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GX-19 謎の決闘者! アストラルVSナイ神父

「ナイアルラの呪縛-燃える三眼」永続魔法
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り、相手フィールドのモンスターは炎属性・炎族となる。さらに、以下の効果が適用される。
●ライフを500ポイント払わなければ、このモンスターは攻撃宣言できない。
●このモンスターが攻撃宣言する場合、このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで500ポイントアップする。


 オリジナルの新キャラが登場します。ナイ神父はクトゥルフ小説のキャラですけど。こちらのデュエルは、旧ルールで進行します。先攻ドローあり。A・ZEXALとも話がかぶります。
 WDCも終わって、ベクターやヴァルゴが悔しそうに撤退した。バリアンとの戦いが激しくなるだろう。アストラルの予想に反して、新たなる敵勢力が現れた。

 エリア・マーシュがデュエルを挑んできた。《リチュア》という儀式使いで、けっこう強い。《交響魔人マエストローク》で《イビリチュア・ジールギガス》に貫通攻撃をして、何とか勝利できた。エリアは目だけが化物みたいで、不気味なヤツだ。じめじめして気分が悪くなる。さわやかな青空だけど、ここだけが曇りな感じだ。

「負けちゃいましたか。この激痛を糧にして、より強くなりますね。九十九遊馬さん。いずれは、あなたに復讐をさせていただきます。楽しみにしてください」

 笑顔で血を吐いていた。闇のデュエルをしていたから、リアルなダメージを受けたのだろう。俺も病院に行きたいぐらい、体中が痛くなってきた。ハンモックで寝ていれば治りそうだけど。アンナが凄く心配そうにしていた。エリアのやりたい放題は始まったばかり。



「もしかして、シャークの妹か? 学校に来れて、すっげーよかったじゃん!」

 リオが退院をした。Ⅳにデュエルで重傷を負わされて、後遺症も残っている。松葉杖が一生のパートナーになりそう。辛そうに、そんなことを言っていた。鉄男の面倒見が最強で、すっげー好かれているらしい。小鳥が嬉しそうに、はしゃいでいた。

 神代璃緒は行方不明となった。



 デュエル番組を観ていると、エリアが生放送に突撃してきた。警備員が石化させられて、その辺に転がっている。奇妙な術を使うようだ。アストラルも目を瞠っている。

「初めまして。私はエリア・マーシュというものです。デュエルをしにきました。プロのみなさんに痛みを与えてほしくて。さぁ、私に苦悶と激痛を刺しこむのです!」

 カメラマンも逃げたのか、映像が真横に傾きだす。羽原夫妻が勝負を受けた。飛夫が《幻獣機》を操り、海美が《水精鱗》を躍らせる。息の合ったコンビネーションだが、エリアには敵わない。俺と対戦した頃よりも、はるかに強くなっている。片桐大介も続いて完敗させられた。羽原海美に至っては、デッキを奪われてしまう。



「そんなっ! 海美さんは俺の師匠なんだよ! すっげー強いのに負けてしまうなんて、ありえない。デッキを盗んでいくなんて許せねーっ! 俺は強盗が世界一嫌いなんだ!」

 アンナは激怒して、エリアをやつけると息巻く。シャークも妹が行方不明で不安そうにしていた。バイクを走らせて、自ら探索をしだす。

 そして、2人とも姿を消してしまった。

 ゴーシュが教えてくれた。シャークがエリアに敗北したと。港の監視映像で確認したという。神代凌牙の実力からすると、エリア・マーシュは上達しまくっている。バリアンも動いているようで、アンナはアンタレスに囚われた。デュエルに負けて、黒球体へ吸いこまれたらしい。ヴァルゴの相方で、トロン一家に憑いていた赤いのか。

「ドロワもやられて、意識不明の重体だ。お前も気をつけろよ」

 エリアに関する質問を終えると、真剣そうに忠告してきた。そんなゴーシュも、誰かに倒されてしまう。ハートランド・シティが滅茶苦茶にされる。嫌な予感が、どんどん膨れあがってくる。それは現実になろうとしていた。



 エリア・マーシュが本格的に動きだす。



「遊馬! 異様な力を感じる」

 アストラルに導かれて、テーマパークへ向かった。街全体が騒然としている。異次元色と呼ぶのだろうか。空が不気味に揺らめいている。本当なら登校時間だけど、学校どころじゃない。姉ちゃんも取材のためか、どこかへ飛びだしていた。

「これって、どうなっているの? バリアンのせい?」

「エリアというヤツのせいかもな。璃緒さんも見つからないし」

 小鳥の呟きに、鉄男が答える。2人も心配そうに合流してきた。あちらこちらで、通行人が顔を上向けている。こんな異常事態でも、モノレールは平常運転をしている。助かるぜ。デュエル・パッドのネット機能を使って、小鳥が何かを調べていた。

「テーマパークで騒ぎが起こっているみたい」

 ハートランド・ステーションに降りると、パトロール隊が封鎖をしていた。野次馬で人口密度が凄いことになっている。アストラルの言うとおり、先へ進みたい。がっしり警官の張りこみで、通り抜けるのは難しそうだけど。轟音が雷のごとく響いてきた。エネルギーの塊同士が、空で衝突しあっている。炎邪神って感じのが、触手みたいのを振りおろす。

「バリアン? 誰かと戦っているようだ」

 アストラルが教えてくれた。何が起こっているのか、全く理解できない。小鳥の不安そうな顔に、鉄男が慰める。あまりにも一瞬のことだった。視界一面が霧に覆われた。アストラルがバリアを張って、俺を庇ってくれる。ざわめきが急激に鎮まった。鉄男に呼びかけるも、返事が聞こえてこない。手を伸ばしてみると、固い感触が伝わってきた。

 霧が晴れると、たくさんの石像が並んでいた。

 小鳥も鉄男も石になっている。どうなっているんだ? 心臓が縮んでしまう。呆然としていたのか、アストラルの叫びも聞こえなかった。俺を揺さぶろうとするも、アストラルは人間に触れられない。じっと俺を見て、説得する。

「友を心配する気持ちは分かる。この状態でも生命反応は消えてない。今は先に進もう」



 あちらこちら、石像だらけ。ちくしょう! 胸の痛くなるような光景だ。テーマパークに飛びこんで、タワー近くまで走りこむ。上空では、バリアンと炎邪神の戦いが続いている。輝きが両目を焼いてくる。アストラルが吃驚したように叫びだす。

「どういうことだ? ヌメロンコードが開かれようとしている」

 エリア・マーシュもいた。ホロディスプレイを操作している。俺たちに気づくと、蛸のような瞳を剥けてきた。こいつが石化現象を起こしたのか。

「五月蝿いのを黙らせたはずなのに。ガタノゾーアさんに貰ったアイテムが通じてない。クトゥグアはバリアンと戦っているし、私だって手を離せない。ヌメロンコードの起動は、時間を要しすぎる。ここは、ナイ神父に任せましょうか」

 竜巻が渦巻いて、そこから仮面男が歩いてきた。僧服も黒一色で、暗黒の男といった感じだ。髪が後方で跳ねている。エリアに恭しく礼をすると、俺たちに対峙してきた。

「君に恨みはないが、主の命令だ。俺とデュエルをしてもらう」

 アストラルは記憶を戻しては、それを教えてくれた。ヌメロンコードこそ、大宇宙の根源であると。こんな場所にあったのか。エリアは、どういう目的で開いているのだろう。闇の決闘を続けては、たくさんの犠牲者を苦しめてきたんだ。悪い予感しか浮かんでこない。ナイ神父を倒さなければ、彼女に近づけないのか。アストラルが前へ乗りだしてきた。

「君が戦うのか。いいだろう」

 ナイ神父が指をあげると、不思議な波動が走ってきた。周囲一帯を埋めつくす。バリアンズ・スフィアと似たような雰囲気だ。アストラルは実体化をして、決闘盤を生成した。

「この決闘者は、普通でない。私がデュエルをしよう」

「遊馬。必ず勝つぞ」



『デュエル!』



【1ターン目:ナイ神父】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

「理論と直感を統一しよう。俺の先攻、ドロー。《マスマティシャン:攻撃力1500・Lv3》を召喚。この召喚により、デッキからレベル4以下である《カーボネドン》を墓地へ送る」

「炭素は圧縮されると、ダイヤになる。《カーボネドン》を墓地除外することで、《ダイヤモンドドラゴン:守備力2800・Lv7》をデッキから特殊召喚する」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

 学者ぽい爺ちゃんが杖を振るうと、炭素恐竜が落ちてきた。そいつが大きな力に潰されて、《ダイヤモンドドラゴン》が飛びだしてきた。悪趣味なぐらいに眩しい。守備力の高いドラゴンを、速攻で特殊召喚してきたか。



【2ターン目:アストラル】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ナイ神父:《マスマティシャン:攻撃力1500・Lv3》が攻撃表示。《ダイヤモンドドラゴン:守備力2800・Lv7》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《トイナイト:攻撃力200・Lv4》を召喚。この召喚により、《トイナイト:攻撃力200・Lv4》を手札から特殊召喚する」

「レベル4《トイナイト》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「《リバース・ブレイカー》を装備して、《マスマティシャン》に攻撃する」

 玩具騎士コンビでオーバーレイ! 《No.39 希望皇ホープ》が跳びあがり、ホープ剣・スラッシュを炸裂させた。学者の爺ちゃんが、あっけなく斬られる。装備魔法《リバース・ブレイカー》により、攻撃宣言するだけで、相手の魔法・罠カード1枚を破壊できる。セットカードも続けて一刀両断だ。ライフも3000ポイントまで減らせた。

「《マスマティシャン》が戦闘破壊されたことで、カード1枚をドローする」

「《リバース・ブレイカー》により除去されたのは、カウンター罠《リ・バウンド》。セット状態で相手によって破壊された。1枚ドロー」


「カード1枚をセットして、ターンを終了する」

 バウンス対策もしてたのか。せっかく潰したのに、アドバンテージを減らせない。アストラルは、《ハーフ・アンブレイク》を伏せたようだ。《No.39 希望皇ホープ》の特殊能力を封じられても、戦闘対策はばっちり決まっている。



【3ターン目:ナイ神父】LP3000、ドローフェイズ後の手札7枚

(フィールド)
ナイ神父:《ダイヤモンドドラゴン:守備力2800・Lv7》が守備表示。

アストラル:装備魔法《リバース・ブレイカー》を装備した《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×2》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《巨竜の羽ばたき》を発動する。《ダイヤモンドドラゴン》を手札へ戻して、魔法・罠カード全てを破壊する」

「レベル7《ダイヤモンドドラゴン》を手札除外して、魔法カード《七星の宝刀》を発動する。2枚ドロー」

 《ダイヤモンドドラゴン》が羽ばたいて、上空に舞いあがった。キラキラで眩い。暴風の激しさに、《リバース・ブレイカー》を剥がされてしまう。《ハーフ・アンブレイク》はフリーチェーン発動をできるから、アストラルが発動宣言をしておく。《七星の宝刀》とのコンボで、手札まで確保してきた。デッキを上手く回してくる。けっこう、手強いかもしれない。


「永続魔法《ナイアルラの呪縛-燃える三眼》を発動! 貴様のモンスターは、炎属性・炎族となる。攻撃宣言すれば、ダメージステップ終了時まで500ポイントのパワーアップができる。ライフを500ポイント払わなければ、攻撃もできないがな」

「さらなる方程式を仕込んでおこう。モンスター1体を裏側守備表示で伏せる。ターンエンド」



【4ターン目:アストラル】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
ナイ神父:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。永続魔法《ナイアルラの呪縛-燃える三眼》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

アストラル:《No.39 希望皇ホープ:攻撃力2500・R4・O×2》が攻撃表示。


「私のターン、ドロー。《ズババナイト:攻撃力1600・Lv3》を召喚」

「レベル3のモンスターを召喚したことで、《影無茶ナイト:攻撃力0・Lv3》を手札から特殊召喚する」

「レベル3のモンスター2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《No.17 リバイス・ドラゴン:攻撃力2000・R3・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除いて、攻撃力を500ポイントアップさせる」

 大海竜が唸りをあげた。水属性だけど、《ナイアルラの呪縛-燃える三眼》により炎属性へ変えられている。ライフを払わないと攻撃宣言できないが、パワーアップできるんだ。いや、徳ノ助が言っていた。上手い話には裏があると。バーンダメージだけを狙ってないだろう。わざわざ、炎族にしてまで何を考えているのか。


「《No.39 希望皇ホープ》でセットモンスターを攻撃する」

「《オキシゲドン:守備力800・Lv4》が炎族モンスターにより戦闘破壊された。酸素は炎を暴発させる。互いに800ポイントのダメージを受ける」

 ホープ剣・スラッシュが振るわれた。空気塊の翼竜が斬られる。そいつは大爆発をして、アストラルを吹きとばす。《ナイアルラの呪縛-燃える三眼》の効果もあり、ライフを2700ポイントまで燃やされてしまう。ナイ神父も2200ポイントまで削られるが、じっくり耐えていた。

「アストラルーっ!」





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その19】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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