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TF-110 幻魔の扉、発動! バクラとミザエルの決着!

【遊戯王シングルカード】 《ギャラクティック・オーバーロード》 聖刻龍-ウシルドラゴン レア gaov-jp024【遊戯王シングルカード】 《ギャラクティック・オーバーロード》 聖刻龍-ウシルドラゴン レア gaov-jp024
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コナミ

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 遊戯王GXでカミューラが使用したカードです。

 ミザエルは憤怒を抑えながら戦っている。白髪のデュエリストは、嬉々として同胞たちを喰らっていた。こいつは人間とは違う。胸の黄金リングからは、悍ましい妖気が放散している。ドン・サウザンドさえも超える混沌だ。自らの墓地を消滅させるというプレイング。得体の知れない不気味さが、ミザエルを逃がさじと包囲していく。



【5ターン目:ミザエル】LP4800、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ミザエル:《聖刻龍-ウシルドラゴン:攻撃力2600・Lv7》&《迅雷の騎士 ガイアドラグーン:攻撃力2600・R7・O×2》が攻撃表示。装備魔法《ドラゴン・シールド》を装備した《武装神竜プロテクト・ドラゴン:守備力0・Lv8》が守備表示。永続罠《復活の聖刻印》が発動中。

バクラ(墓地消滅):モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》でセットモンスターを貫く」

 竜騎士が槍を固定したまま、重々しい空気中を突き抜けていく。硝子の割れるような音がして、《メタモル・ポット:守備力600・Lv2》が砕けた。瓶奥の眼球が嬉しそうだ。《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》は貫通効果を有している。バクラのライフは消失間近であるが、本人は平然としている。ミザエルの背後空間が波打って、そこから槍先が飛びだした。背中に刺さり、ライフを2800ポイントにまで減らしめる。幻想ではない。現実と化した激痛は、ミザエルを呻かせた。

「罠カード《ディメンション・ウォール》を発動したんだよ。バトルダメージは貴様に受けてもらった。《メタモルポット》のリバース効果も忘れるなよ。互いのプレイヤーは手札全てを捨て、カード5枚をドローする。喜びな。てめぇのデッキは11枚しか残っていない」

「《聖刻龍-ウシルドラゴン》でダイレクト・アタック!」

「《バトルフェ―ダー:守備力0・Lv1》を手札から特殊召喚して、バトルフェイズを終了!」

「カード1枚をセットして、ターンを終了する。《復活の聖刻印》により、除外された《聖刻龍-アセトドラゴン》をデッキへ戻す」

 《聖刻龍-ウシルドラゴン》がホーリー・ブレスを吐きだすも、小型悪魔により打ち消された。振り子時計のように鐘を鳴らすことで、音響バリアを広げたのだ。ジャック・アトラスが常用しているだけあり、使い勝手も最高級であろう。《呪いの双子人形》はミザエルに祝福をもたらして、ライフを3600ポイントにまで回復させた。デッキ破壊を狙われている状況では、安心材料ともならないが。



【6ターン目:バクラ】LP2500、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ミザエル:《聖刻龍-ウシルドラゴン:攻撃力2600・Lv7》&《迅雷の騎士 ガイアドラグーン:攻撃力2600・R7・O×2》が攻撃表示。装備魔法《ドラゴン・シールド》を装備した《武装神竜プロテクト・ドラゴン:守備力0・Lv8》が守備表示。永続罠《復活の聖刻印》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

バクラ(墓地消滅):《バトルフェ―ダー:守備力0・Lv1》が守備表示。


「俺様のターン、ドロー。《武装神竜プロテクト・ドラゴン》と《聖刻龍-ウシルドラゴン》をリリースして、《溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム:攻撃力3000・Lv8》を相手フィールドに特殊召喚する。アイツの真似みたいで気分悪いが、攻撃力3000のプレゼントを喜びな!」

 《ドラゴン・シールド》を装備した《武装神竜プロテクト・ドラゴン》も、リリースに対しては耐性を有していない。《聖刻龍-ウシルドラゴン》も巻きこまれて、溶岩魔人が立ちあがる。ミザエルは小檻に幽閉されてしまう。自分スタンバイフェイズごとに、コントローラーに1000ポイントのダメージを与える。バクラの狙いは、そこには無いようだ。邪気あふれるカードが、手札に掴まれている。

「魔法カード《幻魔の扉》を発動! 相手モンスター全てを破壊して、相手墓地からモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。とんだ壊れカードだが、代償は小さくねぇ。自分の魂半分を払う必要がある。しかし、俺様は真面目に支払うつもりはない。そこでだ。邪魔された敗者への罰ゲームを、今から実行するぜ!」

「まさか……。逃げろっ!」

 轟音を泣かせながら、怪奇生物と融合したような巨大扉が立ちあがる。それが開いていき、無数もの腕が伸びあがってきた。ミザエルの叫びが走るも、あまりにも遅すぎた。バリアン兵が捕縛されて、奥にまで引きこまれた。そこに何があるのかは不明だ。苦痛満杯の叫びと、咀嚼音が漏れてくる。《武装神竜プロテクト・ドラゴン》がのっそりと、扉口に手をかけた。ブレスを吐きだして、《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》と《溶岩魔人ラヴァ・ゴーレム》を溶かしていく。

「カミューラから奪ったカードだが、反則級じゃないか。手札1枚を捨て、装備魔法《D・D・R》を発動! 除外されている《ネクロフェイス:攻撃力1200・Lv4》を特殊召喚して、このカードを装備する。さぁて、条件は整ったようだ」

 バクラの声が遠くに聞こえる。ミザエルの網膜には、部下の恐怖顔が張りついている。それほどに親しくもないが、危険を冒して作戦に加わってくれた。大切な仲間が消えたことで、胸に大穴が広がった。そこに向かって、なみなみと怒りが注がれていく。

「《バトルフェ―ダー》と《ネクロフェイス》をリリースして、装備魔法《盗賊王の魂》を発動! 《武装神竜プロテクト・ドラゴン》に装備して、攻撃力1000ポイントアップ! さらに、相手デッキからカード5枚を裏向きで除外する。《ネクロフェイス》の効果も忘れるなよ」

 《盗賊王の魂》は発動時に、任意の生贄を求められる。その1体につき、装備モンスターは攻撃力が500ポイントアップする。その1体につき、追加効果が乗せられる。《ネクロフェイス》が除外されることで、互いのデッキカード5枚が除外された。もはや、ミザエルのデッキにはカード1枚しか残されていない。暗黒空間に浮遊している《ネクロフェイス》が哂いだす。

「《盗賊王の魂》の追加効果をもう1つ。相手墓地から装備魔法である《ドラゴン・シールド》を盗む。《武装神竜プロテクト・ドラゴン》に装備する。装備魔法1枚につき、攻撃力500ポイントアップするのだったな? デッキ破壊も必要無かったか。ダイレクト・アタック!」

「速攻魔法《収縮》を発動! 《武装神竜プロテクト・ドラゴン》の元々の攻撃力を半分にする」

 《武装神竜プロテクト・ドラゴン》が大口を開いて、ブレス砲撃を吐きだした。攻撃力4000ポイントに達しているも、《収縮》が押さえてくれる。攻撃力3000ポイントにまで落ちこみ、ミザエルはライフ600ポイントで助かった。

「どっちにしろ、貴様は終わりだ。《ドラゴン・シールド》を装備した《武装神竜プロテクト・ドラゴン》がいるかぎり、俺様に攻撃は届かない。諦めるんだな」



【7ターン目:ミザエル】LP600、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ミザエル:永続罠《復活の聖刻印》が発動中。

バクラ(墓地消滅):装備魔法《盗賊王の魂》と装備魔法《ドラゴン・シールド》を装備した《武装神竜プロテクト・ドラゴン:攻撃力4000・Lv8》が攻撃表示。


「貴様のような外道を前にして、諦めるものか! 私のターン、ドロー」

 ラストカードをドロー。デッキにカードは残されていない。このターンを終えてしまえば、ミザエルの敗北は決定したようなもの。そんな心配は、欠片も必要無いだろう。速攻魔法《サイクロン》は勝利を吹かせてくれる。《武装神竜プロテクト・ドラゴン》の効果により、装備魔法は破壊できないが……。

「手札から速攻魔法《サイクロン》を発動して、《復活の聖刻印》を破壊する。このカードが墓地に送られたことで、墓地から《神龍の聖刻印:攻撃力0・Lv8》を復活させる」

「私のフィールドには、レベル8のモンスターが存在する。《星間竜パーセク:攻撃力800・Lv8》をリリース無しで召喚する」

「レベル8《神龍の聖刻印》と《星間竜パーセク》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.107 銀河眼の時空竜:攻撃力3000・R8・O×2》をエクシーズ召喚!」

「魔法カード《RUM-バリアンズ・フォース》を発動! 《No.107 銀河眼の時空竜》を再構築! 《CNo.107 超銀河眼の時空龍:攻撃力4500・R9・O×3》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除いて、モンスター効果を発動する。このカード以外の表側表示カードを効果無効とする。《ドラゴン・シールド》は機能しなくなり、《武装神竜プロテクト・ドラゴン》は攻撃力2000ポイントに戻る。《CNo.107 超銀河眼の時空龍》で攻撃する」


『アルティメット・タキオン・スパイラル!』


 ドラゴンたちが交わり進化した末に、黄金の三つ首龍が降臨した。聖なる輝きが、暗黒空間の闇をも退ける。圧倒的なる威容をもって、バクラを見下す。ミザエルの怒りをぶつけるかのように、トリプル・ブレスを撃ちだした。《幻魔の扉》ごと《武装神竜プロテクト・ドラゴン》が呑みこまれていく。魂さえも蒸発させる衝撃波が押し寄せる。2500ポイントの戦闘ダメージは、バクラのライフポイントを喰らいつくす。攻撃が止まったとき、盗賊王の姿は消えていた。

「逃げられたか……」

 ミザエルは喪った部下たちへの黙祷を捧げた。彼らの努力を無駄にしないためにも、バリアンの救済を誓う。哀しみに沈んでいる時間もない。侵入者を片付けるために歩みだした。





【TF-その110】





 そいつは、顔無きスフィンクスと名乗った。ナイアーラトテップの化身だという。アテムとのRPGに敗北して消滅したはずだが、盗賊王バクラの魂は復活させられた。獏良了の肉体を支配することで、思い通りに活動している。バリアンを喰らい、エネルギーを得ようとするも敗北に落ちた。魂は崩壊寸前であり、今にも主人格が目覚めようとしている。

「ミザエルに挑むなんて、無茶をしすぎだよ。ボクが忠告したのに……」

 赤い双眸が覗きこんでくる。ウルタールの黒猫と名乗っている、ナイアーラトテップの使徒だ。大きな尻尾を回してから、小首を傾げだした。

「ボクが助けなければ、君は消滅していたよ」

「うるせぇ!」

 ディアバウンドを召喚するも、主と同じくボロボロになっている。ウルタールに螺旋波動を叩きこんだが、傷一つも刻めない。いや、そうでもないようだ。暗黒色の皮膚がひび割れていく。小動物のごとき愛らしさをアピールするかのように、ウルタールが転がりはじめる。

「君が助かる方法は1つだけ。ナイアーラトテップの契約により、その使徒になることだ」

「魂を渡して、てめぇらの支配下に堕ちろということか?」

「本当の意味で、仲間になってほしいんだ。ボクの役目は、ナイアーラトテップの使徒を増やすこと。ナイアーラトテップの使徒へ孵化させるための装置といったところかな」

「孵卵器だと……」

「その名前で呼ばれたのも久しぶりだね。とある宇宙世界の秩序を守るために頑張っていたけどね。クトゥグァに捕まってしまい、ナイアーラトテップと契約させられたんだ」

 黒い皮膚が剥がれていき、白い光沢が覗かれる。バクラの精神が崩れていく。ミザエルに挑まないように注意をしていたが、明らかに煽っていたように思える。バクラを覗きこむように、ウルタールが言葉を投げこんだ。

「ボクと契約して、ナイアーラトテップになってよ」




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

No title

更新ありがとうございます!!

《ネオ・タキオン》、キタアアアアアアア!!

僕が最も好きなロマンカードの1枚です!

にしてもバクラはしぶといですね・・・。
しかも負ける度にオプション引っさげて帰ってくるんだから厄介・・・。

ウルタールの正体もだんだんと明かされていくのかな?


次回も楽しみにしてます!!

No title

 TMさん、ありがとうございます。

 ネオタキオンでフィニッシュです。カード効果全てを封じるという、エンド級の攻撃を魅せてくれるモンスターですね。バクラは負けながらも強化していくイメージがあります。厄介な敵です。
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