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GX-2 サイバー流継承者! 丸藤翔


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 《X-セイバー》でも初期の方を使っています。

 モクバ副社長が特別席にて観戦をしている。成長すると海馬瀬戸ぽくなるものだ。兄と比べれば、穏やかな表情をしている。オブライエンが警護役として背後に控えている。卒業してから数年が経ったけど、より雰囲気が引締まった感じだ。挨拶をする時間も無いだろう。

 五階堂宝山の《X-セイバー》は本領発揮に達していない。さぁて、どう出るものか楽しみだ。チアガールが踊り、観客は熱狂渦に包まれている。スタジアム全体が熱い。



【4ターン目:五階堂】LP2250、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
翔:《サイバー・ドラゴン:攻撃力2100・Lv5》&《スチームロイド:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

五階堂:《X-セイバー パロムロ:守備力300・Lv1・チューナー》が守備表示。


「オレのターン、ドロー。《X-セイバー アナペレラ:攻撃力1800・Lv4》を召喚」

「《X-セイバー》2体が表側表示でいる。《XX-セイバー フォルトロール:攻撃力2400・Lv6》を手札から特殊召喚する」

「魔法カード《セイバー・スラッシュ》を発動! 《X-セイバー》2体が攻撃表示で存在している。《サイバー・ドラゴン》と《スチームロイド》を破壊する」

 表側表示のカード2枚を破壊するのか。レッドメイルをまとった、金髪の女戦士が睨みあげる。《X-セイバー アナペレラ》が鞭剣を激しく振りあげた。《サイバードラゴン》へと得物が喰らいつき、メタルボディを三枚おろしにする。《XX-セイバー フォルトロール》の機械腕により大剣を振りおろして、《スチームロイド》をスクラップにした。


「モンスターを全滅させた。《XX-セイバー フォルトロール》の特殊能力を発揮して、《XX-セイバー ボガーナイト:攻撃力1900・Lv4》を墓地から特殊召喚する」


「レベル4《X-セイバー アナペレラ》とレベル4《XX-セイバー ボガーナイト》に、レベル1《X-セイバー パロムロ》をチューニング!」

「荒野を生き抜いてきた傭兵団よ! 白金の鎧輝かせ、刃向かう者の希望を砕け! シンクロ召喚! 《XX-セイバー ガトムズ:攻撃力3000・Lv9》!」

「《XX-セイバー フォルトロール》でダイレクト・アタック!」

「罠カード《進入禁止!No Entry!!》を発動! モンスター全てを守備表示にする」

 またまた、シンクロ召喚の御披露だ。《XX-セイバー ガトムズ》が大剣を突きだして、指令を飛ばす。《XX-セイバー フォルトロール》が猛速で駆けてきた。このまま直撃を受けるわけがない。トラップカードからの音波攻撃で、戦士たちを守備体勢へと屈ませる。

「くっ! ターンエンドだ」



【5ターン目:翔】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
翔:無し。

五階堂:《XX-セイバー ガトムズ:守備力2600・Lv9》&《XX-セイバー フォルトロール:守備力1800・Lv6》が守備表示。


「僕のターン、ドロー。相手フィールドのみにモンスターがいる。魔法カード《リサイクル・フュージョン》を発動するよ。《スチームロイド》と《ジャイロイド》を墓地から除外して、《スチームジャイロイド:攻撃力2200・Lv6》を融合召喚!」

「《ドリルロイド:攻撃力1600・Lv4》を召喚! 《XX-セイバー ガトムズ》を攻撃する」

 モグラっぽいタンクロボが、キャタピラを回して進撃しだす。相手の守備力など関係ない。ガードモンスターを攻撃するので、ダメージ計算前に破壊できるから。ノーズ・ドリルで全身鎧の司令官を砕く。剣を盾代わりにしてきたが、それごと粉砕だ。

「《スチームジャイロイド》で《XX-セイバー フォルトロール》を攻撃する」

 機関車が蒸気を噴きだした。プロペラを胴体で猛回転させて、飛びあがる。黒き鋼鉄の体当たりを受けて、《XX-セイバー フォルトロール》が吹っとばされた。アーマーに亀裂が広がっていき、ヴィジョンが飛散する。ダメージこそ与えられなかったが、モンスターを壊滅させられた。


「《X-セイバー》が戦闘破壊された。ライフ500ポイントを払い、《X-セイバー パロムロ:守備力300・Lv1・チューナー》を墓地から蘇らせる」

 昔の僕なら、ここで調子に乗っていたはず。爬虫類剣士が乗りこんできた。ライフを1750ポイントにまで減らすも、シンクロの下拵えは省かない。五階堂宝山の眼は、勝利への渇望に燃えあがっている。油断をしていると、逆転敗北も十分にありえるね。

「ターンを終了する」



【6ターン目:五階堂】LP1750、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
翔:《スチームジャイロイド:攻撃力2200・Lv6》&《ドリルロイド:攻撃力1600・Lv4》が攻撃表示。

五階堂:《X-セイバー パロムロ:守備力300・Lv1・チューナー》が守備表示。


「俺のターン、ドロー。よしっ、来てくれた! 《XX-セイバー レイジグラ:攻撃力200・Lv1》を召喚」

「この召喚により、《XX-セイバー フォルトロール:攻撃力2400・Lv6》を墓地回収する。《X-セイバー》2体がいるから、手札から特殊召喚!」

「《XX-セイバー フォルトロール》の効果により、《X-セイバー ボガーナイト:攻撃力1900・Lv4》を墓地から特殊召喚する」

 たった1枚のカードから、ここまでモンスターを並べるなんて。カメレオン戦士が吠えあがると、仲間が次々に駆けつけてくる。これが、《X-セイバー》の恐ろしさだ。アドバンス召喚や融合召喚よりも、展開力が桁違いに凄まじい。


「レベル6《XX-セイバー フォルトロール》とレベル1《XX-セイバー レイジグラ》に、レベル1《X-セイバー パロムロ》をチューニング!」

「大いなる巨人戦士よ! 我が呼びかけに答え、敵陣を駆けめぐり、圧倒的重量で全てを潰せ! シンクロ召喚! 《ギガンテック・ファイター:攻撃力2800・Lv8》!」

「ビークロイドに総攻撃しますよっ!」

 《X-セイバー》だけじゃないのか。どことなく、《E・HERO》ぽいデザインだ。墓地の戦士族1体につき、《ギガンテック・ファイター》は100ポイントだけパワーアップする。攻撃力3200ポイントで、《スチームジャイロイド》へタックルをしてきた。プロペラがへしゃげて、黒鉄体が押し潰される。爆炎を噴きあげて、木端微塵のスクラップにされた。

 《XX-セイバー フォルトロール》も《ドリルロイド》に大剣を叩きつける。ライフを2200ポイントにまで減らされた。敵ながらに感心してしまうプレイング。

「大逆転ですね! ターンエンド」



【7ターン目:翔】LP2200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
翔:無し。

五階堂:《ギガンテック・ファイター:攻撃力3200・Lv8》&《XX-セイバー フォルトロール:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。


「喜ぶのは早すぎるよ。僕のライフポイントが残っているからね」

「僕のターン、ドロー。速攻魔法《異次元からの埋葬》を発動する。除外されている《ジャイロイド》と《スチームロイド》を墓地へ戻す」

「サイバー流の一端を見せるよ! 魔法カード《オーバーロード・フュージョン》を発動! 《サイバー・ドラゴン》とビークロイド4体を墓地除外することで、《キメラテック・オーバー・ドラゴン:攻撃力4000・Lv9》を融合召喚!」

「このモンスターは連続攻撃ができる。《ギガンテック・ファイター》と《XX-セイバー フォルトロール》が破壊対象だ。エヴォリューション・レザルト・バースト! ニレンダァ!」

 《キメラテック・オーバー・ドラゴン》のパワーは、融合素材の数×800ポイントになる。闇の破壊装置から、どんどん竜頭が生えあがってくる。《ギガンテック・ファイター》は戦闘破壊されても蘇るが、圧倒的な破壊力をぶつけるのみ。五階堂が敗北を悟り青ざめている。咢が開いて、ダークブレスを敵陣地へと吐きつけた。

「これが、丸藤翔。敵わない……」


 MCの決着宣言が響き渡る。もちろん、僕の勝利で決まった。スタジアム中から、僕の名前が叫ばれる。右手を挙げて応えよう。五階堂を称える声もあったのが嬉しいところだ。握手を交わして、再戦を誓いあった。兄さんも嬉しそうに眺めていた。

 十代の兄貴も見てくれたかな?





【GX編:物語の始まり-その2】





 五階堂宝山が夜道を歩いている。人通りもなく、寂しいかぎりだ。いくら前向きになりたくとも、悔しさだけは晴れない。足元がふらついてしまう。溜息を吐くと、背後から声を投げかけられた。

「どうした? 今にも泣きそうな面をしているではないか」

「デュエルに負けると辛いんですよ。プロだと生活もかかっているし」

「余は小僧の戦いを眺めていた。一敗したぐらいで、酒に溺れるとは情けない」

「五月蝿いなぁ! あんた、誰なんですか?」

 振り返るも、人影を確認できない。たしかに、声は聞こえたはずなのに。街灯周辺だけでなく、陰にも目を見張らせる。デュエルカードが空高くから降りてきた。手に取ってみる。


 《GNo.3 征服王アレクサンダー》?


「余が力を貸してやろう。ちょうど、暇を持て余していたところでな」

 巨身が薄らと浮かびあがった。




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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