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TFSP-2 アカデミアを浸食する混沌! クロウVS海野幸子


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 クロウのニューカードが増えました。

 クロウにとって、マーサハウスの子供は家族同然である。ウィンもマーサの世話になっている。シティを徘徊しては、少女を襲っていた時期もあった。ダークデュエルを仕掛けては、敗者を病院送りにしていた。ハスターという邪神に憑かれての行為ゆえに、彼女に責任はありえない。ツァン・ディレを始めとする被害者たちは、そう結論づけている。


 【三眼の魔女】


 ウィン・カーウィンは恐怖されていた。額眼も合わせて、表情は狂気爛々としていたように覚えている。傷つけあうことを愛情表現として感じており、自傷行為も激しかった。ハスターから解放されると、ウィンは本来の姿を魅せはじめた。

 世話好きで、子供たちからも慕われている。デュエルを教えるのが上手くて、アニーをシンクロ使いにまでに成長させたほどだ。スポーツ好きでもあり、バスケットボールやバトミントンを楽しんでいるらしい。ツァン・ディレや宮田ゆまとは親友であり、クラスメイトにも受けがいい。大庭ナオミに嫌悪感を抱かれるも、今は良好関係にあるという。同性愛者の気があるようだが、男避けに自称している可能性もあるのか?



「ウィンは辛そうでしたが、ツァンのおかげで元気になっていますよ」

 宮田ゆまが教えてくれた。

「この頃、ウィンへの挑戦者が多いのですよ。ナオミちゃんが広めたせいだと思いますけど。海野先輩やメイ先輩は実力者なのに、見事に勝っちゃいました。本当に強くなっているのですね。海野先輩が落ちこんでいたようで、ちょっと心配ですけど」

「ミザエルやキャンサーを倒すぐらいだからな」

「私だってプロ志願者です。ウィンが回復したら、全力全開で挑みたいですね」

 クロウにも挑戦したいような眼差しだ。クロウもダメージを負っており、デュエルは避けているが。緑地公園には野良猫が寝そべっている。レイン恵は静かに、にゃんこと遊んでいた。

「ウィンに嫌な気配がまとっています。ツァンが入浴場で見たと泣きそうでしたし、私と恵ちゃんも目撃しちゃいました。アカデミアの近くで、ハラルドさんが魔人と戦っていたのを」

 クロウもブレイブから聞いている。ドン・サウザンドはウィンを生贄として狙っているらしい。ゾーク・ネクロファデスも撃破せしめた究極邪神。あんなのが完全復活すれば、ネオドミノは最大級の危機を迎えるだろう。クロウも悪寒を抑えられない。

「あんたらも気をつけろよ」

「もちろんです。クロウさんも無理をしないように」

「鉄砲玉のクロウ様は、これぐらいじゃあ倒れないぜ」

 クロウに甘えたいのか、白猫が足元に寄ってきた。日向ぼっこをして気持ちよさそうだ。暢気なもんだが、こいつらも守ってやりたい。気を抜けば、体全体が傾げそうになる。クロウにもダメージが残っているようだ。遊星に比べれば、まだまだ軽症であるが。宮田ゆまが心配そうにしている。ウィンの様子を確認してから、一休みをしておくか。妹分みたいなものだからな。


「海野先輩? どうしたのですか?」

 
 宮田ゆまが声を高めた。青髪少女が彷徨うように向かってくる。虚ろな表情をしている。距離を縮めていくたびに、背筋が泡立ってくる。ふぎゃーっと、野良猫たちが威嚇体勢をとりだす。バリアンの黒紋章を、額に貼りつけているのか?

「ドン・サウザンド様が力を与えてくれました。もう、ウィンには負けませんわ」

「そんな。海野先輩が憑かれるなんて」

「ドン・サウザンド様のために、シグナーを生贄に捧げるのも悪くないわね」

 宮田ゆまが構えるも、クロウが制す。デュエル・ディスクを装着してから、海野幸子に対峙する。アカデミアでも優秀な水属性使いだと、十六夜アキが語っていた。油断していると、クロウでも敗北は免れないだろう。木々を汚染するかのように、暗黒瘴気が広がっていく。



『デュエル!』



【1ターン目:海野】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻、ドロー。《アトランティスの戦士:攻撃力1900・Lv4》を手札から捨てることで、フィールド魔法《伝説の都アトランティス》をサーチ! そのまま、発動しますわ」

「《絶海の騎士:攻撃力1400・Lv4》を召喚。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 大津波が公園を覆っていく。どこまでも海底光景が広がり、廃墟が遠くで揺らいでいる。カラフルな魚群が通りすぎると、ゴーグルの鎧騎士が現れた。フィールド効果により、水属性モンスターは攻守が200ポイントアップする。レベルもワンダウンするから、レベル5もリリース無しで召喚可能だ。



【2ターン目:クロウ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
海野:《絶海の騎士:攻撃力1600・Lv3》が攻撃表示。フィールド魔法《伝説の都アトランティス》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。永続魔法《黒い旋風》を発動する」

「《BF-蒼炎のシュラ:攻撃力1800・Lv4》を召喚。《黒い旋風》により、《BF-そよ風のブリーズ:攻撃力1100・Lv3・チューナー》をデッキよりサーチする。カード効果により手札に加わったんで、特殊召喚するぜ!」

「《BF-蒼炎のシュラ》で《絶海の騎士》を攻撃する」

 《黒い旋風》を張っておけば、手札アドバンテージは不足しないだろう。《BF》を召喚できれば、それよりもローパワーな《BF》をサーチできるから。《BF-蒼炎のシュラ》が戦闘破壊に成功すれば、攻撃力1500以下である《BF》をデッキから呼びだせる。黒鳥戦士が爪を振りかざして、相手陣地へと飛行していく。《BF-そよ風のブリーズ》も暖色ボディを浮きあがらせた。

「罠カード《重力解除》を発動しますわ。表側表示モンスターは表示形式が変わりますの」

「《絶海の騎士》の表示形式が変更されたので、水属性モンスター《素早いアンコウ:攻撃力600・Lv2》をデッキから墓地へ送りますわ。このカードがデッキから墓地送りになったので、《素早いマンボウ:守備力100・Lv2》と《素早いマンタ:守備力100・Lv2》をデッキから特殊召喚!」

 《BF》2体は守備表示となり、アタックを中断させられた。《絶海の騎士》が屈みこむと、《素早いアンコウ》が急速に通りすぎる。《素早いマンボウ》と《素早いマンタ》が続行して、海野幸子の傍らへと降りてきた。名前通りの素早さだ。防御だけでなく、モンスターを一気に増やしたのか。デュエルは思い通りにならないもの。クロウは次へと移行する。

「レベル4《BF-蒼炎のシュラ》に、レベル3《BF-そよ風のブリーズ》をチューニング!」

「黒き旋風よ、天空へ駆けあがる翼となれ! シンクロ召喚! 《BF-アーマード・ウィング:攻撃力2500・Lv7》!」

「カード2枚をセットして、ターンエンドだ」

 《BF》たちがシンクロしあい、ブラックアーマーの黒鳥戦士が飛翔する。戦闘破壊されず、バトルダメージを0にするモンスター。手強いデュエリストだ。念のためにも、《ブラック・リベンジ》と《ウィキッド・リボーン》を仕掛けておく。



【3ターン目:海野】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
海野:《絶海の騎士:守備力1400・Lv3》&《素早いマンボウ:守備力300・Lv1》&《素早いマンタ:守備力300・Lv1》が守備表示。フィールド魔法《伝説の都アトランティス》が発動中。

クロウ:《BF-アーマード・ウィング:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。永続魔法《黒い旋風》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《絶海の騎士:攻撃力1400》を攻撃表示にすることで、水属性モンスター《フィッシュボーグ-アーチャー》をデッキから墓地へ送りますわ」

「《BF-アーマード・ウィング》の特殊能力に安心しているようね。庶民の浅知恵ですわ。魔法カード《アクア・バインド》を発動! 《BF-アーマード・ウィング》を攻撃力0にして、効果無効にしますの。さらに、《素早いマンタ》を墓地へ送りますよ」

「カード効果によって、《素早いマンタ》が墓地送りとなった。《素早いマンタ:攻撃力800・Lv2》2体をデッキから特殊召喚するわね」

「《絶海の騎士》で《BF-アーマード・ウィング》にアタック!」

 《BF-アーマード・ウィング》が水精霊に絡みつかれる。《素早いマンタ》2体が泳いできた。モンスター展開は激しいものだが、通常召喚は行っていない。トラップを警戒しているのか。《絶海の騎士》は攻撃力1600ポイントにアップしている。海中を跳びあがり、アーマーを粉砕するかのように斬りかかる。ダイレクト・アタックのごときダメージが、ライフを2400ポイントにまで減らしめる。ただでさえ疲労しているのに、実体化した激痛は効くものだ。

「鳥獣族モンスターが戦闘破壊されたんで、罠カード《ブラック・リベンジ》を発動! 《BF-ブラック・クレスト・トークン:守備力800・Lv2》2体を特殊召喚する」

「ライフ800ポイントを払って、永続罠《ウィキッド・リボーン》を発動! 《BF-アーマード・ウィング:攻撃力2500・Lv7》を効果無効にして特殊召喚!」

「《素早いマンタ》で《BF-ブラック・クレスト・トークン》を攻撃するわ!」

「トラップが消えたと思って、油断をしただろう? 自分フィールドには《BF》3体のみ。《BF》が攻撃対象となったことで、罠カード《ブラック・ソニック》を手札から発動する。攻撃表示モンスター全てを除外するぜ。庶民の浅知恵っていうヤツだ」

 《BF-アーマード・ウィング》が高速回転を始めて、黒竜巻を発生させる。それは海底上を奔走して、《絶海の騎士》と《素早いマンタ》を呑みこんでいく。《素早いマンボウ》は守備表示なので、素早く回避できた。クロウのライフは1600ポイントにまで追いこまれているが、気分は上昇している。宮田ゆまとレイン恵が、じっと見守っていた。





【TFSP-その2】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!
コレクターズパックに収録されるであろう海外先行発売カードの登場ですね。
これらの新規BFの登場でBFはまた息を吹き返すのでしょうか?
特に《ブラック・ソニック》はなかなかのぶっ壊れ・・・。
クロウは疲弊した身体を押してのデュエルですが大丈夫ですかね・・・?

次回も楽しみにしてます!!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 新カードを活躍させたいので、クロウのデュエルは続きます。本編よりも、SPの方が話数多くなるかも。《ブラック・ソニック》はマジでやばいですね。手札発動もできて、ミラフォを超えていますから。クロウも体力的にしんどそうです。頼りになる助っ人も来るので、少し安心かな。
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