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GX-26 プリマの奇跡! サイバー・ブレイダー

「プリマの奇跡」通常魔法
このカードを発動したターン、自分はモンスターの特殊召喚ができない。。①:自分のフィールド・墓地から、「サイバー・ブレイダー」によって決められた融合素材モンスター2体を除外する。その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。その後、相手フィールドの表側表示カード1枚を手札に戻せる。


 《デッキガード》の方は、何度か使ってきたオリカです。

「私のターン、ドロー。《サイバー・チュチュ:攻撃力1000・Lv3》を召喚」

 タイツ姿の踊り子が、薔薇庭園に着地した。あどけない表情で、蝙蝠塗れの貴婦人を見上げている。相手側には、《サイバー・チュチュ》よりも攻撃力の高いモンスターのみ。直接攻撃ができる。《ドゥーブルパッセ》の恩恵により、《エトワール・サイバー》も同様だ。

「《サイバー・チュチュ》と《エトワール・サイバー》でダイレクト・アタック!」

 《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》を跳び超えて、踊り子が華麗に舞いあがる。ティラ・ムークは呆然としている。そこへダブルキックをお見舞いした。《エトワール・サイバー》が直接攻撃する場合、ダメージステップ時に攻撃力が500ポイントアップする。ライフを2800ポイントにまで減らせた。ミユキさんが嬉しそうにはしゃぎだす。

「やっぱり、アスカ先生は強いですっ!」

「喜ぶのは早すぎるわよ。カード1枚をセットして、ターエンド」



【5ターン目:ティラ・ムーク】LP2800、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ティラ・ムーク:《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》を装備した《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア:攻撃力4700・Lv7》が攻撃表示。永続魔法《ミイラの呼び声》が発動中。

明日香:《エトワール・サイバー:攻撃力1200・Lv4》&《サイバー・チュチュ:攻撃力1000・Lv3》が攻撃表示。永続罠《デッキ・ガード》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。魔法カード《闇の誘惑》を発動! 2枚ドローして、手札から闇属性である《ヴァンパイア・レディ》を除外する」


「我が主の領地へ招いてあげる。フィールド魔法《ヴァンパイア帝国》を発動!」

「さらに、魔法カード《生者の書-禁断の呪術-》を発動するわ。《ヴァンパイア・デューク:攻撃力2000・Lv5》を墓地から特殊召喚して、《サイバー・ジムナティクス》を相手墓地から除外する」

 闇が広がった。気がつけば、中世ヨーロッパの街並みに囲まれている。古城が山上にそびえ立つ。地面を割って、棺が飛びあがる。青白い右手が、蓋を内側から開いていく。ヴァンパイア貴族が、のっそりと這いだしてきた。《サイバー・ジムナティクス》は、《デッキガード》により墓地へ送られたもの。その魂が生贄とされたようだ。

「《ヴァンパイア・デューク》の特殊召喚により、トラップを宣言する。その種類に該当するカード1枚を、デッキから落としなさい」

「《ライバル登場!》を墓地に送る」

「相手デッキのカードが墓地へ落ちた。《ヴァンパイア帝国》の効果を発動するわ。デッキの《ヴァンパイア・ソーサラー》を墓地に落とすことで、《デッキガード》を破壊する」

 大量の蝙蝠群に集られて、《デッキガード》は闇に溶かされていく。バトルダメージから守ってくれる永続罠は、やはり優先的に除去された。セットカードの方を狙われても、フリーチェーン発動できるから問題は無いだろう。


「《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》で《サイバー・チュチュ》に攻撃する」

「罠カード《和睦の使者》を発動! 《サイバー・チュチュ》は戦闘ダメージを受けない」

 《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》が上空から仕掛けてくるも、《サイバー・チュチュ》はバリアに守れられた。《エトワール・サイバー》も戦闘破壊されず、バトルダメージも発生しない。《ヴァンパイア・デューク》が残念そうに吸血体勢を解く。
 
「ターンエンド」



【6ターン目:明日香】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ティラ・ムーク:《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》を装備した《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア:攻撃力4700・Lv7》&《ヴァンパイア・デューク:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。フィールド魔法《ヴァンパイア帝国》&永続魔法《ミイラの呼び声》が発動中。

明日香:《エトワール・サイバー:攻撃力1200・Lv4》&《サイバー・チュチュ:攻撃力1000・Lv3》が攻撃表示。


「私のターン、ドロー。《エトワール・サイバー》をリリースして、《サイバー・プリマ:攻撃力2300・Lv6》をアドバンス召喚! 表側表示の魔法カード全てを破壊する」

 銀の踊り子が光輝く。《ヴァンパイア帝国》が霧散するように消えていく。吸血鬼の領地から薔薇庭園へと変転する。女性吸血鬼に奪われた《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》の魂も、私の墓地に戻った。装備魔法扱いなので破壊対象となるのだ。《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》は元の攻撃力2000ポイントへ戻った。復活能力も失うはず。


「《サイバー・チュチュ》でダイレクト・アタック!」

「《サイバー・プリマ》で《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》を攻撃する。終幕のレヴェランス!」

 吸血鬼どもの攻撃力は、《サイバー・チュチュ》を超えている。モンスター効果により直接攻撃が可能となる。桃色髪の少女ダンサーがハイジャンプ。ティラ・ムークに回転蹴りを打ちこんだ。《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》が闇空へ回避しようとするも、《サイバー・プリマ》のキックから逃れられない。叩き落とされて、地面に激突する。ライフを1500ポイントにまで減らせた。

「これで、ターンを終了するわ」



【7ターン目:ティラ・ムーク】LP1500、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ティラ・ムーク:《ヴァンパイア・デューク:攻撃力2000・Lv5》が攻撃表示。

明日香:《サイバー・プリマ:攻撃力2300・Lv6》&《サイバー・チュチュ:攻撃力1000・Lv3》が攻撃表示。


「やってくれるわね。私のターン、ドロー。《ヴァンパイア・ソーサラー》を墓地除外することで、《ヴァンパイア》をリリース無しで召喚できる」

「《シャドウ・ヴァンパイア:攻撃力2000・Lv5》を召喚。この召喚により、デッキから《ヴァンパイア・ロード:攻撃力2000・Lv5》を特殊召喚する」

 地中から棺が浮びあがった。《ヴァンパイア・ソーサラー》が顔を覗かせて、何かの詠唱をしだす。蝙蝠群が押し寄せて、ヴァンパイアが続々と集まりだす。心配は要らない。《シャドウ・ヴァンパイア》の力を使った代償として、《ヴァンパイア・ロード》以外は攻撃できないから。


「《ヴァンパイア・ロード》で《サイバー・チュチュ》を攻撃する」

 ホラー映画さながらの光景が描かれる。吸血鬼の美青年が、少女を追いかけていく。《サイバー・チュチュ》は首筋を噛まれてしまい、無残にも戦闘破壊された。ライフを3000ポイントへ吸われる。《ヴァンパイア・ロード》の吸血効果により、トラップ《リチュアルバスター》をデッキから墓地送りにさせられた。《ヴァンパイア帝国》が残っていれば、もっと悲惨なことになっているだろう。


「レベル5《ヴァンパイア・デューク》と《シャドウ・ヴァンパイア》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム:攻撃力2500・R5・O×2》をエクシーズ召喚!」

「ORU1体を取り除くことで、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-:攻撃力2700・Lv8》を相手墓地から特殊召喚! 私の下へ参りなさい!」

「《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》の特殊召喚により、相手モンスター1体を破壊する。そのモンスターは、相手が選択できるのだったね?」

 さも楽しそうに、上品ぶって笑っている。どこまでも、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》を弄んでくれる。吸血騎士が彼女に噛みついて、裏切るように仕向けてきた。四本腕を活かして、得物を《サイバー・プリマ》に刺しこむ。私を守るモンスターはいなくなった。《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》は倒されても復活可能だ。

「ライフポイントは負けているけど、ボード・アドバンテージは私が圧倒的ね。ターンエンド」

 ミユキさんは心配そうに見ているだろうか。いや、私の勝利を信じている。そんな目で応援してくれる。教師の卵とはいえ、生徒の前で負けるわけにはいかない。デッキを信じよう。十代のように諦めず、デュエルを最後まで楽しもう。



【8ターン目:明日香】LP3000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
ティラ・ムーク:《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム:攻撃力2500・R5・O×1》&《ヴァンパイア・ロード:攻撃力2000・Lv5》&《サイバー・エンジェル-荼吉尼-:攻撃力2700・Lv8》が攻撃表示。

明日香:無し。


「私のターン、ドロー。魔法カード《プリマの奇跡》を発動! 《ブレード・スケーター》と《エトワール・サイバー》を墓地から除外する」

「氷上の舞姫よ! 華麗なるスターよ! 今一つになりて、新たなる踊りで魅惑せよ! 融合召喚! 《サイバー・ブレイダー:攻撃力2100・Lv7》!」

「この融合召喚により、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》を手札に戻すわ」

 タイツ姿の踊り子が、長髪を舞わせながらのサマーソルト・キック。その美しさに、ティラ・ムークも見惚れている。《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》を吸血鬼から解放して、私の手札へと返した。《サイバー・ブレイダー》も大地を滑るように戻ってくる。


「融合召喚をしても、攻撃力2100ポイント。《ヴァンパイア・ロード》を倒せる程度ね」

「あなたのフィールドに、モンスターは2体。このカードの攻撃力は倍となる。《サイバー・ブレイダー》で《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》にアタック! グリッサード・スラッシュ!」

「え、攻撃力が倍って? えっ?」

 ティラ・ムークが間抜けっぽく、口あんぐり。《サイバー・ブレイダー》の攻撃力は4200ポイントにも達している。薔薇に囲まれた舞台で、芸術的な跳躍を魅せる。《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》が剣を振りあげてきた。それを躱して、強烈なる蹴りを鎧上から突く。吸血騎士は地面に沈みこんだ。1500ポイントあったティラ・ムークのライフも失われた。



「覚えておきなさい。このっ、バカ!」

 そう吐き捨てると、ティラ・ムークは逃げていった。闇霧は晴れて、陽光が照らしてくる。教員や生徒達が私を囲んでいた。光輝を放ちながら、グランド・ナンバーズが降りてくる。勝者の下へ渡るというのか。ミユキさんが興味津々に眺めこむ。

 《GNo.8 聖女アルトリア》

 カード名には、そう書かれていた。イラスト欄には、女性騎士が描かれている。





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その26】





「アドバンス・リング」装備魔法
①:装備モンスターをリリースしてアドバンス召喚する場合、2体分のリリースにできる。②:装備モンスターがリリースされる事により、このカードがフィールドから墓地へ送られる場合、1枚ドローできる。


 ミスがあって、このオリカで訂正をしました。《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》をレベル6とメモ帳に書いてしまって。




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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