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GX-21 拡散するG・ナンバーズ! ティラノ剣山VSテッド・バニアス


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 テッド・バニアス:遊戯王Rのキャラです。

 十代の兄貴たちが卒業すると、やっぱり寂しくなった。それでも、盛りあげていこうと頑張ったもんだ。アカデミアの雰囲気も進化していった。俺が入学した時点で、けっこう変わっていたらしいが。オベリスク・ブルーやオシリス・レッドといった格差も有名無実となっている。

「十代様に憧れて、レッドを希望する実力者もいたよね」

「レイちゃんも、ブルーなのにレッドに入り浸っていたドン」

「剣山さんも、イエローなのにレッド寮で暮らしていたじゃないですか」

 早乙女レイがラーメンをすすった。湯気が凄いのに、伊達眼鏡だけは外さない。アイドルなので、少しばかり変装しているようだ。ファンには分かりそうだけど。微笑んでいる顔は、昔ながらに変わらない。学生時代を思いだして、日頃の疲れが吹きとびそうだ。

「クロノス教諭が校長先生になってから、改革も進んだザウルス。ブルーはプロ志望者の特別クラス。イエローは一般科。レッドはクリエイターの専門学校になっているドン」
 
「制服もブレザーになったねぇ。ボクは昔のが好きだったんだけどなぁ」

「学生寮もクラス別ではなくて、男女別に2棟あるだけ。ブルー寮はお客様専用になったし。レッドのアパートは、クリエイター志望者の溜まり場になったドン」

「でも、トメさんは去ったのよねぇ。鮫島会長と結婚して、キッズスクールを経営しているとか」

 恐竜さんも進化してきた。俺たちのいた場所も変わっていくのだろう。テレビでアカデミアを確認するも、イエローの今に驚かされた。海馬コーポレーションや万丈目グループへの就職志望が多い。勉学のついでに、デュエルも楽しんでいるという感じだろうか。プロデュエリストへの道は厳しく、ブルーからイエローに移る生徒も少なくない。



「イエロー寮は男子寮に改築されたけど、怖い話があったの」

「ああ、話題になっていたなぁ。数式だらけの部屋があるとか。壁や天井にまで書いてあったドン。風が吹けば桶屋が儲かる方程式って何ザウルス?」

「不思議なことは、たくさん起こっているから紛れちゃったけど」

「ナンバーズ現象に関する話題が、最近ではホットドン」

「モクバ様が連絡するように呼びかけてるみたい。グランド・ナンバーズというのがあって、それを集めているんだって」

「丸藤先輩からも電話で聞いたドン。《GNo.3 征服王アレクサンダー》をめぐって、戦いが起きたとか。丸藤亮さんに勝つなんて、カイトというヤツは強すぎるザウルス」

 レイちゃんがラーメン汁を飲みほした。ピリ辛で美味いけど、表情からして味わえなかったようだ。カイザー亮の応援者でもあるゆえに、彼の敗北は辛いのだろう。次から気をつけないと。俺も餃子を平らげておく。話が弾んでいるうちに、少し冷えてしまったか。エド・フェニックスも神代凌牙という決闘者に負けたらしい。それにしても、モクバ様ねぇ。

「ダルク・ウェイトリィって知っている?」

「あの人形さんみたいな? 自分で男とか言っていたから、印象に残っているドン」

「話題作りに決まっているわよ。あの外見と声で、俺っ子はありえない。ニヤニヤ動画を観たけどね。オタクの人は、ああいうのが好みなのかな? 仕草もあざといし」

「何か、人間離れしているんだよなぁ。俺としては、レイちゃんの方が落ち着けるドン」

 コップを嬉しそうに両手持ちしてから、氷水を飲みだす。ダルク・ウェイトリィに関しては、決闘者としての強さに興味がある。モクバを敗北させたというし、丸藤先輩も勝てなかったという。《ハネクリボー》をはじめとして、《クリボー》だらけのデッキを使いこなす。十代の兄貴だったら食いつきそうな戦略だろう。俺も恐竜軍団で挑みたい。

「《ジュラック》には慣れた?」

「カードも集まってきた。シンクロ召喚もマスターしたザウルス。プロ戦でも使ってみようと思ってるドン。もちろん、これまでの恐竜さんも活躍させるドン」

「楽しみっ。瞬きの日から、本当に環境が変わったね」

「俺も驚いたけど、適応するしかないドン。どんどん勝って、チャンピオンになるザウルス」

「私も応援しているよ」

 レイちゃんが、にっこりと微笑んだ。小部屋ごとに区切られており、静かな店だ。店員と顔を会わせず注文できるシステムだという。こうして2人きりで話すには、丁度いいか。食券販売機で前払いをしてある。腹八分というところで、夜街へと出ていった。



「万丈目さんって映画に出演するんだぁ。桑葉監督に、脚本は雑破号さん。面白くなりそう」

「六武衆コレクションの担当さんか。これは期待できるザウルス」

 コンビニで雑誌を買って、レイちゃんがはしゃいでいる。夏だけあって、夜でも喉が渇いてしまう。お茶をちょこまか飲まないと、やってられない。喉奥に油が溜まっているようだ。何か引っかかるものを感じる。恐竜さんの骨が疼いてきた。

「こんな時間だし、送っていくドン」

「マンションまで上がっていく?」

「それは、駄目ザウルス。アイドル決闘者としての自覚を持つドン」

 あっちの方角に、何かある。破滅の光や、ダークネス騒動と、いろいろな怪異を体験してきた。恐竜の骨が埋めこんであるせいか、こういうのを敏感に受けとれる。とんでもない力がほとばしっているようだ。ナンバーズというヤツかもしれない。俺は全速力で走りだす。

「剣山さん! どうしたの?」

「危険な力を感じるザウルス。そこで待つドン」



 そのカードは公園奥で輝いていた。宙に浮びあがるソレを、男が掴みだす。レイちゃんも追いかけてきた。不思議そうに見やっている。

「グランド・ナンバーズをゲット! 俺のデッキと相性ばっちりだし、ここで試しておこうか」

 まさか、ナンバーズの親玉と遭遇するとは。眠たげな双眸を凝らして、カードテキストを読んでいる。右手甲に描かれている紋様は何だ? そもそも、こいつは誰なんだ?

「自己紹介をしてやるぜ。俺はテッド・バニアス。バンデット・キースにも匹敵する決闘者だ。こいつを使えば、あいつを超えられるか。借金を帳消しにして、あのイカサマ野郎を潰せる。あんたもデュエリストって感じだよな。どうだ? 一戦、やってみないか?」

「昔の元全米チャンピオン? よく分からないが、売られた決闘は買うドン」

「こいつヤバいよ。気をつけて」

「心配無用ザウルス。グランド・ナンバーズだか知らないが、恐竜さんは負けないドン」



『デュエル!』



【1ターン目:テッド】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。ドローはできないのか。《ジェネティック・ワーウルフ:攻撃力2000・Lv4》を召喚。カード2枚を伏せて、ターンエンド」

 四本腕の獣人が吠えあがった。圧倒的な声量が、茂みを震わせる。



【2ターン目:ティラノ剣山】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
テッド:《ジェネティック・ワーウルフ:攻撃力2000・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《キラーザウルス》を手札から捨て、デッキからフィールド魔法《ジュラシックワールド》を手札に加える。速攻で発動ドン!」

「《暗黒ヴェロキ:攻撃力1800・Lv4》を召喚。このカードが攻撃するとき、400ポイントのパワーアップをするドン。《ジェネティック・ワーウルフ》に突撃ザウルス!」

 まるで急速にタイムスリップしたかのようだ。緑に囲まれた公園地帯が、古代森へと変遷していく。《ジュラシックワールド》では、恐竜族の攻守が300ポイントアップする。《暗黒ヴェロキ》は攻撃力2500ポイントでアタックできる。黒い小型恐竜が、白い改造獣人へ噛みつく。戦闘破壊に成功でき、3500ポイントまでライフを削った。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「永続罠《正統なる血統》を発動して、《ジェネティック・ワーウルフ:攻撃力2000・Lv4》を墓地から特殊召喚する。倒したところで、復活よぅ」

「これだけじゃ、終わらないぜ! 罠カード《凡人の施し》を発動! カード2枚をドローして、ノーマル・モンスター《忍犬ワンダードッグ》を手札から除外する」



【3ターン目:テッド】LP3500、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
テッド:永続罠《正統なる血統》により特殊召喚された《ジェネティック・ワーウルフ:攻撃力2000・Lv4》が攻撃表示。

ティラノ剣山:《暗黒ヴェロキ:攻撃力2100・Lv4》が攻撃表示。フィールド魔法《ジュラシックワールド》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《ジェネティック・ワーウルフ》をリリースして、《ミノケンサテュロス:攻撃力1800・Lv6》をアドバンス召喚。こいつを特殊能力でリリースして、デッキから《ブラッド・ヴォルス:攻撃力1900・Lv4》2体を特殊召喚する」

「魔法カード《黙する死者》を発動! ノーマル・モンスター《ジェネティック・ワーウルフ:守備力100・Lv4》を墓地から蘇らせる」

 ケンタウルスから牛角が生えたような姿をしている。マッチョなバッファロー親父は、召喚されて速攻で消えた。自らをリリースして、レベル4の獣戦士である通常モンスター2体を特殊召喚できるのか。海馬瀬人も愛用していたという魔獣人までが現れた。血塗られた戦斧を舐めている。《ジェネティック・ワーウルフ》を守備表示で呼んだということは、エクシーズにつなげる気か。


「デッキから特殊召喚されたモンスターがいる。召喚条件は整ったぁ!」

「レベル4のモンスター3体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス:攻撃力3100・R4・O×3》をエクシーズ召喚!」

 グランド・ナンバーズだとっ! たくさんの紫電が迸る。人間離れした巨躯が起きあがった。鋼のような筋肉に覆われている。右目が赤く光りだす。半裸の戦鬼が睨みおろしてくる。《暗黒ヴェロキ》が震えるのも無理はない。恐竜さんを怖がらせるとは、何という迫力のモンスターなんだ。テッド・バニアスが挑発混じりに哂う。

「それにしても、お前って変な喋り方をするよなぁ。《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》で潰してやるザウルスーっ。あーっはっはっ!」





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その21】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

オシリス・レッドがトキワ荘に(違
サンダー出演で雑破脚本の時点でカオスな展開しか予想できません。
新パックで宝玉獣が強化されたので、ヨハンの出番があるかが気になります。

No title

 U太さん、感想ありがとうございます。

 アカデミアも、いつか書きたいですけど、こちらの世界は大きく変わっています。レッドは、そんな感じに。万丈目映画はやばくなりそうですね。

 最新情報を確認すれば、《宝玉獣》も強化されてました。できるだけ、たくさんのキャラを活躍させたいです。ヨハンもペンデュラム使いになりそう。先の話が決まっており、出番は後になりそうですが。
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