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GX-4 アルパカ祭り


【遊戯王シングルカード】 《エキスパート・エディション1》 バスターランチャー ノーマル ee1-jp033【遊戯王シングルカード】 《エキスパート・エディション1》 バスターランチャー ノーマル ee1-jp033
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コナミ

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 《アルパカ》については、オリパ・ダルク篇の2にまとめてあります。

 ネオドミノからすれば、ここは過去世界となるだろうか。時間軸が分裂したようで、俺が知っている未来には向かわない。アウスも計測したのだから間違いないはず。

 この世界で俺がやるべきことは、グランド・ナンバーズの収集である。とある人間界で割られたヌメロン・コードは、この時空間へと送られた。それらが決闘法則までも書き換えたようだ。ナイアーラトテップのミーコさんによる伝聞であるが。ヒータに先を越されては危険すぎる。

 グランド・ナンバーズはデコイカードを、あちらこちらと撒き散らしている。おかげで、探すのに難航してしまう。その1枚に氷丸が憑かれている。デコイとはいえ、レーダー改良の参考になるはず。ナンバーズの暴走が始まらないうちに、彼を倒そう。



【3ターン目:ダルク】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ダルク:《アルパカ・ガール:攻撃力1200・Lv3・チューナー》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

氷丸:《No.52 ダイヤモンド・クラブキング:守備力3000・R4・O×1》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《アルパカ・シスター:攻撃力1200・Lv3・P》を召喚!」

 《アルパカ・ガール》そっくりな少女が現れた。アルパカのヌイグルミを肩に乗せているシスターさんだ。ベールから空色髪を垂らしている。《アルパカ・ガール》の妹らしいが、嫌そうな表情で兄を避けている。どうやら、女装癖が気に入らないようだ。


「レベル3《アルパカ・ガール》と《アルパカ・シスター》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《アルパカ軍曹:攻撃力1900・R3・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除くことで、《アルパカ:攻撃力800・Lv2》をデッキから特殊召喚するよ!」

 アルパカ兄妹が次元渦に呑みこまれた。軍帽を被ったアルパカが、堂々たる進軍をしてきた。《アルパカ》も追走してくる。レベル5以上も呼べるけど、強制的に守備表示となってしまう。百戦錬磨の視線で、《No.52 ダイヤモンド・クラブキング》を射抜く。


「速攻魔法《アルパカを呼ぶ笛》をリバース! 《アルパカ:攻撃力800・Lv2》をデッキから特殊召喚する。これで、さらなるエクシーズ召喚ができるね」

「レベル2《アルパカ》2体でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《アルパカの郵便屋さん:攻撃力1600・R2・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除いて、《アルパカ・アタック》をデッキサーチ!」

 《アルパカ》2体も次元渦に吸いこまれていく。郵便帽を被ったアルパカが、ゆっくりと歩いてきた。大きな鞄から、《アルパカ》魔法・罠カードを取りだしてくれる。エクシーズを得たことで、より《アルパカ》が使いやすくなった。


「《アルパカ》がいるので、魔法カード《アルパカ・アタック》を発動! 《No.52 ダイヤモンド・クラブキング》をデッキにリターンだよ!」

「そいつは通用しないぜ! カウンター罠《エクシーズ・リフレクト》を発動! エクシーズを対象にしたカード効果を無効にする。さらに、800ポイントのダメージを仕返しだぁ!」

「ふっ、ふぇっ!」

 《アルパカ軍曹》が体当たりを仕掛けるも、大鋏で弾き返された。厳つい軍曹顔が俺にぶつかってくる。3200ポイントにまでライフを減らされた。情けなくも、悲鳴を漏らしてしまう。決勝戦まで昇ってきた決闘者に、この程度で勝てるなど甘かった。


「罠カード《アルパカパン》により、《アルパカ:攻撃力800・Lv2》を墓地から蘇らせる」

「魔法カード《エクシーズ・ギフト》を発動! 《アルパカ軍曹》と《アルパカの郵便屋さん》からORU1体ずつを取り除いて、2枚ドロー」

 アルパカ顔のパンが投げだされた。《アルパカ》が墓地から跳びあがって食いつく。


「装備魔法《バスターランチャー》を《アルパカ》に装備する。《No.52 ダイヤモンド・クラブキング》に攻撃するよ! 狙撃対象は守備力2500ポイントを超えているから、装備モンスターは2500ポイントのパワーアップだ!」

 攻撃力1000以下じゃないと装備できない。ヌイグルミのような《アルパカ》がランチャーを担いで、トリガーを引絞る。閃光が迸り、ビーム砲撃が発射された。攻撃力3300ポイントの威力は半端なく、ダイヤモンドの甲殻を粉砕しつくした。

「《アルパカの郵便屋さん》と《アルパカ軍曹》でダイレクト・アタック!」

「させるかっ! 永続罠《リビングデッドの呼び声》を発動! 《氷結界の修験者:攻撃力1500・Lv4》を蘇生させる。こいつは、攻撃力1900との戦闘では破壊されないぜ!」

 《アルパカの郵便屋さん》による体当たりは通った。いや、通されたという方が正確であろうか。氷丸へぶつかって、1600ポイントまでライフを削る。《アルパカ軍曹》も踏みこもうとするが、修験者が座禅姿勢で浮かびだす。呪文を唱えて、氷結晶のようなバリアを張りだす。そのまま、タックルだ。400ポイントのバトルダメージは通る。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【4ターン目:氷丸】LP1200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ダルク:《アルパカ軍曹:攻撃力1900・R3・O×0》&《アルパカの郵便屋さん:攻撃力1600・R2・O×0》&装備魔法《バスターランチャー》を装備した《アルパカ:攻撃力800・Lv2》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

氷丸:永続罠《リビングデッドの呼び声》により特殊召喚された《氷結界の修験者:攻撃力1500・Lv4》が攻撃表示。


「俺のターン、ドロー。こいつを残して助かったぜ! 《氷結界の修験者》をリリースして、《氷帝メビウス:攻撃力2400・Lv6》をアドバンス召喚! このアドバンス召喚により、《バスターランチャー》とセットカードを破壊する」

「トラップ《アルパカ祭り》を発動! 《アルパカ》3種類が存在するので、カード2枚をドローするよ。破壊対象となっても切り抜けられるのが、フリーチェーンの強みだね」

 全身鎧の巨躯が、猛吹雪を撃ちだした。《バスターランチャー》は氷漬けにされてしまい、《アルパカ》が驚いて放りだす。


「ちょこまか、ドローしやがって。《氷帝メビウス》で《アルパカ》を攻撃する」

 《氷帝メビウス》が氷槍を投げつけた。氷丸の額から冷汗が垂れている。《クリボー》が手札から来ないか、ドキドキしているのだろうか。《アルパカ》を貫通して、そのヴィジョンを木端微塵に飛散させる。1600ポイントものダメージが、俺を襲う。

「どうだぁ! カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:ダルク】LP1600、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ダルク:《アルパカ軍曹:攻撃力1900・R3・O×0》&《アルパカの郵便屋さん:攻撃力1600・R2・O×0》が攻撃表示。

氷丸:《氷帝メビウス:攻撃力2400・Lv6》が攻撃表示。永続罠《リビングデッドの呼び声》が表側表示で残されている。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。手札から魔法カード《アルパカの宝札》を発動。《アルパカ》を手札から墓地送りにして、2枚ドローする」

「魔法カード《トライワイトゾーン》により、《アルパカ:攻撃力800・Lv2》3体を墓地から特殊召喚する。レベル2以下の通常モンスター3体を復活させられるマジックだ」

「《アルパカ》3体がそろったので、魔法カード《アルパカ・ダンス》を発動! 相手の表側表示モンスター全てをデッキに戻す。そのレベル1つにつき、200ポイントだけライフを回復する」

 《アルパカ》3体が《氷帝メビウス》を囲んで踊りだした。帝王は動じる様子もない。両腕を組んで、全身から猛吹雪を放つ。《アルパカ》たちが氷漬けにされて倒れてしまった。氷丸が得意満面に、セットカードをリバースさせている。

「エクストラデッキにカードが無いんで、罠カード《帝王の凍志》を発動した。アドバンス召喚された《氷帝メビウス》は、カード効果を受けつけない」


「まだ手はあるよ。魔法カード《融合》により、《アルパカ》2体を融合させる。《アルパカのエンジェラちゃん:攻撃力2400・Lv6》を融合召喚!」

「《アルパカのエンジェラちゃん》で《氷帝メビウス》に攻撃する」

 ピンクのアルパカが吠えあがった。頭を花で飾って可愛らしい。特殊能力こそ持たないが、通常モンスター扱いされる特技がある。パカーッと走りだして、《氷帝メビウス》と殴りあいを始めた。パワーは互角なので、両社ノックダウン。2体とも倒れて両目を回している。

「これで、フィールドが空いたねっ。《アルパカ軍曹》でダイレクト・アタック!」

 《アルパカ軍曹》から鉄拳制裁を受けて、氷丸が痛がっている。1200ポイントのライフは、0にまで落ちていった。その瞬間に、MCの勝利宣言が絶叫される。ナンバーズも氷丸から剥がれて、俺の手元に渡ってきた。

 観客席へ向かってピース。アウスも返してくれた。



「俺は何をしていたんだ……? そういえば、あんたに酷いことを言っていたような?」

「俺は気にしてません。友達に大声をぶつけていたので、謝ってきた方がいいですよ」

「えっ? あぁ、うん」

「楽しいデュエルだったよ。氷丸さんも強いし。また、やろうね!」

 ナンバーズに支配された人間は、一時的な記憶困惑に襲われるようだ。握手に応じてくれた。ぺこぺこ頭を下げて、氷丸は去っていく。





【GX編:物語の始まり-その4】





「あの子がダルク・ウェイトリィというのか。《クリボー》も使うし、興味湧いちゃうねぇ」

「ちょっと、からかってみよう」

 悪戯小僧のごとき笑みを浮かべて、モクバ青年は特別席を離れた。オブライエンも後ろからついてくる。小さく溜息を吐いた。




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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