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GX-35 ゴーストリック・パレード発進! 遊馬VSアルマ

「ゴーストリック・ウィスパー」闇【悪魔族・チューナー・効果】☆×1
自分フィールドに「ゴーストリック」モンスターが存在する場合のみ、このカードは表側表示で召喚できる。①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。②:相手モンスターが攻撃宣言をしたターン終了時、このカードを手札から裏側守備表示で特殊召喚できる。
ATK100 DEF0


 アルマ・ウェイトリィ一向に関しては、5D’S編に書いてあります。

「アルマ・ウェイトリィと申します。次は私とデュエルをしてください」

「ウェイトリィって、ダルクと姉妹? そっくりだけど……」

「はいっ。双子なのですよ」

 俺の呟きに答えてから、にっこりと近づいてきた。つり目で、悪巧みをしてそうな表情だ。足を踏みだすたび、ぞわりと背筋が寒くなる。俺と同世代ぽいけど、妙な迫力に圧されてしまう。ブロン達も従っているんだ。只者ではないだろう。

「どうして、この人達を襲わせたんだ?」

「ナンバーズを回収するためですよ。元々からして過激派でしたけど、暴走に拍車がかかりましたので。情けなく気絶しているようですね。後遺症も残ってないようですし、良かったのです」

 距離が縮まれば、人形みたいだなぁと実感できる。ブラウスにベストを羽織って、ブラック・リボンで首元を飾っている。どこかのアイドルみたいな格好だ。ヘアバンドにはリボンまで咲いているし。ダークカラーのデュエル・ディスクを装着しだす。

「えへへっ。私に見惚れちゃいましたか? 《No.39 希望皇ホープ》を賭けて、戦いましょう。そのカードから、G・ナンバーズの力が漂ってくるのですよ」

 ちょっとウザいかも。一瞬だけ、《GNo.13 未来英雄ホープ》に変わったけど。

「どうして、ナンバーズを集めているんだ?」

「全てを安定させるためです。たしか、アストラルがヌメコンコードを割ったのですね。その13枚の欠片がG・ナンバーズとなったらしいです。元へ戻さないと、この世界まで災いに遭います。それに、クトゥグアやクトゥルフに奪われると厄介ですので」

 G・ナンバーズはヌメコンコードだったのか。クトゥルフはヌメコンコードを狙っていた。それを阻止するため、アストラルは自らを犠牲にしたんだ。何だか分からないけど、こっちの世界でも大変なことになっているようだ。それにしても、いっぱい事情を掴んでいる。アストラルまで知っているとは。アルマ・ウェイトリィは何者なんだ?



「俺の知っているブロンは、もっと残酷な性格をしていた。ずいぶんと丸くなっている。それに、どうしてダークネスまでいるんだ?」

 十代さんが言葉を挟んだ。真剣な眼差しを突きつける。

「この姿をしても分かるのか。遊城十代、そしてユベルよ。久しいな」

 《D・ナポレオン》がアルマの肩から飛びだすと、みるみると膨れあがった。RPGのボスキャラみたいに変身していく。野次馬だけでなく、警察官まで悲鳴をあげて逃げだす。ローブをまとった骸骨大王という感じだ。顔は動物っぽいけど。眼窩で青い炎が揺らめいている。

「こんな場所で、ダークネスにまで再会とはねぇ」

「アルマ・ウェイトリィからは、邪悪な雰囲気も感じられない。どうして、こいつらが従っているんだ? いや、ダークネスの気配まで穏やかになっている」

「僕みたいに大人しくなったんじゃないか?」

「話せば長くなりますね。私もブロンに殺されそうになったけど、仲間になっちゃいました。そういえば、ダークネスも世界中を闇で包もうとしていました」

 ユベルと十代さんの会話に、アルマ・ウェイトリィが潜りこむ。ぺこっと舌を出して、微笑を浮かべた。蚊帳の外へ出された気分だ。よく分からねぇ。群衆が消えてしまい、モンスターばかり残っている。アルマにカメラを向けている白人集団も残っているが。ダークネスは視線を変えると、そいつらへ迫った。撮影機器を取りあげる。

「汝らよ。アルマを無断で撮るでない!」

 オッサンらは、吃驚仰天と逃げていく。これは怖い。ユベルと十代さんが、呆気にとられている。

「さぁて、デュエルを始めましょう。君には興味があります。ナンバーズ抜きでも、遊馬君と戦いたいのですよ」



『デュエル!』



【1ターン目:アルマ】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「私の先攻。フィールド魔法《ゴーストリック・パレード》を発動!」

「モンスター1体を裏側守備表示でセット。カード1枚をセットして、ターンエンド」

 ヨーロッパみたいな街並みが、お祭りモードとなる。アルマは《ゴーストリック》を使うようだ。アルマのフィールドには裏守備モンスターのみ。《ゴーストリック・パレード》の効果で、直接攻撃できる。俺はダメージを受けない。ガンガン攻めるぞ。



【2ターン目:遊馬】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
アルマ:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。フィールド魔法《ゴーストリック・パレード》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《アチャチャアーチャー:攻撃力1200・Lv3》を召喚。こいつは召喚されると、500ポイントのダメージを与える」

 あちゃちゃーっ!

 矢先が燃えているせいか、熱そうに慌てだす。汗を噴かせながら、《アチャチャアーチャー》が火矢を射る。アルマはジャンプして避けるも、ライフを3500ポイントまで焼かれた。


「相手フィールドにモンスターが存在して、自分フィールドにレベル3のモンスターがいる。《ミミミック:守備力300・Lv3》を手札から特殊召喚!」

 顔面から生えた足で、《ミミミック》が歩いてくる。レベル3を並べて、《管魔人メロメロメロディ:攻撃力1400》をエクシーズ召喚だ。ORU1体を取り除ければ、連続攻撃もできる。2800ポイントのバトルダメージを与えれば、ライフを700ポイントまで追いこめる。でも、デュエルは甘くないんだ。アルマはニヤリとして、セットカードをリバースさせた。

「罠カード《ワン・レベルダウン》を発動! 《ミミミック》をレベル2へダウンさせます」


「《アチャチャアーチャー》でダイレクト・アタック!」

「その直接攻撃により、《ゴーストリック・パレード》の効果を発動しますよ。デッキから《ゴーストリック・マリー:攻撃力100・Lv1》を手札へ加えます」

 エクシーズ召喚はできないけど、攻撃のチャンスはある。《アチャチャアーチャー》は不審人物のごとく、キョロキョロしまくっている。火矢の第二弾を発射した。アルマのライフを2300ポイントまで燃やす。鏡が飛んできたかと思えば、青白い姉ちゃんが浮かんできた。キョンシー・キッズって感じのが跳んできて、裏守備表示と隠れだす。

「バトルダメージを受けたことで、マリーちゃんを手札から捨てます。デッキから《ゴーストリック・キョンシー:守備力1800・Lv3》を裏守備表示で特殊召喚!」

「ターンエンド」

「《ワン・レベルダウン》を発動したエンドフェイズです。1枚ドロー」



【3ターン目:アルマ】LP2300、ドローフェイズ後の手札4枚

(フィールド)
アルマ:モンスター2体を裏側守備表示でセットしている。フィールド魔法《ゴーストリック・パレード》が発動中。

遊馬:《アチャチャアーチャー:攻撃力1200・Lv3》が攻撃表示。《ミミミック:守備力300・Lv3》が守備表示。


「私のターン、ドロー。フィールド魔法をセット。さらに、カード1枚をセットします」


「《ゴーストリック・ワーウルフ:攻撃力1400・Lv3》を反転召喚! セットカードは3枚ですので、300ポイントのダメージを与えますよ」

「《ゴーストリック・キョンシー:攻撃力400・Lv3》も反転召喚! デッキから《ゴーストリックの人形:攻撃力300・Lv2》を手札に加えるのです。さっそく、召喚!」

「フィールド魔法《ゴーッストリック・ハウス》をリバース!」

 オバケ屋敷に包みこまれた。テーマパークみたいな雰囲気かも。狼男が吠えつけると、すっげー衝撃波に叩きつけられた。体も大きくて、ヤクザみたいだ。《ゴーストリック・パレード》も消えたから、ダメージを受けてしまう。ライフを3700ポイントまで削られた。《ゴーストリック・キョシンシー》も人形少女の手を握って、ピョコンと連れてきた。


「《ゴーストリック》で総攻撃です」

 《ゴーストリック・ワーウルフ》が《アチャチャアーチャー》を殴りつける。可哀想なほど、びびりまくって戦闘破壊された。《ゴーストリック・キョシンシー》は硬直体勢で跳びかかる。《ミミミック》に体当たりをして転がした。《ゴーストリックの人形》まで迫ってきて、花束を振るう。ダイレクト・アタックまで受けてしまい、ライフを3200ポイントまでダウン。

「《ゴーストリック》全てを裏守備表示に変更して、ターンエンドです」



【4ターン目:遊馬】LP3200、ドローフェイズ後の手札5枚

(フィールド)
アルマ:モンスター3体を裏側守備表示でセットしている。フィールド魔法《ゴーストリック・ハウス》が発動中。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。

遊馬:無し。


「俺のターン、ドロー。《クレーンクレーン:攻撃力300・Lv3》を召喚。この召喚により、《アチャチャアーチャー:攻撃力1200・Lv3》を墓地から特殊召喚する」


「レベル3《クレーンクレーン》と《アチャチャアーチャー》でオーバーレイ・ネットワークを構築!」

「奏でろメロディ! エクシーズ召喚! 《管魔人メロメロメロディ:攻撃力1400・R3・O×2》!」

 今度は邪魔されず、エクシーズ召喚をできた。《アチャチャアーチャー》はクレーン鶴に咥えられたまま、光渦へ吸いこまれる。管楽器をまとった悪魔少女が、アルマ・ウェイトリィに向いあう。《ゴーストリック》は自らの特殊効果で、物陰に隠れている。《ゴーストリック・ハウス》の中では直接攻撃できるけど、ダメージも半分になるんだよな。まぁ、いいか。

「魔法カード《オーバーレイ・リターン》を発動! 《管魔人メロメロメロディ》からORUになっている《クレーンクレーン》を手札へ戻す」


「ORU1体を取り除くことで、《管魔人メロメロメロディ》は連続攻撃ができる。ダイレクト・アタック!」

「永続罠《ゴーストリック・ロールシフト》を発動しますよ。《ゴーストリックの人形:攻撃力300・Lv2》を攻撃表示にすることで、《管魔人メロメロメロディ》を裏守備表示にします」

 べろべろばぁ!

 《ゴーストリックの人形》がカーテン裏から飛びだしてきた。変顔で驚かせてくる。《管魔人メロメロメロディ》は楽器を吹こうとするも、ぶほっと失敗させられる。ひえぇっと、カードの裏側へ隠れてしまった。裏向きのまま、ガタガタと震えている。これじゃあ、攻撃もできない。永続罠ということは、ずっと使えるのか。けっこう、きついぞ。


「カード1枚をセットして、ターンエンド」

「《ゴーストリックの人形》がリバースしたエンドフェイズですね。このカードを裏守備表示にして、デッキから《ゴーストリック・ウィスパー:守備力100・Lv1・チューナー》をセットします」

 ソフトクリームみたいなオバケが、得意顔で飛んできた。タンス裏へ潜りこむ。

「さらにモンスターを増やすって、アルマって強いんだな。デュエル・スフィンクスも凄いよ」

「えっ? どんなスフィンクスですか?」

「あのさぁ。もしかしてだけど、デュエル・タクティクスじゃないか?」

 十代さんが言った。





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その35】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

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