF-孤高のシルバー・ウィンド》が細剣を突きつけながら、急降下をしていく。仲間からエネルギーを貰って、攻撃力は6500ポイントにまでアップしている。《CNo.105 BK 彗星のカエストス》がストレートパンチで対抗するも、剣先に胸中央を刺しこまれた。膝を着いて、大地へと崩れ落ちる。3700ポイントの戦闘ダメージにより、アリトさんのライフを300ポイントにまで追いこんだ。

「他のモンスターは攻撃できない。ターンエンドだ」



【7ターン目:アリト】LP300、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アリト:無し。

クロウ:《BF-孤高のシルバー・ウィンド:攻撃力2800・Lv8》&《BF-暁のシロッコ:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。《BF-黒槍のブラスト:守備力:800・Lv4》が守備表示。永続魔法《黒い旋風》が発動中。


「ここまで、俺が追いこまれるなんてな。すっげーっ、楽しいよ! 手札にもフィールドにも、カードが無い。このドローで勝負は決まるんだよな。このデッキと一緒に、俺はバリアン七皇にまで昇りつめた。最後の最後まで諦めない! いくぜ、相棒!」

 アリトさんが左腕をかざして、デッキを見つめた。親友に向けるような視線だ。

「俺のターン、ドロー。礼を言うぜ。俺を勝たせてくれることに! 魔法カード《戦士の生還》を発動して、墓地から戦士族モンスター《BK スイッチヒッター:攻撃力1500・Lv4》を手札に加える。通常召喚をして、墓地から《CNo.105 BK 彗星のカエストス:攻撃力2800・R5・O×0》を甦らせる。ボクサーは何度でも立ちあがるものさ」

「《CNo.105 BK 彗星のカエストス》で《BF-暁のシロッコ》を攻撃する」

 何ということだ。地面に倒れている《CNo.105 BK 彗星のカエストス》が起きあがってきた。満身創痍だけど、攻撃力が落ちたわけではない。石畳を踏みしめて、相手コーナーへと走りだしてきた。クロウさんのライフは200ポイントしか残っていない。《BF-暁のシロッコ》にボディーブローが突きあげられたとき、勝負のリングが鳴っていた。



「クロウ兄ちゃん。負けちゃったの……?」

 アニーちゃんが今にも泣きそうだ。クロウさんが大きく息を吐きだした。

「負けちまったな……」

「ぎりぎりで勝利できたが、クロウは強かったよ。じゃあなっ!」

 色々と訊きたいことがあるのに、消えてしまった。背後空間が赤く揺らいで、そこへと吸いこまれたのだ。3連休を利用して、マーサハウスに里帰りした。そこで目にしたものは、驚愕の光景だった。まさか、クロウさんが敗北するなんて……。





【TF-その45】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
アリト、強いですね。
バリアン七皇って上下関係あるんですかね?
クロウがブラックフェザー・ドラゴンを召喚できずに負けたのは予想外でした・・・。
次回はどうなるんでしょう?
楽しみにしてます!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 こちらのバリアン七皇は上下関係があります。

 ドルべ>ミザエル=ギラグ>アリト>ベクター

という感じで。《BK》をどうすればアピールできるかなと思考しながらデュエル構築をしていました。《ブラックフェザー・ドラゴン》は後で活躍するかな。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。