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SP1-精霊界での激闘! カイバーマンVSギラグ

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 本来ならば、GX編でのエピソードですけど、先に少しだけ書いてみます。平行世界版のギラグですので、使用デッキなどがアニメと異なります。舞台はGX世界の精霊界。変換できない漢字は、カタカナ表示にしました。

 木々が密集しているも、整然とした森を成している。人間が存在しない代わりに、精霊が手入れをしている可能性もあるだろう。蒼い陽光が射しこんで、幻想的な光景を映しだしている。雑草も生えていない土道を、大男が歩いていく。モヒカン頭で厳めしい顔つきだが、表情は優しげなものだ。彼に慕うがごとく、《子狸ぽんぽこ》がついてきている。

「この辺りに、グランド・ナンバーズの1枚があるのだな? レオ」

 振り向かずに、背後へと声を投げかけた。ギラグに追随している青年が答える。

「レーダーに反応はありますが、フェイクの可能性も少なくないです。グランド・ナンバーズは偽物を生みながら動き回るので、発見に苦労しますよ」

 栗色髪を腰まで伸ばしている。美形よりの顔立ちであるが、精悍さが眩しすぎる。遠巻きに眺めてくる精霊たちを見返して、優しく微笑む。《子狸ぽんぽこ》が主に懐いていることもあり、精霊群は警戒心を緩めているようだ。2人ともスーツ姿であるも、ギラグはヤクザっぽい。

「別部隊がグランド・ナンバーズを人工的に造ろうとしている。我々も急ぐ必要があるな」

「ヴァルゴやキャンサーが別世界で作戦を進めていますね。あの娘らはデュエルが弱いんで心配になりますよ。アリトやミザエルさんがいるから、心配は無いですけど」

「勇者王レオ。自分を基準に評価するでない。あの娘たちは十分に強い。キャンサーに至っては、ナッシュ様のデッキを継いでいるぐらいだ」

「俺に一勝でもできれば、少しは認めてやりますよ」

 自信過剰な声音をしているが、仕方もないことだ。彼はアリトに勝利したことも、何度かある。七皇入りをしても違和感のない実力者である。透明球体の群れが暇そうに泳いでくる。《子狸ぽんぽこ》が突いている様子は、ほんのりと可愛らしい。

「グランド・ナンバーズは近くですが、簡単には取れそうにもないですね。《カイバーマン》の精霊が挑発していますよ。俺がデュエルをしてきましょうか? ギラグの旦那」

「済まないが、俺に戦わせてくれ。アレは強そうだ。久しぶりに興奮してきたぞ」



 森林を抜けると、湖が広がっていた。深い湖底を見渡せるほどに、水が澄んでいる。青い花が咲き乱れており、魂が洗われていく気分となる。ちっちゃな精霊が戯れており、ある種の天国を描いているようだ。草花の生えていない広場に、決闘者2人が対峙している。

「ここのところ、バリアンや旧支配者といった存在が侵入してきている。貴様たちが何を企んでいるのかは知らないが、己がロードを進みたければ、この俺を乗り越えていくがいい」

「目的は、グランド・ナンバーズの回収のみだ。精霊たちに危害を加える意思はない。それでも、立ちはだかるのなら戦うまで。バリアン七皇のギラグが挑ませてもらう」

 白竜仮面の決闘者がデュエル・ディスクをセットした。《カイバーマン》のデッキは予想できる。パワーデッキを使うにしても、期待を上回るプレイングを魅せてくれるだろう。ギラグが血肉をたぎらせている。レオが《子狸ぽんぽこ》を脇に抱えこんだ。ギラグがバリアンワールドに出現した頃より、この精霊は生まれたという。ギラグのデッキと相性は悪いが、《子狸の恩返し》といったサポートまで投入している。それでも、ミザエルと同等の強靭さを誇っている。

「心が騒ぐ。ミーコという小娘が献上したカードにより、俺のデッキは強化されている。我が魂が、バリアン七皇とやらの実力を測ってくれよう」



『デュエル!』



【1ターン目:ギラグ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻であるな。ドロー。モンスター1体を裏側守備表示でセットする。カード1枚をセットして、ターンを終わらせる」

 さわやかな甘風が流れこんでくるが、フィールドには熱気が渦巻いている。カイバーマンはレオを一瞥して、対戦相手を見据えた。細身の青年も、とてつもない意志力を秘めている。勇者王という称号を得ているようだが、どれほどの実力であろうか。



【2ターン目:カイバーマン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ギラグ:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《竜の霊廟》を発動! デッキからドラゴン族モンスター《青眼の白龍》を墓地へ送る。このカードは通常モンスター。よって、さらなる《青眼の白龍》を墓地へ送る」

「魔法カード《死者蘇生》を発動! 墓地から《青眼の白龍:攻撃力3000・Lv8》を特殊召喚する。手札から《暴風竜の防人:攻撃力500・Lv1・チューナー》を《青眼の白龍》に装備する。装備モンスターは貫通効果を得た。守備表示モンスターで戦闘ダメージを回避できると安心したか? この俺には通用しない! 伏せモンスターを攻撃!」


『滅びの爆裂疾風弾!』


 白き巨龍がフィールドに降りてきた。威圧感が精霊たちを畏れさせ、美しさが心を奪う。ブルーアイズがギラグを見下ろす。口を大きく開いて、エネルギー塊を膨れあがらせる。大地が震動して、草花がビリビリと震えだす。カイバーマンが哄笑しだした。テンションも無駄に高すぎる。


「粉砕! 玉砕! 大喝采!」


 玉砕してないじゃないか! そんな疑問が過ぎるも、突っこんでいる暇もない。守備体勢である《英炎星-ホークエイ:守備力1500・Lv3》が光に呑みこまれた。骨すらも残されずに、全身を焼きつくされていく。《暴風竜の防人》の魂が、《青眼の白龍》に力を与えているのだ。1500ポイントもの貫通ダメージが、ギラグのライフを2500ポイントにまで追いこむ。とてつもない衝撃に圧されていくも、ギラグは両足で踏ん張りきった。《子狸ぽんぽこ》が安堵を吐いた。

「《英炎星-ホークエイ》が相手によって破壊された。デッキから永続魔法《炎舞-「天枢」》をセットするまで! これぐらいの押しでは響かぬぞ!」

「ふぅん。この程度でバトルフェイズが終わると安心したか。甘いぞ! 手札から速攻魔法《銀龍の轟咆》を発動する。墓地からドラゴン族の通常モンスター《青眼の白龍:攻撃力3000・Lv8》を特殊召喚! ダイレクト・アタック!」

「油断はしていない。ゆえに、対策は仕掛けてある。罠カード《ピンポイント・ガード》を発動! 墓地からレベル4以下の《英炎星-ホークエイ:守備力1500・Lv3》を守備表示で特殊召喚する。このモンスターは、このターンでは破壊されない」

 ギラグは山のように泰然としている。心の揺らぎはない。水滸伝の英雄弓士が、《青眼の白龍》の目前へと立ち塞がる。オーラをまとった光矢を連射して、白き砲撃を逸らした。こちらの《青眼の白龍》は、貫通効果を得ていない。当然にして、戦闘ダメージを与えられない。レオと子狸がガッツポーズを張りあげた。この程度の攻撃などでは、ギラグの旦那を倒せない。

「カード1枚をセットして、ターンを終了する」



【3ターン目:ギラグ】LP2500、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ギラグ:《英炎星-ホークエイ:守備力1500・Lv3》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

カイバーマン:《青眼の白龍:攻撃力3000・Lv8》2体が攻撃表示(1体は《暴風竜の防人》を装備している)。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《微炎星-リュウシシン:攻撃力1800・Lv4》を召喚。セット状態の永続魔法《炎舞-「天枢」》を発動する。《炎舞》の発動により、《微炎星-リュウシシン》のモンスター効果を発動! デッキから永続罠《炎舞-「天旋」》をセットする」

「《炎舞-「天枢」》が存在するかぎり、《炎星》の追加召喚が可能となる。《猛炎星-テンレイ:攻撃力1000・Lv4》を攻撃表示で召喚!」

 《炎舞》が発動されるたび、ギラグのフィールドに灼熱星が浮びあがる。《微炎星-リュウシシン》の背後から、九頭竜が燃えあがった。宝槍を右手にして戦闘体勢にかまえこむ。《英炎星-ホークエイ》の武魂が鷹となって放たれた。《炎舞》が存在するので、《炎星》の攻守は500ポイントの上昇をしていく。梁山泊の戦鬼たちは、荒ぶる動物の魂を得ているからであろう。人間型の戦士であるが、獣戦士族モンスターとして扱われる。

「いくらモンスターを並べようが、ブルーアイズの前では無力と知るがいい! レベル7以上のモンスター《青眼の白龍》が存在する。罠カード《無力の証明》を発動! 相手フィールドに存在するレベル5以下のモンスター全てを破壊する」

 《青眼の白龍》2体が相手陣地へと渡り、圧倒的パワーで下級モンスターを蹂躙していく。黒髪の美青年が槍をかまえるも、無力同然に沈められてしまう。《英炎星-ホークエイ》も踏み潰された。トナカイの炎魂を燃えあがらせて、《猛炎星-テンレイ》が狼牙棒を振るう。そんな抵抗も空しく、筋肉達磨は簡単に投げられるのみ。モンスターが揃ったのに、《間炎星-コウカンショウ》へのエクシーズ召喚も阻まれた。それでも、ギラグは微塵も動じない。

「《英炎星-ホークエイ》が相手によって破壊された。デッキから永続魔法《炎舞-「天キ」》をセットする。このカードを発動して、デッキから獣戦士族モンスター《殺炎星-ブルギ》を手札に加える」

「ターンを終了する。《猛炎星-テンレイ》が効果破壊され墓地へ送られたエンドフェイズだ。デッキより、《孤炎星-ロシシン:守備力1400・Lv4・チューナー》を特殊召喚する」

 巨炎が急膨張して、猪を形成しだす。刺青の大坊主が、そいつの背中に乗っている。フィールドへと隕石落下の勢いで降りてきた。《間炎星-コウカンショウ》のエクシーズ召喚は阻止されたが、ギラグは勝利への道を開いている。《子狸ぽんぽこ》は、主の勝利を祈りながら見守っていた。





【特別編-前篇】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
カイバーマンは次々に死亡フラグを建てていってますね(笑)

これはギラグの反攻が楽しみです!

次回も待ってますね!!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 海馬社長が序盤で飛ばすと、死亡フラグになっちゃいますね。「遊戯王R」での、夜光戦など。このギラグは、ハンドモンスターも使ったりします。
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