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TF-142 エピローグ1-宮田ゆまとレイン恵


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 デュエルシーンは、ちょっとだけ。ミニストーリー。

「魔法カード《シャイニング・リバース》を発動!」

「レベル4《ギガント・セファロタス》に、レベル3《夜薔薇の騎士》をチューニング!」

「冷たい炎が世界の全てを包みこむ。漆黒の花よ、開け! シンクロ召喚! 現れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン:攻撃力2400・Lv7》!」

「このシンクロ召喚により、フィールドのカード全てを破壊する」

 デュエルホール中央に、巨大な赤薔薇が咲いた。花弁を含ませた旋風が、《M・HERO ディケイド》を切り刻もうとする。《シャイニング・リバース》によって蘇ったので、《ブラック・ローズ・ドラゴン》自身は効果破壊されない。恵が息を呑みこんだ。


「速攻魔法《ディケイドライバー-チェンジ》を発動します。《M・HERO ディケイド》を墓地へ送り、《M・HERO ヴェイパー:攻撃力2400・Lv6》に変身召喚!」

 カードをバックルへとスキャン。青き仮面戦士に超変身を遂げる。観客席の前列にて、少年軍団が歓声を沸かせた。すっかりと、ルアは《M・HERO ディケイド》にはまっている。ルカが苦笑の溜息を洩らす。長槍を高速回転させることで、《M・HERO ヴェイパー》が花弁を弾いていく。カード効果では破壊されないのだ。

「やるわね。魔法カード《攻撃封じ》を発動して、《M・HERO ヴェイパー》を守備表示にする」

「《ギガント・セファロタス》を墓地から除外することで、《M・HERO ヴェイパー》をパワー0の状態で攻撃表示にする。ローズ・リストリクション!」

 食虫植物ぽいのを喰らいあげ、《ブラック・ローズ・ドラゴン》が蔓を伸ばしてきた。《M・HERO ヴェイパー》に巻きついて拘束していく。ゆまのライフは1600ポイントしか残されてない。《ブラック・ローズ・ドラゴン》のアタックが通ってしまえば、敗北させられてしまう。


「《ブラック・ローズ・ドラゴン》で《M・HERO ヴェイパー》に攻撃するわ!」

「愛あるかぎり戦いますよ! 《M・HERO ポワトリン:攻撃力1600・Lv4》を手札から特殊召喚することで、《M・HERO》への攻撃を無効にします」

 赤い仮面の美少女戦士が、《M・HERO ヴェイパー》を庇うように舞い降りた。サーベルを突きだして、マジックバリアでディフェンスばっちり。十六夜アキはターンエンドするしかない。カード1枚を伏せてきた。戦いが盛りあがっていく。



 青年が階段席から眺めている。マゼンダカラーのカメラで撮った。



「悔しいです。《CX-M・HERO ブラックRX》で勝てると思ったのに、《破壊指輪》が来るなんて」

「十六夜先輩を相手に引分けでも、充分に凄い」

 ゆまと恵は学生食堂で、モウヤン・カレーを食べていた。ゆまは回想戦に浸りきり、味わえてないようだが。過ぎたことに気を迷わしても仕方ないので、食事を進めていく。

「光写真館、消えちゃいましたね」

「すっかり、空き地」

 《M・HERO ディケイド》や《M・HERO クウガ》のカードは、異世界人がメタモルフォーゼしたもの。彼らは人間に戻れたけど、カードだけ残ってしまった。それらを返そうとするも、ゆまに託された。デュエルのために使ってほしいと。

「これからも、ツカサさんは異世界を渡っていくのでしょうか……」

 カレーをさらえて、ガラスコップを傾ける。ごくんと冷水を飲んだ。

「私は将来を決めました。プロ・デュエリスト、いやデュエルキングになります。今は無理そうでも、絶対に諦めません!」

「強敵わんさかだよ」

「そうですね。ツァンは信じられないぐらいに強くなっていますし、ルアくんもプロレベルに達していますので。アカデミアだけでも強豪ぞろいです」

「ゆまもドン・サウザンドを倒している。自信を持って」

「ありがとう。私も恵ちゃんを応援しますよ。素敵な獣医さんになれるといいですね」

 アカデミアの生徒は、必ずしもプロを目指すわけでない。十六夜アキは医者になるため、猛勉強を継続している。ときどき、デュエルもしているようだが。恵まれない子供のために何かできないかと、ウィンは模索している。大学に進学するのは確定しているようだ。嬉しそうに将来を語っていた。



「ようやく、ネオドミノも平和になりましたね」

「さすがに、変なのは来ないと思う。もぅ来ないでほしい」

 バリアンも故郷世界へと帰っていった。目的を果たしたようだ。メイ喜多嬉とコロンちゃんが駆けていった。すっかりと仲良しになっている。神月アンナとも別れの挨拶を交わしたが、コロンちゃんは残ると決めた。陽光が差してきて、快感指数も高まってくる。

「プロ世界で勝ち抜けば、どこかで遊城十代さんと再会できるでしょうか」

「《HERO》使いが活躍すれば、どこかで注目してくれるはず」

「そう思うと頑張れますよ!」

「これから、どうする?」

「長期休暇の間に、D・ホィールの免許を取ります。そうしたら、ライディングをバンバンしまくって経験値を積んでいきます。できるだけ、強豪決闘者と戦っていきたい」

「《M・HERO》や《E・HERO》の専用カードは集めているの?」

「もちろん! 《Sp-アクセル・チェンジ》に《Sp-ネクロ・フュージョン》とばっちり!」

「スタンディング専用の大会もあるから楽しみです。ダルクさんが帰ってきたら、またまた挑みますよ。さすがに、3勝26敗では辛すぎますし」

 あまりのハイテンションぶりに、恵が微笑んだ。滅多に見られない笑顔に、ゆまの表情も緩んでくる。暖かい風がさっぱりとして心地良かった。





【TF-その142】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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