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TF-128 ハモン降臨! ウィンVS小野宇里亜


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遊戯王

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 TF関係の新キャラは、彼女で最後です。

 ウィンに連れられて、あゆみちゃんがアカデミアを訪問した。

 ドン・サウザンドに憑かれるも、クロウさんが解放したという。後遺症はないどころか、すっかりと右眼が元通りになっている。怪我により失明していたが、日常生活を送れるほどに達しているらしい。この点だけは、邪神様に感謝するべきだろうか。

 さっぱりと前髪を切り、ボブカットになっている。ウィンに勧められて、衣装も垢抜けたものにイメージチェンジ。《ワイト》の髪飾りも似合っているね。ウィンと手を握りあって、ステップも弾んだもの。まるで姉妹のように仲良しさんだ。

「あゆみちゃん。猫広場も案内しますよ。ボランティアの人たちと一緒に、恵ちゃんが世話しているのです。可愛いですよー」

「あっ、はい。ありがとうございます。私も小動物が好きなんです」

 あゆみちゃんの両親は罪を犯してしまった。それについて絡んでくる人など、街全体でも一部にすぎない。アカデミアの人たちは、彼女を受け入れてくれた。女子寮の友達も可愛がってくれる。教頭先生でさえも、入学を勧めてくれるほど。彼女は強豪デュエリストであり、学力も高いから。あゆみちゃんなら奨学金も得られるだろう。

「あの人たちは、大丈夫でしょうか? 邪神さんに憑かれたとはいえ、迷惑をかけましたので」

「謝る必要はないよ。自業自得だからね」

 ボクも口を挟んでおく。あいつらは、あゆみちゃんを虐めてきたのだ。詐欺の被害に遭ったとはいえ、子供に八つ当たりとは許せない。ジョゼフ・カーウィンというヤツも、ウィンを虐待していた。どうして、弱い者に暴力を振るおうとするんだ。考えるだけで、ムッカーとしてくる。



「ウィンさん、ツァンさん。こんにちわ」

「こんにちわ。ルカちゃん」

 下級生の女子たちが挨拶をしてきた。ウィンはニッコリと返す。ボクも返すけど、ツーンとしてしまった。あゆみちゃんも自己紹介を混ぜる。ルカちゃんは、瀬良あゆみに興味津々なようだ。ウィンが紹介をすると、あゆみちゃんが質問攻めとなる。

「あゆみさんもアカデミアに来るの?」

「まだ考え中です。でも、すごく楽しそうです。大庭ナオミさんなんて、とても優しいですし」

「アタシもウェスト校から来たけど、ここ楽しいよ」

 ツインテールな赤髪少女が、笑顔を輝かせた。小野宇里亜という転入生だ。どういう事情があるのか知らないけど、コナミくんに抱擁して嬉しそうにしていた。友達同士なのだろう。ちびっこ女子が集まっているせいか、ウィンがヘラヘラしだす。ちょっと危ないかも。

「あゆみちゃん。メール交換をお願いしてもいいですか?」

「あ、ありがとうございます。私でよければ」

 ルカちゃんの誘いに、あゆみちゃんが緊張を崩しだす。ウィンがルカちゃんを触ろうとするも、華麗にかわされた。彼女が泊りにきたとき、やりたい放題したからね。同世代の友人もできて、あゆみちゃんは幸せに向かっている。ボクも嬉しくなるものだ。



 小野宇里亜は、ウェスト校でも成績優秀者だという。とんでもないカードを使うと、コナミくんが教えてくれた。ウィンの勇名を耳にして、憧れを覚えているようだ。教師陣の勧めもあり、そんな2人が公式対戦することになった。

 観客席へ向かうと、ルアくんたちが騒いでいた。

「ゆま姉ちゃん、カッコよかったなぁ! 《M・HERO》で怪人を倒したんだぜ」

「アンナ姉ちゃんも素敵ですよ。特急シリーズは僕も欲しいです!」

 宮田さんからも話を聞いている。その怪人デュエリストは、ドン・サウザンドと関係あるのだろうか? 物騒さは収まってくれない。階段席へ着いてみれば、キャンサーが隣に腰かけてきた。バリアンが女子生徒に化けていやがる。

「ウィンのデュエル、私も楽しみだね。トラウマを乗り越えて、どこまでも成長していく」

「そうだね。さやかちゃん」

「偽名の方で呼んでくれるんだ。それよりも、教えておきたい。ドラゴンとフェニックスというバリアン騎士が、ドン・サウザンドに支配されてね。ウィンを生贄として狙っている」

「フェニックスには、アンドロメダという弟がいたはず。彼も行方不明だ」

 いつの間にか、ミザエルまでもが座ってきた。キャンサーの顔が緊張色に染まりだす。ポリス関係者が入院したと、ネットニュースで報道されていた。《青眼の白龍》までも使いこなすし、強敵で間違いないだろう。3人もいるのか。

「心配するな。ドラゴンたちは、私とアリトで救う」



 デュエル・フィールドでは、ウィンと宇里亜ちゃんが向いあっていた。握手を交わしてから、表情を決闘者として引き締める。ルカちゃんに匹敵する天才デュエリストか。ウィンが子供相手に油断するなんて、ありえないだろう。決闘宣言が叫ばれて、火蓋が切られた。



『デュエル!』



【1ターン目:宇里亜】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「アタシの先攻、ドロー。モンスター1体を裏守備表示でセット。カード2枚をセットして、ターンエンド」

 天真爛漫そうだが、ウィンを倒そうと狙っている。魔竜のごとき眼差しだ。



【2ターン目:ウィン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
宇里亜:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法・罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。フィールド魔法《竜の渓谷》を発動します。《ドラグニティ-ファランクス》を手札から捨てることで、《ドラグニティ-ドゥクス》をデッキから手札に加えます」

「《ドラグニティ-ドゥクス:攻撃力1500・Lv4》を召喚! この召喚により、《ドラグニティ-ファランクス》を墓地から装備しますね」

「《ドラグニティ-ファランクス:攻撃力500・Lv2・チューナー》は装備状態を解除することで、特殊召喚できます」

 ソリッド・ヴィジョンが決闘場を変転させていく。夕日に照らされた渓谷地帯。その上空では、飛竜の群れが遊泳している。《ドラグニティ》が本領発揮できる場所だ。鳥人の指揮官と、竜戦士が、ウィンの陣地にそろった。


「レベル4《ドラグニティ-ドゥクス》に、レベル2《ドラグニティ-ファランクス》をチューニング!」

「竜の渓谷に潜みし、風の戦士たちよ。飛竜に乗りて、あらゆる魔力を突き破れ! シンクロ召喚! 《ドラグニティナイト―ガジャルグ:攻撃力2400・Lv6》!」

「《ドラグニティナイト―ガジャルグ》のドラゴン能力を発揮します。《ドラグニティ-アキュリス》をデッキからサーチして、《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》を手札から捨てます」

「セットモンスターに攻撃しますね!」

「永続罠《六芒星の呪縛》を発動するよ。《ドラグニティナイト―ガジャルグ》は攻撃できず、表示形式も変更できない。大人しくしてもらうから!」

 赤き竜騎士が、魔法陣に囚われてしまう。必死に抵抗しようとするも、枷はびくともしない。ウィンはカード1枚をセットしてから、エンド宣言を叫んだ。

「罠カード《砂利ケーン》を発動! 《六芒星の呪縛》と、あなたのセットカード1枚を手札へ戻します」

 砂粒混じりの竜巻が、魔法・罠カードをさらっていく。エンドサイクの形にもなっただろうか。ウィンが悔しそうなのと対照的に、宇里亜ちゃんは欣喜としている。《ドラグニティナイト―ガジャルグ》を除去できれば、《六芒星の呪縛》を再利用できるから。



【3ターン目:宇里亜】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
宇里亜:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。

ウィン:《ドラグニティナイト―ガジャルグ:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。フィールド魔法《竜の渓谷》が発動中。


「アタシのターン、ドロー。《傷炎星-ウルブショウ:攻撃力0・Lv3》を反転召喚! このリバースにより、永続罠《炎舞-「天権」》と永続魔法《炎舞-「天キ」》をデッキからセットする」

「永続魔法《炎舞-天キ》を発動して、《速炎星-タイヒョウ》をデッキから手札に加えるよ」

「《速炎星-タイヒョウ》を召喚して、リリース! 永続魔法《炎舞-「天枢」》をデッキからセットする」

「永続魔法《炎舞-「天枢」》を発動することで、獣戦士族の連続召喚を可能にする。《孤炎星-ロシシン:攻撃力1100・Lv4・チューナー》を追加召喚!」

「魔法カード《ワン・レベルアップ)により、《孤炎星-ロシシン》をレベル5にする」

 水滸伝の英雄たちが、フィールドで戦舞を披露していく。《傷炎星-ウルブショウ》が両拳を突きだして、狼炎を撃ちだした。それらは、永続魔法や永続罠として伏せられる。《速炎星-タイヒョウ》が豹炎と一体化して、永続魔法と化す。《孤炎星-ロシシン》が猪みたいな巨体を着地させた。


「レベル3《傷炎星-ウルブショウ》に、レベル5《孤炎星-ロシシン》をチューニング!」

「中華の英雄たちよ! 悪漢どもをやつけるために、梁山泊に集え! 玉麒麟は転生する! シンクロ召喚! 《コウ炎星-リシュンキ:攻撃力2000・Lv8》!」

「このシンクロ召喚により、永続魔法《炎舞-「揺光」》をデッキからセットするよ。さっそく、発動!」

 アゴヒゲにあふれた厳格そうな指揮官だ。麒麟型の黒焔を放って、永続魔法にする。獣戦士族を捨てれば、フィールドのカード1枚を破壊できるのか。それを活かす様子もない。


「フィールド魔法《失われた楽園》を発動!」

「永続魔法3枚を墓地に送ることで、《降雷皇ハモン:攻撃力4000・Lv10》を特殊召喚!」

「《失われた楽園》がある状態で、三幻魔を特殊召喚できた。2枚ドロー!」

「《降雷皇ハモン》で《ドラグニティナイト―ガジャルグ》をやっつけちゃえ!」

 《竜の渓谷》は、《失われた楽園》に上書きされた。空を舞っていた飛竜たちは消えて、どこまでも荒地が広がっていく。夕焼けは、夜闇へと塗りかえられた。金色の大魔神が、ウィンを見下ろしてくる。本当に何というモンスターであろうか。キャンサーが感嘆を吐いた。《ドラグニティナイト―ガジャルグ》へと稲妻を落とす。

「《親切なプチリュウ》を手札から捨てることで、風属性モンスター《ドラグニティナイト―ガジャルグ》を、《降雷皇ハモン》と同じ攻撃力にします」

「相打ちにはならないよ! 《失われた楽園》があるかぎり、三幻魔は1ターンに1度だけ破壊されないの。《降雷皇ハモン》が戦闘破壊したとき、1000ポイントのダメージを与える」

 《親切なプチリュウ》の加護を受けて、《ドラグニティナイト―ガジャルグ》が巨大竜巻に包まれる。赤飛竜に乗りて攻めこむも、必殺の槍攻撃は届かない。落雷を受けて、荒地へと落ちていく。《降雷皇ハモン》はウィンへ向けても、稲妻を投げつけてきた。《コウ炎星-リシュンキ》のダイレクト・アタックも残っている。黒焔が麒麟怪獣となり、ウィンへと噛みついてきた。ライフを1000ポイントにまで燃やされてしまう。

「カード3枚をセットして、ターンエンド。《ワン・レベルアップ》が発動したエンドフェイズなので、1枚ドローするよ。アタシのデッキは、《降雷皇ハモン》だけじゃないからね」





【TF-その128】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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