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SP3-天城カイトVSミザエル(前篇)

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 スペシャル編です。自分なりに書いてみました。アニメとは平行世界設定です。TF編よりも過去のエピソードかな。

 天城カイトは決闘庵へと向かっていた。オービタル7を背中に装着して、空を高速で駆けていく。フェイカーもトロン一家も、バリアンに翻弄されたようなもの。己が野心に狂気へと走ったが、フェイカーはハルトのために行動を始めたのだ。ベクターにつけこまれて、ナンバーズの収拾をさせられた。その結果として、多くのモノを失ってしまった。山々が視界下を過ぎていく。

「急ぐでアリマス! 急ぐでアリマス!」

 クトゥルフと名乗る決闘者が、シティで暴れているらしい。シャーク兄妹が彼女に敗北したと噂立っている。カイトは興味を抱かずに、バリアンのみを追跡していく。父親は意識不明の重体に陥っている。べリアンの加護を失ったせいか、弟も病人へと逆行しだした。家族を取り戻すためにも、バリアンとの接触を図りたい。この地域にて、センサーでの反応が確認できた。オービタル7が急減速をしだす。空気抵抗も次第に和らいでいく。

「カイト様。着陸するでアリマス!」

 本来ならば、石階段を上る必要がある。その過程を飛ばして、決闘庵へと侵入する。屋外で倒れている老人は、三沢六十郎であろうか。意識を失っているようだ。和装の青年が、ポニーテールの少女と対峙している。こちらに気づいたようだが、決闘体勢に戻りだす。既得済みの情報からすると、闇川という六十郎の弟子に違いない。九十九遊馬に敗北したと聞いている。少女こそがバリアンであろう。人間化できるようになったのか。

「カイトが来たけど、先に雑魚を潰しておくよ」

「アンタレスと言ったな。我が師匠の仇を討ってくれよう」

「私は天才デュエリストなんだ。人間ごときに敗北しねぇよ」

 ヴァルゴとアンタレス。トロン一家に憑いて、情報収集をしていたというバリアンだ。ヴァルゴはアストラルに敗北したが、その実力は強大なものだという。とてつもないデュエル・オーラを、アンタレスが爆発させている。そのプレッシャーに、闇川も圧されているようだ。デュエル宣言が森全体を揺るがせる。小鳥たちがざわついて、飛びだった。



【1ターン目:アンタレス】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻、ドロー。永続魔法《原初のスープ》を発動。手札の《エヴォルダー・エリアス》と《エヴォルダー・テリアス》をデッキへ戻して、2枚ドローする」

「《エヴォルド・ゲフィロス:攻撃力200・Lv1》を召喚する。魔法カード《強制進化》を発動! このモンスターをリリースして、デッキから《エヴォルダー・テリアス:攻撃力2400・Lv6》を特殊召喚する。《エヴォルド》で特殊召喚した扱いとなり、500ポイントのパワーダウンだ」

 大蜥蜴が膨れあがり、肉食恐竜へと進化していく。エパンテリアスを元にして、デザインされたモンスターであろう。黒羽を生やしており、ドラゴンの雰囲気もまとっている。

「魔法カード《梁山泊の埋葬術》を発動するよ。表側表示の永続魔法《原初のスープ》を墓地に送り、デッキから炎属性モンスター《エヴォルダー・エリアス》を墓地へ送る。そして、デッキからカード1枚をドロー。カード2枚をセットして、ターンエンドだ」



【2ターン目:闇川】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アンタレス:《エヴォルダー・テリアス:攻撃力1900・Lv6》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。相手フィールドのみにモンスターが存在する。手札から《機甲忍者アース:攻撃力1600・Lv5》を特殊召喚する。《機甲忍者エアー:攻撃力1400・Lv4》を召喚して、《機甲忍者アース》のレベルを1つだけ落とす」

「レベル4《機甲忍者アース》と《機甲忍者エアー》で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《機甲忍者ブレード・ハート:攻撃力2200・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「装備魔法《風魔手裏剣》により、攻撃力を2900ポイントにまで上昇させる。ORU1体を取り除いて、連続攻撃が可能となる。《機甲忍者ブレード・ハート》で《エヴォルダー・テリアス》を斬る!」

「罠カード《進化への懸け橋》を発動するよ。墓地から《エヴォルド・ゲフィロス:守備力400・Lv1》を特殊召喚して、このカードに攻撃対象を変更する」

 忍者どもが歌舞伎のように叫びあげ、光渦へ跳びこんだ。アーマー忍者が舞いあがって、土面へと着地した。《機甲忍者ブレード・ハート》が巨大手裏剣を投げつける。《エヴォルド・ゲフィロス》は裂かれたが、地面を割って首長竜が起きあがった。墓地から《エヴォルダー・エリアス:守備力2400・Lv6》が特殊召喚されたようだ。

「《エヴォルド》により特殊召喚したんで、《エヴォルダー・エリアス》のエフェクト発動! 手札から《エヴォルダー・ダルウィノス:攻撃力2200・Lv5》を特殊召喚する」

「くっ! 《機甲忍者ブレード・ハート》で再び攻撃するまでだ」

「罠カード《炸裂装甲》を発動! 攻撃モンスターを破壊する」

 《機甲忍者ブレード・ハート》が短剣を振りかざすも、大爆発に呑みこまれた。死に際に投げつけた《風魔手裏剣》も、アンタレスのライフを700ポイントほど削ったのみ。爆音が木々を揺さぶっていく。ちらりと、闇川の手札を覗けた。トラップ《機甲忍法ラスト・ミスト》に《機甲忍法フリーズ・ロック》。《忍者》を失えば、どちらも発動すらできない。勝負は決まったようだ。進化恐竜どもが涎を垂らして、獲物を睨みおろしている。



 アンタレスが黒球体をかざすと、敗者どもが吸いこまれていった。ブラックホールのようだ。

「私の特殊能力ってヤツだ。倒したデュエリストを、手下として思いのままに扱えるのさ。あんたも倒して、デュエル奴隷にしてやるよ」

「生意気な小娘でアリマス。カイト様! こんなヤツ、潰してしまいましょう!」

 オービタル7が、アンタレスの挑発に乗りだした。プンスカと喚いて、少しばかり五月蝿い。実力はあるようだが、この程度の相手なら倒せる。ただし、油断をしてはいけない。カイトはデュエル体勢へと構えこむ。しかし、決闘は始まらなかった。


「すまない。そのデュエル、私に預けてくれないか?」


 絶妙の開始タイミングで、空間が赤く揺らめきだした。金髪の美青年が、そこから悠然と歩いてくる。アンタレスが礼儀正しく畏まっている。こいつも人間ではない。ベクターとは段違いの力を秘めている。あまりの畏怖に吹かれてしまい、体幹の中心部までが凍りつく。オービタル7も黙りこんでいる。冷酷無比な双眸を持ちあげて、天城カイトを刺してきた。

「我が名はミザエル。《ギャラクシー・アイズ》使いとして、貴様に興味を抱いている」

 これ以上は語ろうとしない。あくまでも、デュエルで交わりたいようだ。態度から察するに、アンタレスよりも強いだろう。ベクターよりも手強そうだ。カイトはフォトン・モードへとチェンジした。デュエル・パッドを決闘盤へと展開していく。バリアンとの戦いが始まった。



『デュエル!』



【1ターン目:カイト】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻、ドロー。手札の《ライト・サーペント》を墓地へ送り、魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動する。デッキから《フォトン・サテライト:守備力0・Lv1》を特殊召喚! 《ライト・サーペント:守備力800・Lv3》が手札から墓地に送られたことで、墓地より特殊召喚する」

 小型衛星が光子を輝かせ、光の大蛇が威嚇をあげる。

「《フォトン・リザード:攻撃力900・Lv3》を召喚」

「《フォトン・リザード》を選択して、《フォトン・サテライト》のエフェクトを発動する。これらのレベルは、それぞれのレベル合計分となる。レベル4となった《フォトン》2体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《輝光帝ギャラクシオン:守備力2100・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「オーバーレイ・ユニット2体を取り除いて、《輝光帝ギャラクシオン》のモンスター効果を発動! 闇に輝く銀河よ。希望の光になりて、我が僕に宿れ! 光の化身、ここに降臨! 現れろ、《銀河眼の光子竜:攻撃力3000・Lv8》!」

 銀河の聖戦士が、フォトンブレードによる剣舞を披露する。力強い美しさが、《銀河眼の光子竜》を宇宙から呼び寄せる。トラップも仕掛けずに、エンド宣言を放った。



【2ターン目:ミザエル】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
カイト:《銀河眼の光子竜:攻撃力3000・Lv8》が攻撃表示。《輝光帝ギャラクシオン:守備力2100・R4・O×0》&《ライト・サーペント:守備力800・Lv3》が守備表示。


「私のターン、ドロー。相手フィールドにエクシーズが存在する。手札より《半月竜ラディウス:攻撃力1200・Lv4》を特殊召喚する。この特殊召喚より、レベルは8となる」

「《聖刻龍-ドラゴンヌート:攻撃力1700・Lv4》を召喚して、装備魔法《ドラゴン・シールド》を装備する。装備モンスターは破壊されず、戦闘で発生するダメージも0となる」

「《聖刻龍-ドラゴンヌート》がカード効果の対象となった。それゆえに、デッキから《神龍の聖刻印:守備力0・Lv8》を特殊召喚する」

「レベル8《神龍の聖刻印》と《半月竜ラディウス》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《聖刻神龍-エアネード:攻撃力3000・R8・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除いて、モンスター効果を発動する。手札の《聖刻龍-ドラゴンゲイヴ》と《聖刻龍-シュウドラゴン》をリリースして、《銀河眼の光子竜》と《輝光帝ギャラクシオン》を破壊する」

 巨大な黄金球体が浮遊している。中央に描かれているのは、ウジャト眼であろうか。《神龍の聖刻印》と《半月竜ラディウス》が次元渦へと吸いこまれて、巨神竜を降臨させる。太陽のごとく、全身を灼熱色に輝かせている。《聖刻龍》2体を生贄として、聖炎を吹きつけた。二刀流の光子剣でガードするも、《輝光帝ギャラクシオン》はアーマーごと蒸発させられた。《銀河眼の光子竜》も火炎流に呑みこまれるのみ。オービタル7が慌てふためく。

「《聖刻龍》2体がリリースされたことにより、デッキから《神龍の聖刻印:守備力0・Lv8》2体を特殊召喚する。人間よ。我が親友を紹介してやろう」

「レベル8のモンスター2体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 宇宙を貫く雄叫びよ。遥かなる時をさかのぼり、銀河の源よりよみがえれ! 顕現せよ、そして我を勝利へと導け! 《No.107 銀河眼の時空竜:攻撃力3000・R8・O×2》!」

「馬鹿なっ! 100を超えるナンバーズだとっ⁉」

 漆黒竜の周囲では、空間自体が歪んでいるようだ。ミザエルが右手を突きだした。総攻撃の合図であろう。《聖刻龍-ドラゴンヌート》が飛行アタックをしてきた。霊体竜が黄金鎧をまとったような姿をしている。《ライト・サーペント》を殴りつけて、戦闘破壊を成す。カイトのフィールドは空けられた。大型竜どもに直接攻撃されたら、敗北は必至となるだろう。これぐらいの対策なら、手札に仕掛けている。リスクは小さくないが。

「手札の《クリフォトン:攻撃力300・Lv1》を墓地に送り、ライフ2000ポイントを払う。このターン、俺はダメージを受けない」

 クリクリー! ブラックライト・タイプのモンスターが、主を守りきる。カイトに顔を向けて、パチンとウィンクを弾かせた。《No.107 銀河眼の時空竜》は攻撃態勢を解除する。このターンの惨敗は消えたが、ライフポイントは半分にまで減らされた。ミザエルは残念がる様子もない。対戦相手を冷静に観察しているようだ。

「魔法カード《エクシーズ・ギフト》を発動。それぞれのエクシーズ・ドラゴンからORU1体を取り除き、カード2枚をドローする。ターンを終了する。手札から速攻魔法《超再生能力》を発動して、リリースしたドラゴンの数だけドローする。2枚ドローだ」





【特別編-前篇】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!

ミザエルとカイト・・・
アニメでは真の銀河眼使いを決めるということでライバル同士ですが、こちらでは全く違うのかな・・・?

ミザエル強過ぎますよミザエル(笑)

次回も楽しみにしてます!!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 こちらの場合は、対等なライバルじゃないですね。《聖刻龍》を中心に、幅広くドラゴンを使役します。ではでは、急いで後半戦と書いていきます。
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