スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TFSP-7 マドルチェ・パーティー! コロンVSメイ喜多嬉


遊戯王カード 【マドルチェ・ピョコレート】PR03-JP013-N遊戯王カード 【マドルチェ・ピョコレート】PR03-JP013-N
()
コナミデジタルエンタテインメント

商品詳細を見る

 《魔導書》も少し活躍します。《魔導書の神判》はヤバいので使用(SS)は控えておこう。

 コロンはネオドミノで暮らすことにした。異世界の住人であったが、ウィンたちが気に入ったのだ。キャッシーとは違い大切にしてくれるから。

 バリアンの侵攻が終わるも、ネオドミノから危機が去ったわけでない。むしろ、ドン・サウザンドのせいでヤバい状態だ。変な怪人集団が暴れているというニュースもある。単独行動は駄目と言われているも、コロンは1人で街中を歩いていた。科学技術が発達しているせいか、ロボットだと思われているみたい。少女たちに撫でられてしまう。

 好奇心の赴くままに、コロンは色んな場所を探索している。ちっちゃな体で、あちらこちらを通り抜けていく。野良猫や烏に絡まれることもあるが、唸って追いはらう。こんな風に歩きまわれるとは、人形では考えられないことだ。バリアン・テクノロジーのおかげだろう。



 街の一角が騒がしいので、ぴょこぴょこと歩いていく。



 オジサンがビルから飛びだして、褐色肌の少女から逃げまどう。恰幅も豊かで、髭も立派だけど、今にも泣きそうな顔で台無しだ。コロンはアカデミアにも入り浸っているので、思いだすのも早い。メイ喜多嬉という、ウィンのクラスメイトだ。

「おじ様。私と闇のデュエルをしてくださいよ」

「許してくれーっ! 何もかも喋る。だから、あんな目に遭わせないでくれっ!」

 何があったのだろう。ビルディングも豪華なものだが、もくもくと瘴気が湧きだしている。他にも逃亡者が吐きだされて、苦しそうに呻いている。メイ喜多嬉の額では、バリアンの黒紋章が輝いている。ドン・サウザンドに支配された彼女が、何かを仕掛けたのだろう。

 メイ喜多嬉は令嬢であったが、オジに財産を騙しとられた。

 そんな話を、ツァンがしていたような。心の闇を満開にして、メイ喜多嬉の表情が歪みきっている。彼女にも事情があるのだろう。このまま、憎悪に浸食されるのはよくない。ウィンのクラスメイトだし、ほぉっておけないよ。野次馬の人垣を抜けて、コロンが駆けていく。

「あなたは、プリンセス・コロンちゃん? 今は邪魔ですので、消えてくださる?」

「あんた、ドン・サウザンドに憑かれている。こういうことを止めないと、本当にヤバくなるよ!」

「ふぅん。邪魔する気なんだー。じゃあ、あなたから片付けようかしら」

 警備員は気絶しているし、パトカーや救急車も集まってくる。高層ビルディングに囲まれた大通りは、大変なことになっている。フランス人形だけあり、コロンも注目を浴びてしまう。オジサンも泣きはらして、携帯電話で撮られまくっている。アドバルーン・トイをデュエル・ディスクへと展開して、コロンの決闘準備が整った。



『デュエル!』



【1ターン目:メイ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「私の先攻、ドロー。永続魔法《魔導書廊エトワール》を発動! 《魔導書》が唱えられるたび、このカードに魔力カウンターを置きますのよ」

「私の墓地に《魔導書》はない。魔法カード《魔導書庫クレッセン》を発動する」

 《魔導書》3種類を相手に見せて、ランダムに1枚を選ばせる。そのカードを手札に加える。運要素の入るサーチカードだ。メイのデッキが変わっている。

「魔法カード《グリモの魔導書》を唱えて、フィールド魔法《魔導書院ラメイソン》を発動しますわ。モンスター1体を裏側守備表示で伏せて、ターンエンド」

 闇のデュエルであるせいか、フィールド変化も大きいものだ。科学都市から魔法都市へと、ファンタジックに光景が変転していく。高層建築物は魔法塔になっている。頂から魔法陣が広がりだした。《魔導書》の連続発動により、魔力カウンター3つが《魔導書廊エトワール》に置かれている。



【2ターン目:コロン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
メイ:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。フィールド魔法《魔導書院ラメイソン》&永続魔法《魔導書廊エトワール:魔力カウンター+3》が発動中。


「コロンのターン、ドロー。永続魔法《マドルチェ・チケット》を発動!」

「《マドルチェ・マドレーヌ:攻撃力1400・Lv4》を召喚。この召喚により、デッキから《マドルチェ・エンジェリー》を手札に加えるわ。セットモンスターに攻撃するよ!」

「《魔導書士バテル:守備力400・Lv2》のリバース効果により、デッキから速攻魔法《トーラの魔導書》を手札に加える」

 魔女の魔導人形が、箒に跨って飛んできた。ステッキを振るって、キラキラの星屑を撃ちだす。少年魔導士を痛がらせるも、何かの呪文を詠唱してきた。《魔導書》をデッキサーチさせてしまった。《マドルチェ・ピョコレート》に《マドルチェ・バトラスク》か。モンスターカードが手札に集まっているけど、《マドルチェ・ハッピーフェスタ》で何とかなるはず。

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:メイ】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
メイ:フィールド魔法《魔導書院ラメイソン》&永続魔法《魔導書廊エトワール:魔力カウンター+3》が発動中。

コロン:《マドルチェ・マドレーヌ:攻撃力1400・Lv4》が攻撃表示。永続魔法《マドルチェ・チケット》が発動中。魔法・罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。私の墓地にはマジシャンがいる。スタンバイフェイズに入ったので、《魔導書院ラメイソン》のフィールド効果を使いますわ。墓地の《魔導書庫クレッセン》をデッキボトムへ戻すことで、1枚ドロー!」

「《魔導書》3枚を手札公開することで、《魔導法士ジュノン:攻撃力2500・Lv7》を手札から特殊召喚! 《グリモの魔導書》を墓地から除外することで、魔導能力を発動するわ。《マドルチェ・チケット》でアドバンテージ稼ぎはさせない。破壊するのみ!」

 不思議な金属で構築されたタワー。それを中心として、魔法陣の層が高速回転をしだす。長期戦になるほどに、相手の手札アドバンテージが増えていくようだ。女性魔導士が降りてきて、魔導書3冊を宙空に浮かびあがらせる。そこから魔力砲を発射して、永続魔法を焼きはらう。《マドルチェ》のサーチカードが失われた。

「魔法カード《アルマの魔導書》を発動して、《グリモの魔導書》を除外状態から回収する。このカードを詠唱することで、《ヒュグロの魔導書》をデッキサーチ! このマジックも発動しますわよ。《魔導法士ジュノン》はエンドフェイズまで1000ポイントパワーアップ!」


「《魔導剣士シャリオ:攻撃力1800・Lv4》を召喚する。速攻魔法《魔導書整理》を捨てることで、《魔導書士バテル》を墓地より手札に加える。バトルフェイズに入るわ!」

 《魔導書》の詠唱により、《魔導書廊エトワール》に魔力カウンター6つが置かれている。相手の魔法使いは、攻撃力が600ポイントアップするはず。《魔導法士ジュノン》は攻撃力4100ポイントにも達している。魔導書を広げてから、素早く呪文を唱えだした。魔法弾が風船のように膨れあがり、《マドルチェ・マドレーヌ》へと放たれる。金髪の魔法剣士も、白馬を駆ってくる。

「罠カード《ハーフ・アンブレイク》を発動! このターン、《マドルチェ・マドレーヌ》は戦闘破壊されない。戦闘ダメージも半分になるよ!」

 《マドルチェ・マドレーヌ》がマジカル・バリアを開放して、魔法弾と魔法剣を弾く。コロンのライフは2150ポイントにまで減らされたけど、このターンをしのげた。戦闘破壊されないので、《ヒュグロの魔導書》によるサーチエフェクトも発揮できない。《魔導剣士シャリオ》が剣から魔力を解いて、白馬を引き返らせる。

「意外に手強い人形さんですわね。永続魔法《超絶望級の牢獄》を発動するわ。あなたのエクストラ・デッキから《マドルチェ・ティアラミス》を除外する。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:コロン】LP2150、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
メイ:《魔導法士ジュノン:攻撃力3100・Lv7》&《魔導剣士シャリオ:攻撃力2400・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《魔導書院ラメイソン》&永続魔法《魔導書廊エトワール:魔力カウンター+6》&永続魔法《超絶望級の牢獄》が発動中。魔法・罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

コロン:《マドルチェ・マドレーヌ:攻撃力1400・Lv4》が攻撃表示。永続魔法《マドルチェ・チケット》が発動中。魔法・罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「コロンのターン、ドロー。《マドルチェ・マドレーヌ》をデッキへ戻して、魔法カード《マドルチェ・ミュージカル》を発動するよ。カード1枚をドロー! よしっ!」

 メイは《トーラの魔導書》を伏せたであろう。マジシャンに魔法・罠も通じない。

「罠カード《マドルチェ・ハッピーフェスタ》を発動! 《マドルチェ》を好きな数だけ、手札から特殊召喚するわ」

 《マドルチェ・エンジェリー:攻撃力1000・Lv4》が可憐に舞い降りてきた。《マドルチェ・ホーットケーキ:攻撃力1500・Lv3》と《マドルチェ・ピョコレート:攻撃力800・Lv3》も続く。

「《マドルチェ・バトラスク:攻撃力1500・Lv3》を召喚。この召喚時に他の《マドルチェ》がいるので、フィールド魔法《マドルチェ・シャトー》をデッキサーチ! このまま、発動するわ!」

 魔導人形の執事さんが、お辞儀をした。フィールド魔法の新たなる発動により、魔法都市が幻影のように消えていく。メルヘンチックなスイーツランドが代わりに浮上する。チョコレートやケーキで構築された城。《マドルチェ》も集まって楽しそうだ。コロンはデメット爺さんとの日々を思いだす。ステップを自然に踏んでしまう。


「《マドルチェ・エンジェリー》をリリースして、モンスター効果を発動するわ。デッキから《マドルチェ・プディンセス:攻撃力1000・Lv5》を特殊召喚!」

「《マドルチェ・エンジェリー》を墓地から除外することで、《マドルチェ・ホーットケーキ》の特殊能力を発動! デッキから《マドルチェ・メェプル:攻撃力0・Lv3》を特殊召喚する」

 愛らしい天使少女が、キラキラを撒きながら昇天していく。フクロウ人形が鳴きだすと、プリンセス・ドールが羊さんを連れてきた。墓地にモンスターはいないので、《マドルチェ・プディンセス》は800ポイントのパワーアップ!


「《マドルチェ・メェプル:守備力1800・Lv3》を守備表示にすることで、《魔導剣士シャリオ:守備力1300》も守備表示になってもらう」

「《マドルチェ》の表示形式が変わったので、《マドルチェ・ピョコレート》のエフェクト発動! 《魔導法士ジュノン:守備力2000》を守備表示にするわ」

 可愛らしい羊さんが、《魔導剣士シャリオ》の近くで眠りこんだ。シャリオさんも白馬ごと睡魔に堕ちてしまう。ヒヨコたちがチョコレートを吐きだして、《魔導法士ジュノン》を茶色塗れにした。彼女は屈みこんでしまい、攻撃も効果発動できない状態だ。《マドルチェ・シャトー》により、《マドルチェ》は攻撃力500ポイントアップしている。総攻撃の準備が整った。

「《マドルチェ・プディンセス》で《魔導剣士シャリオ》を攻撃するよ。このカードがモンスターと戦闘するので、《魔導法士ジュノン》を破壊する」

 お転婆姫がジャンプキックでフライング。《魔導士》2体を蹴りとばした。よくよく考えてみれば、《マドルチェ・ピョコレート》の効果は使わなくてよかったかも。ふと過ぎった考えを止めてから、ダイレクト・アタック宣言を追加していく。執事さんが、フクロウとヒヨコを連れて進撃する。《マドルチェ》のマーチに呑まれ、メイ喜多嬉はライフポイントを失った。



 メイ喜多嬉に襲われたオジサンが安堵していると、スーツの男女数人が近づいてきた。

「さっき、偽造したと仰っていましたね? たしかに、この耳で聞きました。どういうことでしょうか?」

 そんなのは無視して、コロンはメイ喜多嬉に覗きこんだ。意識は失っているようだが、バリアンの黒紋章は砕けている。安らかな寝顔に、ちょっとだけ安心できる。





【TFSP-その7】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。