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TF-90 戦慄の最凶龍現る! 偽骸神龍ハートアース・ドラゴン

遊戯王カード 【No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon】【ウルトラ】CBLZ-JP045-UR ≪コスモ・ブレイザー 収録≫遊戯王カード 【No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon】【ウルトラ】CBLZ-JP045-UR ≪コスモ・ブレイザー 収録≫
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コナミデジタルエンタテインメント

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 ルアが活躍します。OCG仕様です。

 海馬コーポレーションに突入したはずが、変な場所にいた。自分でも、どうなっているのか理解できない。少なくとも、ここは屋内ではないと思う。ソリッド・ヴィジョンによる仮想空間でもなさそうだし。真っ暗な荒野で、視界が影絵みたいな状態になっている。光が闇に食べられるようで、電灯も機能しない。アレは何だろう? 思いつくかぎり考えると、授業で習ったのを思いだした。自由の女神かな? その上半身のみが、地面から生えているようだ。

 気がついたら、人影が近づいてきた。

 オレの方向へと歩いてくる。暗いのに輪郭だけは、影絵劇のように確認できる。薄らとだけど表情も見える。額の広がった爺ちゃんだ。バリアンの紋章が額にあるのだろうか。ばんばん、敵意を感じるぞ。デュエル・ディスクを装着して、決闘体勢に構えこむ。

「シグナーだな。ベクター様の命により、このフェイカーがデュエルで葬ってくれよう」

「みんなのためにも負けられないんだ。そのデュエルを受けるよ」



『デュエル!』



【1ターン目:フェイカー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私のターン、ドロー。手札の《ガーベージ・オーガ:攻撃力800・Lv3》を墓地へ送り、デッキから《ガーベージ・ロード》を手札に加える」

「手札の《ガーベージ・メイジ:攻撃力1300・Lv3》を墓地へ送る。このターン、《ガーベージ・ロード》を手札から特殊召喚するためにライフポイントを払う必要もなくなる。《ガーベージ・ロード:守備力2400・Lv5》3体を手札から特殊召喚する」

 フェイカーの肉体が膨れあがり、サイボーグみたいになった。顔の左半分もロボットみたいだ。何かに洗脳されている目をしている。この人もバリアンの被害者なんだね。ライフ2000ポイントを払うことで、《ガーベージ・ロード》を特殊召喚できるようだ。《ガーベージ・メイジ》のエフェクトにより、ノーコストで揃えられた。この布陣ならば、エクシーズ・モンスターが来るはず。

「レベル5《ガーベージ・ロード》3体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.53 偽骸神 Heart-eartH:攻撃力100・R5・O×3》をエクシーズ召喚!」

「レベル7を宣言して、手札から速攻魔法《エクストラ・ゲート》を発動する。エクストラ・デッキに眠っている《パワー・ツール・ドラゴン:Lv7》を除外してもらうぞ!」

 骨みたいな肉体の両肩から、尖塔ぽいのが生えている。オレンジのエネルギーボールが輝くも、すぐに闇へと呑みこまれた。攻撃力は100ポイントしかないけど、戦闘対象になればパワーアップするようだ。攻撃モンスターの元々分だけパワーアップするので、返り討ちは必至だろう。破壊するにしても、ORU自体を身代りにしてしまう。ディスク機能で調べると、恐ろしい能力が明らかとなる。オレのエースまでが除外されてしまった。《ディフォーマー》のみで戦わなければいけない。

「カード1枚をセットして、ターンを終える」



【2ターン目:ルア】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
フェイカー:《No.53 偽骸神 Heart-eartH:攻撃力100・R5・O×3》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「すげー迫力だけど、アポリアと比べたら怖くないもんね。俺のターン、ドロー。フィールド魔法《D・フィールド》を発動する。モンスターの表示形式が変更するたびに、ディフォーマ―カウンター1つを置く。カウンター1つにつき、《D》は攻撃力300ポイントアップする」

「手札の《D・キャメラン》を墓地に送り、デッキから《D・モバホン:攻撃力100・Lv1》を特殊召喚する。攻撃表示でのモンスター効果をダイヤル・オン! サイコロは3だ。デッキからカード3枚をめくり、その中から《D・ビデオン:攻撃力1000・Lv4》を特殊召喚する」

「《D・ラジカッセン:攻撃力1200・Lv4》を召喚」

「電気製品を並べたところで、《No.53 偽骸神 Heart-eartH》を倒せない」

「そんなことないよ。魔法カード《攻撃封じ》を発動。《No.53 偽骸神 Heart-eartH:守備力100》を守備表示に変更する。攻撃力は上がっても、守備表示までは変わらないよね? 《D・フィールド》にディフォーマーカウンターをプラスして、300ポイントのパワーアップだ!」

「《ディフォーマー》で総攻撃!」

 《D・ラジカッセン》は連続アタックができる。ORUを身代りに戦闘破壊を免れるのは、3回までが限度だ。携帯電話ロボとラジカセロボが体当たり。《D・ビデオン》の突撃で戦闘破壊できると期待するも、デュエルは甘くないものだ。相手のセットカードが起きあがる。

「小僧の戦略ごとき見通しているわ! 速攻魔法《ギャラクシーストーム》を発動する。ORUを失っている《No.53 偽骸神 Heart-eartH》を破壊する。このカードがORU0の状態で効果破壊されたことにより、このカードをエクシーズ素材として《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon:守備力0・R9・O×1》をエクシーズ召喚!」

 《No.53 偽骸神 Heart-eartH》が自壊して、巨大な黒竜が昇りだした。フェイカーの形態までもが変化していく。サイボーグぽかったのが、悪魔っぽい雰囲気に。《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》は戦闘耐性を持ち、戦闘ダメージまでも跳ね返してしまう。《D・ビデオン》の攻撃を止めるしかない。デーモン・ウィングを開放して、フェイカーが不気味に哄笑している。

「このまま、ターンエンドだ」



【3ターン目:フェイカー】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
フェイカー:《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon:守備力0・R9・O×1》が攻撃表示。

ルア:《D・モバホン:攻撃力400・Lv1》&《D・ビデオン:攻撃力1300・Lv4》&《D・ラジカッセン:攻撃力1500・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《D・フィールド:ディフォーマ―カウンター+1》が発動中。


「私のターン、ドロー。《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon:攻撃力0》を攻撃表示に変更する。ディフォーマーカウンターが増えるな」

「魔法カード《魂の解放》により、互いの墓地からカード5枚を除外する。《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》で《D・ラジカッセン》に攻撃する」

 《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》の反射ダメージを増やすために、意図的に表示形式を変えたのか。《D・キャメラン》も除外されてしまった。黒竜がブレスを流しだした。影絵世界では、黒い洪水のようだ。1800ポイントの反射ダメージなんて受けないよ。

「手札の《ガジェット・ドライバー:攻撃力200・Lv1》を墓地に送り、《D》全部を守備表示にする。《D・ラジカッセン》は守備状態では、《D》への攻撃を無効にできる」

 ドライバーロボットが高速回転をして、《D》を電気道具へと戻していく。ラジカセが音響バリアを響かせて、ダークブレスを消滅させた。ディフォーマーカウンターも増えたおかげで、パワーアップだ。フェイカーの表情は見えにくいが、悔しそうにしているのは伝わってくる。

「攻撃こそ通らなかったが、何の問題もない。相手エンドフェイズにORU1体を取り除けば、相手が召喚・セットしたカード全てを除外できるのだ。たとえ破壊されても、ORUを有している状態ならば自己蘇生も可能だ。除外されているカード1枚につき、攻撃力が1000ポイントアップした状態でな。ターンを終了させる。これが、ジーニアスのデュエルだ」



【4ターン目:ルア】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
フェイカー:《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon:攻撃力0・R9・O×1》が攻撃表示。

ルア:《D・モバホン:守備力100・Lv1》&《D・ビデオン:守備力1000・Lv4》&《D・ラジカッセン:守備力400・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《D・フィールド:ディフォーマ―カウンター+3》が発動中。


「オレのターン、ドロー。デッキトップを墓地に送り、魔法カード《アームズ・ホール》を発動。デッキから装備魔法《レインボー・ヴェール》を手札に加える。このターンは通常召喚できなくなるけどね」

「《D・モバホン》でダイヤル・オン! サイコロは5だね。デッキの上からカード5枚を確認して、好きな順番で置きなおす。そして、《D》全てを攻撃表示に変更。ディフォーマーカウンターも3つ増える」

「《D・モバホン》が攻撃表示になったので、再びダイヤル・オン! サイコロは1を示した。デッキ1枚をめくって、《D・ラジオン:攻撃力1000・Lv4》を特殊召喚する。このカードが攻撃表示で存在するかぎり、《D》は800ポイントパワーアップをする」

「《レインボー・ヴェール》を《D・ビデオン》に装備する。攻撃表示でのモンスター効果により、攻撃力は800ポイントアップする。《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》に攻撃!」

 《D・ラジオン》がビリビリを浴びせると、《D・ビデオン》が元気一杯になった。攻撃力4400ポイントだ。《レインボー・ヴェール》の効果で、攻撃対象モンスターは効果無効となっている。バトルダメージも反射できない。虹色オーラをまとって、ビデオ・ロボットが果敢に体当たりをシュート。大きな黒竜が波打って、ぐらりと倒れこんだ。フェイカーのライフも0ポイントにまで落ちていく。

 意識を失ったフェイカーは、元の姿に戻っていた。



「弱すぎ。つまんない男。ルアと一緒ね」

 聞き覚えのある声だ。振り返ると、ルカが立っていた。クリボンぽいヌイグルミを抱いている。この異変で逸れてしまい、ずっと妹を探していた。嬉しくって、近づいて抱きしめた。違和感と寒気が、ぶくぶくと湧いてくる。これだけの闇中でも、フード下から少しだけ表情が見える。爬虫類みたいな無表情をしており、その額にはバリアン・マークが輝いていた。

「ルアを虐めていいのは、私だけ。私とデュエルをしましょう」





【TF-その90】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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