スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TFSP-15 チェーンデッキ襲撃! ゴーシュVSアンドロメダ

「アンドロメダの聖闘士」水【戦士族・効果】☆×4
①:チェーン3以上のカード効果が積まれたターン、このカードは戦闘によって破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分へのダメージは0になる。②:チェーン4以上のカード効果が積まれた場合、それらのチェーン処理全てが終了後に、このカードの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
ATK1900 DEF1500


 チェーンに関するカードが活躍します。

「吹き荒べ嵐よ! 鋼鉄の意志と光の速さを得て、その姿を昇華せよ! シンクロ召喚! 《BF-孤高のシルバー・ウィンド:攻撃力2800・Lv8》!」

「このシンクロ召喚により、《ヴェルズ・ウロボロス》と《ヴェルズ・バハムート》を破壊する」

 クロウの闘志が、混沌市街に響き渡る。鳥顔をかぶった戦士が、レイピアを右手にして飛びあがった。ヴェルズ細胞に浸食されしドラゴンどもをダブル・スラッシュ! 《BF-孤高のシルバー・ウィンド》のパワーよりも守備力の低いモンスターを、2体まで同時破壊できるようだ。ドン・サウザンドの分身相手に、クロウは優勢に押していく。



「まったく、すげーノリじゃねぇか」

「俺も行くぜ! 《H・C ウォ―ハンマー》でダイレクト・アタック!」

 重装兵が巨大鉄槌を叩きつけた。《ヴェルズ・ナイトメア》を戦闘破壊しており、装備している。その攻撃力を吸収して、攻撃力3050ポイントにも達している。超重量を加速が押していき、威力は高まるばかり。ドン・サウザンドの分身体を、マシュマロのように潰した。



 ネオドミノは、とんでもない状況に陥っている。クロウは連戦連勝していくも、あまりにも敵数が多すぎる。それでも、戦えるだけ恵まれている方だろう。充満しきっている混沌瘴気を吸ってしまえば、闇に取りこまれるのみ。ぼんやりと漂っている市民たちが、視界一面に広がっている。クロウの傍にいたおかげで、シグナーの力とやらに守られたようだ。

「いくら倒しても、限がない! 何というノリだ⁉」

「まぁ、最悪なノリってやつだな。アカデミアに行くぜ。ドン・サウザンドはウィンを狙っている」

「よく分からないが、本体を狙うってことか」

 敵軍勢が途切れたのをチャンスと、2人して走りだす。クロウとゴーシュという奇妙な共同戦である。ノイズが酷過ぎて、通信装置は使えない。混み具合を考えるに、D・ホィールも走れない。アスファルトを蹴って、無理をしないように駆けていく。ランニングは長く続かなかった。



「これ以上、先には行かせないよ」

「ボクはアンドロメダ。ドン・サウザンド様に使えるバリアンだ」

 グリーンの長髪に、繊細そうな顔つき。少女めいた少年であるも、闘気量は莫大なもの。バリアンの黒紋章が、綺麗な額に張りついている。

「それじゃあ、俺が戦わせてもらうぜ」

 クロウよりも少しだけ早く、ゴーシュが乗りだした。クロウの疲労ぶりを考慮するに、できるだけ負担をかけたくない。アンドロメダは華奢であるが、只者ではないだろう。デュエル・ディスクを構えなおして、ダーク・バリアンに挑む。



『デュエル!』



【1ターン目:アンドロメダ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「ボクの先攻だね。ドロー。《アンドロメダの聖闘士:攻撃力1900・Lv4》を召喚」

「カード4枚をセットして、ターンを終わらせる」

 アンドロメダそっくりの鎧戦士が現れた。メタルピンクのアーマーに、幾本もの鉄鎖を巻きつけている。初めて目にするモンスターだ。



【2ターン目:ゴーシュ】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アンドロメダ:《アンドロメダの聖闘士:攻撃力1900・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード4枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《増援》を発動して、《H・C 強襲のハルベルト》をデッキサーチだ」

「トラップ《八汰烏の骸》に加えて、トラップ《強欲な瓶》をチェーン発動するよ。どちらも、1枚ドローという効果を導いてくれる」

「速攻魔法《積み上がる幸福》を、チェーン4で発動! カード2枚をドローする。トラップ《チェーン・ブラスト》も発動する。500ポイントのダメージを受けてもらう」


チェーン1:《増援》
チェーン2:《八汰烏の骸》
チェーン3:《強欲な瓶》
チェーン4:《積み上がる幸福》-チェーン4以降に発動可能。
チェーン5:《チェーン・ブラスト》


 チェーンデッキの使い手か。チェーンを連ねるほどに、威力を発揮する。炎鎖が伸びてきて、ゴーシュを穿った。ライフ3500ポイントにまで削ってくる。

「チェーン4以降に発動したので、《チェーン・ブラスト》を手札に戻す」

「チェーン3まで発動した。このターンに《アンドロメダの聖闘士》は戦闘破壊されない。バトルダメージも発生させない。チェーン4まで発動したから、800ポイントのパワーアップだね」

 《アンドロメダの聖闘士》が巻きつけていた鎖を浮遊させだす。それは盾となり、主を守護する。攻撃力も永続的に2700ポイントまでアップした。このターンでの攻撃は意味を成さない。ゴーシュはエクシーズ召喚を諦めて、ディフェンスモードへと固めていく。


「相手フィールドのみにモンスターがいる。《H・C 強襲のハルベルト:攻撃力1800・Lv4》を手札から特殊召喚する。《H・C スパルタス:攻撃力1600・Lv4》も召喚だ」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:アンドロメダ】LP4000、ドローフェイズ後の手札7枚

(フィールド)
アンドロメダ:《アンドロメダの聖闘士:攻撃力2700・Lv4》が攻撃表示。

ゴーシュ:《H・C 強襲のハルベルト:攻撃力1800・Lv4》&《H・C スパルタス:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「ボクのターン、ドロー。手札から速攻魔法《手札断殺》を発動する。互いのプレイヤーは、手札2枚を墓地送りにして、2枚ドローする」

 《H・C サウザンド・ブレード》と《H・C ウォー・ハンマー》を墓地へ送る。ゴーシュにとっても、《手札断殺》は美味しい結果をもたらしてくれた。アンドロメダは相手墓地を確認するはず。《H・C サウザンド・ブレード》には、何かの対策を施してくるだろう。


「カード5枚をセットして、ターンエンド」

 エクシーズ召喚できる状況なのに、やらなかった。その行為が、アンドロメダの警戒心を誘ったようだ。攻撃を仕掛けてこない。

 相手が攻撃宣言をすれば、《H・C スパルタス》は《H・C 強襲のハルベルト》の攻撃力分だけパワーアップをする。《H・C 強襲のハルベルト》が攻撃対象になるだろうが、通常罠《ヒロイック・アドバンス》をセットしてある。《H・C スパルタス》をパワー倍増してから、そこへ攻撃対象を移す。戦闘破壊は不可となるも、バトルダメージには期待できる。



【4ターン目:ゴーシュ】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
アンドロメダ:《アンドロメダの聖闘士:攻撃力2700・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード5枚をセットしている。

ゴーシュ:《H・C 強襲のハルベルト:攻撃力1800・Lv4》&《H・C スパルタス:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《おろかな埋葬》を発動する。《H・C サウザンド・ブレード》をデッキから墓地へ落す」


「《H・C サウザンド・ブレード》は既に落ちているはず。墓地除外への対策か? トラップ《チェーン・ヒーリング》を発動して、ボクのライフを500ポイント回復させる」

「速攻魔法《一陣の風》をチェーンして、セットカードを破壊する」

「速攻魔法《奇跡の蘇生》をチェーン4で発動! 《コンボ・マスター:攻撃力2200・Lv5》を墓地から特殊召喚する」

「トラップ《チェーン・ブラスト》に、速攻魔法《連鎖爆撃》を発動だ! このカードの発動時、チェーン6まで積まれている。2400ポイントのダメージを受けてもらう」

 《アンドロメダの聖闘士》が炎鉄鎖を撃ってきた。その数も、1本や2本といった程度でない。ゴーシュを容赦なく刺していき、ライフ600ポイントにまで追いつめた。痛みも実体化したものであり、ゴーシュを苦しそうに傾かせる。《ヒロイック・アドバンス》も《一陣の風》にさらわれてしまう。アンドロメダのライフといえば、4500ポイントにまで超回復している。


チェーン1:《おろかな埋葬》
チェーン2:《チェーン・ヒーリング》
チェーン3:《一陣の風》-チェーン3以降に発動可能。
チェーン4:《奇跡の蘇生》-チェーン4以降に発動可能。
チェーン5:《チェーン・ブラスト》
チェーン6:《連鎖爆撃》-積まれたチェーン1本につき、400ポイントのダメージ。


「ゴーシュ! 大丈夫か⁉」

「まったく、ノリが良すぎる決闘者だぜ! 大丈夫だ! 俺が勝つからな」

「それは、どうだろうね? 《アンドロメダの聖闘士》は攻撃力3500ポイントにアップしている。《チェーン・ブラスト》もチェーン5に発動したので、手札へ戻る」

 このターンで終わらせなければ、《チェーン・ブラスト》を確実に発動されてしまう。アンドロメダはカードを手札に残してある。あれもバーンカードであれば、ゴーシュの敗北は決定したようなもの。アンドロメダの確信めいた眼差しからすると、その可能性は小さくないだろう。


「ダメージを受けたんで、《H・C サウザンド・ブレード:攻撃力1300・Lv4》を墓地から特殊召喚する。2枚目を落としていなければ、《奇跡の蘇生》で奪われるところだった」

「《H・C ダブル・ランス:攻撃力1700・Lv4》を召喚! この召喚により、《H・C ダブル・ランス:守備力900・Lv4》を手札から特殊召喚する」

「レベル4《H・C》5体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.86 H-C ロンゴミアント:攻撃力1500・R4・O×5》をエクシーズ召喚!」

 ゴーシュは気力を絞って、踏ん張りだした。痛みに圧されるなど、ノリが悪すぎる。二槍流の重装戦士に、背中より千本刃を生やした弁慶戦士。《H・C》5体が光渦へ跳びこんで、究極戦士を呼びだした。黄金に縁取られた純白鎧が神々しい。


「ORUは5体もあるんだ! 《No.86 H-C ロンゴミアント》の最強奥義を披露するぜ! 相手フィールドのカード全てを破壊する。《アンドロメダの聖闘士》は戦闘耐性を得ているようだが、こいつまで防げないよな!」

 《No.86 H-C ロンゴミアント》が黄金槍を振りあげた。街を瓦礫地帯にしかねない聖光波が、《アンドロメダの聖闘士》と《コンボ・マスター》へ津波のように覆いかぶさる。チェーンによるガードでは、効果破壊を回避できない。アンドロメダのフィールドが空くも、相手は余裕平然としている。このターンを乗り越えるつもりか。


「魔法カード《死者蘇生》で、《H・C ウォー・ハンマー:攻撃力2100・Lv6》を復活!」

「馬鹿なっ⁉」

「《H・C ウォー・ハンマー》と《No.86 H-C ロンゴミアント》でダイレクト・アタック!」

 《H・C ウォー・ハンマー》が駆けていき、鉄槌を振りおろした。《No.86 H-C ロンゴミアント》が三又槍で突きだす。ORUが2つ以上あるので、攻撃力3000ポイントにまでアップしている。アンドロメダのライフポイントを失わせるには十分だ。遠慮いらずのダブル・アタック! アンドロメダが路面を転がっていく。額の黒紋章も砕かれた。



「相手さんは、本当に休ませてもくれねぇな」

「まったくだ」

 クロウの溜息に、ゴーシュも頷く。ドン・サウザンドの分身群が、こちらへ向けて降りてくる。2人の額から、すぐにも冷汗が引いた。闘気満杯にして、闇の軍勢に挑む。

「この鉄砲玉のクロウ様は、てめぇらごときには負けねぇぜ!」





【TFSP-その15】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!

アンドロメダは完全に「ネビュラチェーン!」のあの人ですね・・・。
元ネタ同様酷い扱いに(笑)

チェーンって《C》の方かと思ったら「チェーン発動」の方のチェーンですか。
難しいデュエル構成ですよね・・・さすがです・・・!

次回も楽しみにしてます!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 チェーン数に関するカードを、テーマにしてみました。実践では、フルバーンに使われたりしていますね。

 元ネタはマンマですね。1話で倒されるあたり、扱いは酷いかも。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。