スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TF-60 不死身の剣士 S・H・Dark Knight

遊戯王カード CNo.101 S・H・Dark Knight[ウルトラ] / レガシー・オブ・ザ・ヴァリアント(LVAL) 遊戯王ゼアル遊戯王カード CNo.101 S・H・Dark Knight[ウルトラ] / レガシー・オブ・ザ・ヴァリアント(LVAL) 遊戯王ゼアル
()
遊戯王オフィシャルカードゲーム

商品詳細を見る

 《CNo.101 S・H・Dark Knight》の姿が微妙に変わっているかも。

 広々とした円形ホールにて、オーケストラが披露されている。少年指揮者に導かれて、異形の従者どもが演奏を愉しんでいる。北欧神の降臨に、人魚の乱舞と、舞台は盛りあがりを魅せていく。《No.101 S・H・Ark Knight》が呼びだされ、《極神聖帝オーディン》を呑みこんだ。相手モンスターをオーバーレイ・ユニットにしてしまうエフェクトに、ハラルドたちも驚愕を隠せない。

「墓地から《水精鱗アビスマンダー》を除外することで、自分フィールドの《水精鱗》全てをレベル1だけアップさせるよ。魔法カード《アドバンスドロー》を発動! レベル8となった《水精鱗ディニクアビス》をリリースして、デッキからカード2枚をドローする。最高のカードを引けたっ!」

「魔法カード《RUM-バリアンズ・フォース》を発動! 《No.101 S・H・Ark Knight》の上から重ねて、オーバーレイ・ネットワークを再構築! 満たされぬ魂の守護者よ、暗黒の騎士となって光を砕け! 《CNo.101 S・H・Dark Knight:攻撃力2800・R5・O×2》をエクシーズ召喚!」

「モンスター効果を発動! 特殊召喚された《極神皇トール》を、このカードのORUにする」

 白き空中戦艦には、赤核が搭載されている。そこから暗黒剣士が飛びだした。バリアン特有の赤紫オーラを、全身にまとっている。舞台上に着地すると、ふわりと白マントが浮きあがる。両腕をかざして、《極神皇トール》を胸核へと引き寄せた。まるで、ブラック・ホールのような吸引力だ。超重量級の巨神ですらも、《CNo.101 S・H・Dark Knight》のORUにされてしまった。ドラガンが拳を震わせながら、呟きを零す。

「《極神皇トール》までも、カードの下に重ねただと……」

「レベル4になった《水精鱗アビスリンデ》と《水精鱗オーケアビス》で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《深淵に潜む者:攻撃力1700・R4・O×2》をエクシーズ召喚! 水属性モンスターをORUにしているから、自分フィールドの水属性モンスターは攻撃力が500ポイントアップする。ORUを取り除けば、相手墓地で発動するカード効果も封印できるんだ!」

 美女人魚が天上へと泳いでいき、光の渦に潜りこむ。そこから、獰猛そうな海竜が降りてきた。《CNo.101 S・H・Dark Knight》も水属性モンスター。攻撃力は3300ポイントにまで上昇する。《深淵に潜む者》自身も攻撃力2200ポイントへ昂ぶる。ハラルドがディスク機能で調べてみるも、《CNo.101 S・H・Dark Knight》のテキストが表示されない。

「エクシーズ2体が並んだようね。またまた、手札増強といきましょうか。魔法カード《エクシーズ・ギフト》を発動! それぞれのORU1体を取り除いて、デッキからカード2枚をドローする。《No.101 S・H・Ark Knight》を墓地に送れた。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:ブレイブ】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ブレイブ:《極神皇ロキ:攻撃力3300・Lv10》が攻撃表示。

ドラガン:無し。

ハラルド:無し。

キャンサー:《CNo.101 S・H・Dark Knight:攻撃力3300・R5・O×2》&《深淵に潜む者:攻撃力2200・R4・O×1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「残されたのは、俺のモンスターだけかよ。ドロー。まずは、カオス・ナンバーズっていうヤツを破壊しないとな。装備魔法《極星宝ドラウプニル》を《極神皇ロキ》に装備して、攻撃力を800ポイントアップさせる。《CNo.101 S・H・Dark Knight》にアタック!」

 アゴヒゲを撫でおろしてから、《極神皇ロキ》が人差し指を突きだした。そこから暗黒弾を撃ちおろして、《CNo.101 S・H・Dark Knight》に直撃させる。胸核を砕いて、ぽっかりと風穴を開けた。暗黒騎士が剣を落として、黒き肉体を崩していく。800ポイントの戦闘ダメージが、キャンサーのライフを3200ポイントにまで穿つ。《深淵に潜む者》だけなら、脅威でないだろう。安心したのも、束の間にすぎなかった。キャンサーが哄笑しだした。

「あははっ! 痛みは感じないよ! ORUのある《CNo.101 S・H・Dark Knight》が破壊されたとき、墓地に《No.101 S・H・Ark Knight》が落ちていれば、自己蘇生できるんだ。それだけじゃ終わらない。元々の攻撃力分、2800ポイントだけ自分ライフを回復する」

 どこからともなく、奇声が流れこんでくる。人魚の群れが、宙を泳いでいる。混沌とした醜悪さ。それらが、両手から糸束を発射しだした。地面に撃ちこまれた細糸が、《CNo.101 S・H・Dark Knight》を引きあげる。キャンサーが両腕を広げると、大量の泡に包みこまれた。彼女のライフが6000ポイントにまで回復していく。

「復活するだけでなく、ライフ回復だと……。こいつは、ちょっと洒落にならねぇぜ。カード1枚をセットして、ターンを終了する」



【6ターン目:ドラガン】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ブレイブ:装備魔法《極星宝ドラウプニル》を装備した《極神皇ロキ:攻撃力4100・Lv10》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ドラガン:無し。

ハラルド:無し。

キャンサー:《CNo.101 S・H・Dark Knight:攻撃力3300・R5・O×0》&《深淵に潜む者:攻撃力2200・R4・O×1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。自分墓地から《極星》3体を除外することで、手札から《極星巨人ユミル:攻撃力4200・Lv10》を特殊召喚する。このカードが降臨した場合、エンドフェイズまで攻撃宣言ができない。しかし、この特殊召喚により、相手墓地からモンスター3体を除外できる。それら全てが同属性の場合、相手ライフに1500ポイントのダメージを与える」

 舞台床を割って、《極星獣グルファクシ》が跳びだした。飛び散る木片。《極星獣タングリスニ》と《極星獣タングニョースト》も続く。それらが光柱に呑みこまれて、原初の巨人を呼びだした。《極神皇トール》をも超える巨体が、逞しい裸体を晒す。両腕を床へと叩きつけた。《No.101 S・H・Ark Knight》を始めとして、《水精鱗ディニクアビス》と《水精鱗アビスタージ》の霊体が吹きとばされていく。全て水属性モンスター。キャンサーへの衝撃が、ライフを4500ポイントにまで削りとった。

「ハラルドに希望をつなげる。ターンエンドだ」



【7ターン目:ハラルド】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ブレイブ:装備魔法《極星宝ドラウプニル》を装備した《極神皇ロキ:攻撃力4100・Lv10》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ドラガン:《極星巨人ユミル:攻撃力4200・Lv10》が攻撃表示。

ハラルド:無し。

キャンサー:《CNo.101 S・H・Dark Knight:攻撃力3300・R5・O×0》&《深淵に潜む者:攻撃力2200・R4・O×1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「《CNo.101 S・H・Dark Knight》の蘇生条件は砕かれた。今の状態で破壊すれば、問題はない。私のターン、ドロー。手札から《極星獣スレイプニル:攻撃力1900・Lv4》を公開して、モンスター効果を発動! 自分墓地から《極星》と名のついたチューナー1体、《極星天ヴァルキュリア》を除外することで、墓地から《極神聖帝オーディン:攻撃力4000・Lv10》を甦らせる。手札から《極星獣スレイプニル》を、このカードに装備する」

「《極神聖帝オーディン》で《CNo.101 S・H・Dark Knight》を攻撃する。《極星獣スレイプニル》の追加エフェクト。戦闘破壊したモンスターの攻撃力分だけ、相手ライフにダメージを与える」


『ヘヴンズ・ジャッジメント!』


 八脚の神馬にまたがり、《極神聖帝オーディン》が天上世界を駆けだした。オーケストラが壮麗なる神話戦を盛りあげる。グングニルを振りまわして、《CNo.101 S・H・Dark Knight》へと投げおろした。轟雷のごとき勢いで、胴体を貫く。暗黒騎士は再び、崩壊させられた。暴走する稲妻のためか、舞台照明が瞬いて消滅した。キャンサーのシルエットが倒れこむ。彼女のライフは1000ポイントしか残されていない。

「この状況だ。君は敗北への運命に落ちている。ターンを終了する」



【8ターン目:キャンサー】LP1000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ブレイブ:装備魔法《極星宝ドラウプニル》を装備した《極神皇ロキ:攻撃力4100・Lv10》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ドラガン:《極星巨人ユミル:攻撃力4200・Lv10》が攻撃表示。

ハラルド:《極星獣スレイプニル》を装備した《極神聖帝オーディン:攻撃力4000・Lv10》が攻撃表示。

キャンサー:《深淵に潜む者:攻撃力2200・R4・O×1》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「運命なんて、決めつけるには早すぎるんじゃない? 私のターン、ドロー! 罠カード《エクシーズ・リボーン》を発動するよ。墓地から《CNo.101 S・H・Dark Knight:攻撃力3300・R5・O×0》を特殊召喚して、このカードをORUにする。何度も復活して、ゾンビみたいだね。モンスター効果を発動して、《極神聖帝オーディン》をORUにする」

 少女のシルエットが起きあがった。青い燐光に包みこまれ、狂気の笑みを零している。《CNo.101 S・H・Dark Knight》も起きあがり、《極神聖帝オーディン》を赤核へと吸いこんでいく。戦神は《極星獣スレイプニル》から振り落とされてしまい、あっけなく食べられた。

「《アビス・ソルジャー:攻撃力1800・Lv4》を召喚。手札から《海皇の重装兵》を捨てることで、《極神皇ロキ》を手札へ戻す。水属性モンスターのエフェクト発動のために、《海皇の重装兵》は墓地へ送られた。よって、表側表示の《極星巨人ユミル》を破壊する」

 鯨戦士が三又槍を振りあげて、頭上で回しだした。水竜巻が柱立ち、《極神皇ロキ》を呑みこんだ。トリックスターの悠然さも失われて、おぼれるがままにエクストラデッキへと戻される。水柱から、半魚人の重装兵が跳びだしてきた。ビッグシールドで前面を覆いつくして、《極星巨人ユミル》へ突っこんでいく。巨人も心臓を貫かれては、無事では済まない。噴水のように吐血をして、舞台上へと崩れ落ちる。チーム・ラグナロクのモンスターは全滅した。

「《アビス・ソルジャー》も水属性だから、《深淵に潜む者》により攻撃力2300ポイントにアップしている。《深淵に潜む者》と一緒に直接攻撃! 別のプレイヤーに、《CNo.101 S・H・Dark Knight》でダイレクト・アタック!」

 呆然としている暇もない。身を潜めていた海竜が、ブレイブへ噛みつこうと肉迫してくる。《アビス・ソルジャー》も三又槍で突いてきた。照明の消えたホールでは、シルエットのみ視認可能だ。何度も串刺しにされて、ブレイブは倒れ伏した。凄惨な影絵劇は終わっていない。《CNo.101 S・H・Dark Knight》が黒剣で、執拗にドラガンを斬りこむ。笑っているかのように、マントが踊っている。ブレイブは敗北してしまい、ドラガンもライフ700ポイントにまで追いこまれた。

「ドラガン……。ブレイブ!」

 ハラルドさえも、クールさを崩して叫びだす。



 何とか、ドラガンは起きあがれた。ダメージを受けすぎて、足取りも不安定だ。彼のターンが回ってくるも、《極星獣ガルム:守備力1900・Lv4》を裏側守備表示でセットできたのみ。ハラルドに至っては、《神の桎梏グレイプニル》を伏せて牽制するしかない。チーム・ラグナロクの運も底ついたのか、逆転の一手を繰りだせなかった。



【11ターン目:キャンサー】LP1000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ドラガン:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。

ハラルド:魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

キャンサー:《CNo.101 S・H・Dark Knight:攻撃力3300・R5・O×2》&《深淵に潜む者:攻撃力2200・R4・O×1》&《アビス・ソルジャー:攻撃力2300・Lv4》が攻撃表示。


「私のターン、ドロー。手札から《海皇の狙撃兵》を捨て、《アビス・ソルジャー》のモンスター効果を発動! セットモンスターを手札へ戻す。水属性モンスターがエフェクト発動をするために、《海皇の狙撃兵》が墓地へ送られた。よって、セットカードも破壊する」

 再び、《アビス・ソルジャー》が水竜巻を発生させる。《極星獣ガルム》が巻きあげられた。武装半魚人が竜巻から飛びだして、銛を撃ちこむ。《神の桎梏グレイプニル》を貫通させた。このトラップを発動させても、この場を切り抜けられるカードをサーチできない。

「相手フィールドのカード全てを除去できた。総攻撃といくよ!」

 少女の黒影に、ぱっちりと両目だけが開いていた。闇の剣士が躍りかかる。《深淵に潜む者》に押し潰されて、ドラガンはライフポイントを失った。《アビス・ソルジャー》の槍に貫かれ、《CNo.101 S・H・Dark Knight》の斬撃を浴びて、ハラルドのライフも敗北値へと急落していく。敗者には罰ゲームが与えられる。足元からクリスタルが立ちのぼり、ハラルドたちを呑みこむ。ウルタールの黒猫が、この一部始終を観察していた。大きな尻尾が、くるりと波打つ。





【TF-その60】





「何とか勝利できた。けっこう、危なかったけど。そんな場所に幽閉して、ゴメンね。ドン・サウザンド・シードを受けつけないから、幽閉させてもらったんだ。作戦が完了したら出してあげるから」




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
ここまで来るともう洒落になってないですね。
バリアンの作戦完了フラグですか?

まだウィンが出てきていませんが・・・。

次回も楽しみにしてます!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 次回で、ウィンがデュエルをします。今章で最後のデュエルかな。かなり辛い決闘になります。相手が強いというか、こういう形で戦いたくない相手というか。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。