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TF-107 The アトモスフィア! ウィンVSヴァルゴ

遊戯王カード 【セイクリッド・ソンブレス】【スーパー】DS13-JPL01-SR ≪ライトニングスター 収録≫遊戯王カード 【セイクリッド・ソンブレス】【スーパー】DS13-JPL01-SR ≪ライトニングスター 収録≫
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コナミデジタルエンタテインメント

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 前作で使用したオリカも出ます。

 「ヘンゼルとグレーテル」

 そんな題名の童話を思いだした。マーサハウスの子供たちに、朗読したのを覚えている。お菓子がいっぱいだけど、異様に大きくて不気味すぎる。病院の通路内というのも、食欲を減退させるもの。クリーチャーもうろついているし。ジャックさんが先頭を歩いている。疲労困憊で今にも倒れてしまいそうなのに、無理をしているようだ。罠かもしれないと疑念を抱きながらも、ウルタールに先導されていく。この迷宮を抜ける方法が、他には思いつかないから。

「ウィンは風属性使いであるな。アンティルールにより、バリアンのデュエリストから奪ったものだ。役に立つかもしれない。受け取るがいい」

「は、はいっ! ありがとうございます」

 いきなり、カードを手渡してきたので吃驚しちゃいます。大庭ナオミさんを背負っているので、落とさないように貰い受ける。《スペース・ウィンド》に《霞の谷の虹竜》ですか。風属性モンスターもサーチできて、私と相性抜群すぎます。ツァン・ディレさんが覗きこんできた。

「ジャック・アトラスさんからカードを貰えるなんて、凄いことだよ」

 小声が震えていた。本来ならば、雲上世界の存在であるようだ。嶺開花さんを支えながら、宮田ゆまさんも憧憬色に染まっている。真月零こと、ベクターを倒したんだ。ジャックさんは尊敬すべき決闘者です。そんな彼も限界状態にあるので、私たちが支えないといけません。

「ほへっ? 変な空間に出ちゃった」

 コロンちゃんが驚きを漏らした。ビルディング数階分の高さはあるだろうか。足の長すぎるテーブルが、あちらこちらに並んでいる。ダークなメルヘンランドといったデザインだ。巨大ドーナツを跳び越えて、ウルタールが駆けていく。木製扉が浮いているけど、ここを通るのだろうか。ピュンと空気が弾けた。ウルタールが四足を躍らせて、何かを避け続けている。チョコレートやマシュマロが連続して爆発していく。何が起こっているの?

「結界の出口まで案内するなんて、どういう意図があるのかしら? ウルタールさん」

 マスケット銃を構えた美少女が、跳び降りてきた。着地すると同時に、スカートを上品に押さえこむ。金髪が煌めいて見惚れてしまう。私よりは年下っぽいけど、グラマーなボディをコルセットで引き締めている。温厚そうに微笑んでいるが、油断は禁物なのです。彼女はバリアンだから。

「不動遊星は潰したも同然。残りは、私自らが倒すだけね」

「遊星を潰しただとっ⁉ 嘘を抜かすな!」

 レディ相手といえども、ジャックさんは怒鳴る。決闘体勢に入ろうとしている。これ以上は体力的にも危険だ。大庭ナオミさんを親友に預けてから、デュエル・ディスクを装着して飛びだした。

「私が勝負を受けます。ジャックさんが戦う程の相手じゃないですよ。私に任せてください」

「よかろう。そこまで言うのなら、負けられないな」

「ヴァルゴは本当に強いから、気をつけてね」

 ジャックさんの視線に押されて、ツァン・ディレさんに励まされて、バリアン少女と対峙する。ヴァルゴはタテロールを巻きあげてから、威圧感たっぷりに迫ってきた。十六夜アキさんもツァン・ディレさんも、彼女に敗北したんだ。鼓動の迷走を鎮めてみる。



『デュエル!』



【1ターン目:ウィン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻、ドロー。モンスター1体を裏側守備表示でセット。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 《サイクロン・ダンス》を仕掛けておいた。破壊されると、デッキから攻撃力1500以下の風属性モンスターをサーチする。さらには、カードセットを封じるというオマケつき。警戒感たっぷりに破壊してほしいです。《スペース・ウィンド》は速攻魔法だけど、セットしないでおこう。エクシーズ召喚してくれないと、本領発揮もできないですし。



【2ターン目:ヴァルゴ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ウィン:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《セイクリッド・レオニス:攻撃力1000・Lv3》を召喚。このカードが存在することにより、《セイクリッド・カウスト:攻撃力1800・Lv4》を追加召喚するわ」

「《セイクリッド・カウスト》の特殊効果により、《セイクリッド・レオニス》をレベル1だけアップさせる」

「レベル4《セイクリッド・レオニス》と《セイクリッド・カウスト》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《セイクリッド・オメガ:攻撃力2400・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「永続魔法《セイクリッドの星痕》を発動していたの。《セイクリッド》のエクシーズが特殊召喚されるたびに、カード1枚をドローする」

「《セイクリッド・オメガ》で裏守備モンスターにアタック!」

 ケンタウルス騎士が矢を射ることで、獅子座の銀騎士をレベルアップさせる。それらが光子渦に吸いこまれていき、《セイクリッド・オメガ》をエクシーズ。黄金で縁取られた白銀鎧が美しい。ケンタウルス・タイプの星座騎士が、銀河の彼方から駆けてきた。ORUを取り除けば、《セイクリッド》に魔法・罠耐性を持たせるのか。光の円形武器を投げつけて、緑髪少年を傷つける。

「《ガスタの希望カムイ:守備力1000・Lv2》のリバース効果を発動! デッキから《ガスタ・イグル:守備力400・Lv1・チューナー》を特殊召喚します」

「《ガスタ》はリクルートが得意だったわね。カード2枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:ウィン】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ウィン:《ガスタ・イグル:守備力400・Lv1・チューナー》が守備表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ヴァルゴ:《セイクリッド・オメガ:攻撃力2400・R4・O×2》が攻撃表示。永続魔法《セイクリッドの星痕》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。手札から速攻魔法《緊急テレポート》を発動! デッキからレベル3以下のサイキック《ガスタの巫女ウィンダ:攻撃力1000・Lv2》を特殊召喚!」

「フィールドのモンスター2体と、墓地の《ガスタの希望カムイ》を除外します。手札から《The アトモスフィア:攻撃力1000・Lv8》を特殊召喚!」

 私と双子のような緑髪少女に、風鳥がまといだす。《セイクリッド・オメガ》が魔法・罠耐性を誇っているのなら、モンスター効果で除去するのがベストですね。《ガスタの巫女ウィンド》たちが竜巻に包まれて、巨鳥出現の生贄となる。モンスターを装備可能という特殊召喚モンスターだ。イエロー・リボンを胸元で揺らせて、ヴァルゴが右腕をあげる。セットカードが立ちあがった。

「永続罠《エクシーズ・ヴェール》を発動。ORUを持ったエクシーズは、カード効果の対象にならない」

「手札から速攻魔法《ダブル・サイクロン》を発動! そのカードを破壊します」

「カウンター罠《魔宮の賄賂》で無効にするわ」

 双なる竜巻も、打ち消されてしまう。でも、《魔宮の賄賂》により1枚ドローできるんだ。この悪状況を打開できる一手を引けました。《エクシーズ・ヴェール》が守ってくれるのは、オーバーレイ・ユニットを抱いたモンスターのみだ。

「《オーバーレイ・オウル:攻撃力800・Lv4》を召喚します。ライフ600ポイントを払うことで、ORU1体を除去しますね。風属性モンスターの存在により、手札から速攻魔法《スペース・ウィンド》を発動! ORU1体を取り除きます。これらのエフェクトは、モンスターを対象にとりません」

「《The アトモスフィア》は《セイクリッド・オメガ》を吸収することで、攻撃力2400ポイントアップ! モンスターが消えましたので、ダイレクト・アタックをします」

 賢者ぽい梟さんが、木杖を振りかざした。《スペース・ウィンド》の効果も相まって、《セイクリッド・オメガ》のORU全てが吹きとばされる。これで、《エクシーズ・ヴェール》により保護されませんね。自分ライフが3400ポイントにまで減ったけど、どうってことない。《The アトモスフィア》の抱えこんでいるビッグスフィアが、仮面の星座騎士を吸いこんでいく。天井高くまで飛翔してから、急降下ダイブ!

「直接攻撃をしてきたので、手札から《銀光の宣告者:守備力500・Lv2》を特殊召喚するわ! このカードは戦闘破壊されると、デッキから光属性モンスター1体を墓地へ送る」

 《The アトモスフィア》の体当たりは、銀水晶の守護天使により阻まれた。木端微塵に粉砕できたけど、《輪廻の渡り鳥》が黄泉世界に落ちていく。ダルクさんも使用していたモンスターだ。《オーバーレイ・オウル》を先に攻撃させればよかった。後悔なんて止めておこう。

「《オーバーレイ・オウル》でダイレクト・アタック!」

 梟さんの杖打撃が命中して、ヴァルゴのライフが3200ポイントまで減らされる。ベレー帽子を直してから、ヴァルゴが睨みつけてくる。《ダブル・サイクロン》を発動したんだ。《サイクロン・ダンス》を仕掛けているのは、バレているだろう。

「ターンを終了します。《スペース・ウィンド》の効果により、エンドフェイズにデッキから攻撃力1500以下の風属性モンスター《霞の谷の虹竜》をサーチします」



【4ターン目:ヴァルゴ】LP3200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ウィン:《セイクリッド・オメガ》を装備した《The アトモスフィア:攻撃力3400・Lv8》&《オーバーレイ・オウル:攻撃力800・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ヴァルゴ:永続魔法《セイクリッドの星痕》&永続罠《エクシーズ・ヴェール》が発動中。


「私のターン、ドロー。《セイクリッド・ゾンブレス:攻撃力1550・Lv4》を召喚。モンスター効果を発動するわ。《セイクリッド・レオニス》を墓地から除外することで、《セイクリッド・カウスト:攻撃力1800・Lv4》を墓地から手札に加える。このカードを追加召喚!」

「《セイクリッド・カウスト》により、《セイクリッド》2体をレベル5にアップ!」

「レベル5《セイクリッド・ゾンブレス》と《セイクリッド・カウスト》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《セイクリッド・プレアデス:攻撃力2500・R5・O×2》をエクシーズ召喚!」

 女性型の星座天使が、光輪を上方に広げだした。その中から《セイクリッド・カウスト》が降りてくる。馬脚を持ちあげて、矢を連射しだした。自らに刺さり、《セイクリッド》はレベルアップを遂げる。光子渦に呑みこまれていき、新たなる星座騎士へと連携させる。《セイクリッド》のエクシーズを特殊召喚したから、《セイクリッドの星痕》により1枚ドローできますか。

「ORU1体を取り除くことで、《The アトモスフィア》を手札へ戻す。《オーバーレイ・オウル》に攻撃を仕掛けるわ。ダメージも期待できそうね」

「《親切なプチリュウ》を手札から捨てることで、風属性モンスター《オーバーレイ・オウル》を、《セイクリッド・プレアデス》と同じ攻撃力にします」

 《セイクリッド・プレアデス》がコスモ・ウィングを全開にして、銀河風を吹かせてきた。《The アトモスフィア》の巨体でも耐えられない。手札へと戻されてしまう。黄金色の得物を手にして、《オーバーレイ・オウル》へと突っこんでくる。ただでは、戦闘破壊されませんよ。《親切なプチリュウ》が梟さんを小竜巻で包みこむ。《セイクリッド・プレアデス》が光の軌跡を引きながら斬りかかるも、烈風により切り刻まれていく。《オーバーレイ・オウル》も斬撃により消滅させられた。

「相打ちですって? カード1枚をセットして、ターンエンド。本気を出さないと……」


『バリアルフォーゼ!』


 ホールが光で満たされる。バリアンとしての本性を晒すのですか。アンタレス戦と同じだ。彼女の記憶が流れこんでくる。





【TF-その107】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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