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GX-30 燃えあがれ! 炎の恐竜軍団

「メテオ・レックス」炎【恐竜族・効果】☆×4
①:自分墓地に恐竜族でないモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。②:このカードを手札または墓地から除外する。フィールドの恐竜族モンスター1体はターン終了時まで攻撃力が500ポイントアップして、次の効果を得る。
●このカードが戦闘によって相手モンスターを墓地に送った時、相手ライフに500ポイントのダメージを与える。
ATK2000 DEF900


 《リビングデッドの呼び声》でなく、《化石発掘》を使いたかったので。

 夜空を背景として、恐竜さんが立ちあがる。超能力者との激闘が火花を散らす。轟音の響くデュエルに、近所住民も集まってきた。会社帰りぽい通行人も、こちらを眺めている。早く決着を迎えないと、けっこうヤバいかもな。ピート・コパーマインはサイキック族を巧みに使いこなす。そう簡単に勝てる相手じゃないだろう。気を引き締めないと。《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》がエクストラ・デッキへ潜りこんできたけど、使う機会も無さそうだ。



【4ターン目:ティラノ剣山】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
ピート:魔法・罠ゾーンにカード3枚をセットしている。

ティラノ剣山:無し。


「俺のターン、ドロー」

「スタンバイフェイズだね。《静寂のサイコウィッチ》により、このタイムポイントへ《メンタルシーカー:守備力600・Lv3》がテレポートされる。除外状態から特殊召喚されたので、君のデッキトップからカード3枚をめくる。その1枚を除外させてもらうよ。《一族の結束》を選ぼう」

 超能力少年が波動を投げつけた。デッキ操作を軽く行う。パワーアップできるカードが消された。


「《ジュラック・ヴェロー:攻撃力1700・Lv4》を召喚するザウルス」


「魔法カード《名推理》を発動! お得意の超能力で、レベルを当てるドン!」

「超能力というより推理だね。上級は少なそうだし、あえて4を選択してみるか」

「《ジュラック・スピノス:攻撃力2600・Lv7》を特殊召喚! 《ビッグバン・シュート》でパワーアップさせてから、《メンタルシーカー》に攻撃するザウルス」

 スピノサウルスが走りだした。お魚大好きな大型肉食竜は、貪欲に迫っていく。背中の帆がバーニング。装備魔法で攻撃力が400ポイントアップして、貫通効果まで得られる。《メンタルシーカー》に体当たりをして、超能力少年の映像を砕いた。

「《ジュラック・スピノス》が戦闘で墓地送りにしたから、《スピノストークン:攻撃力300・Lv1》を相手フィールドへ特殊召喚するザウルス。《ジュラック・ヴェロー》で攻撃するドン」

 《ジュラック・スピノス》を小型化させたような恐竜さんが、あちらのフィールドへ渡っていく。300ポイントの攻撃力を晒した状況に、相手さんが歯軋りをする。直接攻撃されるよりも、ダメージは減るけどな。ダイレクト・アタックを封じる罠でも、張っているのだろうか。小型恐竜が噛みついて、《スピノストークン》の戦闘破壊に成功する。《ジュラック・スピノス》と《ジュラック・ヴェロー》のアタックにより、ライフを200ポイントまで追いこめた。

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【5ターン目:ピート】LP200、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ピート:魔法・罠ゾーンにカード3枚をセットしている。

ティラノ剣山:装備魔法《ビッグバン・シュート》を装備した《ジュラック・スピノス:攻撃力3000・Lv7》&《ジュラック・ヴェロー:攻撃力1700・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「僕のターン、ドロー。《サイコ・デビル:攻撃力2400・Lv6》は、《タイム・エスケーパー》によりスタンバイフェイズへ飛ばされた。戻ってくるね」

「まったく、ダメージを派手に受けたよ。僕のライフポイントは君より下回っている。発動条件を満たしているので、罠カード《サイコ・トリガー》を発動! 《タイム・エスケーパー》と《沈黙のサイコウィザード》を墓地から除外して、2枚ドローする」

「永続罠《リミット・リバース》を発動して、《サイ・ガール:守備力300・Lv2・チューナー》を墓地から特殊召喚。パワー的にも条件も満たしている」

「永続罠《ブレイン・ハザード》を発動して、除外されている《沈黙のサイコウィザード:攻撃力1900・Lv4》を特殊召喚する」


「《寡黙なるサイコプリースト:守備力2100・Lv3》を召喚。そして、守備表示となる」

「《テレポンD.D.》を手札から捨てることで、《寡黙なるサイコプリースト》の超能力を発動するよ。《静寂のサイコウィッチ》を墓地から除外する」


「エース・モンスターを魅せてあげよう。レベル3《寡黙なるサイコプリースト》とレベル4《沈黙のサイコウィザード》に、レベル2《サイ・ガール》をチューニング!」

「時空間を操りし偉大なるデーモンよ! 次元の扉を開いて、この場へワープせよ! シンクロ召喚! 《メンタルオーバー・デーモン:攻撃力3300・Lv9》!」

「こいつの超能力で、《サイ・ガール》を墓地から除外する」

 老僧侶の超能力者が杖を振りあげた。《沈黙のサイコウィザード》と一緒に星となり、二重の歯車輪を潜っていく。神秘的な濃緑ボディに、ホワイトアーマーをまとっている。《サイコ・デビル》と比べても、神秘的な感じだ。そんなヤツが瞬間移動してきた。両手を組んでから、意識集中といきだす。《サイ・ガール》を異次元へと送ったのか。

「《寡黙なるサイコプリースト》が墓地送りとなったので、こいつが除外しておいた《静寂のサイコウィッチ:守備力1200・Lv3》を特殊召喚する」


「《サイコ・デビル》の超能力を使う。君の手札1枚は、モンスターだ」

 いかにも野獣的な表情で、《サイコ・デビル》が哂いあげる。モンスターカード《ジュラック・ガリム》と的中だ。魔法・罠カードだったら伏せていた。推理成功の報酬により、1000ポイントだけ攻撃力が上昇する。青い筋肉が膨れあがっていく。


「永続魔法《フューチャー・グロウ》を発動する。《沈黙のサイコウィザード:Lv4》を墓地から除外! サイキック族は、除外したモンスターのレベル×200ポイントのパワーアップ!」

「総攻撃と行こうか。《サイコ・デビル》で《ジュラック・スピノス》を、《メンタルオーバー・デーモン》で《ジュラック・ヴェロー》を潰す」

 800ポイントのパワーアップかよ。《サイコ・デビル》は攻撃力4200ポイントに、《メンタルオーバー・デーモン》は攻撃力4100ポイントになっている。《ジュラック・ヴェロー》の特殊効果に考慮してか、《静寂のサイコウィッチ》は守備表示にしたようだ。悪魔どもが、物凄い衝撃波を撃ちだしてくる。さすがに、恐竜さんでも耐えられない。住宅街が閃光に包まれた。《ジュラック・スピノス》らは消滅し、ライフを400ポイントへ削られた。

「《ジュラック・ヴェロー》が戦闘破壊されたドン。デッキから《ジュラック・プロトプス:攻撃力1700・Lv4》を特殊召喚するザウルス」

 プロトケラトプスが熱気を放ちながら走ってきた。相手フィールドのモンスター1体につき、攻撃力が100ポイントアップするモンスターだ。ここまで攻めてくるとは、ピート・コパーマインも強い。さすがに、レイちゃんも心配そうにしている。俺が勝つから安心するザウルス。


「僕も侮れないでしょ? カード1枚をセットして、ターンエンド」



【6ターン目:ティラノ剣山】LP400、ドローフェイズ後の手札2枚

(フィールド)
ピート:《メンタルオーバー・デーモン:攻撃力4100・Lv9》&《サイコ・デビル:攻撃力4200・Lv6》が攻撃表示。《静寂のサイコウィッチ:守備力1200・Lv3》が守備表示。永続魔法《フューチャー・グロウ》が発動中。永続罠《ブレイン・ハザード》&永続罠《リミット・リバース》が表側表示で残っている。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

ティラノ剣山:《ジュラック・プロトプス:攻撃力2000・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《ジュラック・ガリム:攻撃力1200・Lv2・チューナー》を召喚」

「《メテオ・レックス》を手札から捨て、永続罠《化石発掘》を発動するドン。《ジュラック・ヴェロー:攻撃力1700・Lv4》を墓地から特殊召喚するザウルス」


「俺も新たなるエースを呼びだす。レベル4《ジュラック・ヴェロー》とレベル4《ジュラック・プロトプス》に、レベル2《ジュラック・ガリム》をチューニング!」

「追いつめられし恐竜さんよ! その姿を隕石へと変えて、邪悪なる者を焼き払え! シンクロ召喚! 《ジュラック・メテオ:攻撃力2800・Lv10》!」

「このシンクロ召喚により、フィールドのカード全てを破壊するドン!」

「なにーっ! 君は大量破壊が好きなの⁉」

 ピートが驚くのも無理はない。《ジュラック》たちが集結して、隕石恐竜となった。夜空の彼方から落ちてきて、住宅街で大爆発をする。《メンタルオーバー・デーモン》と《サイコ・デビル》は跡形残らず潰された。トラップ《サイコ・リアクター》まで伏せていたか。あまりの燃えあがる演出ぶりに、消防車が来ないか心配になってしまう。

「そして、《ジュラック・モノロフ:攻撃力1500・Lv3・チューナー》を墓地から特殊召喚!」

「《メンタルオーバー・デーモン》が墓地へ送られた。こいつが除外した《サイ・ガール:守備力300・Lv2・チューナー》を特殊召喚する。残念だけど、直接攻撃は無理だね」


「《メテオ・レックス》を墓地から除外して、《ジュラック・モノロフ》を500ポイントだけパワーアップさせる。《サイ・ガール》に攻撃するザウルス」

 ピートが安堵を吐いている。《静寂のサイコウィッチ》も隕石に巻きこまれて破壊された。《サイ・ガール》が除外地帯から特殊召喚された。どちらも特殊効果を発動するだろう。そいつは無意味となる。もう勝負は決まるからな。《ジュラック・モノロフ》が炎をまとっての体当たり。《サイ・ガール》が吹っ飛ばされて、ピートにぶつかった。

「《メテオ・レックス》の効果を受けた恐竜さんが、モンスターを戦闘破壊した。500ポイントのダメージを与えるドン」

「ギニャーッ!」

 ライフは200ポイントしか残ってない。それも0へと落ちていった。《サイ・ガール》と一緒に、ピートが両目を回している。彼の右手甲に何かある。そいつに亀裂が走った。これは何だろうかと考えるも、レイちゃんが嬉しそうに跳びついてきた。

「剣山さん! サイキック使いまで倒すなんて、本当に強いじゃないですか」





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その30】




 このデュエルを観察していた者がいる。針金のように細い男である。ロボットみたいな顔を歪めて、シーダー・ミールが歪に哂いだす。

「ピート・コパーマインも、こんなもんだろう。ティラノ剣山か。《ハイテック・マリオネット》の恐怖を思い知るがいい。力と破壊では、けっして攻略不能と断言しよう」

「やれやれだぜ。クトゥルフの手下どもは、ここにもいたか」

 とてつもない気配に殴られた。シーダー・ミールが振り返る。夜闇の中に、190cmを超える巨躯が立っていた。学生服姿であるも、高校生とは信じられない貫録だ。詰襟から垂れているのは、鎖であろうか。欧米人ぽい顔つきで睨らんでくる。

「こいつを先に倒しておくか」

「誰だか知らないが、いいだろう。そのデュエルを受けてやる」



 シーダー・ミールは一方的に押されるのみ。テクニックも全く通じない。

「《剣闘獣ガイザレス》の特殊効果で、《ハイテック・マリオネット-真紅》と《ハイテック・マリオネット-水銀燈》を破壊する。ダイレクト・アタック!」


「オラオラオラオラーッ!」


 鎧姿の鳥闘士が、左右の拳をスコールのごとくラッシュしてきた。シーダー・ミールの細身が舞いあげられて、数十発の殴打を叩きこまれる。地面へ激突したときには、ライフポイントも失われていた。敗者は気絶寸前ながらに問いかける。

「貴様、何者だ?」

「デュエル番長。バリアンの決闘者であり、ギラグ四天王のメンバーというヤツだ」




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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