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GX-27 宇宙対決! 遊城十代VSデプレ・スコット


遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX ヴォーカルベスト遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX ヴォーカルベスト
(2012/09/19)
TVサントラ

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 《E・HERO ネオス》と《エーリアン》の戦いは、やってみたかった。

 デプレ・スコットに負けてしまい、《No.39 希望皇ホープ》を奪われた。ずっと一緒に戦ってきた相棒なのに、アストラルとの絆がつまっているのに、悔しくて仕方がない。そんな俺の前へ、遊城十代という決闘者が現れた。デプレにデュエルを挑むという。

「遊城十代か。スフィンクス様より教えてもらったぞ。この世界で最強の決闘者だとな」

「そんなんでもねぇよ」

 遊城十代の背後で、悪魔が意地悪そうに哂っている。性別の分かりにくいヤツだ。ソイツと目を合わせてしまった。興味深そうに微笑んでくる。ギャラリーも集まってきた。ほとんどが白人だ。ヨーロッパみたいな村で、デュエルが始まろうとしている。

「俺が勝ったら、《No.39 希望皇ホープ》を貰う」

「アンティルールか。いいだろう。私が勝てば、《E・HERO ネオス》とやらを奪おう」

「それじゃあ、始めようか」

 風が強くなってきた。海のような青空で、大陸雲が早足に流れていく。遊城十代とデプレ・スコットが向いあう。息の詰まるような緊張感で、時間が止まってしまいそう。鳥が大木から飛びだち、デュエル宣言が同時に叫ばれた。



『デュエル!』



【1ターン目:デプレ】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「私の先攻。モンスター1体を裏守備表示で伏せる」

「永続魔法《古代遺跡コードA》、《「A」細胞増殖装置》、《「A」細胞培養装置》の3枚を発動するぞ。これで、ターンを終わらせる」

 フィールドが機械装置に囲まれた。いくつもの金属板が浮かび、そこに変な文字が走りだす。培養装置の中では、気持ち悪い細胞が蠢いている。《「A」細胞増殖装置》って、スタンバイフェイズごとにAカウンターを増やすカードじゃないか。《エーリアン》で侵攻するつもりだ。



【2ターン目:十代】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
デプレ:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。永続魔法《古代遺跡コードA》&永続魔法《「A」細胞増殖装置》&永続魔法《「A」細胞培養装置》が発動中。


「俺のターン、ドロー。ずいぶん、永続魔法を並べてくれたじゃないか。《N・フレア・スカラベ:攻撃力500・Lv3》を召喚。相手フィールドの魔法・罠カード1枚につき、こいつは400ポイントのパワーアップをする。セットモンスターに攻撃!」

 スカラベってフンコロガシだったよな。炎属性の昆虫戦士が燃えあがった。攻撃力1700ポイントへアップ! 翅を広げて、角を突きつけるように突進をしだす。小柄な宇宙人が転がされて戦闘破壊される。UFO特番で見たことあるようなデザインだ。そいつが起きあがり、何かを吐き飛ばす。ただでは倒されないようだ。

「《エーリアン・グレイ:守備力800・Lv2》のリバース効果を発動! 《N・フレア・スカラベ》にAカウンター1つを置く。リバースして戦闘破壊されたゆえ、1枚ドローする」

「《エーリアン》の破壊により、《古代遺跡コードA》にもAカウンターを追加する」

 《N・フレア・スカラベ》にグロテスク生物が寄生した。Aカウンターを乗せられると、やりたい放題にされてしまう。おまけに、ドロー効果まであるなんて。デプレがカードを引いて、ニヤリと笑んだ。嫌な予感がしてくる。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:デプレ】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
デプレ:永続魔法《古代遺跡コードA:Aカウンター+1》&永続魔法《「A」細胞増殖装置》&永続魔法《「A」細胞培養装置》が発動中。

十代:《N・フレア・スカラベ:攻撃力500・Lv3:Aカウンター+1》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。スタンバイフェイズだ。《「A」細胞増殖装置》により、《N・フレア・スカラベ》にAカウンター1つを増やす」

「《古代遺跡コードA》と《N・フレア・スカラベ》からAカウンター1つずつを取り除くことで、《古代遺跡コードA》の蘇生機能を発動する。《エーリアン・グレイ:守備力800・Lv2》を蘇らせる」

「Aカウンターが取り除かれたので、《「A」細胞培養装置》にAカウンター1つを置く」


「《エーリアン・グレイ》をリリースして、《エーリアン・マザー:攻撃力2300・Lv6》をアドバンス召喚! 《N・フレア・スカラベ》を攻撃をするぞ!」

 少女漫画みたく大きな目をしている。《エーリアン・グレイ》が金属板上へ転送されて、速攻でリリースされる。四本腕の怪獣オバサンが吠えあがった。《N・フレア・スカラベ》を滅茶苦茶、殴りつける。昆虫戦士は滅多打ちにされて、苦しそうに倒れてしまった。遊城十代も衝撃波を浴びて、ライフを3400ポイントへ削られる。

「Aカウンター付きのモンスターを、《エーリアン・マザー》により墓地へ送った。バトルフェイズ終了後、《N・フレア・スカラベ:守備力500・Lv3》を我がフィールドに特殊召喚する」

 《エーリアン・マザー》は《N・フレア・スカラベ》を掴んで、デプレの下に置いた。それが可能なほどの巨体さだ。戦闘破壊だけじゃなく、洗脳までするのか。グロテスクな塊が、遊城十代の相棒に侵入している。両目も変な感じに回っているし。デプレはコントロール奪取が得意なのか。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」




【4ターン目:十代】LP3400、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
デプレ:《エーリアン・マザー:攻撃力2300・Lv6》が攻撃表示。《N・フレア・スカラベ:守備力500・Lv3》が守備表示。永続魔法《古代遺跡コードA》&永続魔法《「A」細胞増殖装置》&永続魔法《「A」細胞培養装置:Aカウンター+1》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

十代:魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。自分フィールドにモンスターはない。魔法カード《コンバート・コンタクト》を発動! 《N・アクア・ドルフィン》をデッキから、《N・グロー・モス》を手札から捨て、2枚ドロー」


「魔法カード《コクーン・パーティー》を発動! 墓地の《N》1種類につき、《C》をデッキから特殊召喚する。来い! 《C・モーグ:守備力100・Lv2》に《C・パンテール:守備力300・Lv2》!」

「フィールド魔法《ネオスペース》を発動! 《C:コクーン》は進化する!」

 虹色が視界一面で揺らめきだす。マスコットみたいのが、マユを破って成長していく。《C・モーグ》が《N・グラン・モール:攻撃力900・Lv3》に、《C・パンテール》が《N・ブラック・パンサー:攻撃力1000・Lv3》へと。《ネオスペース》がフィールドにあるとき、《コクーン》をリリースして、《ネオスペーシアン》をデッキから特殊召喚できるようだ。土竜と黒豹がそろった。


「《N・ブラック・パンサー》のネオスペース効果! 《N・フレア・スカラベ》に変身する」

「魔法カード《所有者の刻印》を発動。《N・フレア・スカラベ》を返してもらうぜ。攻撃表示にする」

 《N・フレア・スカラベ》が正気に戻った。攻撃体勢へと起きあがる。黒豹が粘土みたいに崩れていき、《N・フレア・スカラベ》そっくりの姿となった。モンスター効果も写しとる。相手の魔法・罠カード1枚につき、攻撃力が400ポイントアップするんだ。《N・ブラック・パンサー》であったモンスターは、攻撃力2600ポイントまで上昇した。


「《N・グラン・モール》で《エーリアン・マザー》を攻撃する。ダメージステップ開始時、このカードと戦闘相手を手札へ戻す」

 《N・グラン・モール》の頭部が、ドリルに覆われた。物凄い速さで回転しながら、宙を飛んでいく。《エーリアン・マザー》をバウンスさせれば、デプレのフィールドは空く。《N・フレア・スカラベ》2体で直接攻撃を決めれば、すげーっダメージを与えられる。いや、もう勝てる。

「甘いぞ、遊城十代。《エーリアン・マザー》をリリースして、罠カード《惑星汚染ウイルス》を発動! Aカウンターに侵されてない貴様の表側表示モンスターを殲滅する」

 《エーリアン・マザー》の全身が膨れあがり、大爆発をした。細胞塊が雨のように降ってくる。それらが《ネオスペーシアン》3体に喰らいつく。《N・グラン・モール》のアタックも止められてしまう。軍隊蟻が牛を食べるような、グロテスク極まりない光景だ。遊城十代のモンスターは全滅させられた。また、デプレが気味悪く哂いだす。

「まったく、やるじゃねぇか。ターンエンド」



【5ターン目:デプレ】LP4000、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
デプレ:永続魔法《古代遺跡コードA》&永続魔法《「A」細胞増殖装置》&永続魔法《「A」細胞培養装置:Aカウンター+1》が発動中。

十代:フィールド魔法《ネオスペース》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「私のターン、ドロー。《エーリアン・ソルジャー:攻撃力1900・Lv4》を召喚。ダイレクト・アタック!」

 ケンタウルス型の宇宙戦士が、剣を振りおろす。遊城十代は斬られるも、倒れず耐えきった。ライフを1500ポイントまで減らされたが。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「どうやら、貴様も生き残るには厳しすぎたようだな。この宇宙の環境は。ギャギャハハハ!」

 デプレ・スコットが顔を歪めて、哄笑を響かせた。





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その27】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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