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TFSP-18 途切れない幻竜族! アリトVSドラゴン


遊戯王アーク・ファイブ / 炎竜星-シュンゲイ / ザ・デュエリスト・アドベント/シングルカード遊戯王アーク・ファイブ / 炎竜星-シュンゲイ / ザ・デュエリスト・アドベント/シングルカード
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 幻竜族です。

 アリトは人間界を巻きこむことに、抵抗を感じていた。我らの故郷を守るためとはいえ、人間は関係ないはず。それでも、対案を出せなかった。そして、この有様だ。ネオドミノという全くの異世界が、カオスによって荒廃させられている。

 ドン・サウザンドの力は、はるかに予想を超えるもの。濃密な混沌空間が、力無き者たちを吸収しようとしている。残った決闘者を片付けようと、無数の分身体を放ってきた。物量作戦とはいえ、1体だけでも決闘力は侮れない。アリトは十数体を倒しながら、コアを探索している。オーバー・ハンドレッド・ナンバーズを使えるほどに、心身が回復しているようだ。

「俺たちが蒔いた厄災だからな。一歩も引けないんだよ」

 シティで過ごしているうちに、人間への愛着も深まってくる。全てが収まれば、最大限の謝罪をしたいと考えている。トロン・ファミリーやフェイカーにも悪いことをしたものだ。混沌渦巻く大気は、吐気を催してくる。ドン・サウザンドだけじゃない。ナイアーラトテップの気配も混ざっているのか。厄介さは、どこまでも増していきやがる。



「さすがは、アリトだ。ドン・サウザンド様の分身でも敵わぬとは。俺が倒すしかない」

「ドラゴン……」

 ここに来て、強敵が立ちはだかる。バリアン七皇にも迫る実力者。キャンサーも過去に敗北させられた。上着を脱いで、上半身を露わにする。鍛えあげられ、引き締まった体躯している。腰まで伸ばされた黒髪が、混沌風になびく。

「あんたを倒して、カオスの支配から救う」

 アリトも上着を脱いだ。細身であるが、しっかりと筋肉質である。気高き決闘士であるドラゴンは、強制的に従わされている。デュエルにより額の黒紋章を砕かぬかぎり、助けられないだろう。アリトは決闘盤を構えこんだ。

「この世界で、俺は新たなる戦術を得られた。貴様に捧げよう」

「あぁ、そうしろよ。俺も全力を出すからな」

 ドラゴンが静かに開眼しだす。洗脳されても、戦いを楽しむ心根は変わらないか。闇に覆われた市街で、アリトはドラゴンの挑戦に応じる。



『デュエル!』



【1ターン目:アリト】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「俺の先攻、ドロー。《BK ヘッドギア:攻撃力1000・Lv4》を召喚。この召喚により、《BK カウンターブロー》をデッキから墓地へ送る」

「《BK》が存在することで、《BK スパー:攻撃力1200・Lv4》を手札から特殊召喚!」

「レベル4《BK》2体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 魂に秘めた炎を、拳に宿せ! エクシーズ召喚! 《BK 拘束蛮兵リードブロー:攻撃力2200・R4・O×2》!」

 炎の拳闘士が、フィールドにそろう。《BK スパー》を自ら特殊召喚したので、このターンにバトルフェイズは行えない。1ターン目では戦闘できないものだが。ボクサーたちが光渦に吸いこまれて、鉄棒により拘束された拳闘士が現れる。破壊耐性を持つモンスターだ。《BK カウンターブロー》も墓地にあるゆえ、パワーアップも見込める。こいつで様子見といこう。

「これで、ターンを終えるぜ」



【2ターン目:ドラゴン】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アリト:《BK 拘束蛮兵リードブロー:攻撃力2200・R4・O×2》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。モンスター1体を裏守備表示で伏せる。カード2枚を伏せて、ターンエンドだ」

 ドラゴンは慎重なところがあるも、果敢なタイプのデュエリストである。攻撃こそ仕掛けないが、爪を研いでいるのだろう。《BK 拘束蛮兵リードブロー》に破壊を仕掛けても、パワーアップされるだけ。ドラゴンは、どういった対策を打ってくるだろう。



【3ターン目:アリト】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
アリト:《BK 拘束蛮兵リードブロー:攻撃力2200・R4・O×2》が攻撃表示。

ドラゴン:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー」

「永続罠《竜星の極み》を発動! 貴様のモンスターには、可能なかぎり攻撃してもらう」

「そんなカードを使われなくても、ガンガン攻めていくつもりだ。《BK 拘束蛮兵リードブロー》でセットモンスターに攻撃する」

 《BK 拘束蛮兵リードブロー》が枷さえも武器にして体当たり。光輝なる東洋竜が、霞が霧散するように消えていった。モンスターが新たに湧出してくる。《竜星の極み》には、エクシーズ召喚不可となるデメリットもあるようだ。シンクロ召喚のみで来るのか。


「《光竜星-リフン:守備力0・Lv1》が戦闘破壊された。《水竜星-ビシキ:守備力2000・Lv2》をデッキから特殊召喚する」

「永続罠《竜星の具象化》も発動している。俺のモンスターが戦闘破壊されたことにより、《闇竜星-ジョクト:守備力2000・Lv2・チューナー》をデッキから特殊召喚する」

 亀のような仙人顔の青竜に、貝殻を背負った黒竜が加わる。モンスターを破壊すれば、むしろ増えてしまった。ドラゴンに酷似しているが幻竜族である。半透明な肉体をしており、この世のものでないようだ。バリアンに通じる部分もあるだろうか。《No.46 神影龍ドラッグルーオン》や《幻木龍》と似たようなデザインである。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:ドラゴン】LP4000、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
アリト:《BK 拘束蛮兵リードブロー:攻撃力2200・R4・O×2》が攻撃表示。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ドラゴン:《水竜星-ビシキ:守備力2000・Lv2》&《闇竜星-ジョクト:守備力2000・Lv2・チューナー》が守備表示。永続罠《竜星の具象化》&永続罠《竜星の極み》が発動中。


「俺のターン、ドロー。《炎竜星-シュンゲイ:攻撃力1900・Lv4》を召喚」

「レベル4《炎竜星-シュンゲイ》とレベル2《水竜星-ビシキ》に、レベル2《闇竜星-ジョクト》をチューニング!」

「大いなる竜により生まれし竜生九子よ。廬山より昇竜し、瀑布をも逆流させよ! シンクロ召喚! 《輝竜星-ショウフク:攻撃力2300・Lv8》!」

 幻想竜たちが絡みあい、黄金幻竜を呼びだす。《竜星》の残滓が漂っている。シンクロ素材にされたことで、《輝竜星-ショウフク》へ力を与えているようだ。《炎竜星-シュンゲイ》により攻守500ポイントアップして、《水竜星-ビシキ》により罠耐性を得る。カウンタートラップ《エクシーズ・ブロック》で無効にできないのか。


「3種類の属性により、シンクロ召喚を成した。《輝竜星-ショウフク》のコスモにより、貴様のフィールドからカード3枚を手札へ戻す」

「《輝竜星-ショウフク》の特殊効果を発動する。《竜星の極み》を破壊して、レベル4以下である《炎竜星-シュンゲイ:攻撃力1900・Lv4》を墓地より特殊召喚する」

「永続魔法《竜星の気脈》を発動! 俺の墓地には、《竜星》2種類以上が存在する。《竜星》の攻守は500ポイントアップする」

「貴様を守る戦士はいない。《輝竜星-ショウフク》でダイレクト・アタック!」


『廬山昇龍覇!』


 《輝竜星-ショウフク》がドラゴンに宿る。大地の気が、鍛えぬかれた拳へと集まっていく。ドラゴンは、そいつを全力で振りあげた。衝撃波が上昇気流を巻き起こして、《BK 拘束蛮兵リードブロー》を舞いあげた。バウンスは破壊行為でなく、モンスター効果で対応できない。《輝竜星-ショウフク》は攻撃力3300ポイントにまで昂ぶっている。アリトも吹きとばされて、ライフ700ポイントにまで減らされた。獅子顔の赤竜までもが追撃してくる。

「これが《竜星》か。面白いモンスターだよな! このまま、負けるわけにはいかねぇよ!」





【TFSP-その18】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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