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TF-137 ヨグ・ソトース-究極の門

「ヨグ・ソトース-究極の門」闇【旧支配者族・効果】☆×∞
このカードは通常召喚できない。手札から「神の進化」1枚を墓地に送り、「外なる神-旧支配者ヨグ・ソトース」1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。①:このカードがフィールドに存在する限り、相手フィールドの魔法・罠カードの効果は無効化される。②:このカードはモンスター効果を受けない。③:自分フィールドのモンスター3体をリリースする(このカードを除く)。相手のフィールドと墓地のカード全てをデッキに戻す。その後、リリースしたモンスターの合計攻撃力分だけ相手ライフにダメージを与える。この効果を使用したターン、自分モンスターは攻撃できない。
ATK∞ DEF∞


 壊れカードですが。

「俺様のターン、ドロー。《CNo.96 ブラック・ストーム》で《六武衆の師範》を攻撃する」

 暗黒獣が空中を駆けてくる。炎の巨眼がゆらめいて、不気味な迫力を生みだしている。ORUを使用するまでもない。老武士に刀ごと噛みついて、戦闘破壊へ追いこむ。攻撃表示にしていれば、3100ポイントのダメージを受けるところだ。

「カード2枚をセットして、ターンエンド」



【6ターン目:ツァン】LP3100、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
バクラ:《CNo.96 ブラック・ストーム:攻撃力1000・R3・O×3》が攻撃表示。《バトルフェーダー:守備力0・Lv1》が守備表示。モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。

ツァン:《真六武衆-キザン:守備力500・Lv4》が守備表示。永続魔法《六武の門:武士道カウンター+4》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。


「ボクのターン、ドロー。武士道カウンター4つを取り除いて、《真六武衆-カゲキ》をデッキサーチ!」

「《真六武衆-カゲキ:攻撃力200・Lv3》を召喚! この召喚により、《六武衆-ヤリザ:攻撃力1000・Lv3》を手札から特殊召喚する」

「武士道カウンター4つがプラスされたね。これらを取り除いて、《真六武衆-エニシ》をデッキから手札に加える。しまった……」

 《真六武衆-エニシ》を先にデッキサーチすれば、《CNo.96 ブラック・ストーム》をバウンスさせられたはず。バクラはトラップを仕掛けている。《エクシーズ・リフレクト》のような防御効果が撃ちだされる可能性もある。いや、《六武衆-ヤリザ》ではライフポイントを削りきれない。そもそも、さっきのターンで《六武の門》を使うべきだった。《サイクロン》などで破壊されたら、武士道カウンターが無駄になってしまう。あやふやに思考が渦巻いている。

 バクラの恐眼に中てられたせいか、心身共に酷使が過ぎたせいか、思考力が落ちてきている。しっかりしないと、ウィンの前で殺されてしまう。彼女を悲しませたくない。


「魔法カード《打ち出の小槌》を発動! 手札2枚をデッキに戻して、2枚ドロー」


「このカードを使えば、勝てるかも……。魔法カード《ワン・レベルアップ》を発動! 《真六武衆-カゲキ》をレベル4にアップ!」

「レベル4《真六武衆-キザン》と《真六武衆-カゲキ》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《六武衆の影-紫炎:攻撃力2500・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除いて、支援効果を発動! 《六武衆-ヤリザ》の攻撃力を、エンドフェイズまで2000ポイントにアップさせるよ!」

 荒武者2人が光渦へ飛びこんで、赤き武者が立ちあがる。刀を振るい、気合を送りこむ。他に《六武衆》がいれば、《六武衆-ヤリザ》は直接攻撃ができる。バクラのライフは2000ポイント。《CNo.96 ブラック・ストーム》をスルーして、バクラを討滅できる。


「《六武衆-ヤリザ》でダイレクト・アタック!」

「そいつは通さねぇ! 罠カード《異常な角度の空間》を発動! 《ティンダロスの猟犬:攻撃力2500・Lv7》を特殊召喚する。除外ゾーンから来たんで、《六武衆-ヤリザ》を破壊する」

「《六武衆の影-紫炎》で《ティンダロスの猟犬》を攻撃する」

 レーザーランスを掴んで突進するも、次元の裂目より煙が湧いてきた。悍ましい四足獣が唸りをあげ、喉笛めがけて噛みついてくる。《六武衆-ヤリザ》のヴィジョンが砕けると同時に、《六武衆の影-紫炎》が跳びあがる。束ねた髪と羽織を揺らして、重力に逆らう。真下から日本刀で突きあげるも、《ティンダロスの猟犬》が反撃してきた。攻撃力が同じなので相打ちとなってしまう。こいつが来る可能性は考えていたんだ。武士道カウンター2つでパワーアップしていれば。

「カード1枚をセットして、ターンエンド。《ワン・レベルアップ》の効果により1枚ドローする」



【7ターン目:バクラ】LP2000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
バクラ:《CNo.96 ブラック・ストーム:攻撃力1000・R3・O×3》が攻撃表示。《バトルフェーダー:守備力0・Lv1》が守備表示。モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法&罠カードゾーンにカード1枚をセットしている。

ツァン:永続魔法《六武の門:武士道カウンター+2》が発動中。魔法&罠カードゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺様のターン、ドロー。《メタモルポット:攻撃力700・Lv2》を反転召喚。リバース効果を発動だ。互いに手札全てを捨て、5枚ドローする」

 単眼悪魔が壺中で嗤っている。ウィンのカードが来てくれた。《六武衆のご隠居》も手札に戻ってきた。ボクの手札も充実したけど、バクラも同じこと。このターンで猛攻が来るだろう。まずは、そいつに耐えなければ。

「手札から速攻魔法《サイクロン》を発動! セットカード1枚を破壊する」

「武士道カウンター1つを取り除いて、破壊対象になった罠カード《六武式風雷斬》を発動する。《CNo.96 ブラック・ストーム》を手札へ戻す」

 《六武の門》よりも、セットカードを優先して狙ってきたか。小竜巻が迫ってくるも、《六武式風雷斬》が光弾を撃ちだした。暗黒獣に命中させて、空高くと吹きとばす。燃えあがる両眼が睨みつけてくる。厄介極まりない強敵に去ってもらったけど、もっと迷惑なのが来るはず。バクラを包みこんでいる闇瘴気が、いよいよ怪物めいてきた。不定形な名状しがたきものだ。


「《ウィルバー・ウェイトリィ》を手札からリリースして、儀式魔法《センティネル丘の祭壇》を発動する。《名も無きヨグ・ソトースの仔:攻撃力2600・Lv7・チューナー》を儀式召喚!」

「《センティネル丘の祭壇》を墓地除外することで、レベル2以下の闇属性《ウィルバー・ウェイトリィ:攻撃力800・Lv2》を墓地から特殊召喚する」

「永続罠《リミット・リバース》を発動して、《クリッター:攻撃力1000・Lv3》を復活させる」

 馬面紳士に、ぶよぶよ怪獣が並んだ。たくさんの口が呪詛を吐きだして、触手がのたうちまわっている。とたんに視界一面が歪んでくる。気持ちが悪い。《クリッター》がピョンピョン跳ねており、敵ながらに癒されてしまう。ボクを倒すのに邪神様は必要ないようだが、条件が整えば出してくるだろう。魔法・罠を封じられる前に、こいつを発動しておかないと。
 
「ボクの墓地は《六武衆》のみだ。速攻魔法《足軽ダンス》を発動! 《六武衆の足軽トークン:守備力300・Lv2》4体を特殊召喚!」


「レベル3《クリッター》とレベル2《ウィルバー・ウェイトリィ》に、レベル7《名も無きヨグ・ソトースの仔》をチューニング!」

「全ての時間と空間に遍在するものよ。究極の門よ! ここに開け! シンクロ召喚! 《外なる神-旧支配者ヨグ・ソトース:守備力0・Lv12》!」

 たくさんの虹色球体が湧出しだす。それは空を食べようと伸びあがっているようだ。にょきにょきと触手が這いまわり、足軽たちが慌てだす。通常召喚をしても、相手モンスターは4体のみ。《バトルフェーダー》の無力さを考慮すれば、《ダークネクロフィア》を特殊召喚されても大丈夫だろう。足軽は戦闘ダメージを発生させないから。

「天馬夜行とやらが創ったカードを使わせてもらう。魔法カード《神の進化》により、《ヨグ・ソトース-究極の門:攻撃力∞・Lv∞》を開くぜ!」

「《クリッター》でサーチした《首なし騎士:攻撃力1450・Lv4》を召喚だ」

「こいつと《メタモルポット》に《バトルフェーダー》をリリースして、《ヨグ・ソトース-究極の門》の特殊効果を発動する。てめぇのフィールドと墓地のカード全てをデッキに戻す。さらに、リリースしたモンスターの攻撃力分だけダメージを与える」

 もはや、モンスターじゃない。虹色球体が世界を染めあげている。触手表面に浮かんでくるのは、人外の顔ばかり。それらが空虚に哂っている。バクラは、どこに行ったんだ? 円錐形の頭部が、ボクを刺すように見下ろしてきている。三本足の暗黒魔人、ナイアーラトテップ。恐怖が内臓を食い破ってきた。鳥肌が暴れて、皮膚全体が裂かれてしまいそうだよ。みっともなく泣いて吐いて、赦しを乞いたいぐらいだ。ライフも950ポイントにまで減らされた。あの効果を再使用されたら、攻撃宣言されずに負けてしまう。

「ツァン! 私は、ここにいます。自分を見失わないで!」

 フィールドにもセメタリ―にもカードはない。虹色に支配された世界で、ウィンがボクを見守っている。それが、どれだけの勇気を与えてくれるか。這い寄る混沌なんか、もう怖くない! バクラと異なった声色で、エンド宣言が落ちてくる。



【8ターン目:ツァン】LP950、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ナイアーラトテップ:《ヨグ・ソトース-究極の門:攻撃力∞・Lv∞》が攻撃表示。永続罠《リミット・リバース》が表側表示のまま。

ツァン:無し。


 《メタモルポット》により、《異世界の肉食者》が墓地へ落されたのか。バクラのデッキは儀式関係も多く、事故を起こしやすい。手札1枚が残っているようだが、使えなかった。


「ウィンのおかげで、勝利の風が吹いてきたよ! 相手フィールドのみにモンスターがいるので、《六武衆のご隠居:攻撃力400・Lv3》を手札から特殊召喚する」

「《真六武衆-カゲキ:攻撃力200・Lv3》を召喚! この召喚により、《六武衆-二サシ:攻撃力1400・Lv4》を手札から特殊召喚!」

「《六武衆-二サシ》で《ヨグ・ソトース-究極の門》を攻撃する。このカードは風属性! 《親切なプチリュウ》を手札から捨て、《六武衆-二サシ》を戦闘相手と同じ攻撃力にする!」

 《ヨグ・ソトース-究極の門》と同じ攻撃力。それは∞だ。二サシがレーザーブレードを二刀流にして、全速力で駆けていく。虹色球体や触手群が攻めてくるが、神速の剣捌きで斬り伏せる。核とも呼べよう巨門すらも、連続斬りで解体しきった。そいつがエネルギー砲撃を放つも、カゲキが二サシを突きとばす。身代わりとなって、仲間の相打ちを防いだ。

「他に《六武衆》がいるので、《六武衆-二サシ》は連続攻撃ができる」

 哀しみを胸に秘めてから、ナイアーラトテップへと斬りかかる。攻撃力は∞のままだ。闇触手で打ってきたが、斬り落とすまで。二サシの剣が暗黒魔人が貫いた。闇瘴気で構成された巨躯が崩れていき、バクラが倒れこむ。そのライフポイントは0になっていた。それだけでなく、アリトが無事な姿で吐きだされた。

「楽勝! 優勝! 皆勤賞! やったよ!」





【TF-その137】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

更新ありがとうございます!!

ツァン、勝っちゃいましたね・・・。
バクラは《ヨグ・ソトース-究極の門》をイマイチ活かしきれていなかった感がありますが・・・。

アリトも無事帰ってきてよかったです!

次回も楽しみにしてます!

No title

 TMさん、感想ありがとうございます。

 アリトは食べられたばかりで消化されてないということで。《ヨグ・ソトース-究極の門》は速攻でやられすぎましたね。次に出すとすれば、序盤に特殊召喚させて、苦戦させてみよう。

 後は、ドン・サウザンドとの戦いに入っていきます。
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