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TFSP-16 ヘイズビースト集結! ジャックVSフェニックス


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 《陽柱獣》の進撃。

 ジャック・アトラスは、闇の魔神群に連戦を強いられていた。

 空が赤紫色に染まり、混沌瘴気が充満しだした。吸いこんだ者は、意識喪失して虚ろに漂っている。シグナーの痣が輝いたせいか、ジャックだけは取りこまれなかった。ドン・サウザンドの分身とやらが湧きだして、残った決闘者に挑んでくる。

「このジャック・アトラスを倒したければ、本体が乗りこんでこい! 貴様ら程度では話にならん!」

「《クリムゾン・ブレーダー》でダイレクト・アタック!」

 灼熱の二刀流剣士が、混沌邪神の欠片へと斬りかかる。炎をまとった剣閃が、腹部の眼球ごと焼きはらう。これで何体目であろうか。空一面を埋めつくす黒点全てが、ドン・サウザンドの一部なのであろうか? 本体を倒さなければ、精神力を削られてしまう。



「ドン・サウザンド様は出られない。俺が相手をしてやろう」

 剛健そうな男が歩いてきた。オーラが鳳凰形を成して、背後から浮きあがっている。一足を踏みだすたびに、気温が上昇していきそうだ。

「貴様、何者だ?」

「俺はフェニックス。バリアンの闘士だ」

 黒髪の男が、デュエル・ディスクを装着した。鋭い眼光で、ジャックを押さえこもうとする。これまでに、たくさんのバリアンと戦ってきた。これほどの闘気は初めてだ。向いあうだけでも、精神を焼きつくされそうになる。その額には、バリアンの黒紋章が寄生している。

「中途半端な強さが、貴様自身を苦しめることになる。お前は魂を焦がされるであろう。ドン・サウザンド様の影に敗北すればと後悔することになる」

「このジャック・アトラスを前に大きくでたな。その虚勢こそ、後悔させてくれよう!」



『デュエル!』



【1ターン目:フェニックス】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻か。ドロー。永続魔法《陽炎柱》を発動する」

「《陽炎獣サーベラス:攻撃力2000・Lv6》はリリース無しで召喚できるが、攻撃力1000ポイントにダウンする。だが、《陽炎柱》の効果で、リリース1体分を少なくして召喚可能だ」

 炎柱が噴きあがり、灼熱炎に包まれた魔獣が跳びだした。サーベラスは、ケルベロスの英語読みか。三つ首犬が首筋から、炎蛇群を湧きあがらせている。

「《陽炎獣》はカード効果の対象にできない。カード1枚をセットして、ターンエンド」



【2ターン目:ジャック】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
フェニックス:《陽炎獣サーベラス:攻撃力2000・Lv6》が攻撃表示。永続魔法《陽炎柱》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「カード効果の対象にできなければ、戦闘で粉砕するまでのこと! 俺のターン、ドロー! 相手フィールドのみに、モンスターが存在する。《バイス・ドラゴン:攻撃力2000・Lv5》を手札から特殊召喚! この特殊召喚により、攻守は半分となる」

「魔法カード《コール・リゾネーター》を発動して、《フレア・リゾネーター:攻撃力300・Lv3・チューナー》をデッキから手札に加える。こいつを召喚!」

 ケルベロスにも負けぬ巨竜が飛びあがった。炎の共鳴悪魔も追随する。《陽炎柱》により上級モンスターをそろえていくようだが、中途半端な攻撃力にすぎない。ジャック・アトラスのエースには敵わぬ。圧倒的パワーで叩き潰すまでだ。

「レベル5《バイス・ドラゴン》に、レベル3《フレア・リゾネーター》をチューニング!」

「王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい! シンクロ召喚! 我が魂、《レッド・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》!」


「シンクロ召喚に成功した。ジャック・アトラスの進撃は、この程度では終わらない! 《シンクロ・マグネーター:攻撃力1000・Lv3・チューナー》を手札から特殊召喚!」


「《レッド・デーモンズ・ドラゴン》で《陽炎獣サーベラス》に攻撃する」

 《フレア・リゾネーター》がトリプル・リングとなり、五星と化した《バイス・ドラゴン》が通過していく。紅蓮の悪魔竜が、ここに降臨! 《フレア・リゾネーター》の共鳴効果に煽られて、攻撃力が300ポイントアップ。炎魔獣ごとき、恐れずに足らぬ。アブソリュート・パワーフォース! 劫火をまといし掌底を振りおろして、《陽炎獣サーベラス》に大打撃を与える。

「《陽炎獣サーベラス》が破壊された。《陽炎獣グリプス》をデッキから手札に加える」

 《陽炎獣サーベラス》が猛火に包まれながら、みるみる縮小していく。今にも消えゆきそうな炎塊が、モンスターカードを吐きだした。それをフェニックスが掴みとる。そのライフは、2700ポイントにまで焼かれている。


「攻撃は終わってないぞ! 《シンクロ・マグネーター》でダイレクト・アタック!」

 マスコットめいたマグネット・モンスターが体当たりをぶつけた。ロックボディがランニングシャツを通して、腹筋にめりこむ。フェニックスのライフが1700ポイントにまで削られる。ライフを半分未満へと追いこまれたはず。フェニックスはダメージによる苦痛を乗り越えて、闘気を昂ぶらせている。気温上昇のせいか、ジャックが汗を垂らしだす。



【3ターン目:フェニックス】LP1700、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
フェニックス:永続魔法《陽炎柱》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ジャック:《レッド・デーモンズ・ドラゴン:攻撃力3000・Lv8》&《シンクロ・マグネーター:攻撃力1000・Lv3・チューナー》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。貴様のフィールドにモンスターがある。俺のフィールド・墓地に炎属性でないモンスターはいず。《陽炎獣グリプス:守備力2100・Lv6》を手札から特殊召喚!」

「《陽炎獣スピンクス:攻撃力1900・Lv6》を召喚する」

「こいつのモンスター効果を発動するぞ。モンスターカードを宣言して、デッキトップを黄泉送りとする。《陽炎獣ペリュトン:攻撃力1600・Lv6》が墓地へ落ちたか。こいつを復活させる」

 グリフォンに続いて、スフィンクスまでが炎塊より湧きだしてきた。どちらも灼熱火炎に包まれている。カードの種類を宣言して、デッキトップを墓地に送りこむ。そいつが宣言通りのカードであるならば、手札か墓地より炎属性モンスター1体を特殊召喚できるようだ。


「炎属性《陽炎獣ヒッポグリフォ》を手札から墓地へ送り、《陽炎獣ペリュトン》をリリース! これにより、《陽炎獣ヒュドラー:攻撃力2300・Lv6》と《陽炎獣メコレオス:攻撃力2200・Lv6》をデッキから特殊召喚する」

 牡鹿頭の怪鳥が吠えあがると、炎の海原が広がりだした。その海面より、大蛇群が生えあがる。マンティコアまでもが飛びだした。伝説獣がシティロードにそろっていく。攻撃力2000ほどのモンスターをいくら並べても、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》には届くまい。しかし、こいつらにはエクシーズ召喚がある。


「レベル6《陽炎獣》4体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《陽炎獣バジリコック:攻撃力2500・R6・O×4》をエクシーズ召喚!」

 このまま、街が焼きつくされてしまいそうだ。《陽炎獣》どもが火炎渦に呑みこまれ、極彩色の豊かな火炎鳥が羽ばたいてきた。吸いこむ息により、喉奥が焼けてくる。蛇触手が伸びあがり、《陽炎獣ペリュトン》を墓地から引きずりだす。それは、ORUとなり旋回しだす。

「《陽炎獣ヒュドラー》がエクシーズ素材となった。墓地の《陽炎獣ペリュトン》をORUにする」

「貴様程度の攻撃など生ぬるい。この俺が、真の地獄を味あわせてやろう! ORU1体を取りのぞくことで、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を除外する」


『鳳凰幻魔拳!』


 フェニックスが指を突きだした。《陽炎獣バジリコック》が莫大なる炎を猛噴射する。《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に喰らいつき、跡形もなく滅ぼしていく。相棒への痛みは、ジャックへと伝わるようだ。削られるような激痛に苛まわれる。気がつけば、右腕を炎が舐めていた。それは肩から胴へと伝わっていき、ジャックを燃やしつくした。





【TFSP-その16】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!

フェニックス・・・あの人ですね。

《陽炎獣》はわりとロマンがあるテーマだと思ってます。
組むとしても結構安価ですし・・・。
あの灼熱の聖○士にはピッタリですね!
ジャックはどうなるのでしょう・・・?

次回も楽しみにしてます!!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 必殺技名も、そのままだったり。

 《陽炎獣》は個性的で面白いテーマデッキですね。レベル6中心で、上手くいけば、《陽炎獣バジリコック》も強化していけますし。
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