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TF-92 トロンの使徒降臨! 紋章神コート・オブ・アームズ

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 《紋章獣》を出しまくりです。

「バリアン世界は素晴らしい。想像を超えたモノだったよ。赤い宇宙が、どこまでも広がっていた。ハートランドやネオドミノとは比べられないほど、文明が発達している。アレは科学というより、魔法の領域に達しているね。僕は次元の狭間へ落されてしまい、ギラグ将軍に拾われた。ずいぶんと、お世話になったものさ」

「君は想像できるかい? 高度数千メートルに達する樹木というものを。ドルべは世界樹と呼んでいた。バリアンの決闘者は、そこから産まれるそうだ。彼らの調査によれば、宇宙の外側に通じているらしい。僕も興味があったけどね。保護されている人間には、調査も許されないものだ。バリアンの魂は、遠い異世界から来たものだと推測はできる」

「おっと、無駄話が長くなったようだね。オジサンの悪い癖だ。デュエルに戻ろうか」

 トロンが嬉しそうに語っていた。侵略者の情報は気になるが、トロンに勝利することが最優先事項だ。《紋章獣》は墓地でこそ真価を発揮する。相手は余力を残しながら、慎重に攻めてくる。仮面奥から瘴気が流れてきた。プレッシャーに負けないように、気を引き締めないと。



【5ターン目:アキ】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アキ:《姫葵マリーナ:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。

トロン:《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター:攻撃力2400・R4・O×1》&《紋章獣アバコーンウェイ:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《昇華する紋章》が発動中。


「私のターン、ドロー。《姫葵マリーナ》で《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》を攻撃する」

 向日葵の女神が、種子弾丸を連射しだした。《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》の仮面が割れていき、悍ましい素顔が覗かれる。針状の脚を崩してから、倒れこんだ。相手ライフを2600ポイントにまで削れた。速攻魔法《エクシーズ・ライズ》は墓地からでも発動できるようだ。存在を奪う特殊能力は危険極まりない。戦闘破壊できて安心できる。《ロード・ポイズン:守備力1000・Lv4》も仕掛けておこう。戦闘破壊されても、墓地から植物族モンスターを特殊召喚できるから。

「モンスター1体を裏側守備表示でセット。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【6ターン目:トロン】LP2600、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
アキ:《姫葵マリーナ:攻撃力2800・Lv8》が攻撃表示。モンスター1体が裏側守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

トロン:《紋章獣アバコーンウェイ:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《昇華する紋章》が発動中。


「僕のターン、ドロー。そろそろ、攻勢を強めていくとするか。《紋章獣ユニコーン:攻撃力1100・Lv4》を墓地から除外することで、《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター:攻撃力2400・R4・O×0》を甦らせる。モンスター効果は使用不可となるけどね」

「魔法カード《蘇生紋章》により、《紋章獣レオ:攻撃力2000・Lv4》も復活させる。《紋章獣》2体がそろった。手札から《紋章獣エアレー:攻撃力1000・Lv4》を特殊召喚」

「レベル4の《紋章獣》3体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 今ここに怒りを開放する! 現れろ! 《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ:攻撃力2600・R4・O×3》!」

 土砂が舞いあげられて、エネルギーの渦巻きへと吸いこまれていく。獅子や竜も、そこに跳びこんでいった。吐きだされたのは、黒き魔獣だ。大角は山羊を連想させるもの。黒腕からは鉤爪が枝状に伸びていた。上半身のみというデザインであり、庭園上空に浮遊している。

「自分フィールドにエクシーズ・モンスター2体が存在している。魔法カード《エクシーズ・ギフト》を発動する。《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》からORU2体を取り除いて、カード2枚をドロー」

「《紋章獣レオ》が墓地へ送られたね。デッキから《紋章獣フルール・ド・リス》を手札に加える」

「《紋章獣アバコーンウェイ》を墓地から除外することで、別の《紋章獣アバコーンウェイ》を墓地から回収する。《紋章獣》は墓地アドバンテージが重要となるのさ」

 《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》を中心に周回しているORUが、獅子姿へと戻った。その咆哮は、デッキから仲間を呼び寄せる。《紋章獣レオ》を使いこなせば、デッキは滑らかに回転していく。トロンはカード4枚を手にしている。不気味な眼球が、じっと私の表情を捕えているようだ。《棘の壁》でも仕込んでいれば、逆転のチャンスも生まれるが……。

「手札の《紋章獣フルール・ド・リス:攻撃力1200・Lv4》を捨てることで、手札から《紋章獣アンフィスバエナ:攻撃力1700・Lv4》を特殊召喚する。さらに、手札の《紋章獣アバコーンウェイ》を捨てるよ。このカードの攻撃力は、エンドフェイズまで800ポイントアップする」

「《紋章獣バシリスク:攻撃力1000・Lv4》を召喚」

「墓地から速攻魔法《エクシーズ・ライズ》を除外する。このターン、《姫葵マリーナ》はエクシーズ扱いとなる。自分メインフェイズのみで発動できる効果だ」

「《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》は《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》のエフェクトを得る。ORU1体を取り除いて、特殊能力を発動する。《姫葵マリーナ》の名前を奪う! 攻撃力を奪う! モンスター効果も奪いつくす! 総攻撃!」

 《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》はスキル無効となっているが、《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》が機能を継いでいる。獣顔が女神のモノへと変わりだす。攻撃力2800ポイントに昂ぶり、黄色い花吹雪を撃ちおろしてきた。《姫葵マリーナ》はアンノウンとなり、抵抗するだけの力も残されていない。攻撃力0では、2800ポイントもの直撃を受けてしまう。

「罠カード《ダメージ・ダイエット》を発動! このターンに受けるダメージは半分になる」

 《姫葵マリーナ》であったアンノウンが傷塗れとなり、地面に倒れこむ。バリアが私を包みこんだ。私の痛みを軽減してくれる。ライフは2600ポイントにまで抉られた。攻撃可能な敵兵は3体も残っている。トロンの攻撃宣言が再び。《紋章獣アンフィスバエナ》が飛びあがってから、空を蹴るように急降下してきた。攻撃力は2500ポイントにも達している。バリアが阻んでくれるも、ライフは1350ポイントまで減らされていく。激痛がっ……。

「残ったのは、伏せモンスターのみか。《紋章獣バシリスク》で石化させよう」

 ドラゴンに続いて、鶏のような怪鳥が走ってきた。《ロード・ポイズン》は守備力1000ポイントであり、戦闘破壊はされない。嘴の刺さった部分から、灰色に硬化していく。グロテスクな怪植物は、爪先まで石へと変えられた。ダメージ計算後に破壊するモンスターか。バトルで墓地に送られないと、《ロード・ポイズン》は真価を発揮できない。トロンが粘つく笑みを投げてきた。

「《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》でダイレクト・アタック!」

 私を守るモンスターはいない。4体目の攻撃が向かってきた。針脚が土面を抉っていく。仮面に覆われた頭部により、突きあげられる。実体化した痛みが針刺して、悲鳴を零してしまう。ライフは150ポイントのみが繋がっている。何とか生き残れはしたが、圧倒的に不利である。

「墓地から《紋章獣ツインヘッド・イーグル:攻撃力1200・Lv4》を除外する。《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》はORUを失っているからね。墓地の《紋章獣レオ》と《紋章獣フルール・ド・リス》をORUにする。これで、ターンエンドだ」

「レベル4《紋章獣バシリスク》と《紋章獣アンフィスバエナ》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《暗遷士 カンゴルゴーム:攻撃力2450・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

 《紋章獣フルール・ド・リス》は百合花を模したリスである。このカードをエクシーズ素材として取り除けば、《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》の破壊自体を無効にできる。双頭鷲が鳴きあげると、《紋章獣》2体が光玉と化して、黒魔獣を軸として公転しだす。《暗遷士 カンゴルゴーム》が仁王立ちとなり、仲間たちを護りだした。《ジェムナイト》が闇化したような容貌をしている。カード効果の対象を、他へと移せるようだ。



【7ターン目:アキ】LP150、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
アキ:無し。

トロン:《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ:攻撃力2600・R4・O×2》&《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター:攻撃力2400・R4・O×0》&《暗遷士 カンゴルゴーム:攻撃力2450・R4・O×2》が攻撃表示。フィールド魔法《昇華する紋章》が発動中。


「私のターン、ドロー。このカードに賭けるしかない。魔法カード《貪欲な壺》を発動。墓地のモンスター5体をデッキへ戻して、カード2枚をドローする」

 《ローズ・バード》や《プチトマボー》を回すための通常魔法だ。嘔吐感すら伴って、心臓が高鳴りだす。この危機状態を突破するだけのチャンスを引けるだろうか。デッキを信じるしかない。

「《黒薔薇の魔女:攻撃力1700・Lv4・チューナー》を召喚。自分フィールドにカードは存在しない。この召喚により、カード1枚をドローする。どうやら、勝利の鍵が来てくれたようね。《薔薇の妖精:攻撃力600・Lv3》を引いたので、そのまま特殊召喚する」

「レベル3《薔薇の妖精》に、レベル4《黒薔薇の魔女》をチューニング!」

「冷たい炎が、世界の全てを包みこむ。漆黒の花よ、開け! シンクロ召喚! 現れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン:攻撃力2400・Lv7》!」

「このシンクロ召喚により、フィールドのカード全てを破壊する」

 黒魔女と薔薇妖精が呼応しあい、《ブラック・ローズ・ドラゴン》を呼びだした。大きな薔薇が庭園中空に咲いたようだ。紅き爆流が、全てを削りとっていく。《暗遷士 カンゴルゴーム》がハンマーのごとき巨腕を盾にしだす。それでも、《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》ごと吹きとばされた。ダメージは限界量を超えて、肉体も維持不能となる。フィールド魔法も消滅した。サイキック族のエクシーズも魔法・罠の対象にできる。猛風に揺らぶられながらも、トロンはチェシャ猫のように嗤っている。

「随分と荒々しいプレイングじゃないか。《紋章獣フルール・ド・リス》はORU扱いだ。取り除くことで、《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》の破壊を無効にする。君のフィールドには何も無いね。カード1枚で逆転を得られるかな?」

「墓地から植物族モンスター《薔薇の妖精》を除外することで、装備魔法《薔薇の刻印》を発動する。《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》のコントロールを得る。ダイレクト・アタック!」

 《薔薇の妖精》が蝶々のように羽ばたいて、《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》に唇を押しつけた。薔薇型の呪印が、その首元に浮かびあがる。黒き魔獣が唸りをあげて、主へと視線を降下させていく。ダークアームを豪快に振りおろす。少年が土面に叩きつけられて、ワンバウンドした。攻撃力2600ポイントが直撃したのだ。貴族衣装は土に塗れてしまい、鉄仮面も外れかけている。トロンが伏せたまま呟きだした。

「これが、シグナーというものか。僕の敗北だね。……この世界も面白い」



 トロンは意識を失った。それでも、危機は去っていない。フード姿のバリアンたちに囲まれていた。十数人はいるだろうか。闇の決闘によるダメージが、心身を蝕んでくる。前進するために、デュエル・ディスクをセットしなおした。





【TF-その92】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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