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GX-37 デュエル番長、強襲! ティラノ剣山の新たなる戦略


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 オリキャラのバリアンが襲いかかってきます。

 夜の住宅街を騒がしたもんな。警察官は駆けてきたし、大目玉を喰らったりもした。マネージャーからは小言も飛んできた。ストリート・デュエルで負けてしまえば、プロとしてのランクも下がるぞっと。テッド・バニアスやピート・コパーマインに連戦連勝したから、ティラノ剣山の強さは広まったけどな。ギャラリーが撮っていたのだろう。動画サイトには、昨夜の決闘が貼られている。

 《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》の目撃者も多かった。ナンバーズといえば、今や話題の中心地みたいなものだ。当然にして、こいつも注目を集めている。生放送の特番が、翌日にも放映されるほどに。俺も呼びだされて、インタビューを受けまくっている。

 レイちゃんは変装していたつもりでも、思いっきりバレていた。眼鏡をかけても、大して変わらないよな。レポーターにデュエルの感想を語っている。テッド・バニアスは直線的な戦略であった。ピート・コパーマインはサイキック族を除外して、上手く使いこなしていたと。細かい考察を聴いていると、さすがだなと感心してしまう。

「《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》は、番組中にも海馬コーポレーションが回収するのですね」

 レポーターの言うとおり。俺の恐竜さんとは相性も良くないし、手放すのに惜しいという感慨もない。聞いた話では、世界全体に関わるカードであるとか。神代凌牙といった変な集団も狙っているようだ。この放映中にも、乱入してくるかもな。

 スタッフがスタジオを動き回っている。芸能人も出演しており、会話を挟みこむ隙もない。言葉を弾丸のように撃ってくるから。質問に答えるのが、やっとのこと。視聴者は、俺を無口だと思うかもしれない。レイちゃんはアイドル・スマイルで、上手く会話を紡いでいる。トーク番組で鍛えられているせいか。それにしても、お祭り騒ぎだなぁ。



『オラ、オラ、オラーッ!』



 屈強な警備員らが飛ばされて、スタジオ内へ転がってきた。すぐに起きあがるも、腰を抜かしているようだ。丸藤先輩の試合でも、こういう展開があったよな。恐竜さんの骨が、とてつもなく疼いてくる。とんでもないヤツが乱入してきやがった。芸人達が騒ぎだすも、逃げる様子はない。何だ何だと、スタッフ一同が喚いている。

「一晩も休めば、充分に回復しただろう。俺とデュエルをしてもらうぜ」

 学生服の巨漢が歩いてきた。190を超える身長に、胸板も厚い。詰襟から鎖を垂らしているという改造っぷり。ずいぶんと精悍な顔つきじゃないか。俺を睨みつけてくる。テッド・バニアスやピート・コパーマインの仲間か?

「やっぱり、こういう展開になると思っていたドン。ナンバーズを狙って来たザウルス?」

「あぁ。《GNo.6 剣闘獣士ヘラクレス》を賭けてもらうぜ」

「俺はティラノ剣山。あんたも名乗りな!」

「バリアンのデュエリスト、タウルスだ。ギラグのジジイからは、デュエル番長と呼ばれている」

「俺も中学時代は番町だったよな。それじゃあ、始めるドン!」



『デュエル!』



【1ターン目:デュエル番長】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺のターン。やれやれ、先攻はドローできないのか。モンスター1体を裏守備表示で伏せる。カード2枚をセットして、ターンを終了するぜ」

 奇妙な体勢で立っているが、様になっている。イケメンというヤツで、女性陣らが騒いでいる。デュエル番長は黄色い声に苛ついているようだが。これまで、たくさんの決闘者と戦ってきた。ここまでの威圧感は初めてだ。空気が渦巻いて、ゴゴゴゴゴと唸っている。

 それにしても、バリアンとは何だ? チーム名なのか?



【2ターン目:ティラノ剣山】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
デュエル番長:モンスター1体を裏側守備表示でセットしている。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《ジュラック・グアイバ:攻撃力1700・Lv4》を召喚! セットモンスターに攻撃するザウルス」

 グアイバサウルスが炎をまとって突進する。ゴーグルをしている猿を噛み砕く。

「《ジュラック・グアイバ》が戦闘破壊に成功したことで、デッキから《ジュラック・プロトプス:攻撃力1700・Lv4》を特殊召喚するザウルス」

「《スレイブ・エイプ:守備力300・Lv2》がやられた。《剣闘獣ラクエル:攻撃力1800・Lv4》をデッキから特殊召喚する」

 プロトケラトプスが灼熱を噴きながら闊歩してきた。スタジオの床一面が振動させられる。恐竜達の行進に、芸人らも吃驚している。《ジュラック・グアイバ》で呼ばれたから、このターンは攻撃できない。相手さんは《剣闘獣》使いか。《スレイブ・エイプ》の断末魔に導かれて、寅の獣戦士が跳びこんできた。マスク・レスラーのようにも見える。


「レベル4《ジュラック・グアイバ》と《ジュラック・プロトプス》でオーバーレイ・ネットワークを構築! 《エヴォルカイザー・ラギア:攻撃力2400・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

 大きな恐竜達は光渦に呑みこまれた。三対の羽により、白竜が螺旋炎をまとって大飛翔をする。召喚行為だけでなく、魔法・罠も封じられる。恐竜族でないのは残念だが、有利に進められるもんだ。恐竜さんだけでなく、俺だって進化をする。カードの最先端についても、勉強を欠かしてない。シンクロもエクシーズも使う。

「カード1枚をセット」

「魔法カード《フューチャー・リロード》を発動! 手札3枚をデッキへ戻して、次の自分スタンバイフェイズに4枚ドローする。ターンエンド」



【3ターン目:デュエル番長】LP4000、ドローフェイズ後の手札3枚

(フィールド)
デュエル番長:《剣闘獣ラクエル:攻撃力1800・Lv4》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。

ティラノ剣山:《エヴォルカイザー・ラギア:攻撃力2400・R4・O×2》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。魔法カード《剣闘訓練所》を発動する。《剣闘獣ベストロウリィ》をデッキから手札に加える」

「ORU2つを取り除いて、《エヴォルカイザー・ラギア》のモンスター効果を発動するドン。そいつを無効にして、破壊するザウルス」

 《剣闘獣ベストロウリィ》を召喚されたら、《剣闘獣ガイザレス》の融合召喚につなげられる。特殊召喚しただけで、フィールドのカード2枚を破壊するもんな。手札に加えてから破壊しても、再利用しやすい墓地へと落ちてしまう。その前に封鎖してやる。いや、デュエル番長だって《エヴォルカイザー・ラギア》の特技を理解しているはず。

「カウンター罠《剣闘獣の戦車》を発動する! 《エヴォルカイザー・ラギア》の効果を無効にする」

「そういうわけか。こっちだって、カウンター・トラップだ。《ギャクタン》を発動して、《剣闘獣の戦車》を無効にしてデッキに戻すザウルス!」

 カウンター・トラップは、カウンター・トラップで対抗できる。《剣闘獣の戦車》を当てにしたようだが、俺の方が一枚だけ上手だ。《剣闘獣ラクエル》はチャリオットに乗りて突っこんできた。《エヴォルカイザー・ラギア》の尻尾回しで、宙に舞わしてやる。


「《剣闘獣》の存在により、《スレイブタイガー:攻撃力600・Lv3》を手札から特殊召喚する。こいつをリリースして、《剣闘獣ラクエル》をデッキへ戻す。代わりに、《剣闘獣ムルミロ:攻撃力800・Lv3》をデッキから特殊召喚!」

「《剣闘獣》により特殊召喚した扱いだ。《剣闘獣ムルミロ》の特殊効果で、《エヴォルカイザー・ラギア》を破壊する。そして、ダイレクト・アタック!」


「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」


 鎧寅が《剣闘獣ラクエル》を咥えていった。《剣闘獣ムルミロ》を代わりに呼びだす。デュエル番長が跳躍した。その傍らには、半魚人の戦士が構えこんでいる。オラという叫びの度に、渾身の連続拳が叩きこまれる。顔面を殴打され、腹部を貫かれて、羽を折られて、《エヴォルカイザー・ラギア》は俺に向かって落ちてきた。その衝撃を受けて、ライフを3200ポイントまで減らされる。レイちゃんが心配そうに叫びだす。

「バトルフェイズを終了する。《剣闘獣ムルミロ》はデッキへ戻り、《剣闘獣ホプロムス:守備力2100・Lv4》をデッキから特殊召喚する。これで、ターンエンドだ」

 今度は、重装備の犀闘士ってか。デュエル番長の傍らで屈んでいる。《剣闘獣》によって特殊召喚されたから、守備力も2400ポイントになっている。容易に戦闘破壊はできないだろう。こいつ、マジで強い。だからこそ、闘士が燃えあがてくる。





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その37】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

《ギャクタン》は罠を破壊しませんよ。
関係ないですが、あの《混沌帝龍》さんがエラッタされて釈放(仮出所?)されるそうです。この世界でも輝きの夜の時から出回ってそうです………か?

No title

 U太さん、ご指摘ありがとうございます。うっかり、ミスった。訂正しておきました。

 《混沌帝龍》をはじめ、禁止カードがエラッタ付きで帰ってきましたね。この世界でも、ある程度は出回っています。やばい状態。

でも「昔禁止された程の強さだから、使えば勝つる!」と調子こいたウザい奴らにプロの威厳を見せつけるGX勢は流石ですね。

No title

はい。もちろん、その辺の決闘者には勝っています。たとえ、ガチデッキを使われても。
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