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GX-39 遊城十代VSリッチー・マーセッド


遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX ヴォーカルベスト遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX ヴォーカルベスト
(2012/09/19)
TVサントラ

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 こちらのリッチ-さんは、銃士でなく剣士を使います。私がガンマニアであれば、オリパで行っているところですが。

「チョコとクリーム、イチゴとプレーンを4つずつください」

 アルマ・ウェイトリィが元気いっぱいに注文すると、お姉さんがワッフルを紙袋に入れていく。こういう場合は、男子が持つのだったな。明里姉ちゃんの注意を思いだす。受け取ってみれば、ぷわーんと甘さが漂ってきた。ベンチに腰かけて、青空市場を眺める。三角屋根の建物ばっかりで、石敷きの路面も広がっている。いかにも、ヨーロッパって雰囲気の町だ。

「すげー、にぎやか。お祭りみたいだなぁ」

「ピアニストが公演するらしいですよ。この町で育って、世界的にも有名なのです」

「それよりも、あーん。食べてくださいな」

「うわっ! 何をするんだよ! 自分で食べれるから」

 アルマがチョコワッフルを突きだしてきた。人形みたいな顔が間近に迫ってくる。俺はクリームワッフルを取って食べた。明里姉ちゃんと同世代で、俺よりも思いっきり年上らしい。この外見からして信じられないけど。というか、仲間としてついてきている。

「口元がクリームでベトベトなのです。拭いてあげますね」

「ちょ、やめろって!」

 抵抗しようとするも、ハンカチで拭われてしまった。オバちゃんらが微笑ましく通りすぎる。何だか、恥ずかしくなってくる。こういうのって、前にもあったなぁ。小鳥も似たようなことをしてきた。あれからハードランドがどうなったのか。気になって仕方ねぇ。

「心配事があるようですね。顔に出まくっていますよ。お姉さんに話してみなさい」

 大きな両眼を、ぐっと近づけてきた。つり目で意地悪そうな印象だったけど、優しい眼差しをしている。言葉につまるも、引きだされるように話してしまう。クトゥルフがヌメロンコードを解放した。アストラルは止めようとするも、ナイ神父に倒された。小鳥も鉄男も石へ変えられてしまった。言葉にして整理していくと、悲しい気分になりそうだ。

「ヒータも他の世界で迷惑をかけているのですか。そんな目に遭ったら、辛くて仕方ないでしょう」

 そう言って、頭を撫ぜてきた。凄く柔らかくて、ポカポカしてくる。ぶり返してきた苦しさが、嘘のように消えていく。じっと我慢しないと、涙すら沁みてきそうだ。



「驚いたねぇ。アルマ・ウェイトリィは魂を癒す能力があるのかい?」

 ユベルの声が聞こえてきた。十代さんが帰ってきたんだ。情けないところを見られてしまった。アルマはワッフルを十代さんに渡す。礼を返してから、美味しそうに食べだした。《D・ナポレオン》も飛んでくると、チョコワッフルを齧りだす。

「ダークネスとオヤツタイムを共にするとは、予想もできなかった」

 十代さんは冷汗を垂らしている。この《D・ナポレオン》は骸骨大王に変身できる。ダークネスという存在であり、世界中を闇で包みこもうとしたらしい。大人しくペットみたいになっているけど。十代さんは質問を繰り返していた。アルマ・ウェイトリィはネオドミノという未来世界で冒険をしていたという。その過程で、ダークネスも仲間になったらしい。

「アルマは何者なんだ? ダークネスを従わせるとは。無害になっているから、問題は無いけど」

「気にしなくてOKですよ。それよりも、アムナエルの調査結果はどうでしたか?」

「トメさんとこに連絡してみたけど、すっかり長話になったよ。ファラオは大人しくしているから、大徳寺先生は関係ないだろうな」

 あちらこちらの決闘者に挑んでは、容赦なく倒していく。被害者は、元気を吸いつくされたようだと証言している。EUのスペシャル・チームさえも惨敗したという。《GNo.4 錬金王ヘルメス》を使用したという話さえある。この町に現れたという目撃情報から、俺達は駆けつけた。お祭り状態で賑やかだけど、警察官も多く巡回している。

「あちらも決闘者を求めているようですし、自然と出会うでしょう。そいつのデッキ情報を集めていきましょう。G・ナンバーズを所有しているのですねぇ」

「そうそう、話題を戻します。異世界間を移動できる知りあいがいるのですよ。アトラク・ナクアさんにハートランド世界について調べてもらいます。石にされた人達を戻すようにも頼んでみます。あいつなら可能でしょう。遊馬君も故郷へ帰せますが、どうしますか?」

「えっ⁉」

 いきなり、話が急展開して驚くしかない。アトラク・ナクアって誰か知らないけど、凄い人なんだろう。アルマの言うとおりなら、一気に解決するじゃないか。でも、ヌメロンコードの欠片を集めたい。どこへ向かっても、《No.39 希望皇ホープ》は狙われるだろう。G・ナンバーズの力を宿しているようだから。クトゥルフに奪われたら、とんでもないことになりそう。

「しばらく、この世界に残るよ。ヌメロンコードを元へ戻して守らないと」

「了解なのです」



「ここのワッフルは上手いじゃねぇか。デプレちゃんにも食わせたいぜ」

 アルマ・ウェイトリィは満面笑顔のまま、振り返った。俺と十代さんも視線で追いかける。長身の男が、ワッフルを紙袋から出しては味わっている。ライオンみたいに逆立った髪だなぁ。鋭い目つきで、笑いかけてきた。

「《No.39 希望皇ホープ》を頂きにきた。しかしよぉ。先に遊城十代と戦ってみたい。デプレちゃんを倒せるほどの実力者というからな。デュエリストの腕が疼くんだよ」

「いいぜ。あんたのデュエル、受けてやるよ」

「俺はリッチー・マーセッド。カード・プロフェッサーのナンバー2といったところか」

 デプレ・スコットの仲間か。右手甲に紋章が刻まれている。好戦的な眼差しをしているけど、デュエルへのワクワクにあふれている。十代さんも決闘盤を装着して、対戦相手と向かいあう。デュエルの始まりに、市場中の視線が集まってきた。口笛や歓声を投げられる。お祭りみたいな日だから、盛りあがりも凄まじい。アルマも俺の隣で応援しまくっている。



『デュエル!』



【1ターン目:十代】LP4000、ドローフェイズ後の手札5枚

「俺の先攻。《E・HERO ブレイズマン:攻撃力1200・Lv4》を召喚。こいつの召喚により、デッキから《融合》を手札へ加える」

「《E・HERO バブルマン》と《E・HERO クレイマン》を手札融合して、《E・HERO マッドボールマン:守備力3000・Lv6》を融合召喚!」

「カード2枚をセットして、ターンエンド」

 炎のヒーローが、《融合》をデッキサーチしてくれる。巨大球体の中央にあるのは、《E・HERO バブルマン》の顔だろうか。ボールから手足の生えたような姿で、ちょっと微妙かもしれない。丈夫そうな岩石巨体で、守りじゃ心強そうだ。



【2ターン目:リッチー】LP4000、ドローフェイズ後の手札6枚

(フィールド)
十代:《E・HERO ブレイズマン:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。《E・HERO マッドボールマン:守備力3000・Lv6》が守備表示。魔法・罠ゾーンにカード2枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。相手フィールドのみにモンスターがいるんで、《H・C 強襲のハルベルト:攻撃力1800・Lv4》を手札から特殊召喚する」

「《H・C 夜襲のカンテラ:攻撃力1200・Lv4》を召喚する。《E・HERO マッドボールマン》に攻撃を仕掛けるぜ。こいつは守備表示モンスターを、ダメージ計算前に破壊する。いくら、高守備力でも無駄なことだ」

「罠カード《ブレイクスルー・スキル》を発動! 《H・C 夜襲のカンテラ》を効果無効にする」

 ゴーシュと同く、《ヒロイック》を使うのか。カンテラを手にした鎧戦士が、短剣を振りあげて躍りかかってきた。十代さんは悠々と、カードをリバースさせる。《H・C 夜襲のカンテラ》の特殊能力を封じたということは、ダメージ計算をするのか。《E・HERO マッドボールマン》は張り手をした。得物は弾かれて、リッチーに刺さってしまう。ライフを2200ポイントまで削る。

「やるじゃねぇか。だったら、《H・C 強襲のハルベルト》で《E・HERO ブレイズマン》を潰すまで!」

「罠カード《ヒーローバリア》を発動。その攻撃を無効にする」

 《H・C 強襲のハルベルト》もやばい。バトルダメージを与えると、《ヒロイック》カードをデッキサーチしてくるから。おまけに、貫通攻撃まで可能だ。ハルバードで突いてくるも、《E・HERO ブレイズマン》のバリアに阻まれた。


「攻撃全てを躱されたか。さすがだな。あんたに対抗して、こっちもヒーローを呼ぶとするか。レベル4《H・C》2体で、オーバーレイ・ネットワークを構築! 《CH キングアーサー:攻撃力2400・R4・O×2》をエクシーズ召喚!」

「カード1枚をセットして、ターンエンド」



【3ターン目:十代】LP4000、ドローフェイズ後の手札1枚

(フィールド)
十代:《E・HERO ブレイズマン:攻撃力1200・Lv4》が攻撃表示。《E・HERO マッドボールマン:守備力3000・Lv6》が守備表示。

リッチー:《CH キングアーサー:攻撃力2400・R4・O×2》が攻撃表示。魔法・罠ゾーンにカード1枚をセットしている。


「俺のターン、ドロー。《E・HERO ブレイズマン》のヒーロー効果を発動するぜ。《E・HERO ネオス》をデッキから墓地送りにする。そのモンスターと同じ属性、攻守を得られる」

「《ブレイクスルー・スキル》を墓地から除外することで、《CH キングアーサー》を効果無効にする。《E・HERO ブレイズマン》で攻撃する」

 《E・HERO ネオス》のフレイム・オーラが、《E・HERO ブレイズマン》に宿った。ターン終了時まで、2500ポイントへパワーアップだ。《CH キングアーサー》は戦闘破壊される場合、ORUを身代りにできる。それも、《ブレイクスルー・スキル》によって封じられた。大型鎧戦士は剣を振りあげるも、炎を宿した手刀にやられた。扇みたいに長髪を広げて、無残に倒れこんだ。リッチーのライフが2100ポイントまで減っていく。

「ターンエンド」

「罠カード《エクシーズ・リボーン》を発動する。《CH キングアーサー》を復活させて、こいつをORUにする。もう、《ブレイクスルー・スキル》は使えないようだな。そして、あんたの手札もすっからかんだ。ばっちりと逆襲されてもらうぜ」

 リッチーが嬉々として迫ってくる。





【GX編:九十九遊馬の旅立ち-その39】




テーマ : 遊★戯★王 - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

企画参加のお誘い

こんばんは
コピペ文章にてすみません。
ご無沙汰しております、「おちゃつのちょっとマイルドなページ」のおちゃつです。
また今回も年末年始の企画を始めましたので、お忙しいとは存じますがもしよろしかったら参加お願いいたします。
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