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TF-96 ドン・サウザンドの覚醒

【 遊戯王】 No.44 白天馬スカイ・ペガサス ウルトラレア《 コレクターズパック-ZEXAL編- 》 cpz1-jp021【 遊戯王】 No.44 白天馬スカイ・ペガサス ウルトラレア《 コレクターズパック-ZEXAL編- 》 cpz1-jp021
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遊戯王

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 ドン・サウザンドのデッキは、アニメと変わっています。ヌメロンが存在しませんし。ベクターのキャラクターもアニメと異なります。

 海馬コーポレーションはバリアンに占領されていた。ビルディングの内部は、キャンサーが仕掛けた結界により歪められている。亜空間が複雑に絡みあっており、迷路を成しているようだ。ベクターがいる場所周辺は、結界に呑みこまれていない。キャンサーたちが装置を弄っており、収集した闇を凝縮させようとしている。ソリッド・ヴィジョンが球体状に浮かんでおり、多様な映像を展開している。真月零ことベクターは、球体の1つを眺めこんでいた。

 不気味な病院には、お菓子がたっぷり。どれもが異様に大きくて、食欲すら失せるものだ。バリアンのデュエリスト・ペガサスが、ルアと対峙している。



【2ターン目:ペガサス】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ルア:《D・キャメラン:攻撃力800・Lv2》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。手札から《キーマウス:Lv1》を墓地に送ることで、手札から《虚栄の大猿:攻撃力1200・Lv5・チューナー》を特殊召喚する。このカードはレベル1ダウン」

「《サンライト・ユニコーン:攻撃力1800・Lv4》を召喚。モンスター効果を発動するぜ。デッキトップをめくれば、装備魔法《猛獣の歯》じゃねぇか。手札に加える」

「罠カード《イタクァの暴風》を発動! 相手モンスター全てを守備表示にする」

 とてつもない荒風が、モンキーとユニコーンを屈ませる。ドーナツもコロコロと転がっていく。ペガサスの太眉が、呆れたように歪んだ。

「攻撃宣言時に発動するべきカードじゃねぇのか。俺っちは切札があるんだぜ。レベル4《虚栄の大猿》と《サンライト・ユニコーン》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.44 白天馬スカイ・ペガサス:攻撃力1800・Lv4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「オーバーレイ・ユニット1体を取り除いて、モンスター効果を発動するぜ。《D・キャメラン》を破壊する。1000ポイントのライフを払えば、あんたは効果破壊を無しにできる。どうする?」

 ルアはライフを払い、3000ポイントにまで減らした。

「装備魔法《猛獣の歯》と永続魔法《一族の結束》を発動。《No.44 白天馬スカイ・ペガサス》は攻撃力2900ポイントへパワーアップだ。《D・キャメラン》に攻撃!」

「《イタクァの暴風》は、モンスター1体で攻撃をさせるため。罠カード《ディメンション・ウォール》を発動! 戦闘ダメージを反射する。《D・キャメラン》が攻撃表示で戦闘破壊されたので、手札から《D・クロックン:攻撃力600・Lv4》を特殊召喚するよ」

 《No.44 白天馬スカイ・ペガサス》が飛びあがり、聖光を浴びせかける。《D・キャメラン》がカメラ・レンズで吸いこんで、相手プレイヤーへとビームを撃ち返した。ペガサスのライフが1900ポイントにまで焼かれていく。《D・キャメラン》は衝撃に耐えきれずスクラップにされるも、《D・クロックン》へのSOS信号に成功したようだ。ストップウォッチが変形して、フィールドに着地する。

「どうやら、俺が舐めすぎていたようだな。カード1枚をセットして、ターンエンドだ」



【3ターン目:ルア】LP3000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ルア:《D・クロックン:攻撃力600・Lv4》が攻撃表示。

ペガサス:装備魔法《猛獣の歯》を装備した《No.44 白天馬スカイ・ペガサス:攻撃力2900・Lv4・O×2》が攻撃表示。永続魔法《一族の結束》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「オレのターン、ドロー。装備魔法《D・コード》を《D・クロックン》に巻くよ。装備モンスターを守備表示に変更することで、セットカード1枚を破壊する。守備表示の《D・クロックン》にディフォーマーカウンター1つを置いて、リリース! 相手ライフに1000ポイントのダメージを与える」

 《D・クロックン》がストップウォッチにチェンジして、相手プレイヤーに体当たり。《D・コード》がバチンと鞭叩きをして、セットカード《聖なるバリア-ミラーフォース》を弾いた。ペガサスが折れ曲がり、ライフ900ポイントにまで打ち据えられる。

「《D・ボードン:攻撃力500・Lv3》を召喚。装備魔法《D・パワーユニット》を装備して、攻撃力を倍にする。モンスター効果により、ダイレクト・アタック!」

 ジェットエンジン搭載のスケボーが、ロボットに変形した。攻撃表示ならば、相手モンスターをスルーできる。《No.44 白天馬スカイ・ペガサス》の真横をダッシュして、相手プレイヤーを殴りつける。ペガサスは敗北して倒れこんだ。双子同士が手を叩きあう。ルアは連戦が続いているも、疲労を表さないように努めているようだ。ルカを心配させないためにも。



 ベクターが溜息を吐いた。カシオペアがジャックに苦戦をしている。バクラもビルディングに侵入して、バリアンを精霊獣に捕食させている。残虐さを煮詰めたような表情で、殺戮を愉んでいた。ミザエルが憤怒のまま降りていったのも、記憶に残ったばかり。ベクターは敗北したが、彼なら大丈夫であろう。球体画面に視線を這わせていく。鬼柳京介が、闇の決闘者たちを解放している。チーム・ラグナログが水晶から放たれるのも、時間の問題であろう。

「大丈夫ですよ。ヴァルゴの作戦は進行しています。必ず成功しますよ」

 アンタレスが背後から話しかけてきた。ウィンに敗北してから、デュエルはドクター・ストップ状態となっている。足取りも不安定であり、表情も弱々しい。彼女は捕獲した決闘者により、シグナーたちを疲労させている。充分なほどに頼りになる存在だ。

「それよりも、ウルタールのヤツですよ。何を考えているんだ? ウィンたちを連れてくるなんて」

 アンタレスが歯軋りを鳴らした。ウルタールは始めから信用していない。ウィンの成長速度には目を見張るべきだが、それほど脅威ではないだろう。グランド・ナンバーズが完成すれば、目的が達成される。それまでの時間稼ぎをするのみ。ドン・サウザンドの闇は膨れあがる一方であり、邪神復活につながらないか不安でもある。この世界が混沌に落とされる惨劇もありえるだろう。ベクターとしても、それだけは避けたい。

「アンタレス。デュエルだけは止めてくださいね。今の状態で一敗すれば、命が危険ですから」

「キャンサーにも注意されましたよ」

 アリトが不動遊星に敗北した。その情報は、バリアン兵たちを動揺させている。ベクターも誤報を疑うほどだ。人間に肩入れしすぎたのが敗因なのか。窓外には闇が大海のように広がっている。ドン・サウザンドの瘴気が、人間を媒介にして、この世界全体を呑みこもうとしている。モーメント・エネルギーで凝縮すれば、目的が果たされる。


『我を復活させようとはな。感謝の念をくれてやる』


 重低音な声が這ってきた。アンタレスが振り返って、松葉杖を槍のように向ける。プレッシャーが背中一面を押さえこむ。闇瘴気が渦巻いて、ゆったりと人型を成していく。腹部に赤眼が開いた。ベクターの頬に脂汗がぬめり落ちる。ドン・サウザンドの化身か。

「復活させる気はないですよ。グランド・ナンバーズ創造の道具になってもらいます」

 ベクターが慇懃無礼に挨拶をした。バリアン騎士団が集まってくる。キグナスも顔色悪く混ざっているようだ。ドン・サウザンドが視線を回しだす。

「バリアン人が増えたな。旧支配者どもの落した種子が原因か。あの樹木により、バリアンの領域が広がり、異世界から魂が集まってくるようになった。我にとっては好都合であるがな。我も完全復活を遂げたいところだ。貴様らに生贄となってもらおう」

「それは不可能ですよ。私がデュエルで大人しくさせますから」

「愚かな。貴様らごときが、我に敵うと思いあがっているのか」

 ベクターが目線で合図をすると、アンタレスが頷いた。ベクターもバクラに重傷を負わされたが、七皇の力がある。回復力も優れているものだ。ヴァルゴ創作のカードを追加して、デュエル・ディスクを装着する。ドン・サウザンドの欠片が動けるまでに回復している。作戦の副作用とはいえ、自由にさせる意思もない。ベクターは邪神に挑む。



『デュエル!』



【1ターン目:ドン・サウザンド】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「我の先攻、ドロー。モンスター1体を裏側守備表示で伏せる。カード2枚を伏せて、ターンエンド」

 この時点では、ドン・サウザンドの使用デッキは不明である。



【2ターン目:ベクター】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ドン・サウザンド:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン! ドローフェイズで引いた魔法カード《RUM-七皇の剣》を発動する。エクストラ・デッキから《No.104 仮面魔踏士シャイニング:攻撃力2700・R4・O×0》を特殊召喚して、《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル:攻撃力3000・R5・O×1》を重ねてエクシーズ召喚!」

「この特殊召喚により、セットカード1枚を破壊する」

「破壊対象となった永続罠《侵略の浸喰感染》を発動するまで。手札の《ヴェルズ・ゴーレム》をデッキへ戻すことにより、《ヴェルズ・カストル》をデッキから手札に加える」

 制約こそあるが、《RUM-七皇の剣》の威力は絶大である。素材を並べずとも、エクシーズ召喚を行えるから。《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》がロッドを突きつけ、赤き衝撃弾を撃ちだした。《侵略の浸喰感染》を紫炎で焼きつくせるも、効果を使われてしまった。

「《アンブラル・ジェイソン:攻撃力0・Lv4》を召喚。このカードがモンスターと戦闘する場合、ダメージステップのみ攻撃力1800ポイントになる。裏守備モンスターを攻撃!」

 ホッケーマスクの怪人が、鉈を振りあげながら走りだす。裏守備モンスターに斬りかかれば、名状しがたき存在が膨れあがる。不定形の存在から、大量の目玉が湧きだした。触手が伸びあがって、《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》に絡みつく。戦闘ダメージも反射されてしまい、ベクターのライフは3850ポイントにまで減らされた。

「《ヴェルズ・アザトホース:守備力1950・Lv4》のリバース効果を発動する。特殊召喚された《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》をデッキに戻す」

「ORU1体を取り除いて、エフェクトを発動! 《ヴェルズ・アザトホース》の効果発動を無効にする。相手の手札1枚をランダムに墓地へ送り、相手ライフを半分にする」

 ロッドを激しく振りかざして、粘性触手を払いきった。杖先の水晶玉より、衝撃波を拡散させていく。怪奇な宇宙生物は竦みあがり、バウンス効果も未遂となる。《ヴェルズ・オランタ》が墓地へ落ちて、相手ライフも2000ポイントにまで転がりだす。リバースという強制効果が仇になったようだ。《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》が赤衣装を羽ばたかせてから、攻撃態勢に入りだす。エネルギー球体が発射されようとしている。

「《ヴェルズ・アザトホース》を攻撃する」

「表側表示である《ヴェルズ・アザトホース》を除外することで、罠カード《侵略の浸喰崩壊》を発動! 《アンブラル・ジェイソン》と《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》を手札へ戻す」

 不定形生物が奇声を軋らせて、急速に膨れあがりだす。たくさんの口内から粘液が吐きだされる。触手群の暴走に巻きこまれてしまい、モンスターが殴りとばされた。《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》はエクシーズゆえに、エクストラ・デッキまで戻される。ライフこそ半減させたが、モンスター全てをバウンスさせられた。ベクターの鼓動が速まり、瞳孔が開いていく。

「これが、ドン・サウザンドの実力かよ。面白いじゃねぇか! 俺も本気を出さないとなっ! カード4枚をセットして、ターンを終わらせる」


『バリアル・フォーゼ!』





【TF-その96】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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