スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

GX-29 サイキック使いの襲撃! ティラノ剣山VSピート・コパーマイン


遊戯王カード 【ジュラック・ヴェロー】 DTC2-JP006-R ≪デュエルターミナルクロニクル2 混沌の章 収録カード≫遊戯王カード 【ジュラック・ヴェロー】 DTC2-JP006-R ≪デュエルターミナルクロニクル2 混沌の章 収録カード≫
()
コナミデジタルエンタテインメント

商品詳細を見る

 除外系のサイキック・デッキです。

 テッド・バニアスを倒した俺は、レイちゃんを自宅まで送っている。夜道は危ないからな。それにしても、あいつは何者だったんだ? 《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》に関しては、海馬コーポレーションに連絡しておこう。恐竜さんとは相性も良くない。

「グランド・ナンバーズを倒しちゃうって凄いよね。さっすが、ティラノ剣山!」

「あのデッキじゃ、《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》も本領を発揮できないザウルス」

 レイちゃんが、えへへと笑った。こういう雰囲気は昔から変わらない。藤原先輩もいれば、懐かしいトリオがそろうけどなぁ。3人で学園を盛りあげたもんだ。今は吹雪先輩と一緒だろう。

「《ジュラック》も使いこなせば、鬼に金棒! ランカー入りも夢じゃない!」

「エド・フェニックスにもリベンジするドン!」

「その勢いですよ。私も応援しまくるから!」

 2人で酔っ払いのように盛りあがる。もちろん、酒は飲んでない。トーク番組で、レイちゃんとのデュエルを披露した。《白魔導士ピケル》と《スケープ・ゴート》のコンボには参ったが、《ジュラック・モノロフ》に《ビッグ・バンシュート》を装備しての逆転勝利! 負けても違和感のない辛勝だった。レイちゃんも、デュエルの腕を鍛えているようだ。

「そのうち、タッグチームを組もうか。2人で丸藤兄弟に挑むドン」

「それ面白そう! 丸藤翔さんとも因縁深いし、亮様にも挑みたい」

「明日香さんが《パートナーチェンジ》を破壊して、結果オーライね」

 よく分からないことを呟いて、レイちゃんがニコッとした。じっと前を見据えて、ゆっくりと歩きだす。駅から離れたせいか、人通りは疎らになっている。



「どおぉぉん!」



 いきなり、電柱の陰から跳びだしてきた。アイシャドウたっぷりの痩せた男が。黒い袖無しシャツを着ており、ビジュアル系のバンドをやってそうな雰囲気だ。息を呑みこんでから、レイちゃんが悲鳴をあげだす。わざわざ、懐中電灯を顔下から照らしやがって。俺の心臓も、《俊足のギラザウルス》のように走っているぞ。反射的に殴りかけたし。

「ニャハハハ! こんなに驚いてくれるとは、静かに隠れたかいがあるよ」

「お前、誰だ?」

「僕はピート。カード・プロフェッサー、ピート・コパーマインだよ。《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》を頂戴しに来たのさ。テッド・バニアスがお世話になったね」

「さっきの仲間か。どうして、グランド・ナンバーズを狙うドン?」

「スフィンクス様の命令でねぇ。デュエルを挑むけど、逃げちゃう?」

「そんなわけないドン。受けて立つザウルス」

 スフィンクス? カード・プロフェッサー? よく分からないが、ナンバーズを集めている秘密結社でもあるのか。軽薄そうな態度に騙されはしない。こいつの眼光は鋭いからな。さっきのデュエルを観戦していたのなら、メタを張っている可能性もある。デッキを変えておこう。シンクロ・モンスターのそろった《ジュラック》だ。

「連戦になるけど、大丈夫なの?」

「レイちゃんも知ってのとおり、俺は体力が自慢ザウルス。仕事帰りでも、連戦連勝は行けるドン」

「ニャハハハ! 連戦できても連勝できれば、いいけどねぇ。僕だって、けっこう強いよ」



『デュエル!』



【1ターン目:ピート】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「僕の先攻。モンスター1体を裏守備表示でセットする。ターンエンド」

 1ターン目は様子見か。どんな戦術で来ようが、恐竜使いは攻めるのみ。《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》がエクストラ・デッキへ勝手に入りこんでいる。こいつは、プレイヤーへの影響があるようだ。燃えあがるような闘志が湧いてくる。恐竜さんの骨に響いてくる。



【2ターン目:ティラノ剣山】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
ピート:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。


「俺のターン、ドロー。《ジュラック・グアイバ:攻撃力1700・Lv4》を攻撃表示で召喚! セットモンスターに攻撃するドン」

 グアイバサウルスが炎をまとながら、歩道上を突進していく。まるで、火の玉が走っているようだ。サラリーマンが驚いて眺めている。ぴっちり桃色衣装の女性魔術師をふっとばせた。たしか、サイキック族で超能力者だったか。何かを念じている。

「《静寂のサイコウィッチ:守備力1200・Lv3》が破壊されたね。《サイ・ガール》をデッキから除外する。次のスタンバイフェイズへテレポートだ」

「《ジュラック・グアイバ》が戦闘破壊に成功したザウルス。《ジュラック・モノロフ:攻撃力1500・Lv3・チューナー》をデッキから特殊召喚するドン」

 デッキから除外しての特殊召喚か。2000以下の攻撃力という制限があるも、サイキック・モンスター1体を実質的にリクルートできるようだ。ちっちゃな超能力少女が、びゅびゅんと消滅した。《ジュラック・グアイバ》だって仲間を呼びだせる。1700以下の攻撃力という重量制限あり。それでも、心強いかぎりだ。このターンには攻撃できない。


「レベル4《ジュラック・グアイバ》に、レベル3《ジュラック・モノロフ》をチューニング!」

「白亜紀の世界を闊歩し恐竜さんよ。現代に蘇り、再び大地を踏みしめよ! シンクロ召喚! 《ジュラック・ギガノト:攻撃力2100・Lv7》!」

 青い巨体が降りてきた。カラフルなデザインの恐竜さんだ。墓地の《ジュラック》1体につき、200ポイントのパワーアップをする。攻撃力は2500ポイントになっている。ギガノトサウルスも炎をまとって、熱血最強という感じだ。

「カード1枚をセットして、ターンエンドン!」



【3ターン目:ピート】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ピート:無し。

ティラノ剣山:《ジュラック・ギガノト:攻撃力2500・Lv7》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「僕のターン、ドロー。スタンバイフェイズだね。《サイ・ガール:守備力300・Lv2・チューナー》をテレポート。除外状態から特殊召喚されたので、デッキトップを裏向きで除外する」

「《沈黙のサイコウィザード:攻撃力1900・Lv4》を召喚。この召喚により、サイキック・モンスター《静寂のサイコウィッチ》を墓地から除外する」

 超能力少女が杖を振るう。魔法使いなのか超能力者なのか分からない野郎が、何かを念じている。昔の人が考えたような未来衣装だ。このサイキック族は危険が臭いがする。これらの除外行為も仕込みにすぎない。


「レベル4《沈黙のサイコウィザード》に、レベル2《サイ・ガール》をチューニング!」

「異能に魂を売りし悪魔よ。僕のテレパシーに応えて、異次元より現れよ! シンクロ召喚! 《サイコ・デビル:攻撃力2400・Lv6》!」

「《サイ・ガール》が墓地へ送られたので、裏向きで除外したカードを手札に加える。《沈黙のサイコウィザード》も墓地送りとなったね。《静寂のサイコウィッチ:攻撃力1400・Lv3》を除外状態から特殊召喚するよ」

 《サイ・ガール》と《沈黙のサイコウィザード》は、フィールドから墓地へ送られると超能力を発揮できるのか。カードを除外してから、アドバンテージを後で増やす。タイミングも逃さないから、シンクロ素材にしてもOKなようだ。《静寂のサイコウィッチ》もフィールドへと帰ってきた。ピート・コパーマインはデッキを上手く回している。

「《サイコ・デビル》の超能力を発揮しよう。君の手札1枚をランダムに選択して、カードの種類を当てる。とりあえず、モンスターと宣言しておこうか」

「ニャハハハ! モンスターカード《ジュラック・ヴェロー》か。当たったので、《サイコ・デビル》は1000ポイントのパワーアップ! 次の相手エンドフェイズまでね」



「《サイコ・デビル》で《ジュラック・ギガノト》を攻撃する」

 典型的な悪魔姿をしてやがる。そいつがオーラを燃えあがらせて、こちらへ突っこんできた。ギガノトサウルスにも負けない巨体が走るから、足音も凄まじい。攻撃力は3400ポイントにも達している。《ジュラック・ギガノト》でも負けてしまう。

「《ジュラック・ギガノト》は攻撃力2500の恐竜さんだ。罠カード《ジュラック・インパクト》を発動! フィールドのカード全てを破壊する」

「《タイム・エスケーパー:攻撃力500・Lv2》を手札から捨てることで、《サイコ・デビル》を次の自分スタンバイフェイズへテレポートさせる」

 隕石が住宅街に落ちてきた。けっこう、五月蝿いのだろう。近所住民も集まっている。ぐるぐる眼鏡の超能力小僧が、《サイコ・デビル》に触れて消滅させた。ちょっとだけ、未来へ飛ばしたのか。《亜空間物質転送装置》のような効果だ。《ジュラック・ギガノト》と《静寂のサイコウィッチ》は、大爆発に呑みこまれた。


「派手にやってくれるねぇ。大量破壊が好みなのかい? 《静寂のサイコウィッチ》が破壊されたので、《サイコ・トリガー》をデッキから除外する」

「カード3枚をセットして、ターンエンド」





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その29】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。