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ARC-1 マシンナーズ・フォートレス起動!

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遊戯王

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 TF編と物語上の関係はありません。リンクもさせない予定です。もちろん、アニメとは別世界な設定です。自分なりに、アクション・デュエルを気軽に書いてみました。対戦相手には元ネタがあるかも。アクション・ルールはこちらにまとめてあります。

 A=アクションと読みます。本編がつまっているので、気分転換に2話連続で書きます。


 レオ・コーポレーション主催の決闘大会が近づいている。デュエリストの多くが目を光らせているが、予選参加までの道のりは険しいものだ。決闘塾へ乗りこんで、ジュクリーダーを倒さなければならない。そうして、デュエル・バッジを貰うのだ。それを8つ集めれば、晴れて予選に挑むことができる。デュエル・チャンピオンを目標として、榊遊矢は塾戦に励んでいた。



 ある日曜日のことである。榊遊矢は準急電車に乗って、トリシマ塾へと向かった。半球状の近未来的なビルディングがそうであろうか。機械族使いが集まっているという。受付を済ませると、塾長自ら迎えてくれた。意地悪そうな顔をしたオッさんである。

「遊勝塾の生徒か。柊修造とは幼馴染であるが、あいつは阿呆だ。小学生のとき、鼻糞を投げてきおった。それ以来、喧嘩ばかりしている。あの塾は止めておけ。アイツの阿呆が感染するぞ」

 糸目で観察しながら、嫌味を垂れ流してくる。

「バッジが欲しいのか? ならば、私を倒すしかないな。偉大なる我が力を見せてやろう!」

 そうして、馬鹿っぽく哄笑をしだした。柚子を連れてこなくて良かった。遊矢は安堵を吐いた。Aフィールドに案内されながら、塾生たちの練習風景を眺める。《パーフェクト機械王》に《サイバー・ツイン・ドラゴン》か。見栄えのするモンスターがいっぱいだ。迫力満点で、男子が喜ぶエンターテイメントができそう。ワクワクが胸中に湧きあがってくる。



 試合場は広大だ。審判や観戦者も集まっている。今から行われるのは、Aデュエル。立体映像を物質化させて、縦横無尽に駆けまわっていく。スタンディングとは違い、地形が重要なファクターとなる。対戦相手と向いあう。もじゃもじゃ頭に白衣と、デュエリストらしくない。

「それでは、始めるぞ。フィールド魔法《古代都市-レミューリア》を発動!」

 潮風が吹いてきた。

 大地が盛りあがり、白亜の神殿が実体化していく。大洋に囲まれており、網目のように水路が走っている。デュエル・ディスクでマップを表示させた。古代都市の中央には祭壇があるようだ。北東方向には数階建ての塔がそびえている。通りは十分に幅広くて、大型機械でも進めそうだ。祭壇や塔ともなれば、スペシャルなAカードが眠っているだろう。しかし、トラップ率は20%らしい。探索カードなどを、サイドデッキから投入していく。準備ばっちり。

「フィールド魔法が判明して5分以内に、デッキを調整できる。このデュエルは録画させてもらう。お前の敗北ぶりに、私の嫌がらせ映像を加えて、柊修造に送りつけてやるのだ」

「俺は負けませんよ」

 さすがに、言い返しておいた。階段席は、ずいぶんと賑やかだ。



『デュエル!』



【1ターン目:遊矢】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。さっそく、Aカードをゲットするぜっ!」

 先攻ではドローできない。遊矢はダッシュをして、トリシマの真横を駆け抜ける。背後から手札を覗けないように、映像処理が施されている。Aカードが視界にちらついたので、ジャンプして握りこんだ。仮に罠だったとしても、フィールドにカードが無ければ、リスクも軽減するだろう。速攻魔法《電光石火》だと確認できた。Aカードは自分メインフェイズに1度のみ拾える。魔法・罠ゾーンの隣にあるAゾーンにセットだ。次のターンから使用可能となる。

「《EMアメンボート:攻撃力500・Lv4》を召喚。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 相手は大型機械使い。祭壇は近いけど、衝突は御免こうむる。《EMアメンボート》に乗って、水路上を高速移動していく。塔を目指して、強力なAカードをゲットしよう。



【2ターン目:トリシマ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
遊矢:《EMアメンボート:攻撃力500・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンに1枚セット。Aゾーンに1枚セット。


「私のターン、ドロー。《EMアメンボート》は攻撃表示であるかぎり、攻撃対象になれば守備表示となる。その攻撃も無効にするのか。ならば、効果破壊しかない。《シュツレッダー:攻撃力1600・Lv4》を召喚。手札から機械族モンスター《マシンナーズ・フォートレス:レベル7》を墓地へ送り、そのレベル以下である《EMアメンボート》を破壊する」

 シュレッダータイプの機体が飛んできた。トリシマは動かないのか。悪巧みしてそうな顔面がホロディスプレイにアップされていた。遊矢は水路上を滑っている。このままだと、《EMアメンボート》を破壊されてしまいドボーンだ。

「いけーっ! 《EMアメンボート》! 《電光石火》だっ!」

 アメンボがジグザグに高速回避。遊矢も振り落とされないように必死だ。水飛沫もたっぷり。速攻魔法《電光石火》により、攻撃力1200以下の攻撃表示モンスターは破壊されない。バトルダメージも発生させない。エンドフェイズまでの限定であるが、頼りになるAカードだ。

「ちょこざいな。機械族モンスター《古代の機械巨竜:Lv8》を手札から捨てることにより、《マシンナーズ・フォートレス:攻撃力2500・Lv7》を墓地から復活させる」

「カード1枚をセットして、ターンエンドだ」

 トラップが20%のせいか、Aカードを探そうともしない。機甲要塞に乗りあがり、石畳の大通りを驀進しだした。マップ機能で確認すると、中央祭壇へ向かっているようだ。



【3ターン目:遊矢】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
遊矢:《EMアメンボート:攻撃力500・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンに1枚セット。

トリシマ:《マシンナーズ・フォートレス:攻撃力2500・Lv7》&《シュツレッダー:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンに1枚セット。


「俺のターン、ドロー。《EMディスカバー・ヒッポ:攻撃力300・Lv3》を召喚。この召喚により、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7》をアドバンス召喚!」

 カバちゃんが水路横の道路を駆けていく。召喚すれば、レベル7以上のモンスターを攻撃表示で追加召喚できる。《EMアメンボート》と《EMディスカバー・ヒッポ》がリリース素材となった。遊矢は跳びあがり、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の背中に乗りこむ。

「《シュツレッダー》に攻撃! 螺旋のストライクバースト!」

 急速旋回してから、《シュツレッダー》にスパイラルブレスを浴びせる。爆炎を噴きあげて、破壊兵器は水路に沈んだ。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》がモンスターと戦闘を行ったとき、倍の戦闘ダメージを与えられる。相手ライフが2200ポイントにまで削られた。それでも、油断はできない。トリシマは中央祭壇に着いたようだ。不敵な笑みが嫌らしい。

 遊矢も塔を目指すのみ。とある屋上の一点が煌めいたような……。Aカードを発見だ。

「残念だったな。永続罠《不幸の黒猫ちゃん》を発動! 相手がAカードを拾ったとき、コイントスを行う。裏目が出れば、そのカードはトラップになってしまうのだ」


「不幸の黒猫ちゃん」永続罠
相手がAカードを拾う度に、コイントスを1度だけ行う。裏が出れば、そのカードはAトラップに変化する(何になるのかはランダムに決まる)。コントローラーがフィールド中央から半径10メートル以内にいなければ、このカードの効果は無効となる。このカードの効果はフィールド全域、地上10mまで適用される。


 A専用の永続罠だ。中央祭壇へ急いだのは、このためだったのか。トラップ率を実質的に50%にしてしまうカード。黒猫が祭壇上で鳴きだして、Aトラップ《ブレイクショット》へ変えてしまう。自分モンスター1体は900ポイントのパワーダウン! この程度では、遊矢は焦りもしない。

「Aトラップの対策は練ってましたよ。カウンター罠《Aトラップ・ジャマー》を発動! 《ブレイクショット》を無効にして破壊! カード1枚をドローして、デッキトップからカード3枚を墓地へ送る」

「やるではないか。あの阿呆の弟子にしては、褒めてやるぞ」

「修造さんはアホじゃないよ! カード1枚をセットして、ターンエンド」

 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》に乗って、塔へと一直線に進んでいく。地形に左右されない飛行モンスターのメリット。バリアが塔を囲っているようだ。最上階へ到達するには、屋内から階段を上っていかなければ。手札に《時読みの魔術師》や《レインボー・ヴェール》があるも、今は置いておこう。《Aトラップ・ジャマー》のおかげで、《EMカレイドスコーピオン》と《EMソード・フィッシュ》が落ちてくれたのは嬉しいかぎり。



【4ターン目:トリシマ】LP2200、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
遊矢:《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7・P》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンに1枚セット。

トリシマ:《マシンナーズ・フォートレス:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。永続罠《不幸の黒猫ちゃん》が発動中。


「私のターン、ドロー。《レッド・ガジェット:攻撃力1300・Lv4》を召喚。この召喚により、デッキから《イエロー・ガジェット》を手札に加える」

「魔法カード《アイアンコール》を発動して、《シュツレッダー:攻撃力1600・Lv4》を墓地より特殊召喚する。むろん、特殊能力は無効となる」

「レベル4《シュツレッダー》と《レッド・ガジェット》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《キャラメルマン7号:攻撃力2400・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

 機械族2体が次元渦へと昇っていき、鉄巨人が降臨した。塔内部まで振動が這ってくるようだ。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を塔周辺に待機させておき、遊矢は螺旋階段を駆けあがっていた。日頃の体力作りは欠かしていない。全身が熱くなるも、心地良いぐらいだ。

「ORU1体を取り除いて、モンスター効果を発動するぞ。墓地から機械族モンスター《古代の機械巨竜:Lv8》を装備する。装備モンスターのレベル1つにつき、100ポイントのパワーアップ! モンスター効果も奪えるぞ! これが天才のデュエルだ!」

 またもや、馬鹿そうな高笑い。地上10mも超えている。《不幸の黒猫ちゃん》の適用範囲外だろう。ホロディスプレイへの確認も怠らない。右手が鉄球状になっている。《古代の機械巨竜》を鎧として装着している。トリシマそっくりの顔でなければ、カッコイイのだが。

「《キャラメルマン7号:攻撃力3200》で《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を撃破するぞ! 《マシンナーズ・フォートレス》でダイレクト・アタックだ!」

 《キャラメルマン7号》がキャノンな左腕を持ちあげた。はるか遠くから、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》にビーム砲撃を命中させる。700ポイントのバトルダメージにより、ライフ3300ポイントにまで削られる。《マシンナーズ・フォートレス》まで主砲を発射してきた。汗びっしょりで、鼓動も連打状態となっている。屋上に着いたとたん、圧倒的な衝撃を浴びせられる。あと一歩のタイミングで、スペシャルなAカードには届かなかった。こういう場所にあるAカードは、トラップでないと保証されているのに。ライフ800ポイントにまで追いつめられる。

 セーフティ機能が発動する。《マシンナーズ・フォートレス》の攻撃により、塔は崩壊していく。遊矢への肉体的なダメージはない。塔周辺の実体化が解けていき、立体映像に戻される。トランポリンのような雲が遊矢を支えて、ゆっくりと下降していく。

「坊主、大丈夫か? カード1枚とAカード1枚をセットして、ターンエンド」

 目的のAカードも、どこかへ飛ばされてしまった。トリシマは中央祭壇のAカードを仕掛けたようだ。勝利の可能性が潰えたわけでない。Pモンスターはフィールドから墓地へ送られるとき、エクストラ・デッキに置かれる。そこから、ペンデュラム召喚が可能となるのだ。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》はエクストラ・デッキで双眸を輝かせている。



【5ターン目:遊矢】LP800、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
遊矢:魔法・罠ゾーンに1枚セット。

トリシマ:《古代の機械巨竜》を装備した《キャラメルマン7号:攻撃力3200・R4・O×1》&《マシンナーズ・フォートレス:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。永続罠《不幸の黒猫ちゃん》が発動中。魔法・罠ゾーンに1枚セット。Aゾーンに1枚セット。


「大丈夫ですよ。俺のターン、ドロー。来たっ! スケール1《星読みの魔術師》とスケール8《時読みの魔術師》をペンデュラム・ゾーンにセッティング!」

「罠カード《ペンデュラム・バック》を発動! この状態でP召喚可能なモンスター2体、《EMカレイドスコーピオン:守備力2300・Lv6》と《EMソード・フィッシュ:守備力600・Lv2》を墓地から手札に加える。Aカードは逃がしたけど、このターンで勝てそうだっ!」

「これらのモンスターを手札から、《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン:攻撃力2500・Lv7》をエクストラ・デッキからペンデュラム召喚!」

 白と黒の魔術師が飛びあがり、その間を振り子が往復していく。モンスター3体が同時召喚された。リーゼントにサングラスな魚が、雨嵐のごとく分身を飛ばしていく。トリシマのモンスターに刺さっていき、慌てふためさせる。

「《EMソードフィッシュ》の特殊召喚により、相手モンスター全ての攻守を600ポイントダウンさせる」

「《EMカレイドスコーピオン》のエンター効果を発動! 《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》は特殊召喚されたモンスターに1回ずつ攻撃ができる。装備魔法《レインボー・ヴェール》をまとう!」

「《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で全体攻撃!」

 遊矢は《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》に乗りこんだ。中央祭壇を目標にしての全速飛行。虹色の光跡を引いていく。相手が何を仕掛けようが、《星読みの魔術師》と《時読みの魔術師》が魔力で押さえてくれる。Pモンスターが攻撃するならば、ダメージステップ終了時まで魔法・罠を怖れなくていい。《レインボー・ヴェール》により、攻撃対象モンスターは効果無効とされる。《キャラメルマン7号》のパワーアップも解除されるはず。潮風を潜りぬけて、中央祭壇の真上にまで達した。スパイラルブレスを吐きつけた。トリシマが唖然と呟きだす。

「《聖なるバリア-ミラーフォース》も《ポセイドンの息吹》も発動できない……」

 《キャラメルマン7号》は攻撃力1800ポイントにまで、《マシンナーズ・フォートレス》は攻撃力1900ポイントにまでパワーダウンしている。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》はモンスターとのバトルにおいて、倍もの戦闘ダメージを与える。エネルギーの渦が機械兵器を喰らった。スクラップになるのも一瞬で終わる。トリシマのライフがポイントにまで落とされていく。



「トリシマバッチ、ゲット!」



 その日、柊修造は上機嫌であった。にっくきトリシマを、遊矢が倒してくれたから。とりあえず、予選参加に近づけた。榊遊矢は明日も頑張ろうと、心に誓った。





【ARC-V:1】



「Aトラップ・ジャマー」カウンター罠
A罠カードの発動を無効にして破壊する。その後、1枚ドローして、自分デッキのカードの上からカード3枚を墓地へ送る。


「ポセイドンの息吹」速攻魔法
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃モンスター1体をデッキに戻す。その後、自分フィールドの水属性モンスター全ての攻守を500ポイントアップする。


 ※水属性フィールドの特別な場所にのみ出現する。

「キャラメルマン7号」地【機械族・エクシーズ】★×4
レベル4の機械族モンスター×2
①:このカードのX素材1体を取り除く。自分墓地から機械族モンスター1体を装備する。この効果で装備できるモンスターは1体のみ。装備モンスターの攻撃力は、装備カードのレベル1つにつき100ポイントアップする。装備モンスターは装備カードと同じ効果を得る。
ATK2400 DEF1800





テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!

僕自身は「ARC-V」を観ていないのでペンデュラム召喚の演出がよくわからなかったのですが、このSS読んでだいぶ掴めました!

本編の方はマイペースにゆっくり書いてくださいね!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 「ARC-V」を視聴されてないとは意外でした。AデュエルもSSではオリジナルでやっています。1ターンに1度しか拾えないとか、セットしないと発動できないなど。

 もう1話だけARC-Vを書いてから、本編に戻ります。

お恥ずかしながら去年の後半あたりに自宅の地デジアンテナが強風に煽られて逝ってしまいまして(笑)

それからアニメは「ANIM○X」でしか観られない状況に・・・。

おかげでゼアルもまとも観たのは遊馬たちがフェイカーを倒したあたりまでという・・・。

お父さんはやくなおして(泣)
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